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第126回 アシカガキャスト
娘が数学で一次関数をやっていて、グラフ用紙を作ってほしいと言われました。
ただの方眼紙ではなくて、X軸とY軸とが引いてあって、
メモリも2、4、6とか振ってあるグラフの問題を解くときに使うものです。
これ作るの面倒そうですし、多分ネットにあるだろうなと思ったので、
数学グラフPDFで検索したらすぐに見つかりました。
だいたいこういう用紙とかテンプレートはPDFで配布されていることが多いので、
検索ワードにPDFと入れると見つかりやすいかなと思います。
それで、A4サイズに6つグラフが入っている、メモリが8ぐらいまであるグラフがあったので、
モノクロのレーザープリンターで何枚か出力して娘に渡しました。
で、その後子供の勉強を見ているときに、字を書いたり図を書いたりするのに、
iPadのコンセプトというアプリを使ってたんですね。
コンセプトはお絵かきアプリともノートアプリともちょっと違うんですが、
どっちの用途にも使える、本来はデザインのラフスケッチとかをするのに便利なアプリです。
で、娘が問題を出して、私が答えをApple Pencilでコンセプトで書いたり、
逆に私が問題を出して娘が書いたりしてたんですけども、
娘がコンセプトの定規ツールを見つけたんですね。
そこでコンセプトの定規ツールの説明をして定規を画面上に出して、
それに沿って線が引けて便利だよねと定規を回転させたりもできるよという話をして、
娘と私と2人とも気がついたんですけども、これグラフを書くのにすごく使えるんじゃないかと。
そこでPDFのグラフ用紙を一旦iCloudドライブに入れて、
それをコンセプトで開いて、その上にレイヤー作って定規ツールを使ってグラフを引くというのをやってみてすごくいい感じでした。
まあ小学生だったらちゃんと定規と鉛筆を使ってアナログでやったほうがいいと思うんですが、
中学生高校生とかだったら作業的な部分に無駄に時間を取られてしまうよりもデジタルを利用して多くの問題が解ける方がいいんじゃないかなと私は思いました。
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実際は便利そうだなというところで終わっていて、娘がグラフを書く問題にコンセプトを活用しているわけではないです。
このコンセプトの定規機能ですが、実際は定規が出てくるというよりはガイド線ですね。
ガイドになる線が出てきます。
2本指で自由に回転させることができて、あと定規のガイドライン上に2ヶ所丸があってそこがつまみになっていて、そのつまみをタップして回転させる傾けるということができます。
で、その定規のガイドのところでペンツールでアップルペンシルか指で線を引いたらガイドに沿った線が引けるという機能になっています。
定規ツールには直線だけではなくて円や円弧、長方形もあります。
円と円弧があるのでコンパスを使っての作図、グラフを書く勉強にも使えそうですね。
なお普通に円形の定規を選んで画面にガイドを出すと円の縦横の長さも自由に変わっていくので逆に正円が綺麗な円が書けないんですね。
で調べてみたら円や円弧の中心に十字の部分があるんですがここをダブルタップすると正円になるということでした。
またコンセプトは計測という機能にチェックを入れると描いた図形などのサイズが表示されるんですね。
単位をミリにして円形の定規を使って半径何ミリの円が書けるのでこの辺もうまく使うと数学の勉強に使えそうだなと思います。
ということでiPadアプリのコンセプトが数学のグラフの作図の勉強にも役立ちそうだなと思ったという話でした。