広報の基本書籍
新米広報のための質問箱。 こんにちは、朝日デジタルラボの新米広報津田です。
こんにちは、広報の武田です。 このポッドキャストでは、ひょんなことから広報を兼務することになった津田がですね、
広報の先輩である武田さんに、広報って何なの?というですね、 広報のいろ派を伺っている、そんな内容でお届けしております。
今回はですね、何回かお話をしたということで、 広報はこれ読んどけ、みたいなですね、
広報の勉強につながる、ステップアップにつながるようなですね、 本をですね、武田さんに伺えればなと思っているんですが。
なるほど。広報の本って最近ものすごく多いですよね。
あ、そうなんですね。 すっごい多いですね。 周りで出しましたって言う方がよく。 そうですよね。
出しがち。広報本出しがちっていうね。 だいたい本にできるような文章を書けている人たちの言っていることは、みんなベテランなんで、
暇があるなら読んどけばいいんじゃないですかね、とは思うんですけど、 まずその広報になって最初に広報、初めてなりましたぐらいな感じであれば、
ものすごく面白くないんですけど、一番成功法な本は読んどいたほうがいいかなと思っていて、
広報PR概論という本がありまして。 すごく授業っぽい。 そうです。学校の教科書みたいな本なんですけど、
しかも今の広報のルールとかトレンドからするとだいぶ古いんですけど、
ただ広報の担当者って、相対する記者さんたちが古い方たちもいらっしゃるだろうし、
他の例えば協業するようなメーカーの広報さんたちは、 昔からやってらっしゃる方たちもいたりするだろうから、
そもそも広報とかPRって何なのっていう偉い先生たちが書いた概論なんで、 読んで理解しておく必要はあるかなと思う。
あと広報の資格ってあるじゃないですか。 あの資格認定するのにこれ読んどかないと多分通らないんで、
そういうのも含めて読んどくといいんじゃないかなと思います。 名刺とかに広報さんとか書いてあったりしますよね。
あの資格試験を受けるのに、多分教材になっているうちの一つがあって読んどくといいんじゃないかなと。
危機管理と広報会議
ちなみにあのそういう資格みたいなものっていうのは、 広報やってると取れ取れって言われるみたいなことなんですか?
どうですかね。言われる会社もあるだろうし、 自分のその拍をつけるために受ける方もいらっしゃると思うし。
私メーカーにいるときは受けましたね。取っておいたほうがいいだろうと思って。 フリーランスになってから、
あ、なんか今いけないことをおっしゃってました。 悪いことを言おうとしましたか?
勉強しといて損はないと思うので、
根本的なところを理解しておくっていう意味では読んでおいていいと思います。
広報って誰も正解を教えてくれないジャンルの一つだと思うから、
わかってて学生から入って、いきなり例えばスタートアップの広報とかに入って頑張っちゃうと、
広報っぽいことを頑張っていろいろやっていって成功したとしても、
そもそもの広報ルールみたいなものを知らないままキャリアを積んでってしまうってことがあると思うので、
いらぬ衝突になると思いますし。
学んでる人と共通の言語でしゃべれない可能性が出てきたりするわけですね。
よくよく広報の人が言う、私もたまにいますけど、
広報とプロモーション違うんでみたいなやつですね。
そういうのはあるかなと思うんで、読んでおくといいんじゃないかなと。
めっちゃ読みづらいですけど。
そのつまんないっていうのは、いかにも教科書的な意味があるってことですね。
教科書的だからねっていう。
同じような理由で、広報の危機管理実践ガイドみたいな本がありまして、
それもいわゆる危機管理広報の最初のルールみたいなところが書かれているものなので、
それも広報さんだったら読んでおくといいかなっていう。
わかってるよみたいなことばっかり書かれてるんですけど、
意外とそこかを気づいてなかったみたいなこともあると思うので、
この間の危機管理広報のときに話してた書道の話とかがまとまっているようなものだったりするんで、
読んでおくといいんじゃないかなと思います。
じゃああれですね。
広報の実践と参考資料
まず広報を本当の書法の書法は概論の方を読んでおいて、
広報をいざなってみて、危機管理とかそういうことも頭に入れとかなきゃと思ったら、
その危機管理の本を読むみたいな感じになるんですね。
そういうのがいいのかなっていう参考書的にはその辺は。
これちょっと読んでみよう。
あとは私が若い頃から広報的に参考にして読んでたものとかだと、
広報会議とか宣伝会議とかね。
はいはい。
あの辺は雑誌ですね。
ルーティーンとしてだいたい何ヶ月かに1回新人広報向けのものだったり、
応用編だったりっていろいろテーマが上がってきているので、
広報会議とか宣伝会議とかっていうのは多分メーカーの広報さんはみんな読んでると思うんですよね。
何の読みでもいいから読んでおくといいんじゃないかと。
前書法の時に広報会議に載った時にだけ読みましたね。
掛けてる出てるって言うので。
普通にあれって本屋で売ってるんですか?
本屋で大きい本屋さんだったら売ってるけど、
基本的には定期公読だから上司に言って定期公読してもらうとか。
宣伝会議系だとスクールみたいなのも一緒にやってたりとかね。
やってますね。やってますやってます。
っていうところかな。
あとは知人の宣伝みたいになっちゃうんですけど、
日経クロストレンドがやってる広報の遠藤さんと鈴木さんが連載してる
風雲広報の日常と非日常っていう連載があるんですけど、
これはすごく面白おかしく広報のあるあるだったりとか、
大事なこととかを二人が交互に話していて、
新人の広報さんたちは本当に勉強になると思うので、
読むといいんじゃないかなと思います。
ちなみに遠藤さんと鈴木さんというのは、遠藤さんが今…
道遠の社長さんですね。
鈴木さんは今はアドビの広報さんですね。
そうですね。お二人もキャリア長いですよね。
そうですね。だいぶ長いと思うので、
さっきいろんな人が広報の本出してると思うから読んでおくといいんじゃないかって言ったのもそうなんですけど、
長い間広報をやってるってことは、いろんなトラブルにも巻き込まれてるし、
いろんなケーススタディをクリアしてきてて、
本出してる人たちってみんなそれをエッセンスとして教えようと思って本を書かれてる方が多いと思うので、
こんな時はこういうことをしたんだとか、こういうことがあり得るんだみたいなことを読み物として認識しておくっていうのがいいんじゃないかなと思うので、
そういうところですかね。
いろんな広報さんが本を出してるじゃないですか。
広報さんは基本みんな他の人が出した本を読んでるものなんですか?
どうですかね。私は結構読んでますけどね。
広報さんってその人のキャラクターとかタイプとか、
広報をしている会社のジャンルとか雰囲気とかで、やってることとかルールが全然違うんですよね。
広報の成功者の本
同じじゃないっていう意味でいろんな広報さんが出している本を読むと、同じことでも違うこと書いてあったりすると思うから、面白いんじゃないかなと思うんですよね。
少なくとも本を出している人たちは広報として成功している人なので、
成功している人が言っていることなんだから、読んどいてもいいんじゃないかなって思いますよね。
武田さんは本を出さないんですか?
本、そうですね。どっか出させていただけるんだ。
成功者として?
成功しているかもしれない。
広報さんって、先ほども正解がないみたいな言い方をされていましたけど、
正解がないってことは、ケーススタディとして学ぶものをどこから拾ってくるかっていうのは結構…
そうですね。正解はないけど、失敗はあるよねっていう。
そうですよね。先輩方の知見をうまく活用するっていうのは大事ってことですね。
大事なんじゃないかなと思います。
SNSとメディアの変化
日々こういうベテランの広報さんたちもいろいろ学びながらやってるってわけなんですかね?
そうでしょうね。広報の人はきっとみんな情報が古くならないようにとか、
自分の頭が固くならないようにみたいなものは、きっとみんなすごい意識してると思うんですよね。
それって、広報概論って最初の本に書いてあることと、今の広報のトレンドって結構乖離があるものなんですか?
私はあるような気がしていますが、ただそれがこれが違っているっていうんじゃなくて、
広報概論とかが書かれた頃と、今がだいぶ世の中が変わっているよねとかいうことなんじゃないかなと思うんですよね。
例えばメディアへのアプローチの仕方とかも書いてあるんですけど、メディアさん自体がだいぶ変わってるじゃないですか。
だから、昔だったらプレスリリースを正しく出していれば、大抵のリリースはみんな拾ってくれたものだけど、そんなわけないじゃないですか。
プレスリリースが本当にプレスリリースですか?みたいなことも含めて、世の中に溢れ返ってますもんね。
今はどっちかというと、どう記者さんとコミュニケーションを取り続けるかの方がきっと重要だったりするから。
でも例えば、また別の機会に話せばいいのかもしれないんですけど、リリース一つ取っても、リリースってどうあるべきかみたいなところから理解した上で、
だけど今こう違うからやり方を違くしようとかっていうふうにするとか。
そういう意味で、例えばSNSなんてなかったわけだし。
本当ですよね。SNSの登場で広報さんの広報としての役割も変わったりとかしますよね。
発信ツールだもんね。
あとは本とかではないんですけど、目立ったPR活動をしているメーカーさんとかの広報さんが発信している情報を見ておくみたいのもあるかなと思います。
SNSとかだとすごいファンが付いているみたいな広報さんとかいるんですよね。
SNSってどういうタイミングで何を発信しているのかとか、他社のプレスリリースって一般の人はなかなか見れないんですよね。
リリースってメディアの人しか目にしないから。
だけどどういうタイミングでどういう情報を発信しているかはホームページとか見ればわかったりするので、
よく言う、例えば自分が担当している会社のメンジマークしている企業の広報がやっていることは頭から最後まで引き取ってチェックするみたいな、そういうのもあるかもしれないですね。
わかりました。
じゃあ、今回広報コレイオン時計、1、2、3冊かな。
概論、危機管理、広報会議もあるか。
あと、遠藤さん、鈴木さんのウェブサイト。
本もあるのか。
遠藤さん、鈴木さん、いっぱい本出してますからね。
そうですよね。
その辺りを要チェックという感じですかね。
そうですね。
武田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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武田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。