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建コンのアレこれの建コンのアレです。どうもこんにちは。 ちょっと声が枯れてるかもしれませんが、
なんで枯れてるかというと、これを録音する前にですね、 散々ちょっと将棋の話をしまして、録音しまして。
まあこれと大体同じぐらいのタイミングでアップしようと思ってますけれども、今回は将棋と建コンの話をします。
これの1個前には、ただ将棋の話をしました。 ただ将棋の話をしました。
聞かなくてもいいと思います。今回は将棋と建コンの話をしようと思います。 将棋ってどういうもんかとかは、ちょっと一回スキップしますけども、
歩くと書いてね、歩とか、横とか、飛車角とか、金銀とか聞いたことあると思いますけど、そういうコマがあって、
それで戦うんですよ。チェスの日本風のやつみたいなやつなんですけどね。
将棋っていうのはですね、自分のコマが20個あって、相手のコマが20個あるんです。
その20個のコマで戦うわけなんですね。
1個のコマが複数の場所に、ズバーと横1列動けるとかね、複数動けるコマもあるんで、
最初、じゃあ対局開始ってなった時に、
ざっくり30くらい選択がある。その局面によって全然違うんですけど、30くらい選択肢があると仮定すると、
自分が一手指すじゃないですか。で、相手が一手指しますよね。そうするとその場合分け、そのパターンの数で30×30で900通りあるんですよ。
自分が1個動かして、相手が1個動かしたっていう段階で、もう既に900あるんです。
で、じゃあ4手先ね。自分が動かして相手が動かして、その次にこっちを動かしてこうしてって、4手先だったら81万通りあるんです。
っていうように、将棋の形っていうかね、場合分けって、もうおびただしい数があって、だからAIで研究されたりとか、
AIをもってしても最善にたどり着けたりつけなかったり、果たしてそれが最善かどうかも誰も判別できないみたいな、そういう世界なんですよね。
で、当然将棋を指す時って先を読んで指すわけなんですけども、もう2手先に900もあるんで、当然全部は読み切れないわけですよ。予測ができない。
ただ、その中でも明らかに悪い手っていっぱいあって、ただ取られちゃうような選択肢なんかはもう意味がないから、そういうのを除いていくと実際的に実践的な選択肢って絞られていくんだけど、
初心者って絞るってことができないわけなんですよね。で、このいっぱい選択肢があるんだけどそれを絞れないみたいな話は、ちょっと健康に通ずることがあるなと思って、
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まあちょっと無理やりかもしれないですけどね。例えば解析をしてる人とか、これ聞いてる人でどれくらい多いかな、研究でも解析したりしますよね。
交通解析もあるし、流帯解析もあるし、構造解析もあるし、いろんな解析ありますけど、解析のケースっていっぱいありえて、考えなしに網羅的に全部のパターンやってみましょうって、
だいたいの場合が現実的に無理で、時間が足りませんとかお金が足りませんとかあってね。これ本当に技術士の試験でも解析のケースを合理的に減らすっていうことは話題になったりテーマになったりするんですよ。
技術士の論文でも割と書きやすいポイントなんですよ。こういうふうに考えてケース数を減らしてって、これはトレードオフの典型的な例なんで、
技術士で書くことを悩んでる人で、解析やってる人は1個選択肢として考えていいと思うんですけど、何の制約もなければ全部のケースをいっぱい時間とお金をかけてやればいい話なんだけど、
お金や時間に制約があるんで、ケース数を減らさざるを得ないみたいなのはすごい典型的なトレードオフで。ただ、慣れてない人って、将棋の初心者というのにメタファーしていいかどうかわかんないけど、
慣れてない人って、やらなかったケースのことがすごく気になるわけですよね。ここのケースもやらなくていいんですか?これこうやったらどうなるんですか?っていう話になるわけなんですよ。
似たような話が配置検討。配置検討ってあるよね?あるのかな?あるよね?道路だったら線形か、線形のパターンいっぱいありえるよね?とか、
ルート検討ね。ダムにも配置検討あるよね?私がやってるのは設備にも配置検討ってあるんですよ。この機器をどういうふうに配置するかっていうね。
配置の検討って基準があんまりないわけなんですよね。構造だったら、こういう計算をしてこの値がこれ以上になるように形を決めなさいとか配金を決めなさいってなってると、
それは配置検討よりも答えが根拠に基づいて一つに決めやすい。まあ、絞りやすいんだけど。配置検討ってね、答えを絞りにくいんですよね。だから解析のケースっていうのと似ているなと私は思ってて。
これも、もう全部を網羅的に検討することって難しくて。例えば道路のルートっていうのが、何も考えなかったら20本考えられるけど、
でも20本のルート全部お金弾いてくださいって言ったらとても間に合いません。終わりません。
なので、3本に絞りましょうとか言った時、3本に絞るっていうことが必要になってくるわけですよね。その3本に対して細かい検討をしましょうみたいな話になるんだけど、
これも慣れてない人だと、これでもここのカーブだけもうちょっとこっち通したらどうなんですかとかね、そういう話がどんどん出てくるんですね。
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上手な人っていうのはコントロールポイントっていう話、ルートだったら決めていって、ここをこことこことここを通る場合と、このコントロールポイントAをA1、A2、A3にするとか、ちょっとそんなようなことだと思うんですけど、
これがね、A1、A2、A3に対してA4、A5、A6の選択肢はどうなんだろうなーって疑問が湧いちゃうってことがあるわけなんですよね。
これ、経験値が高い人とかよくわかっている人は無意識にそういう意味のない案というか、細かく突き詰めなくても不利だとわかる案っていうのを見極めて、
これいらない、いらないね、じゃあこれとこれを見つければいいねってなるんですけど、簡単じゃないわけですね。
で、健康の技術者としては、それはなるべく速やかに見極められるようになった方がいいと思うんですよね。
その方がチームで会話をする時もスムーズだし、説明する時も説得力を帯びやすいはずなんです。
ただ、発注者さんとか専門じゃない人に説明をする時には、一旦その感覚的に意味ないじゃんっていう案のその感覚をちょっと脱ぐというか、
説明、そこを、これ意味ないじゃん、どう見ても意味ないじゃんみたいなやつをちゃんと説明する能力っていうのも非常に健康にとっては大事だなと思っていて、
ケースを4つに絞るんだけど、なぜ4つに絞るのか?もともと考えられる20から4に減るためには、なんで4減らせるのかっていうのをちゃんと工学的に説明できるか?
それも、これまた人によって技術者によってスタイルがありますけど、資料に作らないで口で説明しちゃうタイプの人もいれば、ちゃんと丁寧な資料を作る人もいたりするんですけど、
できれば、やっぱり報告書に残して、こういう理由で、ルートの3と7と9と13について詳しく検討しますとか、そういう絞り込みをするときの根拠付けとか説明ができる方が健康としては優れてるんじゃないかと思うんですけど、
また話をちょっと将棋に戻すとね、将棋の81万通りの可能性を絞り込む話で、よくあるパターンっていうか、重要な考え方は手筋っていうのがあって、例えば踏んどしの桂っていう言葉があって、踏んどしのような形で桂馬っていう駒を打つことなんですけど、割り打ちの銀っていうのがあったりするんですけど、
これをやると相手の駒のどっちか片方は確実に取れるみたいな、そういう手筋みたいなのがあって。そういうのって、将棋の駒全部を見たら81万通りあるかもしれないけど、そのうちのある一部分、4×4のある一部分を取り出すと、この手筋を使うと有利にできるとかね、そういうのを覚えてるとすごくやりやすいんですよね。
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で、要はパターンを覚えるってことなんですね。パターンを覚える。解析とか配置検討にもそういうパターンを覚えるってあるのかな。
まあでも部分的に分解して、これが右にいるよりも左にある方がいいとか、これが上に来るよりも下に来た方がいいとか、そういうのを分解して理解するってことは必要なんじゃないかなとか思いますね。ちょっと無理矢理かもしれないけど。
でね、もう一つは法心を理解してないと将棋って勝ちにくくて。法心って単純に王様を取るってことなんだけど、大事なのはその過程に駒読をするっていうのがあって。駒読って要は自分よりも、自分が駒を取られずに相手の駒だけを取るとかね、これ駒読ですね。
あと自分の不っていう弱い駒を犠牲にして相手の飛車っていう強い駒を取るとか、これも駒読なんですけど。こんな感じで駒読をするんだっていう中間ポイントの方針を見失わずに指すと良かったりしますね。
状況的には本当は駒は得しなくても、駒の働きが得するとか、手読っていって手数を得するとか、本当にいろいろあるんだけど、一番簡単にやると駒読っていうのを目指そうっていう。法心の話は結構健康にもつながると思ってて。配置検討とか解析ってさっき言ったみたいに基準がないんで。
だから答えが複数ある場合があるんですよ。ぶっちゃけAでもBでもいいですとかね。あと、程度問題になりやすいんですよ。基準を満足してますかしてませんかじゃなくて、例えば安全率がこっちの場合は1.1です。こっちは1.05です。Aだったら1.1です。B案だったら1.05です。どっちがいいですかみたいな話とかね。
いや、じゃあ安全な方がいいじゃん。安全な方がちょっとお金が高いですとか、そういう話になって、程度の問題になりやすいんですよ。そんなことやってると、全体の目的とか方針を見失いやすくて。どっちでもいいはずのAとBをどっちにするかっていうことに、ものすごい時間が割かれるみたいな時が業務やってると、たまにあるんですよね。
いや、本当に大事なのはAかBかどっちかっていうよりも、ちょっとまだ手つけてないこっちの検討もあるんですけど、ルート決めた後やらなきゃいけないこといろいろあるんですけど。その視点が間違ってるかっていうと、意外とそのAかBかをちゃんと決めることによって前に進めることもあるから、そこに時間かけることが意味がないわけじゃないんだけど、でもその方針っていうか、今何しなきゃいけないかみたいなのは、議論の中で決まっていくことなんでね。
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技術者が勝手に決め打ちして進めることの方が悪いと思いつつ、でも議論に時間をかけるにしても、技術者としてそこに頭のリソースをつぎ込みすぎて、本当にやらなきゃいけない、今検討Aの中でルート検討してるけど、また別の施設も業務の対象になってたりするとね、他のことがおろそかになっちゃう場合があるから。
技術者としては、そこはやっぱり、ちょっと引いた目でね、他の検討項目とか他の施設とか他の業務をやらなきゃいけないんだけど、もうこれAとBどっちか決めればいいから競技だけするだけだとか、なんて言えばいいかな。
競技に時間がかかっても、技術者としての意識までね、どっちでもいいことに囚われすぎると、どっかでちょっとトラブっちゃうことがあるなと思っているんで、その辺の見極めも大事だなと思ったりして。
何の話かわかんなくなりましたね。もうね、ちょっと、すいません、これの前にね、20分くらい徹底的に競技の、私の好みの話をしすぎたせいで、なんかちょっと頭があまり回ってないんですけど、まあそんなようなことで、競技というのは、おびただしい選択肢から絞っていくというゲームなわけなんですけど、
まあそれをちょっと健康になぞらえて考えると、健康でもやっぱりいろんな選択肢を絞るっていうことがあって、まあそれをまた構造的に説明をして競技議論をして合意をして決めていくっていう、そういう人学みも健康の仕事に含まれていると思いますので、まあそれを
だよね、似てる部分があるよねっていう、はい、そんだけの話です。
ああ、よかった、競技と健康の話もできた。これで全然違う話ができるぞ。
すいません、もう私の趣味に思いっきり寄せたエピソードですけれども、まあ個人でやってるポッドキャストなんで、たまにはご容赦いただきまして、これからもなるべくコンスタントにエピソードが上げれるように気をつけていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
あ、それからですね、質問フォームにご質問お待ちしております。
前回、何だっけな、40代で転職できますかっていうエピソードの時に少しお話ししましたけど、その後ですね、一件質問というかお問い合わせをいただきまして、
そちらの方にはメールアドレスが書いてあったんで、メールアドレスにちょっと返信をしたつもりなんですけど、ちょっと見られてなかったら見てみてください。
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それから、40代で転職できますかっていう質問をお寄せいただいた方、お名前なかったんですけれども、その後ね、そのフォームが手に返信をいただきまして、
回答していただきありがとうございましたということで、お名前も書いていただきました。ちょっとここでは読み上げないんですけど、返信をいただきました。
そんな感じで、私の質問フォーム、健康のアレとのコミュニケーションツールとして活用していただければと思いますので、活用していただければ、ちょっと上から過ぎるな。
ちょっと最近ネタ切れのところもありますので、申し訳ありません。皆さんのご質問をいただけますと、ポッドキャスト作りも非常にやりやすくなりますので、
何でも結構ですので、話題がありましたらぶん投げていただければ嬉しいななんていうふうに思っております。
では最後まで聞いていただきありがとうございました。