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おはようございます。AIと絵本の伝道師、絵本作家のアポロです。
AIアートを研究したり、デジタルとアナログで絵本を作ったりしています。
この放送は、絵本作家の未来を考えるラジオです。
絵本作家の未来コミュニティ、アポロワールドの運営もしています。
今日は2月12日、水曜日です。
いつもお聞きくださりありがとうございます。
今日は、先週末の2月8日にあった東京での出来事について、もう一度話をしたいと思います。
2月8日は、ハットリー・ヒロキ先生の個展と、あともう一つ窪田望さんの個展、こちらの方にもどうしても参加したかったんです。
ロスト・ファウンド・変わる視点・変わる視線というタイトルで、東京上野駅の近くにある元交番だったスペースに、窪田さんの個展会場がありました。
到着して、すぐにドアを開けて、窪田さんも在牢されているとお聞きしていたので、覗いたらすぐに窪田さんの姿が見えて、目が合った瞬間に、アポロさんですかっておっしゃってくださって、すごく嬉しかったです。
まずそれが嬉しかったことと、あとその個展の内容について、前々からSNS等で発信された内容を見ていたので、なんとなく想像はしていたんですけど、想像以上の衝撃というか、
この窪田さんが伝えたいメッセージというものの大きさを深く深く考える時間になりました。
その会場が元交番だったという経緯から、忘れ物に着目した、忘れ物、ロスト、イコール忘れ去られていくものと捉えて、
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そのような宿命にある社会的マイノリティや弱者の声にスポットライトを当てて、新たな視点を獲得すること、ファウンドを趣旨とした企画ということで、窪田さんのメッセージがそこにありました。
窪田さんはもう皆さんご存知のとおり、AIやAIアートを研究されて、本当に最先端の技術を使いながら、その作品を作り上げている方なんですけど、
私も少しAIアートを触ったり、AIと相談したりしている人間ではあるんですが、
人の手とか指を生成するときに、指が5本であるのが通常なわけで、でも指が6本とか指が3本とか、そういう画像が出てきたとき、
これはちょっと使えないな、みたいな感覚で排除してしまうことはよくあります。そこを窪田さんは着目されたんだと思うんですね。
会場には1万点のそういうAIアートの中で、当たり前の5本指でない作品、排除されてしまう作品を集めて、大きな大きなタペストリーに画像を貼り付けて展示されていました。
そうやって社会的なマイノリティの方たちをAIの中でも排除してしまうことになってしまう、そこに着目されたということだと私は捉えました。
それは良くないことなんじゃないかなということを伝えたかったんだと思います。
そして実際にレッシュ症という障害を持って生まれてきた人たちがいるということを伝えています。
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生まれつき指が3本しかない、3本だった人たちにとってはそれが当たり前のことであって、難しい問題ですけどそこに挑戦された窪田さんのご点でした。
難しいテーマなので、私もどこまで喋っていいのかわからないですけど、私は受け入れていきたいと思いました。
そんなご点でした。窪田さんに会えたこと、そこに訪れる方たちの真剣な眼差しを見て、このご点は本当に素晴らしいなと思いました。
本当に東京に行って良かったなと思います。
そしてもう一つ、実は東京に行きたかった理由があって、東京の原画展の時に来てくださった友人と、今回の8日について東京に行くから良かったら会えませんかというお話をして、
実際に会う約束をして会ってくださった友達がいます。彼女と会えたこと、彼女の近況とか自分のこともお話しする時間が持っていました。
そのことも本当に実現して良かったなと思っています。
そんな東京の旅でした。
私はその後の服部先生のご点があって、商業出版、どれだけ大変かということを思い知って、じゃあどうするのというところを考えながら帰りの電車の中でずっと頭の中の整理をしていたわけなんですけど、
結局、やっぱり商業出版はしたいという結論に至っています。
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旅の疲れも取れましたしね、今日からまた新規一転して、いろいろ考えながら作品を作っていきたいと思います。
そして毎日今、SNSで1日1枚、今日の1枚ということで、オイルパステルの作品を投稿しています。
これは何のためにしているかというと、絵を描くということになれるということと、あとは苦手分野の克服をしたいというのと、結構難しいなと思っていて、オイルパステルが。
だからそれを描けるようになりたいというのと、あと絵本のテイストのひとつに加えたいというの、その3つかな。
とにかく楽しいというのですね、1日1枚描くだけで、絵を描くということをするだけで、今日も描けたなって思える、それが楽しいという、そこかな、そこが一番大きいかなと思います。
なので、新作考えています。どのような絵本にするか、どうやって出版に薄めつけていくかというところは、これからまたじっくり寝て、そしてまたお伝えしていこうと思っています。
今日も長くなってしまいましたが、最後までお聞きくださりありがとうございました。
みなさんも今日を素敵な1日にしてくださいね。
アポロでした。