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2023-09-03 18:39

【第15回】「Ms.マーベルってどうしてミュータントになったの?」、「バットマンの新イベント『ゴッサムウォー』が楽しい」など

・新タイトル『Ms.マーベル:ニューミュータント』の内容

・バットマンとキャットウーマンの対立を描く新イベントの紹介

などを話しています。 Twitterアカウント:@nobnobnobbonbon

#アメコミ#アメリカンコミック #マーベル #DCコミックス #Ms.マーベル #X-MEN #バットマン

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ポッドキャスト版アメコミ放浪記をご視聴の皆さん、こんにちは。
このポッドキャストは、アメコミ的な会社員、私NOBBONが、最近読んだコミックの紹介を中心に、アメコミ関連のお礼をさせてもらうものです。
実は今週からなんですけれども、今までとはやり方を変えようかなと思っています。
どう変えるかというと、今までって今週、これから発売するコミックの中の購入予定のタイトルを紹介して、
そのコミックの中で私の考える期待であったり見どころであったりというのをお話しするという内容だったんですけれども、
それを変えて、むしろ先週発売して私が購入したコミックの感想を変えてみようかなと思います。
理由としては、十何回か続けていくうちに、今までの方法だと読んでいないコミックの見どころになるので、
割と薄いことを言っているなとか、だんだん同じようなことを繰り返しているなというふうに思うことが多くなったので、
もうちょっと内容を厚めにとるために、むしろ読んだタイトルの一言感想みたいなことを話したほうがいいかなと思って、変えると思っています。
なので、今までよりも割とネタバレが増えると思われますので、そこらへんはちょっとご了承ください。
早速、マーベルなんですけれども、先週読んで一番紹介したいのは、ミス・マーベル、ニューミュータント、これですね。
これは先日死亡して、ミュータントとして復活したカマラ・カーンが主人公の新タイトルになっています。
これはちょっと誤解している人が多いんですけれども、実は今回決してカマラ・カーンが死んで復活するときにミュータントになったというわけではなくて、
今回新しくわかった設定としては、実はカマラ・カーンというのは昔からミュータントだったんですね。
ミュータントだったんですけれども、まだ能力が発現していない状態でした。
その能力が発現する前に、カマラ・カーンというのはテレジェンミストという霧に晒されて、インシューマンとしても目覚めてしまったという設定に今回新しくなりました。
というわけで、いずれにしろ今回の新タイトルからミュータントにしてインシューマンという形になったカマラ・カーンなんですけれども、
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ポイントというのは、あくまでもまだミュータントの能力が発動していないままというのがポイントで、
それは一つは今後の展開として、じゃあカマラ・カーンのミュータント能力って何なのっていうところもあるんですけれども、
それよりも大きいポイントとしては、要は現状カマラ・カーンってまだ能力が目覚めていないんで、センチネルに発見されないんですね。
そういうことを理解に考えて、エマフロストっていうのはまだ世間にミュータントってことはバレてないんだから、
今ミュータントって大変な状況になっているから、あなたはこのままミュータントの正体を隠して普通の人生を歩みなさいというのがエマフロストだったんですけれども、
それに対してカマラ・カーンっていうのはそれはダメだと、要は今ミュータントがこういう状況なのにそれを見殺しにするっていうのは、
要は義を見てせざるは言うなきなりとか言うんですけれども、それと一緒で黙って見ることができないというふうに言い返して、
結果としてカマラ・カーンっていうのは今回の新タイトルからは文字通りミュータントっていうのは今ニューヨークの地下に潜ってギリラ活動をしているんですけれども、
その中で唯一大っ平に外で活動できるミュータントということで、割とオーケストの中に潜入するスパイ的な感じの役割になりました。
というわけで今回のタイトルっていうのはカマラ・カーンが普通の人間のフリをしてミュータントの敵であるオーケストに潜入するっていうような話なんですけれども、
そういう状況にもかかわらず今回の笑えるポイントとしてはカマラ・カーン自身はX-Menに入れたのが嬉しくて嬉しくてたまらないわけですね。
なんで何か問題が起こってミス・マーベルとして活動するっていうときにパッとコスチュームに着替えたら誰が見てもX-Menの一員とわかる黄色と青のテーマカラーにお腹にXってでかく書かれた新コスチュームを披露してしまって、
そのせいでミス・マーベルってミュータントになるっていうのがバレちゃうっていうのが結構笑えるシーンでしたね。
いずれにしろ今X-Men系列って結構状況が状況だけに暗い内容が多いんでどうしても、
その中で例外的に今回始まったミス・マーベル・ニューミュータントっていうのはミス・マーベルらしい明るいポップな内容なんでそういう意味で結構楽しみだなと思っています。
続いてはアルティメット・インベージョン、こちらも読みました。
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こちらはアルティメット・ユニバース出身のリード・リチャーズ、通称メーカーとかといわれている悪役なんですけども、
これが故郷であるアルティメット・ユニバースの復活を目論んで、アース616を脱出するっていうような物語なんですけども、
一応これが今回第3話で、次は第4話で決着なんですけども、今回読んで分かったことっていうのは、これはこの1話では終わらないですね。
おそらく次の話で準備が整ったんで、これからアルティメット・ユニバースにアルティメット・インベージョンを加わらせるぞっていう形で終わるんじゃないかなと思っています。
あとは今週はハルクを購入したんですけども、こちらはまだ読んでないです。
続いてDCですけども、DCは7月、8月とやっていたイベントの最終話にあたるナイトテラーズ・ナイツエンドを読みました。
あとはこれについては特に言うことはないですね。終わってくれてよかったなっていう感じですかね。
こちらと入れ違いのようにして始まったのが、バットマン氏とキャットウーマン氏のクロスオーバーであるバットマン・キャットウーマン・ゴッサムウオーというイベントのバトルラインという第1話を読みました。
こちらはタイトル通りバットマンとキャットウーマンの対決を描いた物語になります。
正直争いを聞いた時点ではあまり興味を受け入れなかったんですけども、これはすごい楽しかったです。
どんな話かというと、前のイベントであるナイトテラーズのラストで非常に長い睡眠に入ったバットマンなんですけども、長い眠りからバットマンが目が覚めるとゴッサムが様変わりしていて、ゴッサムの夜から犯罪が消えているんですね。
厳密には犯罪が消えるというか、路上のひったくりであったり、もしくは銃をつけつけつけの強盗であったり、そういう犯罪もしくは殺人事件であったり、そういうのが消えたんです。
この盾役者というのはキャットウーマンで、キャットウーマンは何をしたかというと、ゴッサムの犯罪者たちにとある職業訓練を与えたんですね。
つまり犯罪者、それも街角で強盗を働いたり、もしくは備乱の手下をやるようなチンピラというのは、決してそういう生き方が好きであったわけではなくて、そういうけちな犯罪をすることでしか生きる術がないという食い詰め物ばかりなんですね。
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そこに目をつけたキャットウーマンというのは、彼らに高い職業訓練を与えて、結果としてチンピラというのはその職業訓練を活かして、それまでやむにやまれずやっていた犯罪行為をやめてしまうんですね。
ここで問題になってくるのはキャットウーマンの与えた教育の内容で、何かというとキャットウーマンは自分の盗賊としての技術をチンピラに高きこんだんですね。
結果としてチンピラたちというのはコンビニであったり、もしくは路上を歩いている宅舎であったりという人からお金を奪うんじゃなくて、より社会の上層部、要は少しくらい物を盗まれたからって生活が破綻はしないような人たちばかりを狙うようになったんですね。
さらにキャットウーマンというのはこの職業訓練と一緒に非常に厳しい職業倫理というのも高きくなるわけですね。
要は命のあったものも同じだから、自分も、もしくは相手も絶対に命を奪わないと。
あとは自分が教育を与えたんだから、泥棒をやって盗んだものの10%はキャットウーマンに払うようにと言って、キャットウーマンはその他のチャリティーとかに回すんですね。
こんな感じでやったキャットウーマンの作戦というのは結果的に大成功して、ゴスサムの町から死人を伴うような凶悪犯罪というのは激減するんですね。
しかもいわゆるトゥーフェイスであったり、そういうヴィランと言われるような犯罪者というのも、大きな犯罪をやろうにもそもそも手下がいないので、そういう大規模な事件が起こさないので、副次的にヴィランの犯罪も減っていくんですね。
ある意味そういうわけで、キャットウーマンはバットマンの理想のゴスサムをちょっと得心な形で実現してしまったわけです。
キャットウーマンはそういう状況をバットマンやファミリーたちに提示して、こういうわけで多少いびつではあるけれども、今ゴスサムは平和になったんだから、我々の活動はほっておいてくれと、不可侵異条約をバットマンとロビンたちに提案します。
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この犯罪率が下下したというファクトを突きつけられると、ロビンたちは何も言い返せないので、もちろん積極的に賛成とは言わないんですけども、消極的に見守るしかないみたいな形にロビンたちはなってきます。
ただ、ロビンの中でもレッドフードだけはむしろ積極的にキャットウーマンを支持して彼女の一味の中に入ろうとします。
というわけで、ロビンたちは割と積極的ではないんですけども、キャットウーマンを支持するんですけども、ただこの状況というのはバットマン的にはもちろん許せないんですね。
というわけで、バットマンとキャットウーマンが対立していくっていうのが今回のイベントのあらすじになります。
今回のキャットウーマンのやり方なんですけども、これ自体は非常にアメコミっぽい、コミックっぽい、口頭向けの内容ではあるんですけども、一面心理もあるんだろうなと思っていて、
要は犯罪者というのは別に悪い人というわけじゃなくて、ほとんどはそれしか生きる術を持たないような人たちだという考えって、
実は結構アメリカではメジャーな考え方みたいで、そもそも今アメリカって全人口の100人に1人は人生で何らかの形で刑務所を経験するという大刑務所社会になっていて、
その分、彼らが何で刑務所に入るようなことをしてしまったのかということに対する分析も非常に進んでいて、
彼らはもちろん犯罪自体は許せない行為なんだけども、彼らは彼らで社会的な弱者であるという考え方はよく言われていて、
例えばコミックなんかでも、例えば3、4年前にあったホークワイフリーフォールというタイトルでも同じような形で、
結局ホークワイの活動って、食い詰め者たちをぶん殴って、彼らを刑務所に送り込んで、よりひどい人生を与えて、
でもその割には、そういう犯罪を取り締まっている、あのコミックの場合ではザ・フードですね。
フードみたいな大物のお客というのは、いい弁護をしつけてすぐに帰ってきちゃって、何か意味ないよねというような感じの話もありましたし、
あとはもっと昔、90年代とかの名作であるアストロシティでも、そういうとある中堅ヴィランが長い経験を得て刑務所から出てきて、
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結果として公正しようとするんだけども、なかなか公正できない、一旦刑務所に入ってしまうとまともな就職先がなくて、
どうしてもイージーな生活の術として犯罪に走ってしまうという現状を描くような物語というのもあったりで、
この犯罪者は犯罪者である意味弱者であるという考え方は、アメリカでは非常に一般的な考え方なんですね。
そういうわけでキャットマンのやり方というのも、一面ではそんなに否定されるものではないんですね。
むしろこの物語の中だと、バットマンって非常に奇麗事を言う意気地な姿としてむしろ描かれていて、
これはこれでちょっと理由があって、実は今のバットマンってちょっと普段のバットマンと違うんですね。
今のバットマンって、実は今回の話の前の話でいろんな異世界で回った結果、心の中にズーインアールのバットマンって覚えてますかね。
要はグラント・モリソンのバットマンに出てきたバットマンの心の中にある、いざというときのための第二人格みたいな人格のズーインアールのバットマンという人格で、
その人格が分裂して、いろんな多次元バージョンのズーインアールのバットマンになっているっていう展開が今あって、
そのせいでちょっと性格的にズーインアールのバットマンに引きずられていて、より過激で、よりその悪に対して容赦がない性格になっているっていう描き方をしてるんで、
ちょっと今回のキャット・ウーマンの話に関しても、割と意固地な感じで描かれてます。
いずれにしろ、今回の物語ってキャット・ウーマンの個人史でやっていた展開の続きとしても面白いですし、
バットマンの個人史の続きとしても面白いんで、非常になかなか見応えがある物語になりそうだなと個人的には思っているので、楽しみです。
あとはDCは、ノーツ・イラストレーテッド・スイムスーツ・エディションというのを読みました。
これは何かというと、今までDCが出してきた水着カバーを集めたピンアップショーみたいな感じになっています。
これは短編なんかも含まれていて、なかなか楽しいタイトルでしたね。
というわけで、今回の話題は以上とさせてもらいますが、いかがでしたでしょうか。
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特に今回は割とやり方を変えたので、こういう感じでいいのかどうかというのをぜひ感想いただけるとありがたいのでよろしくお願いします。
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それでは次回の更新でお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。
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