自分の思いを表現できない悩み
こんにちは、あきです。今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日はですね、フランスに住んでいる日本人としての手続きみたいな件で、一つお話をしたいと思います。
実はですね、私はフランスの日本大使館に非常にお世話になっているわけですよね。
例えば、パスポート申請であるとか、例えば子供を産んだ時、結婚した時、日本の戸籍に登録するために大使館に行ってその手続きをするとか、
そういう意味では、完璧なフランスに住んでいる日本人のためのお役所っていうのが、日本大使館なわけですね。
パリ以外にも領事館っていうのはあるんですけれども、基本的には大使館がパリに住んでいる人にとっては一番近いというか、一番行ける場所じゃないかと思います。
例えば、フランスの人が日本に留学するとか、日本で働くためにビザを申請する、これもこの大使館に行って申請します。
例えば、去年でしたでしょうか。
2022年に夏に日本に行く時に、私はね、もちろん日本のパスポートがあるから日本に行けるんですけど、当時外国人は日本にコロナの関係で入れなかったんですよね。
で、私の子供たちも日本のパスポートがあるので行けるんですけども、夫が行けないんですよ。日本に入れない。
ただ、日本人の家族がいるっていう前提だったら、ビザを出しますよということで、日本に行くのに初めてビザを申請したんですね。
日本とフランスって、そういう協定があってビザはいらない国同士なんですよ。行く時にね。
だけども、そのコロナの時には外国人を完全に締め切っていたので、外国人というか外国の国籍の人たちですよね。
だから日本人だったら戻れるけども、外国人は入れない。
ただし、日本の家族がいる、日本人の家族がいるというのであれば、その証明があれば、ビザを申請することができる。
ということで、フランスの日本大使館にアポを取って、ビザを申請したという経緯が去年ありました。
それ以外はね、私が基本的に日本人としてのお役所っていう感じで行くんですけども、今回ですね、ふと思ったわけですよ。
私は国をね、またいで海外に住んでいても、日本の選挙、日本人であるので選挙権あるんですよ。
だから日本の選挙に参加することができるんですね。義務ですけどね。権利なんですよ、ある意味ね。
で、私はフランス国民ではないので、フランスでは投票できないわけですよ。
だけど日本人であるということなので、日本の投票はできる。
でも自分の比例とかね、その投名ぐらいだったらわかるけど、自分の過去、東京に住んでた時の地域に誰が出てるかなって、住んでないか知らないわけですよ。
だからその辺結構適当だったんですが、ここに来てね、私の中の危機意識がここ数年すごい高まっている関係で、
在外選挙はとにかくわかんなくても行くっていうのをやってました。
今回ですね、私はその在外選挙っていうのを、例えばね、駐在院の方であるとか留学生であるとか、海外に転出届を出している、海外に住んでいる日本人が外国から選挙を受けるっていうことなんですけど、
言葉を使った表現力の重要性
これって手続きをしないとダメなんですよね。
18歳以上で日本国籍を持っていて、海外に3ヶ月以上住んでいる人がその手続きの対象になるんですけど、
これがね、申請して日本に送って、日本のその地域からの申請っていうか証明書を送ってきたりするので、結構時間がかかると。
だから選挙があるタイミングでやっちゃダメよと、3ヶ月くらいかかるから、選挙なさそうなタイミングでやっとくといいですよっていうのは言われてたんですね。
それをやっていたんですけれども、実は私がね、1ヶ月間子供と日本に帰った時に住民票を1ヶ月間だけ入れたんですよ。
健康保険のためとかね、そういう関係で。
そしたらその在外証明書はダメだったんですね。ダメになるんですって、無効になる。
つまり海外に1回出てる人のためのもので、日本に戻って住民票を入れた段階で在外選挙の証明書は無効になると言われて、
あなたのこの選挙カードっていうか、1回投票したんですよ私。
投票した後に大使館からかかってきて、残念ながらあなたの投票は無効でしたと言われたんですね。
それはその前のタイミングで日本に戻った時に住民票を入れちゃったからと。
もう1回申請しないとあなたの在外証明は認められませんよと。
だから既に私の1票は既に無効だったわけですよ。
っていうのがあったから、その場でじゃあもう1回手続きしますって言って手続きして、
2、3ヶ月後に何か受け取った記憶もあるけど、手元にこの選挙証明書がないんですよ。
でも私は慌ててしまって、なぜかというと選挙近いと言われてるからなんですね。
で、そこで大使館に電話をしました。
日本大使館はね、パリの日本大使館は非常に丁寧です。
結構有名らしいんですよ。
日本にあるフランス大使館は1人非常に意地悪な人がいると。
これ日本人らしいんですよ。
日本人が日本人でめっちゃ意地悪で、愛想が悪くて。
これはね、日本人に対してもフランス人に対しても非常に感じが悪いっていうので有名ですごいんですって。
その書き込みがフランス大使館のあの人にあたっても人間としてすごい傷つけられたとか、
相当ひどい仕打ちを受けてんじゃないかなって思うくらい、その方は絶対やめないみたいな。
必ずどっかにありそうな話なんですけど。
日本大使館はそういう意味では意地悪な方はいません。
非常に例えば電話しても窓口に行っても非常にきちんと説明してくれるし、
感情的にフランスのお役所でね、感情的になることいっぱい私あるんですけど、
ならざるを得ないこともいっぱいあるんですが、大使館に関してはね、それは全然ないんですね。
先ほどやはりその在外選挙に関してお問い合わせをしたら、きちんと日本のお役所通り、きちんと説明を受けました。
結論はですね、私は再発行すでに済んでいると。
大使館から郵便で送っていて、たぶん書き留めだと思うんですよ。
書き留めで私のサインらしきものもちゃんと戻ってきていると。
全部取ってあるんだと思ったんですけどね、そういうのがちゃんと記録に残っていると。
なので私の手元にないということはなくした可能性があるので、なくした場合は再交付ですよと言われました。
私の場合はね、1回もう全部登録は済ませてあるから、カードがないっていうだけなので、その選挙証がないっていうだけなので、選挙証の再発行っていう形だったら、3ヶ月はかからないで1ヶ月ぐらいで済むでしょうと。
なぜかというと、1回日本に送って、日本から直接受け取ると。
ただし、今フランスのね、今だけじゃないんですけど、フランスの郵便事情ってめちゃめちゃ悪いので、大抵の方は、パリに住んでいる人はってことだと思うんですけども、大使館に送るように指示した方が確実であると。
私が大使館に取りに行った方がいい。
ただし、これがね、地方の方だったりすると、わざわざパリに取りに行くの大変なので、直接に郵便で送ってもらった方がいいんですけど、何せこの不在者の紙とかね、何にも残さずに置いていかれちゃう時とかあるんですよ。
だから来てることすら気づかないっていうことで、ほっとかれることとか結構あるので、私は大使館経由の方がいいなと思って、1ヶ月かかるということなので早めに手続きしようと思っていて、
ふと、そういえばと、日本のお財布と私フランスのお財布っていうのがあるんですね。
日本に行った時に、ユーロと円でお金を変えたりとか、フランスでしか使わないカードと日本でしか使わないカードがあるから、それを全部入れ替えたりするわけですよ。
言葉の練習の大切さ
その日本用のお財布をパラッと見てみたら、なんと選挙賞が見つかったと。
多分日本に行くタイミングで、いつも入れているお財布の中から選挙賞は日本ではいらないと思ったので、1回抜いたんですよね。
今年、日本に行った時に戻していなかっただけだったというわけでした。
なので再交付をする必要はなかったということなんですけども、そういう意味で在外選挙、海外にいる人たちは選挙権があるのかっていうふうに聞かれることも多いですし、
ましてや衆議院、例えば比例とか参議院、どっちでもいいんですけど比例だと分かりやすいと思うんですけど、
小選挙区も私たちはきちんと、私の場合は実家の住所のエリア、東京23区内なんですけども、そちらの方で登録ができるということをね、
意外知らない方というかね、方も多いんじゃないかなと思いますのでお話ししました。
ちなみに私たちは海外に住んでいる人間はね、投票の1週間前が締め切りです。
選挙の日は1日じゃなくて、3日か4日ぐらいあるのかな、この4日間の間に選挙に行ってくださいっていう通知が来るんですけど、
この4日間の間に私の場合は大使館に行って投票するんですけども、それは日本の選挙の1週間前なんですよ。
多分投票を全部日本に送らなきゃいけないからなんですけども、だからこう日本ってこの選挙運動が最終段階になって盛り上がっていくじゃないですか。
その盛り上がる前に投票しなきゃいけないっていうのが海外に住んでいる人のネックかなと思います。
ということで、もしね、在外選挙する方、登録していない方は早めに3ヶ月かかるのでね、3ヶ月以内に多分衆議院はやるんじゃないかなと私は思うんですけども、早めにやることをお勧めします。
この選挙のことについてもね、ちょっとまた近いうちにお話をしたいなと思います。
それでは本編スタートです。
はい、本編です。
今日はですね、よくいただく質問というかね、お悩みをちょっとご紹介したいなと思います。
実はですね、人によってなんですけども、やっぱり自分の言いたいことが言えないとかね、自分のことを表現できないであるとか、
あるいは、例えばね、SNSとかもそうなんですけども、自分のことを表現して発信することができないであるとか、こういう話というかね、お悩みをよく聞きます。
言いたいことが言えるっていう意味では、そんなね、独り言をかけるっていうレベルだったら多分できると思うんですけども、
例えば、それが自分の感情であり、自分の思いっていうのをうまく言語化できないっていうケースが多いです。
これはね、例えば人によっては喋るのが苦手とかね、表現が苦手とか、また相手からどう思われるのか気にしてしまうとかね、嫌われたくないとか、
あと自分のことを出すっていうことを抑えてきたとかね、そういうこう自分が育ってきた習慣とかね、そういった環境の問題っていうのもあると思います。
あとは自分の意見を出さないで、相手に合わせてる方が物事が円滑に進むとかね、社会がうまく回るみたいな感じで言わないできた。
あるいは、こう意見がね、人とぶつかってしまうっていうのがすごく嫌。摩擦が嫌、葛藤が嫌、いわゆるコンフリクト嫌だ、こういうケースが多いのかなと思います。
他にも理由はあるのかもしれないですけども、例えば喋る、書く、表現するっていう意味では、私の知っているケースは大体こんな感じかなと思います。
言いたいことが言えないとかね、自分の思いを表現できないっていうのはいくつかのポイントがあるんですけども、やはり言いたいことが言えている、表現できている。
これってね、実は非常に幸せなことなんだと思うんですよ。だから言いたいことが言えないっていうことに関してストレスを貯めてるんですね。
あるいは言いたいことが言えるっていうのが、言いたいこと自体がわからないっていう人もいるんですけども、それも含めて思っていることをすぐ表現できる、素直に言える。
こういったものっていうのは非常に旗から見ても、自分のすっきり感っていう点からしても非常に生きやすいんじゃないかなと思います。
だから逆にできないとかね、っていう人の場合には違和感を感じてすっきり感があるとかね、もやもやしてしまうとか、こういったところがあるんじゃないかなと思います。
これはね、どうしたいのっていうことにもよるんですけども、やっぱり自分がこれから自分が何を考えているのか、思っているのか、きちんと表現できるツールを持っておくっていうのは大事だと思います。
表現をするツールっていうのは、2つに分けると言葉と言葉以外なんですけども、大抵の方はね、言葉っていうのは持っているわけなんですよ。
例えば私たちだったら日本語っていう言葉を持ってます。言語がありますよね。言語によって表現できるわけですよ。会話とかってそうじゃないですか。
もちろん言語以外の部分もあります。例えば歌とかダンス、あるいは芸術、他のね、なんかそういう表現できるツールが自分の言葉以外で持っている人もいると思います。
ただそれはね、持っている表現の形を自分で趣味でもいいし、実際にそれでお仕事にされている場合もいいんですけども、それはある意味一種の卓越した能力じゃないですか。
自分のことを表現したいって言っても、表現力がいまいちだったら伝わんないですよね。
そういうふうに考えるんであれば、やっぱり一番早いのは言葉じゃないかなと思います。
私たちはずっと日本語を使っていて、日本語で会話しているにもかかわらず、苦手意識を持っている人が多いんですよ。
毎日のように言葉を使って生活しているはずなのに、これどう思いますか。
なかなかよくよく考えてみるとちょっと残念じゃないですか。
なので、これを意識的に育てていくっていうことは大事じゃないかなと思います。
これはね、前から何度も違う形でお話ししてますけど、練習するしかないんですよね。
文章を書く練習の重要性
私たちが小さい時に作文という形でね、文章書けと言われてたじゃないですか。
あれと一緒なんですよね。文章を書く練習をしていないと表現力は身につかないし、文章を自分の思いを話す機会がないと練習できない。
つまり、これを練習しないでできないできないと言っているのは、ただのガガコなんですよね。
だから、子供にはそういうのができるようになったらいいよねと言いつつ、自分はできないできないと言って苦手だからって逃げ回っているのはそれは無視が良すぎるだろうと。
で、自分の思いがわからないとか伝えられないとか、永遠に苦手意識を持っているっていうのは非常にもったいないなと思います。
正直ね、苦手だったら苦手なりのやり方があるわけですよ。でも、逃げることはできないんですよ。
もちろん得意な人はいる。人が1の能力を獲得するのに人によっては30日かかるかもしれないし、ある人1週間で獲得してしまうかもしれない。
でも、1という数字は能力に行くまでは誰でもできるんですよ。ただ人によってその期間が違うだけってことなんですよ。
これはね、どの能力も一緒じゃないですか。最初からそこで泳げる子もいれば、もう水が怖くて全然水に入れないっていう子もいるわけで、すんなり水は怖くなくてね。
泳げる子は泳げるなりの習い方があるし、水が怖くて顔つけられない子がいたらそこからスタートすればいいだけで、最終的にどっちの子も泳げるようになるじゃないですか。
なので私としては自分の思いを表現する。これはね別にSNSで表現しなくても私いいと思ってます。
自分がさっきも言ったように自分の思いを出せるっていうこのすっきり感が持てるっていうだけでも全然違うので、
人様に理解してもらうっていう目的じゃなくても私はいいと思ってるんですよ。
だから人様に迷惑かけないためにもね、自分で書く、自分で喋るでいいと思ってるんですね。
だからノートに書き出すっていうのはそれだけでもいい。
ただ私たちは何らかの形で毎日コミュニケーションしてるわけで、これは家族でも仕事関係の人だろうと近所の方だろうとコミュニケーションしてるわけで、
何かを伝えたい、何かの思いを伝えたいっていう時に、やっぱり短い時間の中でその人の伝えたい内容と思いが一緒にすぐ伝われるっていうのは非常に大事じゃないですか。
気づいたら1時間話聞かないとその人の思いがわからなかったっていうのと、5分でわかるっていうのであれば、そりゃ1時間ずっと聞いてるのをね、時間がある人だったらいいんですけど、5分の方がいいですよね、その人の評価としては。
だからどっちにしても練習は必要じゃないかなと思います。
なので、言語化できないとかね、難しいとか言ってる人がいたら、これを機に学んでしまいませんかと、今からできないできないって言っても必須科目だって言ったらもうやらざるを得ないんじゃないでしょうかと私は思うんですね。
もう句を覚えるのとか、漢字を覚えるのとかと全く一緒で、誰もが通る道じゃないですか。あるいは日本人として、あるいは日本人として教育を受ける中で、詩則演算と漢字って避けて通れないじゃないですか。
表現力の個性化
それと私は一緒だと思います。それは綺麗な文章を書くとかね、すごい論理思考力がある文章を書くとか、そういうことではないんですよ。その人の思いとかメッセージってスタイルがあるから、これもやっぱ個性だと思うんですね。
基本的な書き方とかはあるかもしれないんですけど、ライティング能力をつけるとかそういうことだけではなくて、むしろライティング能力とは別にその人の価値観とかその人の思いとかをきちんと表現できる練習をする。
それは自分のスタイルとか自分の性格能力、価値観、そういったものもきちんと加えてできるっていうことじゃないかなと思うんですよね。だからぜひ苦手意識を持っている方、これはね日本語だけじゃなくて、もちろん例えばね他言語をやっている方も同じだと思います。
私は日本語での表現力以上に英語とフランス語でできるかと言われたら全然できないんですけど、でも最低限のことは、例えば理解できるレベルからにはするとかね、短い簡単なセンテージで表現できるようにする、そういった自分に対する一つのちょっと能力開発としてぜひやってみることをお勧めしたいと思います。
とにかく難しいとかできないって言ってる人が多くて、その難しいできないっていうのを諦めっていうかね、避けて通れるなら避けたいっていう人が多いんですけど、ここはね自転車に乗る、水泳をするっていうのと同じ感覚で誰にでもできるようになるから、ぜひ練習をしてほしいと思います。
例えば私のクライアントさんでもね、とにかく発信が苦手で、喋る方はまだいいけど書き言葉になるとできないっていう人もいたんですね。逆もいると思います。書き言葉は得意だけど喋るのが苦手。
でもこれ練習なんですよ。どうやって練習したかっていうと、周りの安全な場所、例えば私の場合は私のコミュニティですよね、の中で練習をしていきました。いきなりどこにアンチェがいるかわからないっていう怖さの中でね、発信するのは相当怖いと思うんですよ。
特にブログとかね、ああいう世界だと。だからこれだったら出せるよねっていうところを練習してきました。自分のストーリーとかね、自分がやってきたこととか、過去の履歴とかを自分のストーリーとして語る練習。
喋り言葉から書き言葉に変えるところから練習して、その人のドラマティックなストーリーとかをね、ここもうちょっと書いてみたらとか、なんかこういいフィードバックを受けながら練習していって、で海に出ていったと。
ちっちゃなプールで練習して、外に出ていって、今では堂々と書けるようになってるんですよね。なので最初から得意な人もいるけど、そうじゃない人もいるんですよ。
でも私はどちらにしても、自分のことを知っていく、本音を知るっていうところもそうだし、イコールこれ願望実現にもかかってきますからね。
あるいは自分のことを伝える、メッセージとして伝えるっていう意味で、表現力っていうのは逃げれない、逃れない、逃れられないという前提のもとに、ぜひ苦手な人も得意な人も意識的に能力開発していっていただきたいなと思います。
ではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
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