あれ確か13時間でしたっけ?
13時間を切ったら100マイルに出れる。
14時間。
14時間あれ?
14時間切ったら100マイルにエントリーできるっていうシステムです。
多分僕が出た時にちょうど100マイルができたのか、
なんかそんぐらいの時期かだったかなと思うんですけど。
なるほど。
じゃあもう国内の100マイルとかのレースっていうのは当時はもう出てしまったんですか?
UTMFとかあったと思うんですけど。
MFは2012年の第2回大会に出たので、そこが初めてですかね、多分。
じゃあもう新越とかも出られたんですか?
新越は100マイルは出てないですね。110キロは出てますけど。
僕はユニバーサルフィールドを知っている高木さんしか知らないので、
ああいう運営されてたらほぼほぼ土日はずっと大会運営されてたと思うんで、
他の大会とかも全然出られないじゃないですか。
当時はそうやって出ていらっしゃったんでしょうけども、
あるタイミングから全く出られないっていうことになったんですか?
そうですね。大会が増えたりとか。
でも新越コスはペーサーとかもちょっと前ぐらいとかにやったりとかもしたので、
隙間時間をどうにか作って行ったりとかは出るようにとかっていうのは心がけておりますけど。
なるほど。じゃあそのトレールラーニングをご自身がやられて、
ユニバーサルフィールドっていう運営される会社を立ち上げるその間っていうのは
自分でもやってみようっていう風になられたんでしょうか?
そうですね。もともとはそのトレールラーニングをやるために会社を立ち上げたわけではないので、
基本的にユニバーサルフィールドっていう会社を作るにあたって、
宮崎県のスポーツレベルの向上だったりとか、健康寿命の延伸とか。
結構すごい広いじゃないですか。
いやいや、広すぎるんですけど。
自分の祖母とかが交通事故にあって歩けなくなったりとかっていうのもあったので、
そういう人たちが自分の足腰でずっと健康で長生きできれば、
素敵な世の中になるんじゃないのかなっていうところとかも含めて、
壮大なこうなんかあったんですけど。
すごい志が広い。高いっていうか。
お金を収入源を得ないといけないっていうのがあって、
最初始めたのがランニング、マラソン大会とかの計測業務から。
最初はじめて。
なんか仲介業務じゃないですけど、福岡にある、今でもあるんですけど、
フィールドブレインっていう会社さんとお付き合いをさせてもらって、
そこから計測業務を委託してもらって。
計測業務がお金になるっていうような嗅覚はどうやって、
どこで計測業務これいけるんじゃないかなっていうふうに思われたんですか?
自分でマラソン大会にいろんなのに出るようになった時に、
その計測、完走証を出すシステムみたいなのがあるのは分かっていたので、
それがどこの会社がやってるのかなっていうところにちょっと興味があって。
知り合いの知ってる人が、大会の関係者と仲良かった人がいたので、
そこでちょっと聞いてもらって、福岡から来てるよとか、
遠いところだと兵庫とか、ああいうところから来てますみたいな感じのことを言われたので、
そこを遠いところから来ずに、九州の中で受け入れれば、
もうちょっと値段を下げられたりとかして、大会にとってもいいんだし、
僕にとっても利益となって、活動面でもできるようになるので始めたのがそうです。
確かにそうだろうけど、すごい大掛かりな機材とすごいノウハウがあるからこそ、
商売になってるんだろうなって僕は思って、逆に手は出せないなって思いがちなんですけど、
よくそこに行けると思いましたね。やれるんじゃないかって。
最初は元々持ってる会社さんのものを借りて、人材と機材を借りて始めて、
中間マージンじゃないですけども、営業手当みたいなのをいただいて活動してたみたいな形で。
使い方を覚えてっていう感じですか?
そうですね。途中から自分たちで機材を購入して、自分たちでやり始めたっていうのがあるんですけど。
すごいね。
それはやっぱり思ったように、これやっぱ確かにいい商売になるなっていう感じだったんですか?
やりだしてどんどん仕事が来たら。
そうですね。感覚としてはそういうものがあったので、マラソン大会は各行政がいろいろやってたので、
そこは乗り換えてもらえればっていうところができれば、自治体さんが支払う金額も下がるし、
メリットは大きいかなっていうところで営業とかを自分でしていってっていうのになるんですけど。
すごい。でも立ち上げた時は一人でしょ?
そうですね。
一人で計測のチップなのか板なのか分からないんですけど、全然マンパワー足りないでしょ?
足りないですね。ちょっと手伝ってもらったりとかはしてましたけど。
すごい。手伝ってもらうのもドキドキする。計測できてなかったら大事ですよね。
そうですね。最初はめちゃくちゃ怒られましたね。取れてなかった時とかもやっぱり。
でもよくそこに目をつけましたね。
タイミングがいいですよね。先見の目がやっぱりある。
同業者がいなかったんですよね。
そうですね。経営者の中で言えばフィールドブレインさんしかいなかったので。
逆にでもフィールドブレインさん、ちょっとやめてくれよっていう風にならないんですか?
やりますよっていう時に代表の方とお話をして、自分たちがやってるところにはもう顔を出さないというか、関わらないようにしますっていう大前提の条件のもとで、
ほぼ九州の上の方ですね。福岡とか。
俺の名割を荒らすんじゃねえぞって。
そういう簡単な取り決めみたいなのをして、自分もそこは意識してやってくれっていう感じです。
でもちょうど体幹も増えていくタイミングだったでしょうね。
だからどっちにしても手が足りないですよね。一社ではね。
だからそこの隙間に関東勢がワーってくるから、そこを取っていけばいいという感じですもんね。
すごいなあ。
でもそこからトレイルラーニングの大会運営です。トレイルラーニング問わずマラソンもそうなんですけど、大会運営まで任されるっていうのはどういった流れなんですか?
もともとトレイルラーニングを始めようとしたきっかけも自分がもちろん好きだからっていうのもあって、
当時九州の中の大会を見たときに全然大会がなかったので、
ないですよね。
トレイルラーニングと歌ってないですけど、平和台の大会と大和町の大会とカントリーレースぐらいだったかと当時思うので、
そうなったときに移動のコストみたいなのがあるなっていうのも実感していて、
そこから例えば宮崎に住んでる人が北九州の平和台に参加するってなったらやっぱりなかなか億劫な気持ちになったりするのかなっていうのもありましたので、
そういうところも含めて各県に一大会ずつとかあれば、
もうちょっと裾野が広がってトレイルラーニングを楽しめる人たちが多くなるんじゃないかなっていうのを考えて、
当時スカイトレイルの新山さんと、ちょっと名前変わりましたけどUTMFの会場で知り合ったのもあって、
ちょっと考えましょうねっていうか準備しましょうね、練習でからちゃんと実践してからテストしましょうねっていうような意識っていうのを持っておくのは当たり前ですよね。
そうですね。コース図とか見てここからここまでの距離がこれぐらいあるんで、
自分の場合は水これぐらい持たないといけないよとか、
そういう考える時間を楽しむ心の余裕というかですね、
そういうのが持ってもらえるといいなっていうふうには思って、
さっき友野さんがおっしゃってた筆形品の中でレンチだったりとかシェルだったりとか、
汗の書き方とかも人それぞれ違うので、
どういう風なのを自分用意すればいいのかなっていう悩む時間じゃないですけど、
それこそ100キロとか100マイルになると時間が長くなってくるので、
その中でどういう風なものを持った方が自分にとってはプラスになるとか、
そういうのを考えてる時間が僕は楽しいなと思ったりもするので。
なんか100マイルやる人とか長いやつを走る人とかやっぱりやたら軽くしたい人が多いじゃないですか。
その軽くしたいのを、
例えば水を1.5っていうのに1じゃダメなのかとか聞いて食い下がろうとするような人たちって割といるじゃないですか。
500グラムでも軽くしたいみたいな。
なんかそういう人が結構多いなっていう気がします。
もうちょっとでも電池1個でも軽くしたいみたいな。
それをその運営側がここまで言わんといかんのかっていうような感じのやり取りっていうのが割とネットとか見てても多いなっていう風に思いました。
大変そうだよね。
主催としてはやっぱり責任問題みたいな事故があるから、
最低限これぐらいは持ってくださいよっていう明確なラインっていうのを作ってあげないとやっぱりダメなんですよ。
結構細かいね今ね。
なんかちょっともうちょっとグレーにしてほしい。
もうちょっと時代が変わったらというか機会があれば、
アメリカの大会とかだと一定品って書いてないんですよ。
ないですよね。
だから僕初めて出た時にちょっとドキドキして、
大丈夫なのかなと。
それまではそう言っておきながらもとりあえずこれがあれば安全かなっていうので準備していたやつが、
初めて出た時に何も書いてなくて、
これ何をすればいいんだみたいな状態になったのもあったので、
それはそれでいい勉強になって。
でもそれも不安ですね。
次がそれされると俺も不安。
フォーマットを作ってあげないとなかなか難しい面もあるんですよ。
僕がアメリカはさっき100ってやつに出たんですけど、
すごい!
股関節硬いんですよ、俺めちゃくちゃ。
すごいな。
そういう機械があるんですか。見たことないですよ、僕。
東京、それこそノースフェースが外縁前っていうところでニュートラルワークスっていう施設を作ってたときに
自分で体験して、こういうのがあったらいいなって思ったのを導入したんですけど。
やっぱり感度高いわ。
すごいね。早いよね、情報をキャッチしてから自分の形にするの。
早い。
それもちょっと興味ありますね、トモさん。
宮崎出地を動かねば。
それって数回しただけで効果って望めますか。
1回やっただけで、何回もやらないとあれなんですけど、体感的には1回来てやってもらうだけで全然わかります。
そうなんですね。
肩回りとか胸とかをほぐすのもあるんですけど、それはもうその日にやって1、2分くらいすれば全然変わります。
ランニング中の腕振りとか、そういうのはすごく良くなるっていう話もあるので。
でもね、ホームページ見ましたけど、コネクトのそういう器具も充実してるのもあるけど、
やっぱりユニバーサルフィールドとしては、そういうスポーツのインストラクターを、
ちゃんと競技者レベルの方を派遣して、そこで指導するということもやられてるじゃないですか。
なのでそこに行けば専門的な知識を持った方が指導してくれるという感じですか。
そうですね。パーソナルトレーニングとかも今やったりしていて、
子ども向けの教室だったりとか、ピラティスとかヨガとかもやったりしているので、
自分の体と対峙して、健康でっていうところの部分を意識してやってるという形です。
やっぱり僕らがね、ちょっと福岡から離れたところでUFさん見てるところ、
トレールランニング目線でしか見てなかったところがあるので、
こうやってお話聞くとやっぱりすごいもっと広い視野で。
運営してるっていう側面しか僕らは知らないですもんね。
すごい良いですね。
実際コロナの時ってどういうふうにされてたんですか。
ほとんどの大会って全国的に見てもできなかったじゃないですか。
はい。
そういう時はみんなで芋を掘ったりとかしてたんですか。
コロナの時はもう休業してましたね。
でも僕は何してたのかな。バイトしてました。
バイトですか。馬蹄ですか。
草抜きのバイトしてました。やることないなと思って。
やっぱりそうなりますよね。
知り合いの倉庫のところで草が生えてるからバイトしてましたね。