-OTAKKU!
-てか、もう分かってるよね。
-あ、もうこの人たちもだって分かってんだけど。
-分かってんだけど、ああ、やっぱ来たかー、みたいな。
-すごいね、切なかったね。
-ここまで頑張った、まだあんたたち若いよねー、とか思いながらさ。
-すげー、なんか、現実感がすげー、このアニメは。
-そうだね、容赦なしだね。
この番組は、地元でフリーペーパーを作りながら漫画を執筆する杉本、
IBリーグ大学でアニメクラブの部長を経験し、
漫画アニメ愛好家歴30年以上のしすこ、
そして在米15年目でアニメ漫画初心者のまゆの3人が、
各自の独特な視点から、漫画、アニメ、映画、そして音楽までを厚く語る番組です。
しすこさん、ついにこの日がやってきました。
今日はこの壮大なテーマのアニメ、漫画について話していきたいと思います。
個人的には、オープニングとエンディング主題歌、両方が2024年の中で最高だったと私は思う。
どっちか、オープニングが良くてエンディングがあまり好きじゃないとか、反対とか、そういうのは結構あると思うんだけど、
これはどっちも結構良かったなと思いました。
今回のテーマは天文ということで、私の大の苦手な分野なんですけれども、
本当に苦手、本当に苦手だけど、それでも興味をそそらせてくれた作品となりました。
今回紹介するアニメは、地、地球の運動について。
はい、ありがとう。
いい感じ。
地、地球の運動については、
魚太先生による15世紀のヨーロッパを舞台に禁じられた地動説を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いたフィクション作品です。
2022年6月時点で単古本の累計発行部数は250万部を突破。
2022年6月にマッドハウス製作によるアニメ化が発表され、
2024年10月5日よりNHK総合にて連続ニクールで放送中でございます。
ということで、あなたはちゃんと勉強した人なんだよね、こういうの。
そうだな、大学で勉強、一クラスだけなんだけど、一つだけは勉強した。
一セメスター?
そうですね。
天文学?
天文学でもあったけど、天文学というより、アストロロジーってなんていうの?
先生学。
先生学と科学の歴史という授業の名前で結構勉強になった。
それはどうやって人間は天文のことを知ってて、どうしてそれを人間がずっと前から勉強していたのかという授業だった。
素晴らしい。
結構面白かった。
私の100億倍、地球と太陽の距離ぐらい、理解力があると思うから頼りにしてます。
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アニメ好きなお子さんのいる方などなど、たくさんの人に向けて配信していけたらなというふうに思います。
それでは本題に入っていきたいのですが、まずは主題歌から話そう。
いいよ。
主題歌、もうこれは最高すぎる。
だよな。
と私は思う。
必ず聞くと歌いたくなるな。
いいよね。一番最初のオープニングの曲が、サカナクションによる怪獣という曲で、
アメリカ来てからもう15年、16年目くらいになるので、その間におそらくサカナクションさんたちが活躍し始めたと思うんだよね。
私あんまり認知していなかったので、今回初めてちゃんと曲を聞いたと思うんだよね。
こっちもそう。
それでアニメーションと音楽がすごい合ってる。
合ってるね。
音楽の歌詞もすごい想像できるっていうか、本当にいい曲だなと思って。
合うよね。
合うね、本当に。
怪獣という曲はインターネットとかYouTubeで調べると、フルバージョンまだ出てなくて、
地のオープニングの部分で流されている部分しかまだ聞くことができないという、未完成ということなんだよね。
未完成という言葉も、その曲の中で出てくるのもすごいな。
そうね、深いね。いつできるんだろうね。
今から1月25日から坂中さんがツアーで完成したバージョンを演奏するらしい。
ということはもう少し。
もう少し、多分できる。
でもそのツアーのコンサートに行かないと聞こえない曲にして、みんながツアーに行きたがるように。
してるんじゃないかなって。
俺もめっちゃツアー行きたいんだけど、できない。
悲しいことに。
そうだね、後半の部分の歌詞がどんな感じで、音楽も変わるかもしれないし、とてもとても興味があるんですけれども。
NHKのサカナクションの山口一郎さんと漫画家の魚太さんが対談した番組を見たんだけれども、
2人とも深いなと思って。
深いよ。
すごい深いな、この人たちと思って。
大田先生と稲垣さんのタイミングに比べては、すっげー深かった。
だって稲垣さんも稲垣さんだよ。
稲垣さんって誰?
えっ、ルフィよ。
稲垣五度井。
誰?
五度井さんか。
誰?
ルフィを演じる人。
日本人かと思ったな。
日本人じゃん。
イニャキ?
イニャキか。
イニャキでしょ。
俺勝手に稲垣にしてしまった。
誰だと思った?
本当は苗字は五度井だからさ。
多分五度井さんの方が、俺が勝手に稲垣にしてしまった。
とりあえずその人と大田さんで喋ったら、本当にルフィが大田先生に喋ってる感じ。
お前最高!みたいな。
一緒に肉食いに行かねーか!みたいな。
そのレベルで、魚口さんと魚口さんの人が喋ってるときは、もうなんていうか。
哲学を話してる感じ。
哲学の話になって、これついていけねーわって思って。
でもなんか話してるときに、魚口さんがすごい敬語使ってて。
なんでそんなに敬語使ってるんだろうなって。
年下ってことなのかなって思ったら、魚口先生自体は1997年生まれ。
1997年!ありえない!若すぎる!
若いね。だからそんな敬語を使ってたんだと思って。
それで対談の中で、どうして地を作ろうと思ったかとか、
そういうこともいろいろお話ししてて、とても面白かったんですけど。
そんなオープニングがありまして、エンディングテーマがヨルシカさんのアポリアという曲。
この曲もいいよね。
いいよな。癒される。
登場人物たちが歩いてる。ちょっと早足で歩いてる感じのテンポがすごいいいなと思って。
どちらも、この魚口さんの怪獣もアポリアも、ピアノが入ってるのが私はすごい好きで、
星って感じがする。星ポロロンみたいな。
アポリアは特にそう。最初の怪獣のところは、ピアノのところは、
本当に少しだけ弾いてて、歌って、少しだけ弾いてて、それは未完成な気分がする。
それは頑張って失敗しながら、真実を見つかるという気分が出てくる。
そのピアノの弾き方で。
アポリアの方が完成してあるんだけど、宇宙の不思議とか、わからないところとかが、
空を見上げてそれを理解しようとしてる気持ちが出てくると僕は思う。
個人的にアポリアのミュージックビデオが可愛いっていうか、いいなと思ったんだけど、アニメーションの。
それはね、アポリアのMVを見て、あれはすごい他の漫画を思い出せた。
何?
ビート&モーション。
日本語タイトルはどうなってるのかわかんないんだけど、英語タイトルはビート&モーション。
その話は結構若い歌手さんが、すごくまだ大学生のアニメを書く人と恋に落ちて、
彼が彼女の有名曲のビデオを作って、それで賞を取って、アニメーターになろうとしてるお話なんだけど、
そのアポリアのMVもすごい小さいチームが作ったような感じで、あの漫画をすごい思い出させた。
そうか、私はね、女の子が出てきて、月みたいなのに向かって飛んでいくシーンが何回か出てくるんだけど、
それが私的にはナウシカ。
そうそう、ナウシカにすっげー影響されてるね。
かなーって思った。なんか懐かしい感じ。
で、やっぱり男じゃなくて、女の子が探索っていうか探検しようとしてるところが私は好きだと思う。
ちなみにアポリアの意味知ってる?
アポリアっていうのは、行き詰まりとか問題解決能力の欠如、困惑、逃惑っていう意味らしくて、哲学では哲学的難題または困惑の状態。
どの意味で採用したかわからないけれども、そういう意味があるんだそうです。
なんか悲しいタイトルですね。
どうしたらいいかわからないって感じかな。
なるほど、それも深い。
それは、異端を信じるということは、
法を逆らうということなんで、
それがしちゃいけないことだし、
特に15世紀は、いろんな人たち、いろんな異端が現れて、
法が言ってることが正しくないって言い始めたから、
特にその時には、異端とかは危ないって思われたわけ。
いろんな宗派があるけど、私のイメージの中では厳しい宗教な感じがする。
15、16世紀は厳しかったというか、制圧したかったから、
いろんな手を使ったということにしとこうか。
わかりました。
天道説とか地道説という言葉が、かなり行き交うアニメなんですけれども、
一応、キャッチコピーがあって、
それが、命を捨てても曲げられない信念があるか。
もう一つが、世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか。
美学ね。
美学ありますか?
俺?たぶんある。
ある。たぶんある。
これぞって言えるものはないかもしれないんだけど、
美学って微妙な言葉なんじゃないですか。
その人は美学と思っても、別の人は美学と思わないかもしれないですね。
美学というか、信念の方があるような感じがする。
他の人を優しくしなきゃいけない。
とか、手伝いを求めている人を手伝わなきゃいけない。
助けを求めている人。
助けを求めている人は助けをあげなくてはいけないという信念はある。
それは、世界を敵に回しても信じるとは思うけど、
美学に行くかどうかは分からない。
信念だね。
信念はある。
これ聞いたら、結構見てみたいって思うよね。
かもな。
かもな。
美学って不思議だから見たくなるよな。
その信念があるかどうかは、別に見なくてもいいって俺は思うけど、
美学ってそもそも何なんだって知りたくて見てしまうかも。
ちなみに、地という題名の意味は、
大地の地、血液の地、知識の地の3つからなる大地が停止している状態を丸で示している。
地の横に丸がついているじゃない。
そこに地球は動くのか、動かないのかを丸で表現している。
そこに地球の線が入って、それで止まっていたものが動く状態になる。
これは翻訳できないんだ。
そうね。
英語で密の意味にあたる言葉はないから。
日本語は漢字、ひらがな、カタカナってあって、漢字で書いてあれば意味は分かるんだけど、
ひらがな、カタカナで書いてあると、何の意味しているか分からない。
想像するしかないわけよね。
だから、そういうふうなニュアンスを英語で出すことはちょっと難しい。
英語で翻訳したのはorb。
orbというのは、要するに球という意味なんだから、
ラファールと他の人たちが持っている小さな丸い飾りがorbにもなっているし、
目、目玉というのはorbとは言わないけど、orbの形にもなっていると思うし、
地球もorbという形になっているから、そういうふうにしたんだと思うけど、
知識の知とか血液の知という意味は、ちっとも入っていないから。
それが、日本語タイトルの方がいいんだ。
でも、この丸と似せさせようとして、コロンみたいなのが入っているけどね。
だから、orbと書いた後にコロンが入っている。
だから、それも丸みたいな感じになっている。
そういうことなんじゃないかなと思ったけど。
ダッシュでもいいから、コロンにしたのは分かるかもしれないけど。
コロンも丸じゃん。
丸だから。
2つ丸。
でも、タイトルとサブタイトルを区切りするのは、コロンが必要だから。
だから、別に、そういうためにできたかもしれませんが、
本当にそうしたくなかった場合は、ダッシュでもいけると思うけど。
だから、コロンにしたか。
あり得る。
いつも思うんだけど、そういうの誰が決めるわけ?
たまには、日本の作者が決めるわけ。
例えば、
英語タイトル?
そうそう。
だから、英語タイトルだけじゃなく、
どうやってキャラの名前を英語にするのかも、原作の作者が決めることができるらしい。
じゃあ、なんでポケモンはさ、サトシからアッシュだったわけ?
あれはたぶん、原作を作った人はどうでもいい。
どうでもいい。
勝手にしてください、都合よく変えてもいいぞって言ってあると思うよ。
だから、ワンピースは、ルフィの名前はさ、
英語に当たると、Rのルフィでも、Lのルフィ。
どっちでも当たることができるんでしょう。
でも、尾田先生がLを使ってくださいって言ったらしい。
ルフィだからね、みたいな。
指導があったらしい。
真逆の方向で、学校の階段っていう90年代のアニメがあって、
ヒステリックブルーがテーマソングを出したやつ。
知らないかも。
とりあえず、そういうアニメが昔あったんだけど、
それを英語に翻訳されたときは、原作のスタジオが、
書いちゃダメなのは、妖怪の名前。
妖怪を倒す方法と、もう一つあったけど、
それ以外は、何を書いても大丈夫。
好き勝手にしてって言われたらしくて、
アメリカのスタジオが、ちゃんとした脚本を書かないで、
その時に来た俳優たちに、勝手にジョークを作っていいぞ。
アドリブさせたのね。
全部アドリブで、やってもいいよって言ったから、
英語版と日本語版は全然似てない。脚本は全然違うから。
言ってることとか、態度とか、キャラの名前とか、全然違うから。
キャラの名前は同じかもしれないんだけど、
とりあえず、すごいバカげた翻訳になってるらしい。
らしいじゃなくて、俺も見たよ。
ダメダメな翻訳って、もう言えない、それは。
じゃあ、地に関して言えば、名前は、もともとキャラクターの名前が、ポーランドか。
だから、ポーランドは、そんなに地道説を勉強してた人はいたのかどうかは、よくわからないけど、
ピアスとハクが、名前忘れてしまったんだけど、
とりあえずドイツかオーストリアの人で、
そのピアスとハクと同じように、すっげー気力をかえてた人なんで、
たぶんそのキャラは、本当に現実にいた人から基づいたキャラなんだけど、
ポーランド人ではなかった。
だから、場所を移してポーランドにしたんだけど、
本当はイタリアやオーストリアとかドイツとかに、ポーランドにもいたかもしれないけど。
ちょっと声優さんたちを紹介したいんですけれども、最初に出てくるラファウという少年ですね。
その声が坂本マーヤさん。
これはびっくりしたね。
坂本マーヤは歌手としてよく知ってるけど、声優さんでもあったっていうのは知らなかった。
でもね、多数やってて。
吹き替え専属としてはナタリー・ポートマンの専属をやったりとか、他にもジェシカ・アルバーとか。
いいね。
あなたのタイプ。
ナタリー・ポートマンは昔からタイプじゃなかったけど、ジェシカ・アルバーはそうだね。
他にもカーボーイビーバップのステラの声やったりとか、鬼滅の刃の玉代の声なんかもやってらっしゃる。
知らなかった。
で、ここですよ。ノバク。
これは最高。
ノバク役が津田健次郎さん。
いやーもうね、悪役最高に合ってるよね。
ほんとに超合ってる。
なんかあの怖い感じが声とすごい合ってるよね。
怖いのにずっと聞きたいよね。
かっこよくてね。
私はなんで千尋を見ようかなって思ったかっていうと、千尋が出る前にたまたま津田健次郎さんが漫画を紹介してるYouTubeがあって、
それでこの役やりたいんだよみたいな感じのことをYouTubeで言ってて、それであ、そんなに面白いんだと思って。
ほんとにそうなった?
ほんとにそうなった。
すごいこの怖い、不気味で怖くて。
完璧。
完璧ですね。
ゴルデンカムイの尾形とかね。
ポーランドだからね、ロシア語を喋らないんですけど。
一回だけでもバッチョンなくて言ってくれたらな。
言わないな。
絶対言わない。
言わないな。
あとは、ここ私的にはこの奥二とバデニが出てきた瞬間に、私の中ではね、逃げジオスの若気味が頭の中にパッパって出てきて。
あれ?って思って、この二人なんか立場が逆転してるなみたいな。
だな。
で思って、奥二役が小西勝幸さん、でバデニ役が中村隆一さん。
ということで、逃げジオスの若気味では、小西勝幸さんが足利隆一、で中村隆一さんが諏訪よりしげやつだから。
つまり、バデニが足利?
違う違う。諏訪よりしげ。
諏訪よりしげ。
キャラが全然違うじゃん。
まあね。
全然まではいかないけど、面白いそれは。
そうそう。
で、奥二が足利?
足利隆一。
でも、キャラの顔がちょっと似てない?
目?
目っていうか、肌の色とか、髪型とか。
そんなこと言ったら、ゴールデンカムイのコイトショーイも一緒だけど。
同じ人?
同じ人。
へえ。
そうか。そのタイプか。
いろんな声の文字ですし。
いろんな役になってるね。
それね、二人が出てきた時にね、ちょっと一瞬集中できない時があったんですよ。
若気味じゃんと思って。
面白い。
そんなことも考えつつ。
他に何か付け加えたいことありますか?
あ、あたしあった。
どうぞ。