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2021-05-13 06:35

【詩吟ch】初心者向けの味わい深い詩吟<九月十三夜陣中の作>

九月十三夜陣中の作/上杉謙信
霜は軍営に満ちて 秋気清し
数行の過雁 月三更
越山併せ得たり 能州の景
遮莫 家郷 遠征を思う

#詩吟 #漢詩 #戦国武将
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる、
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていく内容になっております。
最近ちょっとサボってるんですけど、腹式呼吸のやり方や声の出し方についても、ちょっと気が向いたら配信していこうと思います。
最近はちょっと詩吟熱があるので、そっちの方ですね集中的にちょっとやっております。 今日ご紹介する内容はですね、この前は初心者向けの詩吟ということで藤さんをご紹介しましたけれども、
もう一つですね、初心者向けの詩吟ということで、植杉謙信が作った9月13や人中の作という漢詩をご紹介したいと思います。
こちらもですね、詩吟を習い始めた時に早々に学ぶ吟ではあるんですけれども、味わうところはめちゃくちゃ多くてですね、僕の大好きな大好きな、
多分一番一番ですね一番好きな詩吟になっております。ではどういった内容なのか、まず書き下し文から読んでいきたいと思います。
9月13や人中の作 植杉謙信
霜は群英に満ちて 周期清し
数光の加元 月三光
閲山あわせ得たり 能周の景
さもあらばあれ 佳境遠征を思う
霜は群英に満ちて 周期清しというのは9月13やという詩自体が秋の季節に作られたものなんですけれど
霜が真っ白く陣谷に落ちて満ちていてですね 秋の気配周期というのは秋の気配ですね
それがどこまでも澄み渡ってこの身に染みてくると 数光の加元月参考数光というのは数匹の加元
狩りの群れですね 狩りですねの鳴き声がまあ響き渡りですね
月参考ということで真夜中の月は夜空に光光と冴え渡っているということになります 閲山あわせ得たり能周の景
そしてこの詩はですね越後の龍と呼ばれた植杉謙信が 新潟の方からずーっと石川の方まで攻め入って
七尾城ですそこまで攻め入ってその夜に歌っている 漢詩になるわけですね
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越山この越中の山々ここをですねようやく 我が出中に収めることができた
能周の景この野戸の景色も見渡すことができると さもあらばあれ河峡遠征を思う
このさもあらばあれというのは何と表現するのか難しいんですけれど もうままよといいままよという意味ですね
河峡 ふるさとのことです遠くまで来たこの遠征を思うとここまで遠くまで来て
そういえばこの故郷の者たちは今どういうふうに思っているのだろうか ただそれは今は忘れて心ゆくまでこの絶景を楽しもうという漢詩になっております
この資金はですねまぁ銀じるポイントとしては 通常であれば越山合わせたりの収納経緯
まあここで勢いよくやるのもいいんですけれども個人的にはですね 下は軍営に満ちて周期清しこのひっそりとした気配景色
ここですねいかに表現できるのかここがポイントになってくるかなと思います なので味わえば味わうほど個人的には初心者向けじゃなくていいんじゃないかと思うん
ですけれどもまぁ一つですねご紹介したいと思います それではお聞きください
9月13夜陣中の作植杉謙信
しも
軍営に満ちて
周期清し
すこの
河岸
三高
越山合わせたり
のしの
さもあらばあれ
河峡
06:00
遠征を
思う
いかがでしたでしょうか やっぱり最初の方が難しいですね味わい深いですけれどということで今回は植杉謙信作
9月13夜陣中の作をご紹介しました 詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル今日は以上ですありがとうございました
バイバイ
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