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詩吟の魅力を発信する
詩吟チャンネル
おはようございます、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる詩吟の魅力を発信していくチャンネルになります。
今日は、帰り道の時間を使って話しているので、雑音が入るのですが、どうかご容赦ください。
詩吟で聞こえやすいように、滑舌を気をつけていきますので、よろしくお願いします。
ということで、昨日の続きですね。
鞭声粛々の河中島ですね。
河中島をフルで吟じていきましょうと、2日間かけて吟じていきましょうといううちの後半になります。
漢詩は、奇象転結の4つに分かれますけれども、昨日は奇句と諸句。
今回は、転句と蹴句ということになります。
一番盛り上がるところですね。
そこをこれからやっていきます。
では、まず詩文のところからおさらいですね。
河中島
鞭声粛々、夜、河を渡る。
先兵、暁に見る、先兵の大河を擁するを。
以今なり、十年、一犬を磨き。
流星皇帝、長蛾を逸す。
いつも間違えるな。
以今なり、十年からですね。
そこが転句、一犬を磨き。
ここから蹴句ですね。
流星皇帝、長蛾を逸すということになります。
意味はと言いますと、奇襲をかけた植杉軍がですね、結局武田信玄を打ちもらっちゃったんですよね。
打てなかったんですよ。
以今なり、十年、一犬を磨き。
もう十年間この剣を、このために剣を磨き続けてきたのに、みたいな悔しいさまがもう書いてあるわけです。
流星皇帝、長蛾を逸す。
流星は流れ星。
皇帝は何だったっけな。
光と影みたいな感じだったかな。
間違えた、すいません。
もう剣を振り方してキラーンと。
この一瞬ですね。この一瞬だったけれども。
長蛾、長い蛇。
武田信玄のことを指しているんですね。
蛇とかもひどいですよね。
これを逸したというお話です。
では、昨日のショークの終わりの方から続けて、天空の方へ行きたいと思います。
大河を擁する大いこなり
03:06
十年一剣を
みごき流星
やばい、これは一気にやりすぎた。
すいません。
今回もですね、3ブロック3ブロックに分けていきますよ。
天空と月空2つですけれども、これを3つに分けていくんですね。
これが信玄のやり方になります。
一剣なり十年ですね。
まずここまでで切ります。
ここまでで一息でいきます。
一魂なり十年
アクセントを気をつけていきましょう。
一魂の一が高いんですね。
一魂なり十年
これも十が高いんですね。
一魂なり
この後はですね、
高い音でとにかく
しっかり伸ばす。
しっかり伸ばして少し揺りを入れて
もう一度真っ直ぐで止める。
一魂なり
十年
ここは音をですね、
一回ガカッと
主音と呼ばれる安定する音に
一回下げるんですね。
十年で
一度下げたらまたしっかり伸ばして
揺らして止める。
この真っ直ぐと揺らして止める。
ここをしっかりできるだけですね。
全然クオリティが変わっていきます。
ではここ、天空のこのところだけやっていきたいと思います。
一魂なり
十年
いかがですかね。
この通りにやっていきましょう。
その次はですね、
一剣を磨き。
流星、ここまでいくんですね。
一剣を磨き。
一剣はですね、大百合と呼ばれるもので
一番華やかな節回しになります。
一剣を磨き。
上がったからその後は下がるんですね。
あ、違うな。
流星か。
流星、ここまでか。
ではまずアクセントから
お話ししていきたいと思います。
一剣を
いだけ低くて
剣をが高いんですね。
細かく言うと小さいつから高いですね。
一剣をじゃなくて
一剣をぐらいの感じ。
わかりますかね。
一剣を磨き。
一剣はがだけが高いのと
がは美濁音です。
磨き。
磨きじゃなくて磨きになります。
流星は
二音目から高いんですね。
流星、気持ち的には小さい湯から
上がってる感じです。
06:01
流星はここはまっすぐ。
最後揺らして止めると。
ということになります。
それではここの部分いきたいと思います。
できれば一息でやってみましょう。
一剣を
磨き
流星
いかがですかね。
ここ難しいんでもう一回だけやってみたいと思います。
一剣を
磨き
流星
いかがですかね。
一剣を
磨き
流星
では最後ですね。
肯定
肯定長打を一須
アクセントからいきますね。
肯定
二音目から高くなります。
肯定
長打を一須
長打は長打ですね。
長が出す熱。
長が地だけが高いんですね。
長打を。
最後一須。
位だけ低くて小さいつから上がる。
一須ですね。
節長を説明すると。
あれ?記憶が飛んだ。
流星、肯定。
流星から肯定ですね。
肯定
これは揺り上げと呼ばれるやつで
まっすぐ伸ばしてから
揺らしてからピョーンと飛ぶんですね。
ピョーンと勢いよく飛ばします。
でその飛ばした勢いのまま
最後の盛り上がり。
長打を。これも大揺りですね。
長打を一須。
一須はもう散々もう最後
盛り上げたんだから最後は
ビシーンとまっすぐ。
まっすぐ伸ばして止めると。
こういう風にやればかっこよくなります。
それではここもやっていきます。
肯定。
間違えた。
肯定。
長打を
一須。
ここはですね。ここ一息では
結構厳しいんで。
あとまあ盛り上がりのことも考えると
難しいんでまあ無理にしなくてもいいです。
特に揺り上げの後ですね。
肯定の後ですね。
ここを一息でやるのちょっと難しいですね。
まあ無理しないでください。
ではもう一回やろうと思います。
肯定。
09:02
長打を
一須。
ここまでで
最後になります。
後半をですね。
今日やった部分をもう一度
通してやってみまして
最後にですね。最初から通して
やってこれで締めたいと思います。
ではまず後半からですね。
転句からいきます。
いこんなり
十年
一見
一見の
磨き
流星
肯定
長打
一須
ここまでが後半になります。
ということで
僕もちょっと沢山弾いて疲れてきたんですけれども
最後ですね。最初から
通してやっていきたいと思います。
昨日の分も
復習しながらですね。
聴いてもらえれば幸いです。
それでは
お聴きください。
川中島
雷山陽
遠征
粛々
夜
川
渡る
暁に見る
戦兵の
大河を
擁する
いこんなり
十年
12:04
一見の
磨き
流星
肯定
長打
一須
以上となります。
お腹痛くなってきたな。
ということで
一番有名な詩吟
川中島ですね。
弁制粛々
ここしか知らない人多いと思うんですけれども
昨日と今日でご紹介しました。
これを聴いてですね。
とにかく聞きを聞き真似で
やってみてください。
それが一番最短ルートなので
詩吟に興味を持たれた方は是非
ここを繰り返し聞きながらやってみてください。
もしまぁ
わからないことがあったら
メッセージとかレターとか送ってもらえれば
返信しますので。
ということで
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル
今回は以上です。
どうもありがとうございました。
バイバイ