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腹式呼吸を得得するラジオ
おはようございます、こんばんは。腹式呼吸の先生こと、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私、heyheyによる腹式呼吸のやり方や声の出し方について、
あとは詩吟について、毎日一つずつお話ししていくチャンネルです。
月曜日と火曜日、あとは木曜日と日曜日かな?あ、土曜日かな?
月・火・木・土。ここでは腹式呼吸や声に関する話、そして間の水・金・日、ここは詩吟をですね、
分かりやすく面白く話していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。
ということで、今日、まあそろそろ新年だって感じでだいぶ気分は明るいんですけれども、
今日お話しする内容は一番大事なエッセンス、まあそこに近いところですね。
腹式呼吸でよくある勘違い3つということでお話ししていきたいと思います。
え、これ勘違いなの?って多分思うところもいくつかあると思うんで、ぜひ楽しみながら聞いてみてください。
ではですね、もう結論から行きましょう。3つの勘違いですね。
まず1つ目、腹式呼吸はおへそを膨らませるもの、そして2つ目は腹式呼吸は腹筋を使うもの、
そして3つ目、腹式呼吸はすぐに身につけられるものということで、これ全部勘違いです。
だから1つずつご紹介していきたいと思います。まず1つ目、腹式呼吸はお腹を膨らませるもの。
これはですね、まあ惜しいんですけれど正しくはないんです。正確にはタンデン、下タンデンとか言われるのかな?
タンデン、へそと股間の間の部分ですね。ここをタンデンと呼びます。丸みのあるところ。
だいぶ手を当てると相当下な場所だと感じるかと思います。ここを使うのが腹式呼吸になります。
へそ周りを使うとですね、横隔膜に結構近いんですよね。横隔膜を下に引っ張りたいから、より下の動かしやすい筋肉を使った方がいいんです。
だからへそではなくてタンデンなんですね。タンデン、使うところはタンデンですということで、へそではないことを気をつけましょう。
そして2つ目、腹式呼吸は腹筋を使うというもの、これも違います。腹筋はですね、あればいいんですけれど少なくとも筋トレで鍛える腹筋ではありません。
本当にありません。僕は筋トレなんて大っ嫌いでした。それでも声は鍛えられていきます。
大事なのはタンデンが必要なところだけ使われることです。タンデンを絞ませる筋肉と言った方がいいですね。
ただこれは筋トレから入るんではなくて、その筋肉、タンデンの筋肉の使われ方、使われ方からこういうふうに使われるんだな、じゃあそこの筋肉を鍛えるようにしよう、そういう流れで鍛えるのが大事です。
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じゃあどういうふうに使われるのか。それはですね、遠くに声を飛ばすという練習でタンデンがクッとなる感覚をつかみましょうということです。
目の前にいる人に声をかけたら、おいおいですけれど、50メーターぐらい先にいる人、まあ10メーターでいいんですけれど、おいおいというふうな声に変わります。
その時にタンデンがククッと変わっていきますので、その使われ方を大事にしてください。
そして3つ目、腹式呼吸は身につけたらすぐできるようになる。これも残念ながらダメです。違います。めちゃくちゃ勘違いです。
もう僕身につけるのにもう10年以上優位にかかってますからね。ただここではそういう遠回りをしてほしくないのでお伝えしておきますけれども、腹式呼吸、呼吸するだけなら正直すぐできるんですね。
お腹を膨らませる、正確にはタンデンを膨らませて、ただ息を吸ったり吐いたりするだけということなんですけれども、
大事なのはこの吸った呼吸をですね、声に綺麗に連動させる、変換させるというところなんですね。
息をちゃんと、そのお腹をへこませた時に自然とその呼吸を使って声が出るかどうか、そこが難しいんですね。本当に難しい。
なぜ難しいかというと、アーだけなら簡単かもしれないんですけれど、それがアーイーウーみたいに連続すると急に難しくなったり、高い音になったら難しくなったり、セリフになったら難しくなったり、テンションが上がって早口になったらもう強式呼吸だけになってしまったり、そういう風にしてシチュエーションによってめちゃくちゃ変わっていくんですね。
普段使っていないから無意識的に全てを腹式呼吸というのはとてもとても難しいんです。
ということで、コツコツ一つずつですね、やれるところからやっていくというのが正しいあり方かなと、僕の至近の20年以上の経験を持って感じているところです。
ということで、今回は3つ腹式呼吸の勘違いとしてお話ししました。
1つ目、腹式呼吸はへそを膨らませるものではなくて、丹念を使うということですね。
2つ目、腹筋を使うものではなくて、丹念を絞ませる筋肉、使われ方を知ってからそれを鍛えるようにしましょう。
そして3つ目、腹式呼吸はすぐに身につけられるものではなくて、いろんなシチュエーションで声を吐き出すところが難しいので、コツコツと地道に練習していきましょうというお話でした。
今回はこんなところにしておきたいと思います。あなたの声がより良くなることに役に立てば幸いです。腹式呼吸を得得するラジオ、へいへいでした。どうもありがとうございました。バイバイ。