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ジョイントズ・ポッドキャスト
ジョイントズ・ポッドキャスト
こんにちは伊藤聴一です
僕が一番答えづらい質問はあなたは何屋さんですかっていう質問で
クラブDJだとか映画のプロデューサーだとか通訳だとか
紅白のパシリーだとかいろんなことやって
一番やらなかったのは大学をちゃんと卒業しなかったっていうことなんですけども
最近は会社の役員とか、ベンチャー・キャピタル、ニューヨーク・タイムズの役員だとか、ソニーの役員とかもやって、
メディア・ラボっていうMITの研究所の所長をやって、MITでProfessor of Practiceやったり、ハーワード法学部でも、
ミジティング・プロフェッサーで教えたり、学術系のことをこの10年間結構やってきたんですけども、
7月に日本のデジタル庁を助けてくれないかって言われて、日本に戻ってきたら、
まあいろいろあって今度構想委員会っていう委員をやってるんですけども
ちょっと時間があるので研究所を立ち上げたり
ポッドキャストをやったりもう10年離れてたので
まあ日本が今何が面白くて
どういう風に日本が変わっていくのか
それに対して私がどういう貢献ができるかっていうのを
探り始めていくので
ポッドキャスト実験的に入れたいと思ってます
でまあ基本的にはもう55になりましたので
自分が云々観々よりも周りでどんな面白いことをやっている人たちがいて
そういう人たちを紹介してプラットフォームになって
社会に対して役に立つことができるといいかなというのが自分の希望です
そして僕も本当に10年ぶりに日本に帰ってきて
そしてそういういろんな今どういう若い人たち
若い人たちだけじゃなくてもいいんですが
みんながどんなことをしていて何を悩んで
これからどういう風に変わっていくかっていうことを一生懸命考えていく中で
90年代からずっと仲良くやってたある人物がたまたまドイツから戻ってきて
こないだバッタリ出会ったんで
僕のこの冒険とこれからの活動に一緒に参加してもらいたいと思って
今日呼びました
武村光秀先生です
彼はメディア美学の先生で、もともと彼が日比谷で美学を教えた時に僕が出会ったんですけれども
武村先生は一言で言うと、世界で本当にマニアックなサブカルチャーを一番知っていて
そして哲学の本はものすごい読んでいて、アートもわかっていて
そしてクラブイベントとかもオーガナイズできていろんな人と知ってるけれども
実は知らない人もたくさんいるっていう不思議な人で
マルチメディア時代の有名な人たちは彼の支援群がたくさんいて
情報とかアイデアにはジェネラスなので
僕が最初にいろんなメディアで紹介してもらったり
いろんなミーティングに引っ張り込んでくれた
一人は竹村先生でしたので
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本当に私の主将です
竹村です よろしくお願いします
竹村先生は本当に何年前かな
僕がただのクラブ野郎の時から
いろいろ教えてもらってて、今でも本当に大先生なんですけども
いや、どんなもんないですよ
僕をインターネットに導いてくれたのは伊藤さん
昔からジョイと呼ばせてもらってるんですけど
1989年か90年にカウンターカルチャーのグルーである
ティム・シー・リアリーという人がいるんですけど
彼からジョイというニューブリードでジニアスがいるから絶対会ってくれって言われて
それで最初に会ったのがゴールドという東京の芝浦に会ったクラブがあって
そこで最初に会ったのが最初だったと思いますけど
そうですね僕も今何覚えてるんだけどもあの時代って竹村先生はもうクラブの教祖様で
いやとどまらん
武村先生に声かけられた時、僕は本当にドキドキしたの覚えてます。
いや、そんなもん。
今思えば本当に単に若かっただけなんで。
でもちょうどそれで武村先生と出会って、
あの頃はだからRAVEがメインだったんだけれども、
確かスタジオボイスの「NEW EDGE」っていう特集で、
中の編書いていただいて。
そう、ジョイと対談させていただいて、
あの時代に影響を受けた人たちが、
もう会社の重役とかなんかになってるんで。
でもちょうどそこからインターネットが始まって、
武村先生となんだっけ、
インターネットの7日間っていう本。
ありましたね、それ。
韓国でも翻訳されて。
だからまだそのウェブサイトをちょっと紹介するだけでも
本が売れる時代だったんですよね。
逆に7日間あれば一通りのインターネットの世界を見ることができた
1日のうちにいくつのウェブサイトが立ち上がったかということが
すごくよくわかる時代でしたね
ずいぶんそれから変わったんですけど
あの時やっぱり竹村先生が美学と文化から入ってたので
やっぱりインターネットって僕も技術者が作ってて
その技術者ならばの文化もあったんだけども
やっぱり美学、哲学、文化の視点で テキノロジーを見ていらっしゃったので
そこがとっても僕には刺激的だと思うんですよね
メディアに対する哲学や
新しいインターネットが生まれて もう20年30年経ちますけど
結局、今迎え合ってるデジタル社会っていうものを
もう一度考え直していくっていうことを 迫られていて
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その時にやっぱり新しい哲学や デジタルパラダイムそのものを
どうやって把握できるかっていうのが 問われていると思うんですよね
だから新しいツールがどんどん出てくるんだけど
そのツールがその後 私たち人間自体を変えていく
人間の社会全体を変えていくっていうことの 意味をもう一度考えていく時代が今だと思います
そうですよね
そういう意味で僕も日本に戻っていちゃって 色々あって
竹村先生もベルリンから戻ってきて
これからまだ全ては秘密の部分もたくさんあるんだけども
竹村先生と一緒に学術の研究とか
ポッドキャストだとか本とかで
新しいネット時代の美学をどうやって考えていくか
そのためにはどういうふうに
色々変えていかなきゃいけないかという
文脈を作るプロジェクトを立ち上げたいので
ぜひ色々一緒にやっていただきたいなと思ってます
もうこちらこそすごく楽しみです
この podcast でちょこちょことネタを出していきながら発表していきたいと思うんですけどもこれもちょっと実験的に出して
だからまああれだよね30年前のクラブ時代の学びも含めてどうやって面白くて役に立つメディアとか活動ができるかというのをいろいろ考えていきたいですね
僕らのルーツはクラブだったりするんで
今でもクラブがどういう意味を持ってるのかとか
ベルリンにいるともう本当にそのクラブを求めて
世界中から今でも多くの人たちが集まってくるんで
そのクラブの意味とかクラブが与えていく技術や文化や哲学への影響っていったものも
ジョイトだったら話ができるなと思います
ポッドキャストやるんだったらタイトルが必要だよねと思ったんだけれども
すごく難しくてあの僕のこの間やった博士の論文の日本語役を村井先生がつけたんだと思うんだけども
英語はpractice of change だったんだけど日本語は変革論っていう日本語だったんですけども
なんとなくイメージからするとそのデジタル化とかみんな後付けで
そもそも根本的なところ変えたくないような姿勢があるので
デジタルトランスフォメーションには変革が必要だと思うんだけども
どう思います?変革っていう言葉は
すごく重要な言葉だと思います
変革だけだと革が生まれない
革っていうのは漢字で言うと
革のこと言うんですね、動物の革
これをその名目して全く新しいものに作り変える
殺身するっていうことなんですよね
だから変化を生み出して、それを新しいモデルにゴールを実現するという、そこが非常に重要なポイントだと思うんですよ。
だからDX、DXとか言ってるけど、結局どこにゴールがあるんだ、何を変えていくのかっていう議論が不足していると、
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DXがいろんな問題を乱すことにもなりかねないと
とても変革という言葉が出てくる
僕はこれを日本語読みで変革という言葉がいいかなと思っています
変革を生み出してそれを刷新していく
レクトルが今、日本にはどうしたら 必要なんじゃないかなと思いました
僕の論文で一生懸命書いて まだ結論が出なかったのは
ぶち壊すだけじゃなくて その後立て直さなきゃいけなくて
だから僕はアラブスプリングとかには ずいぶん参加して期待はしたんだけども
ぶち壊したけど次が来なかったんで
だからやっぱり変革をする文化もそうだけども
変革された後にちゃんとこう 安らぎというトリート、ハピネスがある
刺激した未来が見えなきゃいけなくて
そこもまだ日本に戻ってきて間もないんだけど
なんかみんなあまり未来に対する期待とか
ワクワクもないので
その変革というと
なんとなく革命というところだけに
焦点が行くかもしれないけど
それだけじゃないと思うんだよね
その考え方が変わったことによって
未来のハピネスはどこにあるか
っていうのもすごく重要だと思うんですよね
変革によって反映をどうやって手に入れるか
そこが繋がっていないんですよね。 壊す破壊的なイノベーションとか
当然いろんな古いレカシーが壊れていくのは必然的にそうなっていく部分もあるし
意識的に変化を生み出していくということが必要なんですけど、それがやっぱり僕らの繁栄に繋がっていくというか
日本で繁栄というと、非常にそんなことがまだこれから先あるのかというふうに言われそうだけど
やっぱりどこかでそういうゴールとかウェルネスっていうものを考えていかないと
人々の心はどんどんどんどんこうすさんでってしまうし
でそこで僕もちょっと例えばハッピーネスのことを考えると
例えばその環境問題だと消費は少なくしてほしいっていうとみんな苦しみを思うんだけど
でも例えばグレデ・ザンブルグは買い物を止めようとか言ってて
そうすると普通の産業革命の人たちはそんなのできないとかと思うけど
買い物しない人のハピネスってまた美学としてあるかもしれないし
例えばその発展がないのにハッピーになれるわけがないと思ってるけども
伊勢神宮なんて発展しないで何百年も建て直してるのに
全然その人たちはハッピーだと思ってるし
実は元々の原住民でも発展もなくてハッピーな人がいるので
やっぱり今 苦しまなきゃいけないと生き残れないっていう
暗いストーリーがあるんだけども
やっぱりどこでハッピネスを感じるかによって変わると思うんで
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どういう意味で言うと環境問題もデジタルもそうなんだけど
その哲学が変わると自然に良くなるものが
今哲学変えないと苦しみが出るっていうイマジネーションがない
まあ全部は答えでないかもしれないけど
なんかヒントが出てくるといいなと思ってるんですよね
またタイトルの話なんですけど何がいいと思います? 変革への道とか変革へのヒント
どういうタグラインがいいと思います?
Joy's Ethos Podcastでそのサブタイトルがいいと思います
それは重要です
サブタイトルはやっぱり、まあなんだろう
変革への道でもいいし
あのー
わら、なんか
変革論というのもちょっとあれだけど
一つの道筋を毎回毎回
チョイが見つけていくっていうことが
聞いてる人たちにとっても興味深いと思います
実はこれからまだ発表してないんですけども
とある大学でセンターを作ろうとしているので
そこに竹村先生も入ってもらうっていうことと
あと今後デジタル庁高層委員会の委員として
色々アイデアを出して手伝っていきたいと思いますので
その辺のアドバイス構想づくりと
そしてやっぱりCreative Commonsの代表もずっとやっていて
Creative Commonsとかオープンソースとかは
まだまだやることがたくさんあるんで
それの考え方とか進め方も一緒にやっていきたいと思いますし
この今聞いていただいているポッドキャストを
このPILOTからレギュラーにしたいと思いますので
ぜひJOYEATON's podcast
変革への道
皆さん聞いてください よろしくお願いします
Joyto's Podcast 変革への道
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