今日は、葉山でショップモヨモヨアフリカンをやられている野坂ゆき子さんをゲストにお迎えしてお届けします。最後までお楽しみください。
9月末ぐらいから、MCの木島と三羽がそれぞれにゲストをお呼びしたりとか、話したいことを話したりする個人会を定期的にスタートしました。
私は前回、葉山の風早橋で、小さい人と大きい人と過ごす場所、イルを営む秋山綾さんをゲストにお迎えしてお届けしました。
あの後、あの収録の後に久しぶりにイルに遊びに行ったんですけど、綾さん以外にもその場を作る人がたくさんできていて、
例えば、ヘアアレンジがとても上手な美容師さんが髪切ってくれたりとか、眉毛整えてくれたりとか、あとは縫い物をする方がいたりとか、
私がお伺いした日にはベビーマッサージの先生も来たりなんかして、なんかいろんな人が葉山をより良くするために場を開いてるんだなーっていうのを改めて感じて、とってもチャージできる時間を過ごしました。
そして、私の個人会のゲストの皆さんには、テレフォンショッキング形式で次にお呼びするゲストの方をおつなぎいただいています。
今回のゲスト、モヨモヨアフリカの野坂さんも、イルの綾さんからのご紹介で来ていただいた次第です。
では、ここでお呼びしたいと思います。モヨモヨアフリカの野坂ゆき子さんです。ゆき子さん、こんにちは。
こんにちは。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ゆき子さんにお話いただく前に、まずは綾さんからメッセージをちょっと預かってますので、読ませていただきますね。
はい、じゃあ読みます。
真っ白なTシャツに色彩豊かで大胆な柄のスカートを履いた女性が、友人のお母様だと気が付くのに時間はかかりませんでした。
人生の先輩が取り組んでいるプロジェクトをぜひじっくり聞かせてください。綾よりということです。
嬉しいです。
今日も白いTシャツにアフリカ柄のパンツを履いてらっしゃって。
そうなんです。多分、娘の友達とか町で、私が知らない方が私たちを見つけて、夫と私を見つけて、
あれ、お母さんたちは帰ってきてるって言ってアフリカから、そんな感じで娘のところにも連絡が行くぐらい、
このアフリカンパブリックの洋服が私たちのダルメージみたいな感じになっています。
今、私たち夫婦がって話をされてたんですけど、ユキコさんの娘さん夫婦も葉山にお住まいで、
そちらの娘さん夫婦とお友達だった人が町で見たら、あれ、なんかすごくユキコさんと娘さんと顔が似てるみたいな。
もしかしてっていう感じで、たぶんびっくりされる方がね。
いつもそう言われます。だんだんますます似てきちゃって。
そうですよね。ユキコさんのこともご存知で、娘様のご存知の方がもし聞いてくださってたら、声もほんとにそっくりなので、
たぶんびっくりされてると思いますけど。
それは娘的にはあまり嬉しくないかも。
嬉しいと思いますけど。
そうですか。
私も実はユキコさんのお孫さんがね、私が保育士を務めてる縁に通ってくれてたことがあったりとか、
私の娘のファミリーサポートを実はユキコさんが担当してくださってたりとか、
今回是非レコにも出演していただくことになったんだけど、その前から実はちょっとつながりがあって。
だからあの時ファミリーサポートのところでお会いした時もびっくりで。
本当にそう。その後娘に言ったら、え、ヒカちゃんって言って。
私は始めましたってそこでお話しして、実はここに葉山に越してくる前はアフリカにいたんですよって言って、
アフリカ?と思って、もしかして丸々くんのおばあちゃんですかって聞いたら、あ、そうですそうですっていう感じでね。
すごくびっくりして。
で、もやもやさんのことはずっと前から知ってたんですけど、まだじっくりとお話を聞いたことはなかったし、
今日はアトリエに、葉山のアトリエにお邪魔して収録させてもらってるんですけど、
本当にいろんな商品があったりとか、いろんな布を使ってるので、ちょっとゆっくりとじっくりと。
この色鮮やかな、ちょっとびっくりするような世界で。
でもすごいパワーをもらう。
そう、元気が出ます。やっぱりこれを見てると。
だからここからじっくりとお話し聞かせていただきたいなと思います。
最後までお楽しみください。
はい、じゃあここから自己紹介に入りますね。
じゃあまずはユキコさんの方からユキコさんともやもやさんのご紹介はお願いできますか?
はい、私は野坂ユキコです。
葉山に今日構えたのは去年の5月からなんですが、
それまではほとんど、結婚生活40年のうちの28年。
私自身は28年、夫はもうちょっとなんですけど、28年間をアフリカ、主に東アフリカ、
ケニア、タンザニア、ザンビア、ウガンダで過ごしたんですね。
それはもう夫の仕事に対応して私が配偶者としてついていく形だったんですけど、
前半はもう本当に子育てに追われて、学校関係、そんなことで忙しかったんだけど、
子供たちが育ってから、大学から自分たちと一緒にいなくなった時から、
さて何をしましょうっていうことから、いろんなきっかけがあって、
このもやもの活動につながっていったんですけど、
最初は私がこのアフリカンファブリックが大好きで、
現地のテイラーさんたちにいろんなものを、お洋服とか作ってもらっているうちに、
なんかこれって面白いって思って、どんどんどんどんいろんなものを作り始めちゃって、
それでケニアでまた素晴らしいテイラーさんに出会ってたんですけど、
彼女にもいろいろ作ってもらって、あと日本のお友達につなげて、
彼女のものを日本で買ってもらうっていうのをやってた後に、
今度は違う土地に行っちゃったので、一人になっちゃって、
そこでまた今度は違うテイラーさんと出会って、作り始めてもらって、
友達に最初はお土産みたいなものをどんどん作ったり、
あと周りの日本人の方達とその日本人の友達とテイラーさんをつないだりとかしていて、
そこからブランド名とかロゴとかつけたらもっと価値が上がるんじゃないかって思って、
もよもよって名前を私が勝手につけたんですね。
もよもよって何か意味があったりするんですか?
もよってスワヒリ語でっていうか、万通語全体で心っていう意味なんですらしいんです。
他にも心っていう意味のスワヒリ語あるんですけど、もよはどっちかというと精神とか、
そういう意味で、もよだけでもよかったんですけど、
よくスワヒリ語はね、2つ同じことを繰り返して、
ポーレポーレって言ってゆっくりゆっくりとかサワサワって言って大丈夫だよって言って、
サワがokなんだけどサワサワって言ったりしたので、それはそれに習ってもよもよ。
後から考えたら夫が、いいじゃないもよともよ、心と心をつなぐっていう、
そういう感じにもなるから、それはそういうふうにご説明していこう、これからはって言って。
しかも意味は私、今日まで恥ずかしがりながら知らなかったですけど、
一度もよもよって聞くと結構残ってて、もよもよさん、もよもよさんって
そう言ってくださるんですけど、時々もやもや、もやもやでしたっけって言われて、
いやーそうですねって、そんな感じですが、もよもよです。
じゃあもうもよもよアフリカさんとしてブランドが立ち上がってからもう長いってことですよね。
ブランド名はできたのはそうですけど、最終的にこれが事業というかプロジェクトとしてできたのは、
2018年にそこがきっかけで、そこに当時鎌倉に住んでいた娘一家が仕事を辞めて、
3歳の孫を連れてウガンダンにやってきたんですね。
それが本当に短い期間かと最初思ってたら、仕事も辞めたからしばらくこちらでって。
お世話になりますって言うことだったんですね。
それもびっくりだったんだけれども、じゃあ何するって言ったら何しようかねって、そんな感じだったんですけどね。
そこで娘さんご夫婦も一緒になって、実際の授業としてさらに前進していくっていう感じが2018年だったんですね。
けんさんがすごく、物作りにワーって邁進するようになって、
ちょっと珍しいものを作ってみようって言って作り始めたのが、今度紙袋だったんですよね。
これだね。
ちょうどその時に、前の年かな、伊勢丹がアフリカンファブリックを使ったショッピングバッグ、
最後お買い物したものを入れる紙袋を作って、何種類かのいいデザインで作って、
それがまた割と面白く折れるようになっていたりとかして、
オリガミバッグという名前で出たりして、それが一部の間ではすごくブームになったんですよね。
そんなアイデアもあったし、紙袋、珍しいもの、人とは違うものを作りたいということで、
この紙袋が生まれて、これを作り始めた。
そこからはデザイン、いわゆるデザインみたいなのはけんさんがメインでされてるんですか?
私は縫い物ができないし、娘もダメだし、私たちは県民とお買い物と障害っていう感じでやってて、
そこから次がTシャツ作りだったんですよね。
Tシャツに、今はいっぱいあるけれども、アフリカンファブリックでポケットをつけて、
ワンポイントね、胸のところに。
それを最初にやっていたら、これに刺繍したらいいんじゃないかっていうのがけんさんのアイデアで、
それから本当に刺繍をどんどんそれにつけていったら、
彼はちょっと一つのところで留まらない人なので、どんどんすごい刺繍になっていったんですよ。
だから最初はワンポイントだったんだけど、対策になったりとかして、
でもそれが現地の日本人の人の間ですごいヒットして、皆さん作ってほしいって言われて、
後半彼らの滞在14ヶ月だったんですけど、後半はもう首が回らないぐらい刺繍に一心することになったんですよ。
でもその紙袋とかを、Tシャツ、それを現地の日本食レストラン、ちょうどすごい素敵な日本食レストランができたところで、
そこのコンプレックスの中に一角空いてるスペースがあって、ここでポップアップストアやりませんかって、
オーナーの方にお声かけいただいて、そこでほんの1、2ヶ月だったかな。
置かせていただいて、販売とかさせてもらって、それがちゃんと販売するきっかけになった。
それで皆さんから好評いただいたり、そこからまたつながって、100枚紙袋作ってとかいうオーダーを現地の企業からいただいたりして、
日本のご友人とか日本人だけに向けてっていうより、本当に現地の人たちにも届けられるようなアフリカは素敵。
そこで収益ちょこちょこ上がるようになったので、そのお金をまとめて一緒に働いてた女性グループの人たちに、
工房にまず電気を引いてあげたり、電気を引いてあげたのと、そこから工房を拡充するための資金を援助してあげたりとか、そんなことがしてあげられて、
彼女たちにもとても喜んでもらえて。
今はユキコさんもだし、娘さんご夫婦も葉山に住まれてますけど、製品自体は今でもウガンダで?
そう、だから主にはウガンダなんです。
主に販売しているのはウガンダで、日本レストラン山瀬っていうんですけど、そこのレストランのクラフトショップで販売を。
結構売れてるんですね。
お客様は現地の人よりはわりと外国人。
遊びに来てね、日本食喋りに来た。
日本人の方とかが、やっぱりちょっといいもの、クオリティの高いものを買ってあげよう、買いましょうっていうことで買ってくださってるのが。
でもそれをね、現地のテーラーさんたちが作ってるってことだったりとか、アメリカンファブリックであるってことはすごく意味があるんじゃないかなと思いますけど。
それで現地のテーラーさんたちの生活は結構うまく回るようになって、
でもそれはもう私たちが帰国した後だったんですけど、そこから私たちは葉山に来て、
で、せっかくだから何かこのプロジェクトを続けられるといいねって言っていて、
この家を建てるときにこの一角、ここを鳥居圏ショップみたいな形にしようってアイデアだったんですけど、
なかなか思い越しが立ち上がらなかったんですが、
その友人、それもアフリカ関係のバスケットを扱ってる、女子の夢で扱ってる方がいて、
彼女が芸術祭に、葉山芸術祭に出てみるときっと世界が広がりますよって言ってくださって、
そこで今年の春の芸術祭にエントリーさせてもらったんです。
葉山芸術祭はどなたでも葉山に在住の方たちは店を出そうと思えばできるようなイベントなんですよね。
もっとハイドル高いものかと思ってたんですけど、出してみたら、
そしてこんなところに誰が来てくれるのかなって思ってたんですね。
そしたら結構察し思って、住所を見ながら、ここだここだって来てくださって、
わりと遠いところからも来てくださる方がいたりして、
それがきっかけになって私たちも自信につながったっていうか、
いろんな方とお話できたし、よかったねって芸術祭が終わって、
じゃあこれどうにかこの後もつなげていけるといいかなって。
そこから細々、とりあえず週に2回ここをオープンして。
何曜日オープンしてるんですか?
金土なんです。
金曜日と土曜日。
だけど金土ってなかなか忙しいっていう方にはご連絡いただいたら、
他の日でもいるときはいつでもオープンしますよって言って。
素敵。
本当にこれのおかげで私たち葉山への定着感が強くなって、
前を通られる方とかも、ここお店?とか言って、
なんか面白いもの置いてるわねって言って、
寄ってくださったり。
本当人と心と心がつながるようなね。
そうなんですよ。近所のおばあちゃんも、いいかしら?
はい、行ってもって言ってくださって、そこでひとしきりお話して、
葉山の菓子とか?この辺の土地のこととかわからない?
土地のこととか教えていただいて。
いいですね。
すっごくだから良かったんですよ。
そうですよね。やっぱ新しい土地に来ると、
子供が小さかったら幼稚園とか小学校とかのつながりで出会ってくるけど、
なかなかね、お子さんも大きくなったと。
分からないんですよね。
これ東京とかだったら絶対ない。
確かに確かに。
ない人間関係が、わりとこのもよもよのおかげでスッとつながっていって、
ありがたい限りなんですよ。
いいですね。
ちなみにこのもよもよさんの場所?
このアトリエの場所ってどうやって説明したら?
このズシレコのリスナーの人に。いつもどうやってご案内されてますか?
いつも、ユニオンの裏側ですって言って、
ユニオン駐車場の裏を出たら、すぐにあるマンションを右折してください。
ちょっと入ってくると、家にすごい派手なチュニジアタイルがいっぱい貼ってあるので、
そうすると結構皆さん来た方が、見てた見てたこの家できるところって言って、
可愛くなりましたねとかって言ってくださることがいたりして。
ユニオンの裏から入っていただいて、
情報はそしたらインスタグラムだったりとか?
インスタで、今ちょっとショップカードを新しく作っている段階なので、
そんなところにはきちんとそれを分かるようにしていきたいな。
もう何もかも初めてっていうか、なかなかSNSとかもうまく発信できない私たちなので、
ゆっくりゆっくりで。
本当かっこいいと思います。
大人になっても何歳になっても新しいことを始めてチャレンジされているの。
すごいパワーいただきます私も。
どうでもない。
かっこよすぎる。
でもなんかもうね、若い人たちは忙しいし、私たちは時間もたっぷりあるけれども、
いろいろ分からないことが多すぎてっていうところもあるんですよ。
かっこいいです。
萌え萌えさんについてたくさんお話聞かせてもらったんですけど、
これからね、萌え萌えさんを知ってショップに来られたりとか、
こんなのあるんだって知る方に何かおすすめの商品があったらいくつか教えていただいてもいいですか?
これはバーククロスっていう。
バーククロス。
木の樹皮をバリバリっと剥がして、これは特別な一軸形の木なんですけど、
この木の皮を剥がして叩いて叩いて日光に当てていくとこういう色になっていく。
こういう生地みたいなものになるんですけど、
これがガンダムのユネスコ向け文化遺産になっているもので、
これがガンダムの特別なものなので、これを使ったポーチとか。
一見見ると布と皮のポーチなのかなと思うと、触るとちょっとやっぱり、
言われると確かに木から、自然物からできてるっていう感じが。
こんなものは珍しい。ガンダムではこんな感じですね。
すごい良いですね。
あとガンダムで作ってるプラスで、夫が最近アフリカ生地を使った日傘。
これはちょっと現地の女性たちの支援にならないんですけど、
彼が作った日傘が結構ご近所で人気になって、ご近所の方たちがあれ可愛いって言ってまたオーダーに来てくださったり。
じゃあこの辺は暑い日はカラフルな傘がいっぱい?
カラフルな傘が多くなってくれると嬉しいなっていう感じです。
だから基本彼女たちが現地で作ったものから生活を成り立たせる。
私たちも少し日本で販売できたら、それを現地へ送って、また次のプロジェクトを大きくするとか、人員を増やすとか。
そうなんですね。素敵すぎる。
ごめん、また長くしよう。
じゃあこのもやもやさんの商品、製品を買ったら、現地のアフリカの女性たちとも私たち自身もつながれるっていうか、
思いがつながっていくといいですね、たくさんの方に。
ありがとうございます。
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ではゆきこさん、今日は本当にありがとうございました。
なんかいっぱい喋っちゃってごめんなさい。
いやだ、楽しすぎた。もっと本当は聞きたくない。
いやいや、ドキドキするから喋れないとか言いながらごめんなさい。
いやいや、思いが本当に溢れてるんだなっていうのを聞いていて思いましたし、
本当はもっともっと聞きたかったんですけど、残念ですがエンディングになってしまったので、
オープニングでも話した通り、これから私がゲストをお呼びさせてもらう回は、
いとものテレフォンショッキング形式で、その前の回のゲストの方からご紹介で次の方につながっていきたいなと思っていて、
ゆきこさんもどなたかご紹介いただけますか?
私が今回、葉山まちづくり協会のギャラリーのところで、モヨモヨ展っていうのを1ヶ月半やらせていただいて、
そのギャラリー担当してくださったベーグ・タマミさん、彼女におつなぎしたいと思います。
彼女とは本当にまちづくり協会に最初に私が入会しに行った時に、
部屋まで暮らすゆうき、大丈夫ですよっていう一言をくださった方で、
今回のまちづくり協会での展示には最初から最後まですごいご支援をいただいた方なので、
ぜひぜひ、まちづくり協会だけでなく彼女のもっともっと面白いいろんな話が、
もしかして皆さんに話していただけるかなと思って、彼女におつなぎしたいです。
はい、ありがとうございます。楽しみに私もしています。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
お相手は、ずしレコパーソナリティの三羽ひかりと、
モヨモヨアフリカの野坂ゆき子でした。
それではずしレコラジオ、また来週。