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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は、自分の史上価値です。 さて今回はですね、
マインドフルネスとしてのランニングの進め、というお話をしていきたいと思います。
まあ、あの老若男女にランニングをお勧めしていきたい、というお話ではございません。
なので、ランニング興味ないよと思われる方はランニングしなくて全然いいと思います。 なんですけれども、僕がランニングが
僕にとっては得意なことだったんですよね。 で、それがある種、今僕にとってのマインドフルネスになっている。
なので、皆さんにも何か一つのマインドフルネス的な何かを持っていただけたらいいんじゃないかなぁと思った次第です。
そして、その一つとしてね、ランニングが一つの手段としてあってもいいんじゃないかなって着想的に思ったという話をこれからしていきたいと思います。
なぜランニングがマインドフルネスなのか、というお話をこれからしていきたいと思います。
まあなんでそう思ったかというとですね、実は今日ですね、とある友人にですね、誘われましてお茶会に参加してきたんですよね。
お茶会っていうのはあのジャパニーズ ティーパティですね。
ちゃんとしたお茶を立てて、それをお茶碗を回して飲んで
ごちそうさまでしたというあのお茶ですね。 ちょっと説明が下手すぎてあれなんですけれども。
まあその茶道としてのお茶を初めて体験してきたんですよね。
僕は何を思ったかというとですね、 ルーティンワークであり、その所作の一つ一つの動きがすごい美しいなぁと思ったんですよね。
例えば、右手でお茶を注ぐ、そしてお茶碗を持つ、そしてそれを渡す、みたいな一連の動作が
ちゃんと決まっていて、そのお茶法を学んだ方がそのお客さんに向けて
お碗を渡す、みたいな動作があるんですけれども、その動作に全く無駄な動きがないように僕には見えたんですよね。
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そういう所作っていうのがある種、 長年受け継がれてきたルーティンワークによって成り立っている。
そして、会を主催してくださった方がおっしゃっていたのは、 お茶道というのはいかに最高のお茶を飲むか、そのためにいろんなことを演出しているそうなんですよね。
お菓子を食べて、和菓子ですね、和菓子を食べてその後にお茶を 飲むというプロセスもそうだし、
その茶室に飾ってある掛け軸、花、 あるいはお茶の立て方も含めてその季節に合わせて変えていく。
そしてルーティンワークによって、無駄のない動きによって最高の一杯を演出するという時間になっているんですよね。
なので、お茶を楽しむための回だけではなくて、 その一連の流れを楽しむというものらしいんですよね。
で、僕はそれを初めて体験したと。 もっと言うなら、お茶をこう出す準備をする時は、
例えばA、B、Cという手順でお茶を出すんだとしたら、 最後片付けをする時はC、B、Aという手順を踏んで片付けをするみたいなことをおっしゃっていて、
そういう対照性みたいな部分というのがすごい美しいじゃないですか。 そういうルーティンワークになっているそうなんですよね。
で、その瞬間瞬間をその場その場を楽しむ、 というマインドフルネスな構造になっているそうなんですよね。
で、僕はお茶の知識は全くなく、 今日来られていたお客さんの中には、今日のこの日のためにお茶の勉強してきましたっていう方がおられて、
ちょっと戸惑ってしまったんですけど、 僕は何の知識もなくですね、挑んだんですが丁寧に教えてくださって、 作法とかは無事いろいろできたんですけれども、
もし事前の知識があったら、こういうところに気を配ってくれたんだなとか、 こういう季節だからこういうお茶をあのお菓子を出してくれたんだなとか、
こういう掛け軸は美しいなだとか、 いつもと違う差分みたいなものも楽しめたかなというふうにも思うんですけれども、
基本的には毎回同じ流れを繰り返していく、 というのがお茶の作法らしいんですよね。
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それで繰り返しになりますけれども、 その一つ一つの諸差が美しい、 だからその起こっている現象だったり諸差に注意を向ける、
その一つ一つのその瞬間に注意を向けるというところに、 マインドフルネス的な部分が込められているんだろうなというふうにも思ったんですよね。
もちろんお茶を飲む時もお茶の味に集中する、 ただそれだけに集中するっていう部分もマインドフルネスですよね。
で、なんでこれがラーニングにつながるかというとですね、 僕はこのお茶の経験を通して、
あ、ラーニングと一緒じゃんって思ったんですよね。 何でもかんでもラーニングにつなげすぎだろうと思われるかもしれないんですけど、
僕はそう思ったんです。 何でかっていうとですね、
ラーニングをするのにもやっぱり一連の流れっていうのがあるんですよね。 それはウォーミングアップをして走ってクールダウンをするっていうのが一つの一連の流れにはなるんですけれども、
まあ準備体操もルーティンワークですよね。 そしてクールダウンもルーティンワークだと。
で、ラーニングの中でマインドフルであるかどうかっていうのは、 それはラーニングの質によると思うんですよ。
だからより鍛錬を積んで、よりルーティンワークをこなしてこなしてこなしていった先に見えるものが マインドフルネスとしてのラーニングっていうところがあると僕は思うんですよね。
それはただ足だけが苦しくて重くてきついようなラーニングの中に生まれるのではなくて、
楽に気持ちよく走れるラーニングの中に生まれると思うんですよね。 そしてそれは僕は技術的に誰でも可能な領域であると思うんですよね。
まあ それをなるべく原稿化して伝えると、体の関節のあらゆるところが連動して動き、
なおかつ力が入っているところはピンポイントで力が入っていて、 力が抜けているところは全部力が抜けている。
そして足が楽に回転して、 地面の設置は
正しいリズムで正しく リズムを刻めているような状態。
そうすると ほんのちょっとの力を加えるだけで楽に走ることができる。
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それは速く走ることとは別に気持ちよく走るということだと僕は思っているんですよね。
そして繰り返しになりますけど、それは 誰でも
技術的に可能と思っているんですよね。 なのでマインドフルネスっていうのは今ここに注意を向けるっていうことだと思うんですけど、
今ここで注意を向けるラーニングっていうのも誰にでも可能。 それは技術的なことを
クリアしていくっていうのと、ちゃんとルーティンワークをこなしていくっていうことをやれば 大丈夫、いけるんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
お茶も 最初のルーティンワークをこなして
いかに最高の一杯を飲むか、お茶を飲むか。 そして後片付けのところも
C、B、Aと順序を逆転していくように ルーティンワークをこなしていく。
そしてラーニングも ちゃんとウォーミングアップをして動きやすい体を作って、いかに気持ちよく走るかということに
だけに集中する。 でこの時重要なのは走る時に何も考えないっていうことだと思うんですよね。
早く走ろうと思うとか、何分、どのぐらいの距離を走ろうと思うということを思わないで
全く何も考えずにマインドフルに走る。 そうすることで
マインドフルネス的な体験がラーニングの中でもできる。 というふうに着想的に思ったんですよね。
思ったというか、自分もお茶的なマインドフルネスを ラーニングでしてるじゃんっていうふうに思ったんですよね。
まあこれはでもちょっとお茶に詳しくないのでただし適当なことを言ってますけども
ぽい感じだなっていうふうに思ったわけです。 まあなので
皆さんもお茶もラーニングもおすすめですというお話でした。
はいというわけで今回はお聞きくださりありがとうございました。ではまた