1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #76 改めて、僕が音声配信を続..
2024-06-17 10:28

#76 改めて、僕が音声配信を続けるワケ

なぜ働いていると本が読めなくなるのか/三宅香帆

改めて、音声配信を続けるワケ
1,面白い!と思ったことを忘れないように
2,インプットの姿勢が変わるから
3,中庸を保つ
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サマリー

カフカさんは日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオで、改めて音声配信を続ける理由について語られています。

音声配信の始まり
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は慢性疲労です。
さて今回はですね、改めて僕が音声配信を続けるワケというお話をしていきたいと思います。
僕はこのスタンドFMを昨年の12月、2023年の12月に始めました。
なので現時点で約7ヶ月か、7ヶ月も経ってるんですね。
そして70数回やってます。
その前から、オカさんとコンさんという友達とブックネマラジオという対談番組をやってます。
そして編集者であるサボッテンさんとカクタス編集部ラジオという、これもまた対談番組をやっています。
なので合計3番組を今はやっているという状態ですね。
そしてそもそも何で音声配信を始めたのかというと、
荒木隆一さんの影響ですね。
荒木さんが講師を務めたフライヤーブックキャンプという講座の中で音声配信番組をやってみようというところでやってみたところ、
面白いじゃんと思ってエイヤーで始めてみたというきっかけになります。
そして個人の番組としてもエイヤーでやってみたと、面白そうだな、挑戦してみようかなということで実験的にやってみたという形になってます。
それを踏まえて僕自身がこの70回近くやってみて、
改めて今自分って何で音声配信やってるんだっけ、何のために続けようとしてるんだっけということを内省してみたので、
その話をしていきたいなと思っています。
音声配信の目的
音声配信やってみて、いろいろ大変だなとか、ボイスパーソナリティの方本当にすごいなって思うことたくさんありました。
やっぱり当事者になってみて、全然レベルの違いに愕然とするとかすごく感じてます。
なんですけれども僕自身、確か第2回でこの音声配信の目標はボイスパーソナリティになることですと、
まああさはかにも言っていたんですけれども、なかなか甘かったなとすごく反省をしていますね。
とてもとてもボイスパーソナリティになるような覚悟もなければ、そういうレベルにも全然ないなと、
そういうちょっと全然間違いだなっていうふうに今は感じてますね。
だからボイスパーソナリティになるために音声配信をやってるっていうわけでは今はないなっていうふうには思っています。
ではなんでこの音声配信そんな大変な中続けているのか、周知を晒しているのかというとですね、
自分自身のためになってるなってやっぱり思うんですよね。
それをこれからご説明していきたいと思うんですが、2つあるなっていうふうに思ってます。
1つ目はですね、僕自身が面白いなって思うことを、面白いですよっていう形で僕は音声配信をしているんですね。
そういうことを伝えたいと思って音声配信をしている。
で、その面白いなって思うことを僕自身がですね、忘れちゃうんですよね。
忘れやすいのですぐ忘れちゃうんですよね。
本本で読んだこと面白いなと思ったりとか、人に会ってこういうふうに言われたこと、
あーそれ面白いなーと思ったこと、すぐ忘れちゃうんですよね。
でもこうやって言葉にして、文章で残すのもいいんですけど、音声で話すっていうことを通してもっとライトに、
そう言葉にして、これを聞いているあなたに、そして自分自身に伝えるっていうことを通して、
その面白いなっていう輪郭をつかむというか、忘れないようにする。
それでも忘れちゃうことあるんですけど。
それは1つ、僕にとってすごく大きなメリットだなっていうふうに思ってます。
それと、あと僕が音声配信を続けるメリットだなって感じている2つ目がですね、
音声配信のメリット
情報をインプットしようとする姿勢が変わるなーっていうことなんですよね。
それは単純に読書量とかもそうですし、
日常で聞く言葉、見る言葉の解像度がちょっと上がってくるというか、
これってどういうことなんだろう、それをスタイフで話してみようかなって思うことで、
その言葉をつかまえようとするっていう現象が生まれている、自分の中で。
だからそれはメリットだなって思うんですよね。
例えば、ブックヌマラジオなんかは本当に、
岡さんとコーンさんの戦勝は僕の趣味ではない場合が多いので、
全然自分の趣味じゃない本を読むっていうことを通して、
またそれで読書会をするっていうことを通して、新たな発見があるし、
このスタイフではよく本の引用をするんですけれども、
面白いなって思うことをちゃんとメモに残しておいて、
僕なりに面白く伝えようとする、そういう姿勢が出てくる。
だからそこの嗅覚っていうのがちょっと敏感になっているかなっていうふうに思います。
あとは、最近読んだ本の中で三宅花穂さんが書いた、
なぜ働いていると本が読めなくなるのかという本の中でですね、
全身全霊でコミットメントするのは楽だと書かれているんですよね。
どういう文脈で書かれているかっていうと、
現代は生活と仕事の両立がしにくくなっている。
なぜなら仕事に全身全霊で取り組むからだ。
ゆえに本読む時間も記憶もなくなってしまっている。
そんな主張が書かれていて、
著者の三宅さんは、だからこそ仕事に半身まで取り組むことが大事なんじゃないか。
そうやって読書の時間を設けることが大事なんじゃないのかっていう提言をされてるんですよね。
すごくざっくり言うと。
僕はその中でも全身全霊で取り組むことが楽っていう考え方にめちゃくちゃ共感するんですよね。
それは僕はアスリート時代に全身全霊で取り組んでいた経験とか、
ちょっと前まで長時間労働で死ぬほど働いていた経験から楽なんですよ、とっても。
気持ち的にそれだけやっておけばいい。
そこに集中せさえすればもう後は良い。
と誰かに言われているような感覚があって、
なんかどこか主体的ではない、
受動的に決められているレールを進んでいる感覚とでも言うんですかね。
僕はその楽なのが嫌だなって思っていて、
いろんなところに首を突っ込んだりしているわけですけれども、
それも音声配信をする一つの理由だなって僕自身は思ったりしたんですよね。
読書は僕はずっと続けていたので、
そうなんです。読書は続けていたんですけれども、
言われたことだけやればいいとか、
全身全霊でメインフィールドで取り組むだけでいい。
それだけじゃないよね。
じゃあ音声配信ちょっとやってみようかなっていうところが、
僕の中の続ける理由の一つだなっていうふうに思っているんですよね。
なんかこういう言い方をしたらアレかもしれないんですけど、
あくまで僕にとっての音声配信はサブ的なものであって、
本気のサブとでも言うんですかね。
全身全霊で取り組む脇にあるサブの本気の音声配信。
そんな位置づけで僕の中では非常にバランスを保つものになっているんじゃないかなっていうふうに思ってます。
だからこう言うと、よく荒木さんが言う中央という言葉ありますけれども、
アリストテレスの言う中央ですね。
僕にとって今の僕の音声配信は中央を保つための大事な一つのピースになっているなっていうふうに思ってます。
というわけで今回は改めて自分が音声配信を続けるわけというお話をさせていただきました。
いつも皆さん聞いてくださってありがとうございます。
これからも頑張って配信していくのでぜひお聞きくだされば幸いです。
というわけで以上になります。
最後までお聞きくださりありがとうございます。ではまた。
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