不機嫌の影響
ざんていラジオ。 ほい。ぺん銀です。もくきんです。
不機嫌な人を見て不機嫌になることの是非。 ほい。
だいたい言いたいことはわかった? うーん、いや、是非ってのはよくわからんね。
いや、つまり、例えばもくきんさんは、 不機嫌な人を見ると不機嫌になるらしいじゃないですか。
うん、まあ、嫌な気持ちなんで。 当たり前だね。
でもその不機嫌を誰かが見ているんだよ。 いや、表には出してないよ。
あ、そこでせき止めてるんだ。 うん、もちろんですよ。せき止めがかりですよ。
それは素晴らしいね。 はい、ありがとうございます。
で、せき止めがかりの初心者っているわけよ、世の中に。
いるかもね。 いるんよ。最近気づいたんよ。
ああ、これは私がせき止めなければならない っていう。
いいことに気がついたって言って、 実践をしている人がいるんよ。
でも初心者なんよ。 だから出ちゃうわけよ。
漏れちゃうわけ。
不機嫌に耐性がないからしょっちゅう 不機嫌になるんよ、その人。
意味わかる? 今までは気づいてなかったから
良かったのに。 誰かの不機嫌に?
いや、違うよ。むしろ自分が不機嫌だったよ。 ああ、なるほど。
人よりも自分のことを見てたってこと? 自分も不機嫌だし、周りも不機嫌だし、
そういう世界に生きてたわけよ。 そこで気づいたんよ、その人は。
これは私が止めなければならないと。 した瞬間に、自分は不機嫌じゃない、我慢してるわけよ。
なのに周りは自由に不機嫌を振り撒いている。 これは怒りでしかないって思うわけよ、その人は。
あー、逆に怒っちゃうってこと? そう。
初心者は? 不機嫌初心者の
よくあるパターンだと思うんだけど。 なるほどね。
不機嫌の認識と感情
でも俺その段階経た覚えはないけど? 選ばれたものない。
そんな言い加減な説明でいいのか。 まあいいか。
あったと思うよ、俺ら子供の頃に。 あー、子供の頃か。
じいくんの顔を見たら不機嫌になってたりしたと思うんだけど。 あー、子供の頃ね、確かに。
そもそももっきんさん自体がムカついたってことも俺はあるよ。 そりゃそうでしょ。
多々あるでしょ。 そういうのを経て、
まあ、中学ぐらいには
不機嫌のプロへの道を目指したわけじゃないですか、俺らは。
ブロッキングする立場になったわけ? うん。
早めに? うん。それが大体大人になってから気づく人いるわけよ。それがさっきのパターンね。
そうだね。
あー。 そうなると本当に
増幅しちゃう危険があると思うんですね。 あー、なるほどね。 世の中の不機嫌率を。
そうか。こんな自分は気がついて頑張ってるのにって思っちゃうね。 そう。
みんなやればいいのに。 そう、あるよね。
やればいいのに! っつって不機嫌になってる。
なははは。
良くないね、それは。 良くないでしょ。
この不機嫌気づきスパイラルっていうのが
に気づいたんよ、俺は。 なるほど。
気づくね。 でしょ? 気づきだね。
ただこれを回避する技とかは考えてないから、ちょっと一緒に考えようかなと思って。 なるほど。
これは、このことを理解するのがまず最初の大事なことだよね。 あ、そうだね。
私は気がついてイライラしてるんだって思えばいいんじゃない。 あー、そういうことか。
まあ全部の解決策がこれなんだけどね。
はははは。 気がつく。
そういうことか。 じゃあもうそうするしかないね。
言ってわかるかな。 あなたは不機嫌気づき初心者なんですよ。
確かにね。 カッとなりそうだね、初心者なんか言われたら。
その見た目ではわかんないけど似たような人に言えない人っていうのがいるじゃん。 不機嫌を表明するのが怖くてできない人。
これ見分けつかなくない?気がついた人と。
止め道の探求
あー、いやそれは
別にいいんじゃないの? 表明してないわけでしょ?
表明できないんで。 できなくてもいいよね。それが二次災害がないじゃん。
うん、ない。 いいじゃん、じゃあ。
あー、そうか。 それは別だ。
今二次災害を抑えようっていうこと。 気づいた人で行動に出てる人。
それが沼に落ちるのを防ごうと。 なるほどね。
だって生半可なことじゃ無理じゃない? 生半可じゃ無理よ。
不機嫌な人なんていくらでもいるわけだからそんなに。 いくらでもいる。不機嫌な人の方が多い。
だから茨の道なんよ。 中級の時期あった?
ないよね、もちろん。
人を持ち上げとかやめてもらっていいですかね。
中級はあったんじゃない?やっぱり。 中級は高校生ぐらい。
いや俺はどっちかというと言えないタイプの人間だったから、もともとね。 不機嫌な人に。
さっき言った。 不機嫌だけど不機嫌を表明しないタイプだった。できないタイプだったから。
そのまま移行したわけよ、それ。
どうせ表明できないんだったら。
じゃあ表明しない時点で中級ではないよ。 中級は表明しちゃうんだから。
そうだよね。
じゃあ中級飛ばして上級に行ったわけね。 そうだろうね。
すごいね。 簡単に言うとどうせ表明できないんだったら表明しないことを正当化したわけよ。
そうなんだね。
表明しない方がいいだろう、いいことにしようってなって、 その理由づけをして、
食い止めてるんだみたいな。 そういう流れじゃない?
そういうことね。
で、何に悩んでるかって多分それ。
自分がイライラしちゃうことに悩んでるんだよ、みんな。
結局イライラさえしなければ幸せじゃん。 そうだよね。
不機嫌にならなければ幸せだからね。 でしょ?だからみんな幸せを探してるじゃん。
つまりこれ。 で、茨の道で脱落していき、
一生幸せになれず、
どうしてなんだと悩んでるんですか? ずっとそのままなんです。
いや気がつけよ、そこは。 なんで?
さすがに原因に。 気がついてるんやだから中級なんや。
気がついてるけど難しいって思ってる。 もう大人だから無理なんや。
中級の対策はまた別の日に考えよう。
もうこれはね、増幅されるんやまず。 初級の方が苦しくないわけよ。気づいてないわけやから。
中級の増幅された怒りをどう 処理するかっていうのがわからない。
待って、なんで増幅されるんだ? 世の中には不機嫌な人がいっぱいいて、自分は我慢してるのに、
我慢してない人が目につき始めるからです。 それ初級じゃない?
初級も中級も似たようなもんじゃん。 そうだね、今のところ結局。
でも、初級は全く闇雲だから。
中級は師匠がいるってことに気がついてるってことだから。
確かに。 ちょっと希望がある。
そうだね。道があるんだってわかる。 道が。 そうだね。
これ何道なんだろうね。 これはね、
止め道じゃないの?
止め道。
止め道だよね、本当に。 止めてるわけだから。
一番中級が苦しいのは、 止め道である自分が
一番罪を犯しているという、罪の意識に苛まれると思う。
なるほどね。 自己矛盾に気がつくわけね。
そんな感じで、いいね。 止め道を広めていこう。
止め道。 では。
はい。