ビートルズのデビューと興味の始まり
はいどうもこんばんは、横井圭と言います。私、神戸在住でして、大阪生まれ、滋賀育ち、神戸在住のサラブレッドの関西人でございましてですね、音楽活動をしています。
弾き語りと卓録。卓録というのは、自分の家に録音機材を集めて、自分で録音するという活動をやっていまして、弾き語りのライブ活動と、それから自分で作った音源なんかをアップしたり、販売したりなんかして活動をしています。
オトダガ。
シンガーソングライターKさんに影響を与えました、ビートルズの厳選5曲のコーナーに入っていきたいというふうに思いますけれども。
事前にメッセージを頂戴しております。 あの順番で大丈夫ですか?
大丈夫です。 時系列ですね、完全に。これは僕の時系列でもありますし、ビートルズのリリースの時系列もどっちも並べてあるんで、
その順番通りに言っていただいたほうがいいですね。
とりあえずビートルズの出会いっていうのはどんな感じだったんですか?
これなんですけど、もともと興味全然なかったんですよね。
ただ2000年にビートルズ1っていうアルバムが出たんですけども、これ若い人はわからないと思うんですけど、
2000年を記念して、ビートルズがシングルでチャート1位を取った曲だけを集めたベストアルバムが出て、
テレビとかラジオでめちゃめちゃ特集してまして、ノリで買ってみたんですよね、最初。
ノリで?
あと僕、ニュースステーションっていう番組、今は報道ステーションですけど、報道ステーションの前でニュースステーションという番組をやってて、
久米さんの時代ですか?
そうです、久米さんの時代なんですけど、毎日ビートルズ1に収録してる曲を1曲ずつかけるというコーナーがあって、
それで興味を持ったものの、
2000年って本当に僕音楽始めてすぐなんで、全く音楽の知識がなかったんで、
とりあえず何この古臭くて音の悪い音源は?としか思ってなかったんですよね。
ところが高校卒業したのが2001年か2002年だと思うんですけど、
そこから僕は作曲の勉強を始めだすんですけど、高校時代から独学で作曲を勉強してて、本格的に先生に習い始めるんですけど、
とりあえずビートルズとマイケルジャクソンは教科書だから、興味がなくても聴きなさいと言われたんですよね。
ビートルズとマイケルジャクソン。
ビートルズとマイケルジャクソンが、つまり現代音楽の礎だから、
興味があろうがなかろうが知らないというのはもう許されないと当時は言われてました。
ありえないか。
現代ではそうは思わないです。
だから今僕は若い子にビートルズとかマイケルジャクソンを聞けとは思わないんですけど、
ただ僕が、今は39なんですけど、
39の僕からして20歳ぐらいの時ってのはもうマイケルジャクソンとビートルズを知らないっていうのはありえない時代でしたね。
確かに確かに。音楽好きだと名乗るですよ。
僕の先輩後輩友達や全部マイケルジャクソン。
ビートルズしっかり聞いてましたし、
マイケルジャクソンも、僕もコロコロコミックスをよく見てた世代だったものですから、
そこで結構フューチャーしてたミニ四駆を作っている会社。
タミヤですね。
タミヤの番組があって、そこでマイケルジャクソン特集してたのがすごく印象的でした。
それRCカーグランプリですか?
あ、そうです。
ちなみに僕、ミニ四駆で当時5回入賞してます。
何かの大会で?
地方の大会ですけど。
そうですか。
だから僕、ジャンプもサンデーも読まずにコロコロコミックスしか読んでなかったのでした。
ずっと?
そうなんですね。
僕も坂道を走る大会で入賞して、プラモデルを賞金でもらったことがありますね。
第一ブーム世代ですね。僕は一応二次なんですよ、僕は世代的に。
そうか。ただ年が今39とおっしゃられました。僕は46だから第一世代かもしれませんね。
僕はもうマグナムソニックの世代です。
僕はブーメなんとか。ホット?
四駆の世代ですね、それは。
その辺の世代ですね。
何の話でしたっけ?ビートルズの話をするんですよね、今日はね。
最初はいやいやビートルズを聴き始めたんですけど、
当時ギターしか弾けなかったんですけど、作曲をするなら楽器は複数できないといけないと先生に勧められてですね。
僕はベースとシンセサイザーを後々することになるんですけど、
先生がベーシストだったんで僕もベースを始めて、
ベースをもっていろんなバンドとか歌い手さんのバックバンドというかサポートなんかをする期間が20歳過ぎの頃に何年かあったんですよね。
バックバンド、そうなんですね。
そのバックバンドをレコーディングをするにしてもライブをするにしてもだいたい顔合わせがあるんですけど、
顔合わせでスタジオに集まるんですけど、スタジオに集まったらとりあえずみんながどんな音を出すかとか、
みんなどれぐらいの腕前があるかということを試すために、
音出しをしようぜって言われるんですよね、メンバーさんから。
ビートルズのデビュー曲「Love Me Do」
で、じゃあ何の曲で合わすかってなったらだいたいビートルズなんですよ。
共通認識として定番としたわけですね。
だからビートルズの曲で最初セッションを始めるんですよ。
それでだいたいこいつはこんなぐらいの腕前かとかこいつはこういう音を出すのかっていうのをお互いが探るんですよ。
で、そこで1曲目なんですけど、
僕が一番最初に演奏するという意味では覚えた曲は
Love Me Doですね。
では、Love Me Doの曲紹介をケイさんからしていただきたいと思います。
このLove Me Doはビートルズのデビュー曲です。デビューシングルであり、
シングルとアルバム確か同時に出したと思うんですけど、デビュー曲ですね。ビートルズのデビュー曲でありましてですね。
ビートルズの曲ってのはめちゃめちゃ難しい曲もあるんですけど、
逆になんじゃこれってくらい簡単な曲があるんですけど、
このLove Me Doはもうまさになんじゃこれってくらい簡単な部類の曲なんですね。
ギター弾いてる人だったらわかると思うんですけど、ギターのコードがGとCとDしか出てこないんですよ。
すごいシンプルな曲なんで、だからこの曲だったらもう下手したら知らなくてもスタジオでセッションできるんです、皆さんが。
だからこの曲でだいたい最初皆さんとセッションしますんで、この曲を僕は最初に演奏で覚えましたね。
ちゃんと編集してポルトガスをしますから。
なるほど、これで曲がかかってるわけですね。
そうですね。英語が言っていただいた解説をこの後に書けます。
はい、いうことですよ。
ジョージ・ハリスンと12弦ギターの魅力
Love Me Do、そんなにビートルズをずっと聴いてたわけじゃないけれども、Love Me Doは知ってます。
まあまあデビュー曲ですからね。
あれはデビュー曲なわけですね。
えっと、4人いるじゃないですか。
はい。
ビートルズさん。ビートルズさん?
Kさんは誰が一番お好きなんですか?
4人とも好きですね。というか、4人が本当に、これもう好き並みな答えなしかならないですけど、
4人が4種類の魅力があるんですよね。
だからじゃあ、あえて言うなら、もちろん4人とも僕好きだということを前提に言わせてもらうと、
リンゴスターとジョージ・ハリスンがあまりにも評価されてなさすぎなんで、僕はこの2人を押しておきたいですね。
ああ、確かに確かに。
ボーカルの2人は結構評価高いような印象はありますが、
リズム帯と言われるそちらのサイドはあまり扱いが薄いかなとは思いますよ。
なぜかというと、この天才のジョン・アンド・ポールの作る曲は天才なんですけど、
その曲に付き合ってる2人の方がよっぽど天才だと僕は思うんですよ。
なるほどな、そうだな。
あんな変な曲に対してリード・ギターとドラムを入れるメンバーなんて、
現代でもそうそう僕はいないと思ってます。
変な曲とおっしゃられましたけども、やっぱり変な曲なわけですね。
前代未聞人ですよね。
そうですね。
もうビートルズを聴いてると、あ、もう音楽って何でもありだなって思いちゃいますね。
でも本当に自由奔放な方にとらわれないのがビートルズかなという印象があって。
特にリンゴスターのことを音楽よく知らない人が、
あんな天才2人の後ろでドラム叩いてるだけで儲けれていいなとか言ってる、
もうほんまに許せん人がいるんですけど。
そんな人いるんですか?
ビートルズの、しかもジョンとポールの書いた曲にマッチするようなドラム叩くって、
とんでもない天才だと思います、僕リンゴスターは。
うーん、ですな。
あれソンジョソコラのドラマだったら本当に普通の曲になっちゃうんですよね。
それを普通じゃないドラムを叩いてるんですよ、本当にあの人は。
技術的にそうなんですか?
技術的にそうですね。で、何がそうかというと、
逆に自己主張はしないんですよ、ひたすらリンゴスターのドラムって。
本当に寄り添ってるんですよ。
最初から最後まで寄り添うっていう、もうめちゃめちゃ、
今でいうところのその育面ですかね、育児ができる男性じゃないですけど。
そうなんだ。
だからリンゴスター抜けたら、ビートロス多分できてないと思うぐらいリンゴスターを押したいですね。
そしてもう一人がジョージ・ハリスンですけど、
僕個人、横井圭恵にとっては、ジョージ・ハリスンがいなかったら、
僕はビートロスに興味を持ってないです。
あら、そんだけ偉大なんですね。
それが次に紹介する2曲目のハーディズナイトで。
はい、聞いていただきました。
さあ、横井さん。
どういった思いがあったんでしょうね。
このハーディズナイトなんですけど、聞いた当初は違和感でしかないんですよ。
なぜかというと、まず始まりがですね。
これちゃんと再現できないと、ギターが2本いるんですよ、最初の音を再現しようと思ったら。
こんな音で始まるんですよね。
こんなギターコースないんですよ。
これなんじゃこりゃって思うんですけど、
これはジョージ・ハリスンの弾く12弦ギターと、
ジョン・レノンの弾く普通のギターがそれぞれ違うコードを押さえることによって、
ちょっとこれ若干違うんですけど、この。
が出来上がるんですよ。
で、さっき僕はそのジョージ・ハリスンがいなかったら、僕はビートロスに興味を持ってないって言うんですけど、
このジョージ・ハリスンが使う12弦ギター。
僕はこれに魅せられたわけなんですよね、ビートロスで。
で、このハード・デイズ・ナイトのギターソロなんですけど、
ちょっと僕これギターソロが上手くないんでゆっくりしか弾けないんですけど、
こういうギターソロがあるんですよ。
なんですけど、こんな音ギターでどうやって出すんだって僕は最初思ったんですよ。
で、僕はアコースティックギターしか当時持ってなかったんで、出せないんですよ。
だってあれ?これ一つの音に低い音と高い音がどっちも入ってるぞ、これですね。
あ、これだ。
なんですけど、これは12弦ギターといってですね、その1オクターブ違う音。
1オクターブ上の音が入ってる。
だから12本あるんですけど、12本の弦を2個ずつ押さえるんですよね、12弦ギターって。
それで低い音と高い音を一気に押さえて弾くんですよ、12弦ギターって。
そのギターを使って最初の…とかギターソロの…って弾いてるんですよね。
僕は当時この音を出したくて、普通のギターで一生懸命練習して、できーんってなったんですけど。
ところが、後に僕は音楽学校に入るんですけど、音楽学校で先生に、これ12弦ギターって言うんだよって言われて、
うわーってなって、そんな楽器があるんですかってなって。
ジョージ・ハリスの弾く12弦ギターの名曲って他にもいっぱいあるんですけど、
他にも紹介したい12弦ギターの名曲ってあるんですけど、
とりあえず僕は電気が走るくらい衝撃を受けたのが、このハーディーズ・ナイトでございました。
ありがとうございます。ハーディーズ・ナイト。なんかね、聞くんですよね。
テレビ番組でよくかかってません?
よく聞かれますね。
鑑定団ってこれじゃなかったでしたっけ?
ビートルズの魅力
でしたっけね。僕あんまりゴールデンタイムのテレビ見ないんでわからないですけど。
あー、そうかそうか。でも、メロディーは今ヒット曲を出す方々のやつでは聞けないメロディーではありますよね。
そうさ、独特なハーモニー化をしてるんで、ビートロスの魅力の1個はコーラスですね。
爽やかですよね。
しかも、最初に言ったラウミー・ドゥの曲あるじゃないですか。
あれはどれが主旋律なのかわからないんですよ。簡単な曲と言いましたけど。
簡単な曲と言ったものの、あれを1人で歌えてもらったら、実は1人で歌えないんですよ。
再現は難しいでしょうね。
だから、ラウミー・ドゥは歌おうと思ったら2人以上いるんですよ。最低でも。
そうでしょうね。
そういう魅力もありますね。
うーん。
いやー、ビートロス。そうか、ちゃんと聞いて。
残念ながら、今日までちゃんと聞いてこなかったんですよね。
結婚して15年になりますが、妻がビートロスのCDと一緒に来てくれたんですよ。
あー、なるほど。
それまでちゃんと聞かなかったんですよ。
まあ、いいんですけど。
それでは、3曲目いきますか。
では、3曲目ですが、僕が選んだ曲はですね、先ほどコメント欄でミシェルという曲はないんですか?というコメントを書いていらっしゃった方がいらっしゃいましたが、
ミシェルという曲も入っているラバーソウルというビートロスのアルバムがあるんですけど、
僕このアルバムが大好きなんですけど、そのアルバムの中でもやっぱり一番いい曲と言えば、
この3曲目に紹介するIn My Lifeではないでしょうか。
では聴いてください。The BeatlesでIn My Life。
In My Lifeの選ばれたきっかけ
In My Life、選ばれたきっかけなんて何かあったんですか?
そうですね。僕の音楽の影響にあたった曲なんですけど、
1曲目のLove Me Doと、後に紹介する曲もあるんですけど、
僕が最初はそのベースを弾きながら音楽を勉強していてですね、
それでいろんな人とセッションをするためにビートロスの曲を覚えていたんですが、
この3曲目のIn My Lifeは僕がソロ活動を始めてですね、
初めてギターで弾き方をしたビートロスの曲がこのIn My Lifeです。
いろんな楽曲があったと思うんですけども、この楽曲を選ばれたきっかけなんかあったんですか?
さっきも言いましたけど、ビートロスって実は1人じゃ歌えない曲って結構多いんですけど、
この曲はまず1人で歌えるということが理由の1個ですし、
それからこのIn My Lifeの入っているLover's Soulというアルバムが出た経緯からしゃべり始めるんですけど、
ビートロスはこのLover's Soulというアルバムを作る前にアメリカツアーに行くんですね、ビートロスは。
アメリカツアー、はい。
イギリスのバンドですもんね。
そうです、ビートロスはイギリスのバンドなんですけど、
ビートロスがアメリカのミュージシャンと交流をしてアメリカの影響を吸い込んだ結果できたアルバムなんですけど、
特にジョン・レノンはボブ・ディランの大ファンで、アメリカツアーに行ったときにボブ・ディランと出会うんですけど、
ボブ・ディランというのが最近知らん人も増えてきたんですけど、アメリカのフォークシンガーなんですけど、
ファンの人がいたら大変申し訳ないんですけど、このボブ・ディラン、歌めっちゃ下手なんですよ。
でもラッパーみたいな印象がある。
この時代まだラップはないんですけど、ボブ・ディランはノーベル賞を取るぐらい詩人なんですよ。
詩人が本当に素晴らしいんですよ。
草してる意味じゃなくて、ボブ・ディランの歌が下手くそっていう話をしてるんじゃなくて、味があるっていう話をしたかったんですよ。
歌は下手なんですけど、歌詞が素晴らしいですし、さらにその歌詞を朗読するためにこの人は歌ってるんですよ。
音程は合ってないんですけど、歌詞の言葉の伝え方というのが英語がわからない僕でも伝わってくるぐらい、
本当に歌詞の叫び方というか歌い方がとんでもなく素晴らしい人なんですよね。
伝え方そうですね。
歌詞を朗読するのに合わせてギターをバンバンって弾くんですけど、そのギターも素晴らしいんですよね。
そのボブ・ディランからジョン・レノンは、君はもっと歌詞にこだわったほうがいい。
君の歌ってる歌詞はもう軽薄すぎるって言われたんですよね。
ビートロスの歌詞って結構わかりやすいんですよ、逆に言えば。
もっと深みのある歌詞を書きなさいと言われるんですよね、ボブ・ディランに。
ジョン・レノンは自分の大好きなボブ・ディランにそういう指示を受けてめちゃめちゃ感動して、
ジョン・レノンも深みのある歌詞を書こうという努力をして始めるんですけど、
その結果できたのがこのIn My Lifeなんですよね。
僕は当時、ビートロスの歌詞を翻訳するということにハマっていてですね。
翻訳?自分で?そうなんだ。
ただ、ボブ・ディランが言うようにビートロスの歌詞を翻訳すると、
本当に実にバカバカしい歌が多いんですよ。
そうですか。
例えばですね、イエスタデってあるじゃないですか。
イエスタデで訳したらほんまにアホかって曲です、あれ。
昨日、何にも悩みなかったけど、今日はめっちゃ悩んでます。
どうしてだ、昨日。
なぜ彼女がどっか行ってしまったのか訳が分かりません。
なんでこんなことになったのでしょうか。
昨日ですよ、あれ訳したら。
和訳をしたらそうかもしれないですね。
なんじゃこれ!ってなって、ビートロスの女ってなったんですよ。
カモン・タツオ系ですね。
ところがこのIn My Lifeの歌詞を翻訳したら、もう涙が出るくらい素晴らしい歌で。
プラス、一人で歌えそうな曲だったので、それで僕は初めて弾き語りでやった曲がこのIn My Lifeという曲です。
In My Life、これは3曲目ですね。
ということを念頭に、もしよければもう1回皆さん聴いてほしいなと思うんです、この曲を。
今回はミュージカルのトークでお送りいたしますので、このトークの合間にかけさせていただきますので。
チャプター的なやつでちょいちょいとしてくれるとすぐ聴けますからね。
よろしくお願いしますね。
4曲目聴きましょうか。
4曲目なんですけど、今3曲紹介しました。
1曲目が初めてセッションした曲で、
2曲目は12弦ギターを覚えた曲となって、
3曲目が初めて弾き語りしたIn My Lifeですけど、
4曲目ですね。
これまた、僕がベースを弾いていた時代に影響を受けた曲にもう1回戻るんですけど、
Come Togetherという曲です。
これ時系列が戻るんですけど、
僕最初、ランミードゥでセッションに入ったといっても、
ベースもギターも当時下手くそすぎて、使い物にならんって言われたんですよね、スタジオの人から。
そうですか、はい。
だから僕はランミードゥでハーモニカルを弾いてたんですよ。
パー、パー、パッパッパーっていう。
へー、そうなんだ、はい。
で、歌わせてももらえずに歌も下手だったの、当時。
うん。
で、とりあえず歌うか何か楽器弾くか、まあまあハーモニカルももちろん楽器ですけどね、
ギターかベース弾かしてほしいよって思ったんですけど、
へー。
ようやく、OK、じゃあお前ちょっとベース弾いてみるかって言ってもらえて。
で、まあこのCome Togetherですけど、
当時僕外人バーに出張りしてたんですよ、大阪の。
はー、そうですか、はい。
で、その外人バーで夜な夜なお酒飲みながらみんながセッションをしたりしてたんですけど、
そこでちょっとOK、じゃあお前弾いてみろって言われて、
弾いたのが4曲目、ザ・ビートルズで、
Come Togetherです。
このCome Togetherもですね、
ビートルズとか何回の曲が多いってさっき言いましたけど、
これも簡単なブルーの曲で、
この曲もD、
でG、
でA、
Bm、
この4つのコードで弾ける曲なんですよ、すごい簡単な曲なんですよね。
はい。
ただ印象的なのがこのベースがイントロの、
あ、こうか。
ベースしたときこればっかり弾くんですよね。
で、このドゥンドゥンドゥルルーンって指をこの、
指をひたすら弦の上で滑らすこのスライドプレイというのを使うんですね。
あ、なるほど、はい。
ただ、僕はずっと楽器を弾かせてもらわずに、
弾きたい、弾きたい、弾きたいと思って、ようやくじゃあK弾いてみろって言われたんで、
よっしゃーと思って、失敗したらまたメンバーから外されると思って、
僕は猛練習をしたんですよ。
はい。
その結果、僕手の皮がこのスライドプレイでずるむけになって、
で楽器が弾けんくなったんですけど、
でもこのチャンスを逃したらほんまに弾かせてもらえると思って、
指テーピングしてベース弾いて、
最終的にはその皮がめくれて、めくれた上からもう一回弾いて、
指の皮がもうカッチカチになって、
でも指の皮がカッチカチになるとベースすごい良い音するんですよ。
そうなんだ、へー、はい。
それでめちゃめちゃ良い音で弾いて、
もうOK、お前めちゃめちゃ練習してきたな、さすがやーって褒めてもらえた曲ですね。
わー、重いですね。
人気の思い出がある、ビートルズのカム・トゥ・ギャザーですね。
5曲目は、Kさんからリクエストしていただいたやつが、
実はSpotifyなかったんですよね。
まあ、そうですね。
ライブアルバムですからね。
はい。公開収録、ラジオトークでやってますけども、
編集してアップするのはAnchorなんですよ。
Anchorを吸収したSpotifyが、
登録してある楽曲と我々のトークを混ぜてアップできるっていうような、
ポッドキャスト番組の作り方ができるんです。
これはミュージックのトークっていうような番組の形式なんですけども、
それでアップするんです。
アップするんですが、横井さんがこれが一番良かったっていう楽曲がSpotifyに無かったのも残念だったんですよ。
まあ、そりゃ仕方ないですね。
これはライブ版が僕一番良いというリクエストを出したわけなんですけど、
これそれぞれ喋っていいですかね。
お願いします。
とりあえず曲紹介の方からいいですかね。
The Long and Winding Roadのレコーディング
ではまず曲紹介をお願いしましょうか。
それでは僕が選んだBeatles、5曲目はThe Long and Winding Roadです。
はい。楽曲解説などいただけたらと思いますが。
はい。じゃあこのThe Long and Winding RoadはBeatlesのファイナルアルバムです。
最後のアルバム、レッドイットビーに収録される曲なんですね。
ただ、この曲はポール・マッカートニーさんが作るんですけど、
このレッドイットビーというアルバムなんですけど、
実は2003年にレッドイットビーネイキッドというアルバムが出るんですけど、
ネイキッド、はい。
要するにこのレッドイットビーっていうのはそもそもポール・マッカートニーが原点回帰して、
4人プラス、あともう一人キーボードの人がいるんですけど、
この5人でライブレコーディングをして、ライブ風に作りたいと本当は思ったんですよね。
ライブ風に録音したわけですよ。
ところが、このレッドイットビーを作って発売する前にBeatlesは解散したんですよね。
解散した後にプロデューサーが勝手にストリングアレンジ、つまりオーケストラですね。
オーケストラを入れちゃったんですよ。
それを聞いたポール・マッカートニーが、「これ何じゃこれ!」ってなって、
全然バンド演奏ちゃうやんけ!って激怒したんですよ。
それに激怒して、ポール・マッカートニーはBeatlesを解散した後も、
ソロライブでこのThe Longer the Winding Roadを歌い続けるんですけど、
そのポール・マッカートニーがソロライブで歌うThe Longer the Winding Roadは、
レッドイットビーネイキッドに結構近い演奏なんですけど、
ただ僕はレッドイットビーネイキッドの演奏もあんまり好きじゃないんですよね。
その上で、これが一番完璧やし、これが多分ポール・マッカートニーが一番理想とした
やつになっちゃうかと思ったのがですね、
ポール・マッカートニーのライブアルバム、バック・イン・ザ・U.S.2002というアルバムがあるんですね。
このツアーで演奏されたThe Longer the Winding Roadが、
もう完璧にBeatlesやん!っていうぐらいBeatlesっぽい演奏で、
しかも最高の演奏で、僕は今でも大事にしてるんですけども、
これこそが本当のThe Longer the Winding Roadだと僕は思ってますね。
ただこのライブ版がないということなんで、
仕方なく今オリジナル版をかけてもらってるんですけど、
はっきり言ってオリジナル版の5倍、10倍いいですね。
申し訳ないですね。スポティファイにいないとかけれないんですよ。
興味ある方はぜひ、バック・イン・ザ・U.S.2002、
2002年のポール・マッカートニーの世界ツアーのアルバムを聞いてほしいなと思います。
ライブアルバムの思い出
どっちかっていうと、ザボンさん野球好きじゃないですか。
実はこの曲には野球にまつわる僕の思い出があってですね。
このバック・イン・ザ・U.S.2002ツアーですけど、
僕は2002年から大阪の南に住んでたんですけど、
大阪ドームの近所に住んでたんですよ、僕は。
2002年とおっしゃられました?
ほぼ同時期その辺にいました、僕。
そうですか、僕南ホリエですよ。
僕南ホリエです、僕も。
一緒じゃないですか。
すげえじゃないですか。
僕は新卒大学生、大学を卒業してすぐ入った会社の寮がその辺でした。
あれはまあ、僕西高校の近所ですよ。
図書館の近所です。
図書館に僕は、ハッピーエンドのCDを借りに行ったことがありますね。
おー、じゃあえらいド近所に住んでるじゃないですか、同時期に。
同時期にね。
1996年に大学に入って、その4年後に卒業したら2000年にいたのか。
ちょっと時期が違うのか。
僕は2002年から2008年までいましたけど。
僕は2002年の4月から2002年の6月までいました。
時期がちょっとかぶってないんですね。
野球と日米野球
2002年の11月に大阪ドームで、このポール・マッカートリのバックイン・ザ・US2002のジャパンツアーと日米野球が同時に同じ月に開催されたんですよ。
そうでしたっけ。
ちなみにその日米野球にはイチローとバリーボンズとかバーニー・ウィリアムスとか、もう相当たるメンバーが来たんですよ。
バリーボン先生とかいらっしゃいましたね。
東京バッターもいました。
懐かしいですね。
で、僕は貧乏だったんですよね。
両方見に行きたいと。
けどお金がないと。
どっちを見ようかと。
日米野球を選んじゃったんですよ。
野球か。そっか、はい。
僕は後悔してるんですよ。だって井河圭からバリーボンズがホームランボコーンって見てましたもん、ちゃんと。
そっかー。それも歴史的なシーンですね。
僕は日米野球を選んだことに何も後悔はしてないんですけど、
ただこの最高のザ・ロング&ワインディング・ロードが聴けたバックインダーUS2002は、
チケットをお金がなくて買えずに、僕は外で聴いてました。
微妙に音が漏れ出てるんですよ、外まで。
そうなんですね。
そのチャリンコで行って聴いてました。そしたら警備員に、「こら!」って言われてつまみ出されました。
そんな思い出があって、実はギリギリ聴けなかった。
聴いとけばよかったと思うんですけど、でもまぁまぁ日米野球を選んだことにも後悔はしてないです。
そんな思い出があるザ・ロング&ワインディング・ロードなんですけど、
僕、ギター、フォークギター、12弦ギター、そして今クラッシュギターを追加買ったんですけど、
ギター3種類にベース、シンセサイザーを今まで弾いてきたんですけど、
ベースシンセサイザーはもうやめてるんですけど、
ピアノはまだ、ピアノは昔子供の時は習ったんですけどね。
ピアノにもいつかチャレンジしたいと思ってるんですけど、
ピアノが練習できるようになったらですね、この曲を弾き上げたりしたいなと思ってる曲ですね。
それがこのザ・ロング&ワインディング・ロードですね。
思いはいっぱいです。実は事前にですね、横池さんとコラボレーションが決まった時にメッセージのやり取りをいたしました。
かつてこんなに長文でこんなことを喋りたいですっていうメッセージをくれた方は誰もいませんでした。
僕は自分の野球の番組、あるいはいろんな番組やってますけども、
200人くらいコラボレーションしてますけども、
この前向きにメッセージをくれた人は誰一人いませんでした。
魂感じましたよ。
ちょっと5曲選ぶにあたって結構情報の整理がいるかと思ったんで、結構情報整理しながら準備してきました。
締めに入っていきたいと思います。横池さん。
横池の音楽活動
万歳などいただけるといいかなと思います。
万歳ですか?
僕週1回ポッドキャスト喋る横池ってのを更新していまして、
不定期でラジオトークの10分も横池の収録トークを上げています。
弾き語りのラジオトークのライブ配信をこれも不定期でやってるんですけど、
アルバムを今作ってまして、
その録音作業が全部終わったんで、
終わり次第その弾き語りのライブ配信を定期的にしようと思ってたんですけど、
ちょっと今、個人的にいろいろ課題を抱えていてですね、
ちょっと猛練習に励んでいるんですけど、
とは言っても、やっぱりミュージアルである以上、
人前に姿を出さないっていうのはあまりよろしくないと、そういう考え方もあるんで、
だからまだ課題は克服できてないんですけど、
ある程度形になったなっていう実感はここ2,3日で思えてきたんで、
そろそろ弾き語り配信もしたいなと思ってますし、
あと僕のブログやツイッターをご覧の方はご存知かと思うんですけど、
最近クラシックギターを買ったんですよね。
そのクラシックギターの弾き語りも今ちょっと猛練習中なんですけど、
ちょっとできるようになったんで、それも聴いてもらおうかなと思ってるんで、
近々弾き語り配信をしようと思ってるんですけど、
あ、頭さんどうもありがとうございます。期待してください。
このポッドキャストのしゃべり予告にしても、
ラジオトークの10分前後の収録トークにしても、
この弾き語りのライブ配信にしてもそうですけど、
もちろんたくさんの人に聴いてほしいですし、たくさんリアクションもほしいですし、
たくさんコメントもほしいですし、もちろんたくさん見てもらうのは嬉しいんですけど、
本当に時間があるよって時に聴いてほしいですし、
聴きたいと思う時に聴いてほしいですし、
だって僕だって音楽をどうしても聴きたくない日だってあるんですよね。
だから、「あれ?横井やってるやん。聴いたろ?」っていうふうな、
自然に横井の音楽でも聴いたろうかなと思ってもらえるようになるのが、
僕のわがままですけど理想なんで、
本当に無理なくていいんで、僕を見かけたら聴いてほしいなと思ってます。
今回はラジオトークミドル巨人くん公開収録。
おとながすビートルズ厳選5曲でございました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。