00:01
はい、kameiです。 yykamei's Podcastやっています。
今回のトピックは、組織を変える5つの対話、です。
組織を変える5つの対話っていう本が、今年の3月に出まして、
めちゃくちゃ良かったので、ちょっとその話をしようかなと思います。
この本は、もともとアジャイル・カンバセーションズっていうタイトルの本が翻訳されたものでして、
なんでアジャイル・カンバセーションズから大胆に翻訳した名前を変えたのか、すごく興味はありますね。
でも、アジャイル・カンバセーションズなんですよ。なので、結構アジャイルなんですよね。
アジャイルの話で。
最初の方に、アジャイルが出てきて、リーンが出てきて、デボープスが出てきてってやっているけど、
結局、そこら辺でうまくいってないところってあるよねと。
で、なんでうまくいかないんだっけっていうところに振り返ってみると、
実は会話、カンバセーションに問題があることがやっぱり多いよねと。
だから、会話なんとかしていこうよっていうのが書いてありますね。
デボープスのところでは、こう書いてある。
不思議なことに、最近では一部の企業で開発や運用とは別のデボープスチームという特別なチームを立ち上げるという傾向があります。
しかし、デボープスの真の意義は、異なる専門分野間の団結と協力を生むことにあり、
分業を推し進めるものではありません。
それなのに、デボープスエンジニアという求人広告まで見かけるようになりましたって書いてあって、
なかなかいいとこついてるなって思って、始め2の部分の最後のやつを取り上げたんですけど、
それを読むだけでもかなりワクワクするような本ですね。
全体的には、組織を変える5つの対話という部分がプラクティス的に取り上げられてはいるんですけど、
その前にまず、自分の会話ってどういうものなんだっけっていうのをちゃんと分析しましょうということで、
これは名前がなんだったっけ、対話診断かな。
対話診断みたいなのをやろうと。
どんなふうにやるかっていうと、
対話っていうのを書き起こして、その対話に対するその時思っていた自分の気持ちっていうのを対話の横に書くと。
左側が自分のその時の感情で、右側がその会話の実際の内容。
自分と相手がいて、右側にはその相手の部分がきて、その相手が喋ったことに対して自分が思う。
今度は相手が喋ったから自分が喋ってっていうのがあって、自分が喋っている時にはこういう気持ちで喋っているみたいなのを書いていく対話診断っていうのをやっていくと。
やっていって、それを振り返ってみて、レコード、リフレクト、リバイズ、ロールプレイ、
つまり記録、内製、書いて、ロールプレイのこの4Rを用いて対話をブラッシュアップしていって、対話の質を上げていこうと。
そういう診断方法っていうのを最初に書いて、じゃあどういう風に自分の対話を改善していけばいいのかっていうプラクティスが3章、4章、5章、6章と、
03:14
3、4、5、6、7か、つまり5つの対話の5つっていうところになるわけですね。
1つが信頼を築く対話、信頼ですね。
で、もう1つが不安を乗り越える対話、この不安の解消。
そして、whyを作り上げる対話。
why、なぜですね。
で、コミットメントを行う対話。
で、最後が説明責任を果たす対話。
で、これ結構順番が大事だと本では言っていて、最初の信頼がない状態では不安を取り除くことはできないと。
信頼と不安がない状態ではwhyを作り上げることはできないと。
信頼と不安が、信頼がちゃんとあって不安も取り除かれていて、で、whyもある状態でもがなければコミットメントを築き上げることはできない。
そしてコミットメントもない状態だと説明責任っていうのを果たすことができないと。
なので、そのやるにあたってはそもそもどのレベルにいるのかっていうのをまずしっかり把握して、
で、あ、なるほど、今この状態ではそもそもwhyとか問いかけてるけど、
whyの前に不安が解消されてないのかもしれないと。
不安解消も何もそもそも信頼がないのかもしれないと。
そういうところに行き着いて、まずしっかり地固めしていってみたいなのが書いてありますね。
結構本当プラクティス寄りというか実践なんですよね。
実践に即していて、なんか読みやすいんですよね。
こういうふうにしたらいいよ、いいよというかそういうヒントが書いてあって、
で、読み終えてみたんですけど、本当に後になってリファレンスとして読んでもいいなと思います。
特にそうですね、私個人的にいいなと思うのが3章の信頼の部分ですね。
信頼を築き上げるためにプラクティスとして、
ここでは人のためのテスト駆動開発という名前をつけていて、
そもそもアジャイルカンバセーションズという現代であることからも分かる通り、
結構ターゲットがアジャイルなんじゃないかなと想像していて、
だからこのテスト駆動開発っていう言葉を使ってるんですよね。
薬虫ではテスト駆動開発というのはねって書いてあるんですけど、
薬虫なかったらマジで本当にいきなりテスト駆動開発って出てくる気がするんですよね。
じゃあ人のためのテスト駆動開発って何っていうと、
推論のはしごっていうツールがあるそうですと。
どんなものかというと、
しゃべる時っていうのは最初はみんな事実ベースから始まるんですよね。
あるAっていう事実をもとにして、
06:01
その事実からどういう風にしてデータを選ぶのか。
その選んだデータに対してどうやって意味を与えるのか。
そこからどうやって仮定をしていくのか。
その仮定から結論を導き出す。
それでそれに対する信念を採用する。
その結果言葉として今までの思考プロセスが表出されるっていうのがあるよねっていうことを推論のはしごでは言っていて、
その表出したところと表出したところで話をしても、
実はもうプロセスの段階でだいぶ違うので、
結構話が噛み合わないとかあるよねと。
信頼を築くための会話で、
そのあたり、まず自分と相手にどこの共通のものがあるのかねっていうところを探っていこうと。
だから最初はその事実ベース、お互い同じ事実を見てますよねっていう風にして確認をして、
その確認が取れたら今度その事実に対してどういう、
さっきデータを選ぶって言いましたけど、
事実の中から何を取り上げているんですかねと。
例えば開発においてメンテナンス性が悪いコードがあると。
そのメンテナンス性が悪いということについての認識は2人とも揃っているんだけど、
メンテナンス性が悪いで、
片方は実はクラスとかメソッドの名前のネーミングが悪いと思ってるかもしれないし、
もう一方はネーミングが悪くないんだけど、
とにかくメソッドがたくさんあることが悪いとか。
実はコードベースがメンテナンスがしづらいっていうことに対して、
そういう事実を持っていても何を持ってメンテナンス性が悪いかっていうのは違うけれど。
だから事実からじゃあここの何が悪いんだっけ、何なんだっけと。
それはどうしてなんだっけとか、
そういうところを一個一個下から積み上げていく、
事実ベースから積み上げていくっていうのが推論の梯子を使ったもので、
これが本書では人のためのテスト駆動開発って呼んでいるようですね。
この考え方が信頼を築く対話のために必要っていうことで、
必要だと思うんですけど、
全然めちゃくちゃ他の部分にも応用効くなって思っていて、
まず事実から、まず共通にお互い見ているもの同じですよねってところから始めていって、
どこが違うんだっけっていうところを探り当てるっていう会話の仕方、
非常に勉強になるなっていうし、非常にいいなって思うんですよね。
とにかくこの推論の梯子、人のためのテスト駆動開発はかなり抑えておきたい。
09:02
これはもう本当にアジャイルカンバセーションズって、
読者が多分アジャイル実践者であることからも分かる通り、
全然開発者でも使える話だと思うんですよね。
信頼を築く対話の部分もすごく良かったんですけど、
その後の不安チャートっていうツールがあったり、
結構プラクティスがあったりして、なかなか学びがありました。
ということで、今回は組織を変える5つの対話について喋ってみました。
それではまた。