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2024-02-15 05:06

ニュース解説:生成AIで対応?プログラミング言語COBOLって何?

IBMが生成AIでプログラミング言語COBOLをJavaに書き換えるというニュースがありました。そもそもなんでそういうことをするの?COBOLって?プログラミング言語とエンジニアの関係について解説します。
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本日のゆるかわレディオですが、IBMがプログラミング言語のCOBOLをですね、生成AIを使って対応しようというニュースからですね、ちょっと解説をしていきたいと思います。
皆さん、プログラミング言語のCOBOLって知っていますか? こちらですね、COBOLっていうのは、Common Business Oriented Languageの略って形でWikipediaに書いてあります。
このプログラミング言語なんですが、とても古い、とても歴史あるプログラミング言語で、誕生したのが1959年になります。
なので下手すると、もう60年、70年近く使われている言語なんですね。
古い言語なのに使われているんです。どれが使われているかと言いますと、日本のIPAが調査した2022年のレポートによると、1位はJava言語、これが42.4%に対して、なんと2位は16.3%でCOBOLだったということです。
他にもいろんな言語がある中で未だに使われているこのCOBOL。ただですね、ちょっといろいろと問題がありまして、そもそもプログラミング言語っていうのは、いっぱい世の中に存在するんですけれども、それってなんでいっぱいあるのかというと、プログラミング言語っていうのは時代が経つとどんどんどんどん良い良いものが生まれてくるというのがあります。
そのCOBOLの後に生まれた言語で、例えばC言語と呼ばれる、いろいろな言語がですね、例えばWindowsを作ったりとかするときにも使われるような高級言語、高級な言語として生まれてきたのがC言語。
それに対してさらにもっとうまく使えるようにしようと思ったのがJavaであったり、最近データサイエンティストとかが使っているのがPython。
MicrosoftがWindowsを発売したときに、これをもっと開発しやすくしようとしたのがVisual Basic、VBと呼ばれるやつです。
その後ですね、インターネットが流行って、そこからWebを作るための言語のPHPであったり、その後スマホが登場したりしたときにMacとスマホ、iPhoneでですね、プログラムを作るSwiftであったり、
GoogleがAndroidを出したときに、最初はJavaだったんですけど、その後Kotlinっていうもっと作りやすい言語が生まれました。
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Javaもですね、今はですね、例えばC#というMicrosoftの言語が結構メジャーになってきたりとか、それ以外にもRustであったりとか、いろんなですね、新しい言語が生まれています。
新しい言語がいっぱい生まれるということはですね、エンジニアにとってどんどんどんどん新しい言語を習得していくということがですね、自分の技術のアップデートにとってとても大事。
アップデートをするかしないか、自分のスキルをアップするかというところがですね、何の言語をどれだけよりよくキャッチアップするかにかかっているわけです。
そうなると、昔の古いCOBOLという言語は人気はあったり、需要があるんですけれども、ただとても古くて使いづらいというエンジニアの好みもありまして、結局は最近使われなくなってきた。
ので、そのCOBOLを使えるエンジニアというのは需要の場合には足りないというのはそういうところでございます。
今、今回のニュースはIBMが生成AI、ChatGPT、Watsonとかそういうものを使ってですね、COBOLで作った昔のプログラムをですね、Javaで作り直そうというのをAIを使ってやろうとしております。
というのがこのニュースのですね、背景にあります。
まとめます。
COBOLはですね、まだ使われるんですけど、学びに論欲なエンジニアにはあまり好かれないと。
そういうCOBOLを使っている職人がですね、どんどんどんどん高齢化していますのでいなくなったら、結局AIを使って解決しかないというのがCOBOLを取り巻く現状でございます。
本日はCOBOLについてゆるかわレディオでご説明しました。また。
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