今日ね、2回目なんですけど、お会いするのが。
もう、また再会できて嬉しいです。
ありがとうございます。
本当に嬉しいです。
山下弥生さんとの出会いということで、
本当にね、今月、3月の頭に。
第16回にゲスト出演していただいた、 シンガーソングライターでもあり、
音楽プロデューサーの高橋健さんのライブね。
ツーマンライブで、蒲田博之さんとの ツーマンライブだったんです。
そこに、弥生さんと出会いまして、
たまたまね、席が隣だったっていう。
はい、ご縁で。
この方ね、ライブが始まる前から、 結構お話させていただいてたんですけど、
楽しい方だなと思ったので、 今日来ていただきました。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
はい、フェイスブックライブ配信もしています。
山下弥生さんへのメッセージもお待ちしています。
お願いします。
ここで改めて、 山下弥生さんのプロフィールをご紹介します。
名古屋市出身。
27歳の時に、それまでのOL生活をやめ、 単身アメリカへ。
1年間のアメリカ滞在中には、ロサンゼルスにて、
デルタリズム・ボーイズのカール・ジョーンズ先生に、
ごめんなさい。
いいよ。
その後、グレーハウントという長距離バスで、 南回りに回り、ニューヨークへ。
ニューヨークではアポロシアターの アマチュアナイトに出演。
帰国後、岩田博史さんと出会い。
1989年、ホームレス・ハートを結成。
ライブハウスを中心に各地で活動後、
1994年、当時のエピックソニーレコードで デビューアルバム、ホームレス・ハートを発表。
その後、オリジナルアルバムを2枚発表し、 活動を続けるも。
パートナーの岩田博史さんが亡くなり解散。
しかし、現在でも歌の活動を続けていらっしゃる 山下弥生さんです。
ということで、CMの後、弥生さんに お話を伺っていきます。
よろしくお願いします。
お願いします。
ちょうどいい、あなたらしくいられる場所を 見つけてもらうために、
さまざまなゲストの人生ストーリーを 紹介しています。
ポッドキャスト番組、伊藤ゆみ子のコージースペース。
アップルポッドキャスト、スポティファイ、 アマゾンミュージックなどから配信中です。
伊藤ゆみ子のコージースペース。
はい、ここからはコージースペーストークということで、
今日はシンガーの山下弥生さんに インタビューさせてもらいます。
はい。
ということでね、もうね、弥生さんの先ほどね、 プロフィールもご紹介させていただきましたけど、
ニューヨークでアポロシアターのアマチュアナイトに 出演っていうことで書いてあったんですよね。
はい。
私も調べたんですけど、もちろんね、聞いたことあります。 有名なので。
本当に誰でも出れる番組じゃないじゃないですか。
いや、誰でも出れるんですよ。
あれ、そうなんですか。
あれ、オーディションないですか、でも。
いや、オーディションありますよ。 だから、一時審査とか。
はい。
でも、誰でも受かります。
誰でも受かる、本当に?
ただ、そこのオーディション会場が、 アポロシアターっていうのは125丁目の道沿いにあるんですけど、
オーディション会場っていうのはその裏道なんですよ。
裏にあるんで、行くのがすごく怖いです。
そうなんですか。治安があまり良くない?
治安が良くないところに入っていくんで、それで私わからなくて、
そこでお店をやっている家具屋さんのお母さんに聞いて、お店の中に入って、
そしたら、私が連れてってあげるわって言って、 手を引かれて連れてってもらうんですけど、
それが一番怖かったですね。
そういうことね。
どこに連れて行かれるんだろうっていうことで。
なるほどね。知らない人ですもんね、だって。
でもこの行き先としてどうしてこの出演しようと思ったんですか?
それはですね、アポロシアターナイトのアポロシアターナイトっていうのが、
毎週土曜日か何かにテレビの番組であって、12時くらいから。
で、それを友達、私は貧乏だったのでテレビ買えなかったので、
なかったんですけど、たまたま友達のお家でテレビを見たときに、
それで優勝すると全米ネットで出られるっていうことがあって。
夢がありますね。
で、その番組っていうのが、
なんていうんですか、それこそマイケル・ジャクソンとか、
みんなその道を通って出られたっていうことを聞いたんで、
余計出たくなって、私黒人の音楽がすごく好きで、
それでアメリカに渡ったんで、どうしてもそこの伝道に行きたかったっていうか。
そういうことなんですね。
だってこれアマチュアナイトって言ってもプロの方も出たりもするんですよね。
もちろんです、もちろん。
でもアマチュアって言ってもね、
でもものすごい下手な人も出られますから、
そうなんですか。
あとね、バレリーナとかも出ますし、
あとコメディアンの方とかも出ますし。
コメディアンの方とかも出ますし。
どうでした、そこのときに出て、自分の中の心の動きっていうか。
もうすっごい緊張感すごくて。
そうですよね。だって多くの監修見てる中で歌うんでしょ。
そう、3階建てのすごいちゃんとしたシアターなんで、
で、やっぱり満杯だったりするんですよ。
毎週水曜日のお祭りみたいな感じなんですよね、ハーレムの。
だから、それでもう歌い始めたときに、
もういきなりブーイングしてくるおばさんとかいて、
すっごい怖いんですよ。
だけど、もう半分拍手が出たんで、
最後まで鑑賞させてもらいましたけど。
そうなんですね。
でもそういう経験ってやっぱりなかなかできないと思うので、
そこからまた日本に戻られるんですよね。
そうです。
そして、先ほどお話、プロフィールにもご紹介させていただきました、
ギタリスト、ボーカリストでもある岩田さんと出会って、
ホームレスアートを結成するっていう、
2人のデュオってことですもんね。
そうです。
そうなんですね。
どんな感じのデュオだったんですか?
仲の悪いデュオでした。
仲の悪い。
私は割とストリートでやりたかったんで、
彼は屋根がついたところでやりたいって言うんだよね。
きっと思ってね。
確かに雨降ったときはね。
寒いしとか。
ストリートだとね、冬はね。
でもストリートにやりたいっていうのは、
そこはどういうところがやゆさんの中で、
ストリートでやりたいって思ってたところなんですか?
だから不特定多数の人に聞いてもらいたかったから。
そこを通りすがりの人がね。
どれくらい足を止めていただけるかっていうことで、
自分を測っていきたいっていうことがあったんですね。
そういうことですよね。
でもそういうのって怖さとかないんですか?
私歌詞はないんでわからないんですけど。
それよりも楽しいことが多かったですかね、ストリートライブは。
面白かったですよ、やっぱり。
仕事終わりの人たちが聞いてくれるんで。
だからもうレギュラーの人が集まってきたりするんですよ。
そうか、もうね。
ストリート。
毎週やってらっしゃったんですか?
そうです。毎週何曜日って決めて。
そうしたらもう行きやすいですよね。
で、それは渋谷のパルコかな?
ロフトの前でやってたんで、同じところで。
そうなんですね。
でも岩田さんはあんまりストリートライブじゃなくて、
ライブハウスとか屋根のあるところでやりたいっていうところで。
要するに指が冬やると動きにくくなるから。
確かに。
だからその前はずっと喫茶店とかで指を温めて。
そりゃそうですよね、考えたら。
で、やるんで。
僕はもう、ストリートはいい加減にしてもらいたいな、みたいなことはよくありました。
仲があんまり良くないんじゃない?
音楽性の方向性が違うとか、そういうのはなかったんですか?
音楽性の方向っていうのは、岩田が曲を作ったりしてたんで、
だからそれは別に。
合ってたね、いい感じで。
ところがありましたけど。
じゃあストリートライブのことだけですかね?
ちょっと悪くなる気。
それと岩田の女癖ですね。
今は無事行で言えますか?
もうお亡くなりになったんで。
そうなんですね。
そのあたりで結構大変なことがあったんですか?
一番大変だったのは、岩田くんが付き合ってた彼女と別れて、
次の彼女に行った時に、すごく彼女が落ち込んでいらして、
前の彼女が?
その人はモデルだったんですけど、
だから自分があんまり振られたことがなかったんで、
すごくプライドが傷つけられたっていうか。
2年の間、面倒見ました。
ヤヨシさんが?
面倒見たって。
毎日仕事終わってから、私はライブ終わってからなんですけど、
彼女は仕事が終わって、
私その頃は大垣山に住んでたんで、
彼女はどこだっけな、
渋谷の近くに住んでたんで、
そこから大垣山のボエムっていうお店が、
今はもう無くなっちゃったんだけど、
ラボエムっていうお店があって、
そこはすごく安くて、
デキャントのワインを2本持って、
それで待ってるんですよ。
それでそれを2年間毎晩ですよ。
毎晩飲んだ?
で、歌を教えてくれっていうことだったんで。
そうなんですね。
共同生活みたいになってたってこと?
そう。帰ると、うちで待ってる時もあった。
これホームレスハートの話になってますかね?
いや、なってないけど、ごめんね。
大丈夫ですよ。
でもその人は2年経って、
それでバランタインっていう六本木のジャズバーで、
ちゃんとシンガーとしてデビューしましたから。
すごいですね。
しっかり教えましたから。
素晴らしいですね。
何がこう起こるか分かんない人生ですね。
スパルタです。
さあ、そこの道の前に立って歌ってこいでって言って、
そうなんですね。
予言でしたから。
師匠とか言われて。
まさかの岩田さんの元彼女の話になるとは思わなかったですけど。
すみません。
いいえ、大丈夫です。
なんかそれがすごいインポットされちゃいましたけど。
ということでね、ちょっとお話変わりますけど、
八重さんね、結構いろんなところに出かけていって、
お気に入りのバーに出かけていくとね、
やっぱり気持ちがいいということで、
さっきお話ちょっと伺いましたけど、
八重でもお気に入りのバーがあるんですよね。
そうなんです。
それは池下のケーズバーっていうお店なんですけど、
そこのお店は、そこのビルを持ってるバーテンダーの方がね、
バーテンダーのオーナーバーテンダーなんですよね。
珍しく。
それで7階建てのビルで、
とにかく嫌いなお客さんはお断りするみたい。
ああ、そうなんですね。
だからすごくお客さんの質がいいんですよ。
そういうことですね。
じゃあ結構、だいぶ前からそこに。
もう20年くらい通ってるんですけど。
そうなんですね。
ついついそこに行きたくなるっていう雰囲気があるお店なんですね。
もう着地するバーですね。
着地するバー。
ああ、そうなんですね。