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2022-11-13 17:53

第111回「今の時代だからこそ、 人づての宣伝と貰って嬉しい紙の案内状」まなみ古書店 店主:杉浦真奈さん(中編1)

▶︎2022年11月のマンスリーゲスト
(第110回〜第113回までの全4回)
『まなみ古書店』
店主:杉浦真奈さん
▶︎今回の内容(目次)
店舗運営で大変なこと
移動販売を始めようと思ったきっかけ
人づての宣伝と、もらって嬉しい紙
お店のロゴ
リゾートバイト時代の経験
リユースにひかれる理由
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◉『まなみ古書店』オンラインショップ
◉『まなみ古書店/杉浦真奈』Twitter
◉『まなみ古書店/杉浦真奈』Instagram
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◉愛知北FMにて
第1・第3月曜日13:00~13:30生放送
→『伊藤由美子のCozy Space』
(時間内であれば世界中のどこからでも聴けます)
◉愛知北FM『伊藤由美子のCozy Space』
→番組YouTubeチャンネル
▶今回のちょっとだけ詳しい内容はこちら
→伊藤由美子ホームページ『Yumiko’Room』

00:19
伊藤由美子のCozy Space第111回、2022年11月のゲストは、
マナミコ書店、店主の杉浦マナさんです。
杉浦マナさんのインタビューは、110回から113回まで、4回に分けてお届けします。
インタビューの2回目は、店舗運営で大変なことや、
お店を知ってもらうための工夫などのお話をしていただいています。
では早速、杉浦マナさんのお話をお聞きください。
その流れが、店舗が今あっても、声をかけていただいているイベントがあって、
それに合わせて準備をして、車に積み込んで持って行ってとか、設営してっていうのをやっぱりやるんですけど、
普段の店の営業と、オンラインショップの発送業務とか、雑務ですね。
そういうことと、イベント出店でどんどん時間がかかって、時間の使い方が結構課題で、
そういうことだから楽しくやってるんですけど、体力に限界があるので、
これからどうにかうまいこと回せるようにしないといけない。
今って基本的にお一人でやってらっしゃるってことでしょ。
そうです。全部一人で営業関係はやってるので。
外に出てイベントに出店するってことは、ずっとそこに自分がいなきゃいけないってことですよね。
そうですね。そういうイベントがほとんどで、あとは百貨店のコショフェアみたいなもの。
ありますよね。
他は反入と設営だけして、あとは百貨店の方がやってくれたりはするんですけど、
反入反出も結構大変ですよね。
そこは行かなきゃいけないので、そうなんですよ。
たくさん毎日の家があるわけじゃないですけど、
1シーズンに1回とか1年に1回のものとかがあるとしてやってるので、
経験が浅い分その度に全力でやってるとちょっと大変って思います。
そうですね。ちょうど今も10月で収録なので、秋じゃないですか。
確かに春と秋って季節がいいからね。
外で出店しててもお客さんが立ち止まってくれますので。
そうですね。そこの売上的な部分ではすごく支えられてるので、
もう辞める気は全然ないので。
03:02
新しい人の出会いもありますよね。
そうですね。特に先週もソーシャルキャッスルマーケットというイベントが
名古屋城で2日間あったんですけど、
やっぱりそこでショップカードをもらった方が来てくださったりとかも
昨日とかなんですけどあったので、
やっぱり宣伝はしていきたいなっていうのもあって、
イベントは出ようかなって感じです。
そうなんですね。あとはいろんな時間の調整もだんだん慣れていけば。
だんだん慣れていけば、たぶん2年後ぐらいにはうまいこと。
行くと思いますよ。
がんばります。
その笑顔で乗り切れると思います。
もともと移動販売をされてたってことなんですよね。
その移動販売をしようと思ったっていうきっかけって何かあったんですか?
移動販売はお店がないからしてたっていうところがありますね。
順番としてはそちらだった?
順番としてはコロナ禍になって、自分の仕事を何か見つけたいっていうのとか
いろいろな出会いとかがあって古本屋になりたいと思ったんですけど、
それがコロナちょっと前なので、コロナ禍になったぐらいからちゃんとやってるので、
2年ちょっと前なんですけど、ネットでやるだけだとお客様の顔とかは見えないし、
お店をやることも結構すぐに決めたので、すぐに物件とかも探し始めたので。
それが2年ぐらい前から?
そうですね。本当にちょっとずつ古本屋になると業者の組合があって、
個所組合に加盟したりとかで、個所業者に先になったんですね。
ってなるとネットでの販売と並行して、移動でイベントとか祭児とかに出て、
無店舗の古本屋っていう時代が一応私は1年ちょっとありまして、
それがきっかけというかですね、売る機会をちょっと増やそうかなっていうので。
そういうことなんですね。顔が見えますもんね。本当に移動販売に変わればオンラインから。
そうなんですよね。やってみたいみたいな気持ちで始めて今までって感じです。
それもだから一人でされてたんですよね。
そうですね。大きいイベントは今もそうなんですけど、
イベントの時だけアルバイトの方を雇っているんですけども、
本当友達なのでほとんど好意でどうにか頼んでやってもらってます。
そうなんですね。移動販売の時のどのあたりでよくやってらっしゃったんですか?場所としては。
場所としては名古屋市が多くて、マルシェみたいなイベントとか、
名古屋アンティークマーケットとかそういう古いもののイベントがちょこちょこあるので、
そういうところでやらせてもらってました。
そうなんですね。その時に本買われた方がこちらの今の実店舗を構えた時にいらっしゃったりとかされたんですかね?
そうですね。たくさん来ていただいて。
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嬉しいですね。
嬉しいですね。遠方からネットのお客さんとかも私は案内を全部出したので、
今まで買ってくださった方全員に回転DMを送ったので、
やっぱりハガキを持ってきてくださる方がいらっしゃって嬉しかったです。
それ嬉しいですね。
DMを出したっていうことは、買われた方の全部住所とかが分かってたってこと?
オンラインは分かるんですけど。
オンラインは分かってたので、オンラインはもちろん住所発送して、
他の方は手渡しというか、回転前もイベント出展の大きいイベントとかに全部持って行ってたので、
会える方に、お客さんというよりは本当に会える方とか、
もともと愛知県出身で知り合いとかもやっぱり気にかけてくれてたので、
みんなが多分手渡しで配ってくれて、回転前の宣伝をしていただきました。
一番それが効果ありますか?
そんな気がしますね。
いろいろ考えたんですけど、やっぱりすごい広告とか宣伝ってお金もかかってくる話なので、
私はもう人づてにお願いします。
お店に置いてもらったりとか。
でもね、それがいい気がする。
いい気がするっていうのは嬉しい。
本当にこれからお店をやられる方は、
紙を作ったほうが私はいいなと思いました。
ネットだけでと、
SNSとかの宣伝以上に紙はすごく効果ありって感じを今回実感しました。
わかります。
私もたまにイベントやるときにちょっと思ったことがあります。
やっぱりそうですよね。
口コミとか、タイムDMとかが大事。
今、ネットですぐできるからこそ、
それが逆にありがたがれるかもしれないですね。
それが逆にありがたがれるというか、
すごい大事だったりするなって思いましたね。
特に郵送で届いたら、
絶対にいつか行こうみたいな遠方でも持ってくれるような気がして。
そのDM自体を撮っておこうって思いますもんね。
そうですね。壁とかに貼っている人とか、
すごいロゴがかわいくて、
それをやっぱり貼ってくれている方とかがいらっしゃるので。
そうなんですね。
嬉しいですよね。
そうですね。
今、ロゴって話が出ましたけど、
お友達がデザインしたんですか?
そうですね。
スーシーグリーンというアーティストの子で、
私がもともとファンで。
そうなんですか?
移動販売しているときに知り合って、
作品を見せてもらったり、
展示に私が足を運んだりとかで、
そこから交流があって、
いつかお店でディステンプをやるときはお願いしますって、
結構前から言ってて、
実現した感じです。
09:00
それもまた嬉しい話ですよね。
そうですね。
だって自分が好きなアーティストさんの方に
デザインしてもらったロゴなんて言ったら、
エネルギーこもってますよね。
一番宝物になりました。
お店にあるものとかで、
毎日見るし、
看板にもデカデカと書いてもらったので、
すごい気に入ってます。
なんかトートバッグみたいなのもね、
一時販売されてたんですよね、
そのロゴが入った。
そうです。
それ、きみさん持ってましたもん。
私がプレゼントしました。
そうです。
ずっときみさんは、
オンラインショップの方で、
何回も商品購入してくださってて、
そうなんです?
それ初めて聞きました。
わざわざ言わないんですね。
かっこいい。
やっぱり投げかけとるけど、
練習してるからと思って。
そうですね。
オンライン始めた時から、
たまに買ってくださっているので、
お礼と、
込めて。
そうなんですね。
今ね、ずっときみさんの話が出てますけど、
きみさんと、
広島の宮島で、
リゾートバイト、
きみさんから気になってるけど、
リゾートバイトを、
住み込みでしてた時に、
その店で、
マナさんと出会ったって言ってましたけど、
同僚でした。
アルバイトの仲間というか、
同じ時期に、
宮島で働いていて、
仲良くなりました。
それも3ヶ月くらい、
きみさんが働いてる中で、
出会ったって。
私も3ヶ月くらい、
ちょっとずれてたんですけど、
一緒に働いてた時期に。
そして、
ここに今つながってるのが、
リゾートバイトなので。
2018年って言ってたかな。
そんなに前なんだ。
2018年って言ってましたよ。
そうですね。
でも、そんな気がします。
私はリゾートバイトから、
実家に戻って開業したので、
オンラインの方を。
そうですね。ちょうど。
4年くらい前ですね。
そうですね。その旅の時に、
何やろうかなっていうのを考えてました。
私は、広島以外も何個かの場所に、
働きに行ってたので。
リゾートバイトっていうことで、
いろんなところに全国?
そうですね。
今、チラッとおっしゃったんですけど、
それは、自分が何をしたいかなっていうのを、
確認するために、
いろんなところに行かれてたんです。
そういうわけではない。
なんか、本当に臭いけど、
あれですね、
自分探し的なものの意味もちょっと。
臭いけどって。
臭くないですけど。
なんて言うんですかね。
その前に働いてた会社に、
リゾートバイトだったので、
2連休以上で旅行に行ったりすることが、
なかなかできなくて、
ちょっと外に出たいって気持ちが、
入ったんですね。
12:00
ずっと愛知県で。
海外にも私は行ったことが、
それまでなかったので、
リゾートバイトだったら、
3ヶ月働いて、海外旅行2週間行って、
その後また働いてっていう、
ちょっとその日暮らし的な感じではあるんですけど、
そういう時期があってもいいかなと思って、
1年くらいの予定で行って、
それより結局ちょっと長く。
そういう生活を、
派遣社員として、
リゾートバイトの生活をしたんですけど、
その間にやっぱり、
自分と向き合うじゃないですけど、
普通に会社に、
会社というか普通に働いてたら、
どんどん流されていってしまう、
ようなこととかを、
考えることができて、
戻った頃には、
自分でなんかやってみよう、
みたいな気持ちには、
なってましたね。
その時はまだ、
リゾートバイトをやってたんですか?
そうですね。
ただ、広島に行った時に、
ちょっと流れで、
ひと箱古本市っていうイベントが、
あったりとかしたので、
それに出展をちょっと遊びで、
やってたので、
元はもうありました。
もう絶対古本っていうよりは、
本好きでそれをやってみてるっていうのは、
リゾートバイト中に見つけたって感じなのですかね。
そこでちょっと試しに、
どんなもんかっていうことで、
やってみたっていう感じなんですかね。
そうです。
もともと前に働いてた会社が、
古着屋だったので、
そもそもリユースっていうこと自体に、
すごいなじみと、
興味があったんです。
服を扱ってたのが、
本に変わっただけ、
みたいな感じはあるんですけど、
古いものとか、
珍しいものを直したり、
もう一回次の人に渡す仕事がしたい、
っていうので、
そこはあった上で、
今に繋がってって感じになりました。
そうなんですね。
今、そのままリユースとか、
ちょっと珍しいものをとかっていう、
キーワード出てきたと思うんですけど、
それって、
マナさんのずっと遡る幼少期とか、
例えば中学校、高校とか、
学生時代とかに、
何かそこに繋がるものって、
今思い当たることってあります?
はい。これは、
明確に実は、
あるんですね。
分かった。聞いてみて。
本当に。
そういった話が、
ちょっと前後しちゃうんですけど、
高校生の時とかに、
普通の人が興味を持つように、
私も服に興味を持ったので、
進学をファッションの専門学校に、
したんですね。
そうなんですね。
そうなんです。その時点で、
ファッションの専門だったんですけど、
ちょっとその学校合わなくて、
辞めてしまって、
古着屋さんに就職をしたという形で、
大分早く、
社会人になったんですけど、
その服を勉強してる時に、
ファストファッションがすごく、
日本で流行り始めた時代ですかね。
ありましたね。
そうですね。今もすごい、
15:00
そうなんですけど、
大量生産、大量消費の時代で、
安く、低賃金で作った服を、
先進国って言い方するとあれですけど、
人口がたくさんいるところで売るみたいな、
安く売る。
とにかく日本とかアメリカとかで安く売る。
でもその服、
1000円の服を作る人たちって、
いくらお金もらってるんだろうとか、
ちょっとそういう社会問題について、
すごく考えることが多く、
学校を辞める直前ぐらいですかね。
それが、自分が物を作り出す人になりたいっていう気持ちを、
ちょっと追ってしまった部分というか、
もちろん最初はデザイナーとか、
服を使った表現をする、
ファッションの仕事に就きたかったんですけど、
そういうことを考え始めたら、
なんかちょっと違うなじゃないですけど、
作り出す方の道には進まないような、
進まない方がいいような気がしたので、
その時たまたま古着屋さんが求人を出してたってこともあって、
古着屋さんに入りまして、
そこでかなり、もちろん作り出さないから、
人とかを傷つけないとかじゃないけど、
ちょっとは自分の思想に沿ったことができるというか、
リサイクルとかリユースとかなので、
そこから繋がってますね。
そうなんですね。
本もやっぱり捨てちゃって、
どんどん新しいものができることは、
本に関して私はすごくいいというか、
表現が続いているということなのでいいんですけど、
その一方で捨てられていく本とかを、
もうちょっとでも次の人とかに読んでもらえたらということで、
いいことが、いいことというか、
いい循環が生まれるかもしれないという、
そういう場になりたいと思ったので、
お店を作りました。
そうなんですね。
杉浦真奈さんにご登場していただきました。
次回は杉浦真奈さんの読書と映画体験、
そして場作りで大切にしていることなどについて
お話ししていただきます。
ここからお知らせです。
2022年8月から、
愛知機体フェムで、
毎月第1・第3月曜日の昼の1時から1時半、
この番組名と同じ、
伊藤絵美子の工事スペース、
FMラジオ局での生放送が始まりました。
愛知機体フェムで放送した内容は、
新しく開設した番組YouTubeチャンネルからも
見ていただけますので、
ぜひ見に来てくださいね。
YouTubeチャンネルは、
概要欄を見てください。
それでは、次回もお楽しみに。
伊藤絵美子でした。
17:53

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