日本の死亡場所の現状
Life Designチャンネル、このチャンネルは介護・福祉業界で約20年間働き、現役の主任経営マネージャーである私、やまとゆきが介護の話や、自身で作ったノート、Life Designノートのお話をしているチャンネルです。
聴くエンディングノート、Life Designノートって一体何だろう?と気になられた方、概要欄に、ベースの販売ページ及び私のInstagramで内容が見れる動画のページを貼っておりますので、
そちらをチェックしてみてください。
おはようございます。やまとゆきです。
今日は人生会議の週の3日目なんですけれども、ちょっとだけセンシティブと言いますか、なくなるというフレーズが出てきますので、
ちょっと気分的に今そういう話を聞きたくないんだよという方は、もうこちらで聞くのをストップしていただけるといいかなと思います。
皆さん、今、日本で一番ご高齢の方が亡くなられている場所ってどこかご存知でしょうか?
こちらは令和3年のデータになるんですけれども、厚生労働省のデータになります。
近年の死亡の場所は、自宅や介護施設等における亡くなられている場所、そちらで亡くなられる場所が増加しており、
令和3年における死亡場所は、医療機関が67%、自宅が17%、介護施設・老人ホームが14%となっています。
これを聞いて皆さんは、あれ?意外に自宅が、施設が多いって思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そうなんです。近年、徐々に病院以外での見取りをされる方というのが増えてきております。
ほんの少し前までは、ほぼほぼ病院でお亡くなりになるというケースがほとんどでした。
言っても今も多いといえば多いんですけれども、
それこそ戦後すぐですとか、高度経済成長期ぐらいまでかな、
は、ご自宅でお亡くなりになる見取りをするというパターンは多かったかと思います。
そこから病院がすごくいっぱい立ってきて、病院で亡くなられる方が増えてきた。
今はどちらかというと、病院で亡くなるというスタイルではなくて、
施設ですとか自宅、または病院でも看護病棟ですとか、そういったところで最後を迎える方が増えてきていると思います。
私も体感的には増えてきているな、見取りができる施設さんが増えてきているなっていうところはあります。
では、今回なんでこのお話をしたのかと言いますと、
皆さん、どこで亡くなりたいですか?
そんなこと急に聞かれてもーって思いますよね。
ただね、最近いろんな方がやっぱりいらっしゃって、結構私が思うに今の80代、70代、後半80代ぐらいの方は施設になんか絶対に入りたくない。
亡くなるんだったら家で死にたいっていう人が結構多いんですよ。
でも60代ぐらいかな、子供に面倒をかけるわけにもいかないし、最後は施設か病院でっていう方も多いです。
ただね、これ本当は家で過ごしたいけどねって思っている人が一定数いらっしゃる。
言わないけどそう思っているっていう方も中には多いかなって思います。
皆さんが皆さん絶対に施設が嫌だっていう方もゼロじゃないですし、かといってまあしょうがないよねって言ってなんか
バンザイバンザイ施設に入れるっていう感じで施設に入る方ってまあまあまあまあ肌感的には少ないかなっていう感じですね。
できることなら家で今まで通り自分で生活ができるっていうのが望ましいと思われている方がそりゃ一番多いかなっていう印象なんですけれども
これってね、結構大事な話だと思いません?
自分が亡くなる場所を先に考えておく。
どうなったらこうしたい。
どうなったらここまで治療が受けたい。
でもやっぱり最後は安心だから病院で。
これってね、よーく考えてみてください。
自分が思っていることと他の人が思っていることって違うと思いません?
例えば、自分の両親。
親としてはまあ住みなれたこの環境で長いことずっと住んできたし、
まあここで最後迎えられたら嬉しいよねー
ってなったとしましょう。
で、まあ適切な介護ですとか、医療のサービスが受けることができて、最後まで自宅でっていう環境が整ったとしても
やっぱり家族としては、なんか病院の方がなんかあった時にすぐ対応してもらえるんじゃないか
とか、何かが起きたら病院の方がやっぱり安心なんじゃないか
とかって思いません?
本人は、いやいや別にそんな、あのもうなんか点滴とかしてとかっていうのはいらないよって言ってたとしても
やっぱり家族が、あれ家でなんか医療、医療的なものなんもないけど
看護師さんもいないし、これどうしたらいいの?ってなったらパニックになると思うんですよね
それはそうです、それは当たり前です
そう、だから自分がどこでどうやって最後迎えたいのかっていうのって
自分だけで決めるんじゃなくて、必ず必ず家族と決めないといけないんです
私はこうなってもいいからここにいたいの
だけどもう私の意識がわからなくなったら、あなたたちが不安なんだったら病院に連れて行っても構わないよっていう話をするのか
何が何でも、もう何があっても私は何もしなくていいからっていうのか
やっぱり苦しみは取ってほしいから、痛い痛いとか
なんか息ができなくて苦しいってなったら、本当は最後まで家にいたいけど救急車で運んでほしいとか
そういう最後の話をするのって本当に大事です
今は元気です、皆さん
私も元気です
私の父親も元気で生活をしています
なんだけど、やっぱり1日1日、1年1年、年というものは重ねていくものです
そうなった時に
人生会議の日が年に1回あります
11月30日です
そのタイミングで、一度自分を見つめ直すという意味で
もし自分に何かがあった時、あなたはどこでどんな最後を迎えたいですか
一度考えてみてもいいんじゃないでしょうか
今日は人生会議の日にまつわるお話
3日目ということで、日本人は一体今どこで亡くなるのが多いのかというところのお話をさせていただきました
亡くなる場所について考える
最後まで聞いていただきありがとうございます
いつもいいねやコメント本当にありがとうございます
発信の鋼になります
今日が皆さんにとって素晴らしい1日になりますように
それではまた次回