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おはようございます、ゆーきです。救急隊員をしたり、毎日元気に走り回ったりしています。
それでは、今日も今日とて記念すべき、第411回目のスタンド、FMの収録をやっていきたいと思います。
今日のテーマはですね、人生のコアメッセージが見えてきた、こんなテーマでお話ししたいと思います。
テーマはね、タイトルちょっと後から変えるかもしれませんけど、僕の人生の軸、コアメッセージ。
何で走るのか、走り続けるのか、これについてちょっと見えてきたので、原稿化してみたいと思います。
まだ結論は出ませんね、なぜ走るのか。でもヒントとなるものが見えてきたので、ちょっと原稿化させてください。
最後までお付き合いしてくれたらめちゃくちゃ嬉しいです。よろしくお願いします。
はい、これヒントになったのが一昨日ね、つかすさんの放送です。つかすさんね。
つかすさんはね、クレイジーランナーですね。クレイジーランナーなんですけどね。先日130キロを走るね、レースに出ておりました。
すごい!130キロってね。100キロ超えてますよ。
おとついのスタイフのリンク貼っておきますので、ぜひとも聞いてほしいんですけど、僕ね、これ運転しながら聞いて、目に涙が溜まりました。
本当にそれくらい感動するお話だったんですよね。なぜかというと、つかすさんね、130キロのレースの終盤ですよ。
129キロ地点、残り1キロの地点で走りたくなくなったんですって。その思いをね、ラジオでお話しされてました。
なんでね、走りたくなくなったかって言ったら、そのマラソン大会は、130キロのレースはね、舞台が岩手県ね、三陸地方です。
三陸地方言うたらね、東北の震災で被害が大きかったとこですね。
ほんで僕もちょろっとね、ネットとかニュースで見たことあるんですけど、そこにはね、昔7万本ね、松の木が植えられてたらしいんですよ。
それが津波で流されて、なくなってしまったと。ほんでね、今は4万本ぐらいね、植樹されてるらしいんですよね。
なるほどな、そういう話があるんやなーってね、僕もちょろっと聞いたぐらいでした。
ほんでね、つかすさんが129キロ地点で目にしたのは、そのね、4万本の木だったらしいんですよ。松の木ね。
つかすさんはね、地元が三陸で岩手の出身でね、思いがこみ上げてくるものがあったんですよね。
津波で流されたけど、その4万本の松の木を植えてくれた人たちがいる。
その植えてくれた人たちは、松の木が大きくなるまで生きてられないかもしれんけど、
なんかね、そんな思いがこみ上げてきて、つかすさんはね、このまま走っていいのだろうかとかね、
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なんで自分は走るんだろうかってね、そういう思いをね、つらつらとリアルな声で届けてくれたんですよね。
詳しくはつかすさんの放送を聞いてください。ちょっと思い出すだけでも、言葉に詰まるんですよね。
ほんでね、僕も似たような経験があるなと、このね、走ってるんだけど走りたくなくなる感覚というかね、
これね、似た思いがあるんで、ちょっとね深掘りしていきたいと思います。
2つあるんですね、2つ。まず1つ目が、僕トレイルラーニングしてた時、山を走ってる時に経験があるんですけど、
愛媛、四国の愛媛県亀ヶ森っていう山から石槌山っていう山までね、重走してたんですよ。
重走っていうのは山と山を繋ぐね、この尾根、稜線をね、こう歩いていったり走るんですけど、
その途中でね、僕滝雲っていうね、雲を見たんですよ。滝雲。ご存知の方ね、分かると思いますけど、知らない方はね、
あの山のね、稜線とか山の尾根ね、そこね、雲がこう乗り越えて、次はね、尾根を雲が滝みたいにね、下っていくんですよ。
そう、雲が滝のように落ちるんね。それ滝雲って言うんですけど、これをね、目の当たりにしたんですよね。
僕これ見た瞬間に、もうね、走るんやめて、当時デジカメね、デジカメでね、パシャパシャって撮ったんですよね、写真を。
今でもね、その写真、パソコンの中にね、保存してるんですけど、走るん忘れて、もう夢中になったんですよね。
こんなに素晴らしい景色を見させてくれてありがとうとかね、幸せだったんですよ。こんな壮大な景色が見れて幸せだなと。
もう本当ね、無意識に足を止めて見とれてしまうというね、そういう体験をしたことがあります。
もう一個が、100キロのウルトラマラソンに出た時ですね、京都の田んごね、北の方の田んご100キロウルトラマラソンに出たんですけど、
同僚3人と出てました。1人はね、ちょっと残念ながらリタイアしたんですけど、もう1人ね、いました。
ほんで、それまで、後半までは僕がね、5分10分ぐらいリードしてたんですけど、最後の3キロぐらいでね、追いつかれたんですよ。
ほんで、並走してね、最後までゴール行こうかーって言ってたんですけど、そこでね、ほんとラスト2、3キロ、1キロぐらいで、60歳ぐらいのね、
高齢の女性ランナーと出会ったんですよね。でも、同じペースで会ったんで一緒に行きませんか?とね。
ほんで、100キロマラソンを言うたらね、もうゴール、果てしないですよ。朝の4時にスタートしてゴールしたのが夕方6時に。
12時間、14時間か、その時、え、ちゃうわ、12時間行けん。朝6時スタートの、え、ちゃうわ、朝4時スタートの夕方4時ゴールか。
そう、だったんですよ。途中はね、50キロとか60キロの時は、早よゴールしたい、早よゴールしたい、ね。
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足が棒になっとるけど早よゴールしたいって思いだったんですけど、そのラスト3キロ、2キロ、1キロってね、もうゴールに近づくにつれて走りたくなくなってくるんですよ。
なんでかって言ったら、その時間がとてつもなく幸せなんですよね。
この仲間と一緒にゴールに向かうこの貴重な時間がゴールテープを切ることで終わってしまうんですよ。
これがね、めちゃくちゃ寂しくなって悲しくなって、虚しくなって、今までね、その100キロ積み上げてきたもの、97キロ、8キロ、99キロと積み重ねてきたものがゴールテープを切ることで終わってしまうんだなと思ったら走りたくなくなるんですよね。
それでもね、いろんな思いがありますけどやっぱりね、ゴールに向かって僕ともう一人の同僚と女性ランナーでね、最後は女性ランナーが真ん中で僕と同僚が左右について手を繋いでね、最後はゴールテープを切ると同時に手を繋いだままバンザイしてゴールしたんですけど、本当にその時は走りたくなくなりましたね。
ゴールテープを切りたくなかったというか、いつまでもこの幸せな時間をかみしめておきたかったという感情があります。
これでね、ちょっと話のまとめに入るんですけど、何で走るのかね。
何で走るのかのヒントは、そのTSUKASUさんの放送にもあったんですけど、走っちゃうんやけど走りたくなくなるときにヒントが隠されているのかなってね、思うんですよね。
僕が見たのはトレイルランニングの時に滝雲っていうね、壮大な景色と仲間と共にゴールするという貴重な時間ね。
これって狙って手に入れられるものじゃないんですよね。
よし今日滝雲を見に行くけん山に入ろうって言っても、その日の天気次第では見られません。
今日も仲間と手繋いでゴールするぞって意気込んで行っても、仲間が100キロたどり着くかはわからないし、自分がね、もちろん100キロたどり着くかわからないし、
そこで新しい仲間に出会えるかどうかってわからないし、すべてが偶然なんですよね。
だけど、すべて偶然なんですけど、自分が今までそこまで走ってなかったら掴み取れない偶然なんですよ、それらって。
そういう瞬間のために僕はね、走ってるんかなと思います。
これ自分の中でね、ほんとパッとね、その津勝さんの放送を聞いて原稿ができてきました。
ありがとうございます、津勝さんね。
今ね、フルマラソンのタイムを縮めるために頑張ってますけど、それもね、
本当にね、2時間40分切って、2時間35分を切って、福岡国際マラソン出ますってなったらね、幸せで走りたくなくなるかもしれません。
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それも狙ってできるもんじゃなくて、そこまで必死にね、必死こいで走って走って走り続けて、たまたまそういう景色とかね、感情に出会える。
それを信じて走っていこうかなと思います。
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それでは今日も顔を晴れやかに頑張っていきましょう。
長くなったのでアフタートークはなしにします。