後から直せる部分が写真よりも少ないから、動画を始めたばかりの時は本当に気をつけることが多すぎて結構大変なんですけど、だからこそちょっと参入障壁が高くて、やる人がそもそも少ないから、YouTubeこんなにいっぱいYouTuberいるけど、それでもやっぱり少ないんですよね。
写真とかテキストを投稿するよりやっぱりよっぽどハードル高いので、それが出来る人は人口の中ではすごく稀な人です。
是非このハードルを乗り越えて動画を発信できるようになると、いろんなところで役に立つと思います。
ちょっとね、まずめっちゃ初心者の人におすすめしたい本があって、これなんですけど、全然何のスポンサーでもないけど、この本結構おすすめです。
映像クリエイターのための完全独学マニュアルっていう本で、結構分厚いしっかりした本なんですけど、これがYouTuberの人で、フランス人なのかな?
今YouTube登録者300万人超えのクリエイターの人が書いた本で、多分フランス語から日本語に翻訳されている本なんですけど、これがめっちゃすごくて、
本当にカメラの基本から、もうちょっと映画っぽいこともいっぱい書いてあって、映画を撮る時に気をつけるべきこととか、映画を撮る時のチーム編成とかそういうことまで書いてあるんだけど、
基本的にはYouTubeでもめちゃめちゃ役に立つ内容がいっぱいあります。
特に最初の方のカメラのめっちゃ基礎みたいなところを教えてくれる部分と、照明、マイクとかそういうのもあるし、あと最後の方には編集の部分もちょっとあったりするので、
本当に何もわからんっていう人は、もしかしたらこれちょっと一回パラパラっと見てみるといいかもしれないです。
こういうのを見て、何がわからんかわからん状態から、この辺がわからないっていうのがもうちょっと具体的になると、そのことについて話しているYouTubeとか検索したらいろいろ情報があると思うんですけど、
本当に何がわからんかわからん状態の人はぜひチェックしてみてください。
リンク貼っておきますね。
さっき言ってた映像、音、照明っていうのがあって、その3つの中で言うと、私的には最初始めた時は映像が大事だと思ってたんですけど、
今になってわかることは、音と照明だったらどっちかな?もしかしたら音かもしれないな。音、照明、映像ぐらいの順位なんですよね。
実は重要度で言うと。というのも、外出が悪くてもまあまあ見てられるんですけど、音が悪いと結構すぐ見てられなくなっちゃうんですよ。
もしかしたら皆さんも経験あるかもしれないですけど、YouTubeでクリックして、すごい音質が悪かったり、すごい音が小さい、すごい音が大きいとかで、ちょっとうわってなって戻るボタンを押したことないですかね。
なんか結構音って悪いと辛いんですよね。見てる方が。なので私はまずお勧めするのは、映像の質はちょっと1回置いといて、音と照明をまず良くするっていうことを集中すると見やすい動画ができてくると思います。
ということでちょっと次の部分はそれに伴って機材の話なんですけど、まずみんなねカメラを買いたがります。わかりますその気持ち。私もねカメラいっぱいあってすぐ買っちゃって悪い癖なんですけど、本当にまずはスマホでやってほしい。
YouTube始めようって思った瞬間に何のカメラ買えばいいですかって感じになると思うんですけど、皆さんがお持ちのスマートフォン、すごくいいカメラついてますので、まずスマホでやってみて、それで何が物足りないかわかってくると思うんですよね。
例えば画角がもっとこうが良かったとか、もっと背景ぼけしたいとか、そういう欲が出てくると思うんですけど、何もやったことないとこういう風になりたいっていうのを気づくことがすごく難しくなってくると思うんですよね。
スマホで始めて、スマホで物足りなくなったら、まずコンデジ。カメラとレンズが一体型になっているもの。最近だとやっぱりVlogブームなのかちょっとわかんないけど、各社いろんなカメラメーカーからVlogカムなんとかみたいな感じで出てるんで、そういうのをちょっと買ってみてもいいと思います。
例えばソニーだったらZV-1シリーズとか、CanonだったらG7Xシリーズとか、この前出たV10もいいと思うし、そういうレンズが取り外せないタイプ、これをちょっと一回試してみるといいと思います。
それが物足りなくなったら、ミラーレスとかそういうのを買ってみるといいんじゃないかなと思います。最初からミラーレスに行っちゃうと、ミラーレスってボディとレンズが取り外せるタイプですね。レンズとボディの組み合わせが無限にあるし、変数がすごい増えちゃうんですよね。
これがダメだからこうなっちゃうのか、これがダメだからこうなっちゃうのか、イメージしてるのに全然近づけないってなった時に、何が問題なのかすごく分かりにくくなっちゃうと思うんですよ。いっぱいいろんな変数があるから。だからまずは変数を減らして、カメラ買わずに一回あるものでやってみるのがおすすめです。
カメラは買い替えていいと思うんですよね。というのもあんまり価値が下がらないから、結構メルカリとかで買ったり売ったりして、段々ランクを上げていっても金銭的にそんなに損しないというか、一回買ったら終わりじゃないので。
あんまり最初から背伸びしすぎるよりも、宿借りのように今の自分のレベルにあったものから段々身の丈にあったというか、自分のスキルにあったカメラに買い替えて買い替えてっていう風にやっていくといいんじゃないかなと思います。
次、照明ですが、今私ここに1個照明大きめのメインライトみたいなのを置いていて、基本的にこの照明1個で私の動画は成り立っています。ここで撮る場合もね。
一応今上のライトもつけちゃってるんですが、すごく低い設定。あんまり明るくないようにしていて、後ろにこのライトをつけて雰囲気出るようにしているんですが、まずは最初にキーライトを考えましょう。
キーライトっていうこのメインライトが、まずはこういう風に座って真ん中でカメラに向かって喋るときはこのライトが1つ必要だと思うんですが、私は個人的にリングライトは光源がちょっと小さかったりとか、めっちゃリングライトっぽくなっちゃう感じがあるのであんまりお勧めしてなくて、
私だったらソフトボックスが付いている照明や、ちょっとスペースが足りなかったらLEDのタイプのパネルライトみたいなのも出てるので、スペースがあんまりないよっていう人はそういうちょっと平べったいものを使って、なるべく光源が大きくしたほうがソフトなライトになるんですね。
ライトは真ん前から置くんじゃなくて、ちょっと斜め上ぐらいにしてあげると顔が綺麗に映って、今私のキーライトは前からこうやって出ているので、ちょっとこっち側は影になっていると思います。
そうすると若干顎に影ができるからちょっと顔がシャープに見えたりすると思うんですけど、真ん前からバーンって当てちゃうとすごいのぺーっとした感じになるので、あんまりメイク動画とかだったらいいのかもしれないけど、普通に喋っている時のちょっとシネマティックな感じにしたかったら斜め上がおすすめです。
斜め上のこのポジションは太陽のポジションと同じだから、そういう意味でも太陽光のようで自然に見えるんだと思います。
今のキーライトの話は自分の部屋とかで照明が完全に自分でコントロールできる場合の話ですけど、例えばVlogしててどこか外にいる時とか、なんか違うところで撮影する時ってそこまでコントロールできない場合もありますよね。
そういう時は私はまず太陽光を探して、その太陽光とこの照明の位置が同じようになるようなところを探します。
室内だったら窓際とか、外だったらあんまり逆光になってないとか、でも直射日光だと眩しいみたいな顔になっちゃったりすると思うので、影になっててでもちょっと光が当たるようなところを探して撮影したりしています。
あとは室内だとよくあるのが、ライトの色味がすごくオレンジだったりする場合があると思うんですよね。
特にレストランとかだと食べ物を美味しく見せるためにめっちゃオレンジっぽい照明を当ててるところもあって、そういう場合はホワイトバランスで色味を調整することができます。
大体のカメラはオートホワイトバランスがあるのでそれを活用してもいいんですけど、その辺を意識しながら生活するとホワイトバランスの感じを認識できるようになってくると思います。
基本はこのニュートラルな、今私が使っているのはデイライトって言って太陽光と同じ数値なんですよね。ケルビンっていう数値があって、この光は5600ケルビンになっているから太陽光と同じで白いものが白く見えるという状態です。
だけどちょっとオレンジ寄りになったり青寄りになったりすると、白い紙を例えば持ってたとしても青い光の下で見たら青くなっちゃうし、オレンジの光の下で見たらオレンジになっちゃうので、それをカウンターバランスするのがホワイトバランスです。
光がコントロールできないときはその辺も見てみるといいと思います。
次にめちゃめちゃ大事なのが音です。音がめちゃめちゃ大事です。
もしYouTubeを始めるときに何か一つだけ買うんだったらマイクを買うことをお勧めします。
マイクもいろんな種類があって、例えばこういうワイヤレスマイクシステム、これはRODEのワイヤレスGO MEというマイクシステムですけど、これにピンマイクをつけてワイヤレスでカメラと繋いでピンマイクから拾った音をカメラに直接取り込むことができます。
こういうのもあるし、今はショットガンマイクっていうカメラの上に乗せてるマイクを使っています。
これはスタジオ撮影とかで、あんまり距離とか方向が変わらないときはこういうマイクもお勧めです。
あとは、ジャン!こういうポッドキャストマイクもありますけど、こういうのは口に近づけると綺麗に撮れるみたいなタイプなので、
ポッドキャストとかはいいけど、もしかしたらこういう動画だとマイクがこんな風に映ってほしくないなっていう場合もあると思うので、そういう場合は向いてないですけど、
あえて映してポッドキャスト風に話すんだったらこういうマイクを使うのもありかと思います。
撮影したら編集しないといけないですよね。編集もめちゃめちゃ奥が深くて、編集だけでも何時間も話せますが、
めちゃめちゃ簡単に言うと、これもソフトなんでもいいです。最近はスマホでもできるし、iPadでもできるし、パソコンでもできるし、
あんまり機材にとらわれず編集することができるようになってますよね。
うちのYUKAチームでは今DAVINCI RESOLVEを使っていますが、今までPREMIER PROも使ったことあるし、FINAL CUTも使ったことあるし、一番最初はiMovieとかも使ってました。
FINAL CUT、PREMIER、DAVINCI、この3大ソフトを比較した動画もあるので、こちらにリンクしておきます。
基本的にできることは全部同じだし、ちょっと課金のモデルが違ったりとかいろいろあるけれども、
次に編集では色味調整をすることができます。
さっき言ったみたいなホワイトバランスがちゃんと合っている状態だったら、そこまで調整しなくていいと思います。
初心者の方のあるあるミスはやりすぎちゃうんですよね。
私も初期の頃の動画でめっちゃ変な色になってることが結構いろいろあって、今見るとちょっと恥ずかしいなっていう感じなんですけど、色味調整の加減がわかんなくてやりすぎちゃうっていうのがあって、
それだったらそんなにやらなくていいんじゃないかなと思います。
色味の調整には2種類あって、カラーコレクティングとカラーグレーディングがあるんですね。
カラーコレクティングっていうのは名前の通りコレクトにするっていうことなので、正しいところに戻すっていうことですね。
あまりにもオレンジにとれすぎちゃったのを、もうちょっと青みを足して通常のホワイトバランスに戻したいみたいな時の調整だったりとか、
ちょっと暗くとりすぎちゃったから明るくしたいとかっていうのはカラーコレクティングの分野です。
カラーグレーディングっていうのはグレーディングと言って、意図的に色をいじるみたいな、実際とは違う方向にいじるっていうのがカラーグレーディングです。
いろんな映画とか見てると、その映画によってすごい個性的なカラーグレーディングをしてたりするのがあると思うんですけど、
例えばブレードランナーとかだとすっごいオレンジが強い色味になっていたりとか、ウェス・アンダーソンの映画だとピンクっぽかったりとか、
そうやってみんな個性を出すために色を使ったりするんですね。
あとはその雰囲気を伝えるために色味をいじったりとか、
例えばすごく悲しいシーンで青っぽい色にするとか、そういった使い方ができます。
なんですが、そのすごく意図的に使わないといけないものなので、まだまだ私もそこまでやりきれてないというか、
最近は本当に取手出しが多いんですけど、ちょっと調整してカラーコレの部分ぐらいやって、
あんまりカラーグレーの方はやってないんですけど、色味調整にはそういう2つの種類があるっていうのをちょっと覚えておくといいと思います。
で、その辺の全部まとまりができてきたら、あとは飾りというか、
より楽しくするというか、よりみんなが集中して見てもらえるようにするために、
例えばテロップを追加したりとか、テンポを良くするためにいらないところをめっちゃカットしたりとか、ということができると思います。
だけどまず最初はその飾りの部分にとらわれすぎずに、まずはその根幹を良くするっていうことに集中するといいと思います。
ということでちょっと色々話しましたが、YouTube初心者の方に役に立つといいなと思います。
色んな話した動画のリンクとか、商品のリンクとかは概要欄に貼っておきますので、
気になるところがあれば是非チェックしてみてください。
今回は2023年YouTubeを始めるシリーズ第2弾でした。
このエピソードをお聞きいただきありがとうございます。
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それではまた次のエピソードでお会いしましょう。バイバイ。