1. 藤田哲平のアラオネ
  2. #77 6月はプライド月間!東京..
2024-04-25 41:35

#77 6月はプライド月間!東京レインボープライドで考えるピンクウォッシュ

4月よりアラオネの配信が毎週木曜日の夕方5時に変わりました!これからは木曜日にコネクト✨🔌


Tokyo Rainbow Pride2024
ピンクウォッシュ
企業の活動
アラオネとピンクウォッシュ
緊縛〜毎年起こる議論
新コーナーとは
TRPで寂しい気持ちになったあなたへ


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サマリー

東京レインボープライドは30周年を迎え、27万人の訪問者と314団体の協賛を迎えています。イベントはますます盛り上がっており、ピンクウォッシュというイスラエル政府のイメージ戦略も話題となっています。今年の東京レインボープライドでは、参加企業のクリアなイメージ戦略が問題となり、ピンクウォッシュとしての側面も指摘されています。一方で、企業の参加により多くの人にLGBTQプラスの理解が広まり、メディアで取り上げられる機会も増えています。企業の対応やバランスを考慮しながら、東京レインボープライドの意義や影響力を感じるイベントです。参加企業は、隠すのではなく改善を目指してほしいと思われつつも、意見交換や議論の場としてこのイベントの存在が大切だと感じられます。東京レインボープライドで考えるピンクウォッシュ。

東京レインボープライドの規模と盛り上がり
僕ね、この東京レインボープライドってすごくいいイベントだなって思うのは、そのイベントが終わると必ず毎年何か議論が起こるんですよ。
ホームレスの人たちとね、話す機会とかがあって、すごくね面白いおじさんが一人いてね、哲学の話とかを色々聞かせて、すごく頭のいい方でね。
で、僕が行くと必ずね、チョコレートのパンをくれるんですよ。
自分のセクシャリティに不安を感じてたりとか、怖い思いをしたり、はたまた差別を受けたりとか、すごくいろんな人が来ているんだよね。
いろんな人生、それぞれみんな違う人生があって。
先週末にですね、開催された東京レインボープライドに行ってきました。
4月のね、19日の金曜日から21日、日曜日まで3日間、代行公演で開催されていたんですけど、
僕はね、日曜日に行ってきて、まあ日曜日ちょっとね曇り空で雨がねポツポツ降る時もあったんだけど、
まあでもなんていうのかな、結構心地よい天候で、そんなに日もすごい強くないっていう感じでね、
僕はTシャツで行ってきたんですけど、初日の4月19日かな、この日はさ、東京にね、なんか強い風が吹いていて、
強風だったんですよね。だからちょっとイベントが中止になったようで、結局ね土日の2日間だけの開催だったんですけど、
とはいえね、なんかすごいんですよ。あの終わった後ね、ニュースとかを、毎日新聞かな、何かで読んだんだけど、
イベント動員数2日間で27万人、これ過酷最多だそうですね。このイベント中にはさ、プライドパレードっていうね、
LGBTQプラスの人たちのパレードもあるんだけど、それにはね、延べ1万5千人が参加したということで、
すごいね、これ初日があったら30万人とか言ってたんだろうね、イベントに来た人って思うと、
本当にね、大きくなってるイベントなんだけど、代々木公園で毎年開催してるんですよ。
東京にいるとさ、代々木公園って身近というか、何ていうのかな、行ったことある人が多いと思うんだけど、
ちょっとね、行ったことない人のためにこうお話をすると、すごく大きな公園なんですよ。
東京って、何て言うんだろう、こうビル群がある、こう何ていうのかな、アスファルトな街っていう感じなんだけど、
人工的に作られた公園があって、代々木公園って人工的に作られてるよね、違うのかな、だと思う。
多分100何年前に人工的に作った公園だと思うんだけど、そういうでっかい公園がどんってあるわけですよ。
小政公園とか、絹田公園とか、新宿漁園とかね、なんかそういう場所があって、結構みんなそういうところでピクニックをしたりするんだけど、
代々木公園はその中に特設ステージっていうのがあって、で、そこから何ていうのかな、沿道、沿道っていうのは何ていうのかな、道みたいのがあって、
その道にはね、NHKホールとかもあったりするんだけど、渋谷駅から歩いて15分ぐらいかな、の場所にあって、原宿駅からのね、行ける。
そのさ、敷地内には明治神宮っていうのがある。あれ、明治神宮も代々木公園の敷地内だよね。
代々木公園が明治神宮の敷地内なのかな。ちょっとその辺はわからないんだけど。
あ、ちなみにですね、明治神宮に行くときはね、みんな原宿駅から行く人が多いんですけど、三宮橋からね、行くのをお勧めします。
小田急線に三宮橋っていう駅があるんですけど、そっちからもね、明治神宮には入れて、そのね、緑道とかすごくね、気持ちいいんですよ。
原宿から行っても気持ちいいんだけど、原宿からはね、人がすごく多いんですよね。三宮橋からだとね、人が少ないので、僕はいつもそっちに行って、
あのー、全然話しとれてるけど、三宮橋の方にね、こう、芝生の広場とかもあって、そこでね、僕はよくピクニックとかをしていますね。
まあ、そんな話はどうでもいい。そう、そのね、ステージのところがどれぐらいの広さがあるのかっていうのを伝えたいなと思ってね、いろいろ見てたんですよ。
で、まあ、ちょっとGoogleマップとかで見てると、すぐ近くに代々木競技場っていうのがあるんですね。
よくこう、ライブとかしてるイメージありますよね。あの、年末に浜崎あゆみさんがカウントライブをしたりとか、そういうのね、する場所なんですけど、
多分あそこって1万5千人とか、2万人弱収容できるあれなんじゃない、競技場だと思うんだけど、Googleマップで見るとね、大体ね、それと同じぐらいのサイズなんですよね。
その代々木公園にあるステージっていうのはね。そこではね、結構こうイベントがね、毎週末開催されていたり、時にはね、こうフリーライブをしていたりってね。
僕、クルリのライブとかフリーライブとかを見に行ったんだよね。10年ぐらい前ね。
まあ、なんかそういう感じでちょこちょこやってるんですよ。そういう場所でね、レインボープライドっていうのは毎年開催しているんですけど、やっぱね、大きくなってるよね。
さっきも言ったようにさ、27万人が訪れて、協賛した団体は今年は314団体だったようで、とにかく大きくなってますよ。
しかも今年で30周年だったようですね。今の形態になってからは、確か2012年からだと思うんですけど、
その前に東京ゲイレズビアンパレードかプライドかみたいなね、名前でちょっと違う団体がやっていたはずなんですよね。
そこから計算して30年なんですけど、ちょっとね、レインボープライドとは何かっていうのをちょっと改めてね、ここでお話ししたいなって思うんですけど、
代々木公園と東京レインボープライド
東京レインボープライドは、LGBTQプラスをはじめとするセクシュアルマイノリティが差別や偏見にさらされることなく、
より自分らしく前向きに生きていくことができる社会の実現を目指し、イベントを通してLGBTQプラス当事者並びに、並びに、並びに、その支援者あらいとともに、
生と性の多様性。ここでいう生と性は、性別の性と生きるの性ね。それの多様性を祝福しつながる場を提供するイベントです。
僕ね、このイベントね、なんやかんや言って好きなんですよ。この話ね、1年前にもしてるんですけど、えっとね、シャープ25でしてるんですね。
アラオネもさ、1年半やってると、なんていうの、1年前にさ、同じようなことを喋ってたっていうのが発生するんだよね。
最近ちょこちょこそれに気づいてて、1年前にね、どんなことを喋ってたかなっていうのを聞き返してたんだけど、シャープ25ね。
やっぱり同じようなことを話してて、このイベントが好きだっていう話をしててね。
僕はゲイでありノンバイナリーではあるんだけど、自分のさ、生活の中だと自分と似たような価値観の人だったりとか、同じようなスタイルだったりね。
そういう友達とやっぱりか、やっぱりか。やっぱりさ、こう接する機会が多くって、同じね、LGBTQプラスとはいえども、なんていうのかな、関わらない人っていうのが圧倒的に多いんですよ。
いろんな価値観を持ってる人がたくさんいて、そういう人がね、こう一同にその場所に集結するというか、こうみんながね、訪れて、いろんな人の顔を見れたりとか、年齢とかね、セクシャリとか関係なく、
あとはなんていうのかな、こう社会的な立場とかそういうのも全然関係なく、そういう場にみんなが訪れて、いろんな人のね、人生を見れるっていうのがね、すごく楽しいんですよね。
なんかね、昔はね、よく僕は新宿2丁目の飲み屋さんって結構ビルの中にね、上の方に小さいお店がすごいたくさんあったりして、
たぶんさ、2丁目って何百?300とか400ぐらいの飲み屋があるのかな、ちょっと正確な数字はわからないんですけど、でもさ、そのすべての店に行くことはもちろんできなくて、
上の方にはどんな人たちがいるのかなーっていうのをいつも想像したんだけど、そこからさ、みんながさ、降りてきて、代々木公園に集まっているような感覚が僕にはあったんだよね。
だからなんか、すごく楽しいんですよ。なんかいろんな人の人生を見れてね。で、前回のあらおねえずさ、僕さ、このお祭りですみたいな、この僕らを祝福するお祭りですみたいなね、お話をしたんだけど、
いつもなんかさ、そういう気持ちで行くのよ。なんかお祭り、なんていうのかな、大きなパーティー?パーティーじゃないんだけど、なんかそういうのにね、行ってるような感覚で行くんだけど、
実際行くと、このイベントってさ、こう、人権の問題をね、考えるイベントなんだよね。で、結構いろんな企業だったり団体がブースを出していて、そういうのにね、触れると、
なんていうのかな。お祭りで来てた自分に反省みたいな。毎年やってんだけど、これ。あ、そうか、これ人権を問うイベントなんだよなーって言って。
とはいえ、なんかこう、ハッピーな気分でお祭り気分も味わえて、なんかそういうね、2つの面があってね、すごく楽しいなーと思って、今年も参加してたんですけど、
今年ね、僕ね、その会場でね、新しい言葉を知ったんですよ。それね、何かっていうと、ピンクウォッシュという言葉なんですけど、皆さん知ってますか?ピンクウォッシュ。
もうね、どうやら10年以上前からアメリカでは言われてたようなね、言葉なんだけど、今回初めて聞いて、こう、自分のね、勉強不足な面っていうのをまたね、こう、再発見。再発見じゃないな。
恥ずかしい話なんだけど、そういうわけで、今週のテーマはですね、プライド月間直前、東京レインボープライドで考えたピンクウォッシュについてをお届けしたいと思います。
そうです。6月はプライド月間です。毎年ね、レインボープライドってさ、プライド月間より前にやってるんだよね。アメリカとかだったら6月が盛り上がってるんじゃないかな、ニューヨークとかLAはね。
東京はちょっといつも早いっていう感覚なんだけど、その6月に向けてアラオネでもね、そういう話を今週から5月にかけてしていきたいななんて考えております。
それでは今週も始めましょう。
アラフォーゲーのおねえじゃないのよ。
改めまして藤田てっぺいです。この番組は人生の爆発を踏んで発行を始めたアラフォーの僕がこじれた人生観をお届けするポッドキャストです。
ゲイといえばおねえのイメージが強いですが、そうじゃないのもいるんですよ。ウフフーなノリであららずとコネクトする番組です。
YouTubeでは毎週金曜日の夜7時にアーカイブ配信中です。
というわけでね、先ほどお話ししたピンクウォッシュなんですけど、お、パーちゃんが泣いてる。今ね、トイレしてたっぽいんだよね。
僕がこの番組のオープニングを話してる間、砂カリカリしてるなって思いながら聞いてたんですけど、ピンクウォッシュとはね、何かというとね、イスラエルとかパレスチナの話が出てくるんですよ。
ちょっとね説明をしますと、LGBTQプラスを支援している姿勢を積極的に打ち出すことで、イスラエル政府がパレスチナ人への人権侵害を行っている事実を大いかくし、
同性愛者に厳しいイスラム文化圏に比べて、イスラエルが人権先進国であるとして正当化するイメージ戦略のことです。
2010年にニューヨーク私立大学教授であり、小説家のサラ・シェルマン氏が提言した言葉だそうです。
どういうことかとざっくり言うと、イスラエル政府っていうのはさ、パレスチナ人へ人権侵害をずっと行っているじゃないですか。
今ね、すごくそのガザの問題とかが大きく取り立たされているけど、それより前にね、イスラエルはずっと行っていて、それをね、こう諸外国に隠すというか、
なんていうのかな、そのニュースをできるだけ伝えないために、LGBTQプラスを利用して人権先進国だとね、外国に向けてアピールしていたこと、それをねピンクウォッシュというそうですね。
まあ言ったらさ、見せたくないものを隠すためにいいことをしてPRしてるっていうことなのかな。
なんかね、これを知ってそういえばさ、3年ぐらい前かな、イスラエル大使館が出した観光PRみたいなそういうYouTubeで動画が流れたんだけど、
そこでね、日本のドラムクイーンがマイムマイムをね、歌いながらこうイスラエルをPRするっていうのがあって、ちょっと久しぶりにそれを見返してたんですよ。
東京レインボープライドのピンクウォッシュ問題
で、それね収録されている場所が日本にあるね、キースヘリング美術館で行われていて、で、なんていうのかな、ちょっと複雑な気持ちになったんだよね。
キースヘリングってニューヨークのアーティストだけど、彼の美術館で日本のドラムクイーンがイスラエルのPRのためにマイムマイムを歌う。
これもなんていうのかな、ピンクウォッシュの一つなんだろうなと思って、なんか当時は僕あんまり気づいてなかったんですよ。
だからよく考えたら僕もさ、そのピンクウォッシュの波に飲まれてたというか、イスラエルのね戦略、まあそういうのにうまくはまってたのかなとは思うんだけど、
まあこれさ、イスラエルとかパレスチナとかそういう日本から見たら少しちょっと文化が違ったりさ、遠い国だったりすると自分ごとに捉えられない話かもしれないんだけど、とても大切な話なんだけどね。
もうちょっとさ、身近で考えてみると渋谷区とかも同じようなことをしていて、例えばね、同性パートナーシップ証明の制度を導入してLGBTQプラスのさ、権利とかダイバーシティーをね、理解を示してるっていう、そういう姿勢を出している一方で渋谷区にある宮下公園で生活していたホームレスの人々をね、強制排除してるんだよね。
そこはさ、強制排除した後に区画整理、綺麗になって、今さ、宮下パークっていう商業施設ができているんだけど、なんていうのかな、LGBTQプラスには理解を示している、まあなんていうの、応援しているのにホームレスの人たちは排除するんだっていう。
どちらも弱者であって、まあ弱者っていう言い方はちょっと良くないのかな、なんていうのかな、まあマイノリティであって少数派ね、マジョリティではないじゃないですか。で、どちらかというと僕はそのホームレスたちの方が困ってるんじゃないかなって思うんですよ。
昔、20代の頃ね、代々木公園に住んでいた方たちとね、時々遊んでたことがあって、よく僕代々木公園散歩に行ってたんですよ。それで、まあブラブラ歩いていると、ホームレスの人たちとね、話す機会とかがあって、すごくね、面白いおじさんが一人いてね、哲学の話とかをいろいろ聞かせて、すごく頭のいい方でね。
で、僕が行くと必ずね、チョコレートのパンをくれるんですよ。あの、ナイススティックだっけ?こう、一袋にさ、9本か10本くらい入っているパンあるじゃないですか。あれをね、1本くれるんですよ。で、僕ね、ホームレスの方から毎回ね、パンをもらって、一緒にね、食べてたんだっけ。
ここ最近あれをね、貧乏症の話してましたけど、なんかもう、ちょっとそれとこれをくっつけるのは良くないな。良くない。これは僕はコミュニケーションの一つとして、その人はね、すごく僕よりずっと年上の方だったから、多分僕のことを可愛がってくれてたんだなって思うんだけど。
あとさ、何年前かな、5年くらい前にレインボープライドで僕ね、パレードに参加したんですよ。その時僕ね、頭にね、エリカって僕が作っているオブジェを、頭にはめられるようなオブジェを作って、ちょっとこう、なんていうのかな、見た目は病気みたいな感じで、ちょっとね、アーティスティックな感じで参加したんですけど、
宮下公衛の前を歩いた時に、ホームレスの人たちがね、看板を持っていて、看板というか手書きのメッセージボード。それにはね、「僕らも排除しないでください。」みたいなメッセージが書かれていたんですよ。ちょっと正確に何を書かれていたか覚えていないんだけど、もっと強いことも書かれていましたね。
LGBTQプラスには支援をするのに、僕らには手を差し伸べないのかっていうようなことも書かれていて、すごいね、それをパレードをしながら見た時にちょっと心が苦しくなって、僕は結構浮かれてさ、エリカっていう作品を頭につけて参加したんだけど、ちょっと恥ずかしくなってそれをね、撮ったんですよ。
撮って、最後のね、パレード、ゴールまで向かったんだけど、もちろん渋谷区もさ、ホームレスの人たちに対して仮設住宅を作ったりとか、そういうシステムを作っていたとは思うんだけど、本当にそれがうまく回っていたのか。彼らはさ、僕らと違って情報弱者でもあると思うんだよね。そういう情報をちゃんと受け取ることができたのかとか、そういった面でさ、渋谷区はちゃんと支援できていたのかなっていうのは、
ずっと僕は考えていて、こういうことをさ、考えるとさ、きっと渋谷区もピンクウォッシュに当てはまるんじゃないかなって思うんですよ。でね、なんで今回ね、レインボープライドでピンクウォッシュを知ったかっていうと、ブースを出している企業のあり方について、これもピンクウォッシュではないかという記事を読んだからなんですよ。
今回参加していた企業の中にはさ、例えばさ、セクシャルマイノリティにフレンドリーだっていうことを歌いながらも、社内のね、労働環境問題だったりとか、自社が作っているもの、生産しているものの透明性、そういうものをクリアにしていない会社っていうのはあるんじゃないかなと思っていて、そういうことをちょっとうやむやにしているのに、セクシャルマイノリティにフレンドリーだと打ち出す。
そういうところがピンクウォッシュに当たるんではないかっていうような記事を読んだんだよね。あとはさ、会社のPRのために僕らをね、LGBTQプラスを利用しているんじゃないか。この話は結構さ、毎年このレインボープライドでは出てくるんだけど、そういう一面もあると思うんだよね。
なんて言うんだろう。セクシャルマイノリティにフレンドリーな姿勢を見せてるんだけど、具体的な行動は何してるんですかっていうような企業もやっぱりね、ブースを見ているとあるんですよ。これ去年も話してたんですけど、今年もね化粧品のサンプルを配っているね、あれはECサイトなのかな。
そういうところがあって、去年さ、僕さ、ここでね、サンプルを配っている女の子にお話を聞いたときに、御社ではね、どういう活動されてるんですかってこのフレンドリーに関して聞いたら、ごめんなさいって私はちょっと今日配りに来てるだけなんでわかんないんですよっていうすごいキラキラした笑顔でね、その回答されてポカーンとしちゃって僕はそのサンプルを受け取らなかったんですよね。
そうなんですね、ありがとうございます、頑張ってくださいって言って、頑張れよーぐらいの感じで言ったんだけど、なんていうのかな、PRのために利用されてるっていう一面もあると思うんだよね。
でもね、とはいえ、このイベントってさ、最初に言ったように今年は27万人も来てるわけですよ、その代々木競技場が入るぐらいのサイズ。
だからさ、あそこはスタンドとかもあるからさ、1万5千人とか入るけどさ、そういうところに丸2日かけて27万人来てるから、本当にね、なんかこう芋をひっくり返した、なんていうの、そういう例えて芋をひっくり返したとかって言わないっけ、なんかこうような人ごみって言ったらあれなんですけど、人がものすごいんですよ。
人ごみって例えよりすごい良くないね、今ね、ごめんね、人がすごいたくさんいる中だから、企業の理念とかを丁寧に伝えていくのは難しいのかなっていう思いもあるんだけど、なんかこうただPRに使われてるっていうのはちょっと寂しいような気持ちもするよね。
でさ、企業っていうね、大きな器だけじゃなくてさ、ちょっと自分はどうなんだろうっていうのも今回考えてみたんですよ。僕自身に目を向けてみるっていうのかな。
例えばさ、アラオネっていう番組、もともとはアラフォー芸能姉じゃないのよでスタートして、去年の10月にアラオネに番組を変えて、また4月にね、この間の4月ね、この間というか今月か、アラフォー芸能姉じゃないのよに番組を戻したんだけど、それはさ、アラオネの半年間で視聴者数がちょっと減った?ちょっと少なくなったんですよ。
で、まぁやっぱその要因にはタイトルを変えたこともあるのかなと思って。というのは、芸という言葉だったり、お姉という言葉は検索に引っかかりやすいんですよね。多分ね。だからまぁそれで検索をして聞いていてくれてたっていう人が一定層いたと思って。
で、まぁそれもあってね、番組に芸という言葉がつくタイトルに戻したんですけど、これもさ僕はさ、僕はさ芸でさ、当事者ではあるんだけど、その番組のね、視聴者を多くするために芸という言葉を利用してるんじゃないかなっていう気持ちになってきたんだよね。
なんかそれをピンクウォッシュというのは違うかもしれないけど、少なからずも僕は僕の利益のために芸という言葉を利用しているんだなっていうことにちょっと気づいたりとか、そういうのを考えた時に自分の中にもね、小さなピンクウォッシュがあるんじゃないかなって思えたんですよ。
企業参加によるメディアの取り上げと社会啓発
あのでもね、初めにも言ったようにピンクウォッシュっていう言葉は本来ね、イスラエルが行ったことがきっかけで生まれた言葉で、それをさ企業の行いとか僕のね行動に当てはめるのは何が問題かっていうのを本質をね曖昧にしてしまう危険な行為なのかもなーってちょっと思ったりもするんだけど、言葉をねきっかけにピンクウォッシュをきっかけに考えるっていうのは良いことなんじゃないかなと思ってね、今日はちょっと話をしたんだけど。
ここからはね、僕個人のね意見を考えたことを言いたいと思います。
LGBTQプラスを主体に考えた時に僕はね、この企業の行いとかはそんなに悪いことなんじゃないんではないかなって思うんですよ。
有名な企業がさ、そのレインボープライドにいるっていう安心感っていうのかな。
僕はさゲイで不安に感じたことって人生でないんですよ。
ないんですけど、さっきも言ったようにさ、会場にはさ本当にいろんなマイノリティの方がいて、僕とは違ってね、その自分のセクシャリティに不安を感じてたりとか、怖い思いをしたり、はたまた差別を受けたりとか、すごくいろんな人が来ているんだよね。
いろんな人生、それぞれみんな違う人生があって、例えばさ、コカコーラとかパナソニックとか、そういうさ大きな企業があることによって得られる安心感っていうのがあると思うんですよ。
誰もが知っているこんな企業が僕らを応援してくれている、それはすごく勇気になると思うんだよね。
さらに言うとさ、そういう企業が参加することによってメディアは取り上げてくれたりもするし、さらにね、このマジョリティの人たちに知ってもらう、多くの人に知ってもらうきっかけにもなると思うんですよ。
やっぱりさ、そういう企業がブースを出していると、レインボープライドの本質的なところではないかもしれないけど、そういうのを目当てに人がたくさん訪れて、それをきっかけに知ることができたりとか、あとはさ、それで人がたくさん来ることによって、今回のようにね、過去最多の27万人というのが訪れて、それをさ、メディアが取り上げてくれる。
すごく僕ね、メディアが取り上げるかどうかっていうのが大切なことだと思うんですよ。
良い活動をしている人はさ、この世の中にはすごいたくさんあるんだけど、どうやってメディアに取り上げられるかっていうところが、結構さ、小さな団体とかそういうところが苦手で、なかなか取り上げられないじゃん。
それってすごくもったいないことで、それはメディアの問題でもあるんだけど、例えば、今年は過去最多27万人とかさ、1万5000人がパレードしましたとか、ライブで大黒牧さん、ちゃんみなさんが来ましたとかっていうと、メディアは取り上げやすいわけですよね。
そのイベントの本質的なところからもしかしたらちょっとずれているかもしれないけど、でもそれでもそうやって何かこう、起爆剤を作ってメディアに取り上げて、多くの人に伝えるっていうことはとても良いことだと思うんだよね。
でね、企業のクリアなイメージ戦略とかに使われていたとしても、いろんな問題を抱えているのに参加していたとしても、このイベントに参加することで、それで批判を受けることで、気がついてそれをちゃんとクリアにするために取り組んでいけばいいんじゃないかなって思うんですよ。
企業の在り方とバランス
そこで取り組めない企業っていうのはダメな企業なんじゃないかなって僕は思っていて。たださ、パレスチナのように隠すための行為っていうのは良くないよね。企業は本当は気づいているのに隠すために隠すというか、そこをまどわす、ごまかすためにLGBTQプラス支援をしている、それをPRするっていうのは良くないことだと思うけどね。
とにかく、それが後であれ先であれ、気がついたら改善していくっていう方向に向かえばいいと思うので、それが正しい企業の在り方だとは思っていて。だからね、批判される覚悟が思った上で参加するイベントだと僕は思うんですよ。
ちょっとこれすごい強い言葉かもしれないけど、応援しているのに批判されるんだって。参加した企業からしたらなんだこれって思うかもしれないけど、それによって考えるきっかけを作るっていうのかな。きっかけを持てるっていうのはすごく大切だよね。
なんかとってもこれ難しい問題だと思うんですよ。どう説明すればいいのかな。例えばさ、円錐があって、ちょっと話それるかもしれないけど、数学っぽくなってくる。円錐あるじゃないですか。先の尖ったね。その上に平たい皿が載ってるんですよ。
円錐の尖りはマイノリティに対する社会の理解度っていうのかな。平たい板に僕らは載っていて、僕とかゲイ、レズビア、バイセクシャル、いろんなマイノリティの人たちが載っていて、企業も載っていて、マジョリティも載っていて、どっかのバランスが悪くなると円錐の上に載ってるだけだから平たい板は傾いて倒れちゃうわけですよ。
だからさ、それが傾かないようにみんなでバランスを取り合うっていうの。でさ、例えばその企業が自社のPRのために使ってるんじゃないかって言われるけれども、それによって社会の多くの人に広まっていくっていう一面もあって、なんかそういうバランスがさ、円錐の上に載ってるわけですよ。
それでさ、みんなでちょっとずつさ、理解し合う。その、いいところも悪い部分もあった上で理解し合ってどうすれば社会がより良くなっていくか。あの、例えばさ、その円錐の上に載ってるお皿がどんどんさ、小さくなっていけばさ、バランスも取りやすくなるじゃないですか。
視点からさ、遠ければ遠い…なんだこの話。視点から人が遠ければ遠いほどさ、バランスが取りにくくなっていくと思うんだけど、みんなが中心に集まってくればバランスは取りやすくなるし、あとはさ、その円錐のさ、棘がさ、こうスパッて切ってさ、平たい面になってその上に板が乗ればさ、より安定するわけじゃん。
そのさっき円錐のとんがりはマイノリティに対する社会の理解度って言ったけど、理解されていないのがとんがっているとすれば、理解されるごとにどんどん棘が取れて平面が見えてくるっていうのかな。なんかそういうバランスなんだと思うんだよね。このイベントってね。
いつもね、そう思うんですよ。このイベントってね。そのバランス感覚を取っていくっていうイベントなんじゃないかなと思っていて。でもね、僕ね、去年よりもすごくいいなって思ったことが一つあって。というのが、このイベントってそのメインステージの周りに今まで大きな企業が結構集まりがちだったんですよね。
今年もね、そのメインステージに大きな企業がたくさんいたんだけど、その脇に緑堂があって、そこにもねテントがいっぱい出てブースが出てて、小さな団体とか大学とかね、いろんなそういうNPOとかは、結構そういう緑堂のところで小さなブースで出してたんだけど、去年さ、そこで出していたLGBTQプラス系の方を扱っているブースが、今年はねメインの会場に移動してたんですよ。
なんかそういう感じで、大きな企業、例えばさ、広告代理店とかが緑堂の方の小さなブースに行ってたりとか、NHKとかねニッテレも小さなブース、緑堂の方に行ってたりとか、少しね、その会場内でね、ごちゃ混ぜというかミックスが生まれ始めてて、僕はねこれねすごくいいなって思いました。
僕これね、多分去年話してるんですよ。なんかそういう風になればいいのになーって思ってて。で、もっと欲を言えば、これ、友達がね僕ね、途中から来たんですよ。僕一人で行ってたんだけど、友達が3人来て、すごい嬉しかったの。友達がこのイベントに来てくれるっていうのが。
さっきも言ったけど、やっぱりより多くの人が来たら、それだけさ、こう、メディアが取り上げてくれる?僕らのことを社会にさ、伝えてくれる役割をしてると思うんだけど、その僕は友達3人だけだけど、やっぱりその3人もそのさ、なんていうのかな、社会に伝えるための1つになってるんだよね。
その会場に来てさ、何も分かんなかったとかさ、なんだろう、ただお祭り気分を味わってさ、何も学ばなかったとかさ、なんかいろんな意見はあると思うの。全然分かんなかったとかね。でもそれでもいいと思うんだよね、僕は。その会場に行くっていうことだけで、誰かの役には立っていると思ってて、すごくいいことだと思って。
で、その友達とちょっと話したんだけど、企業がね、ブースを出して自社の製品とかをPRする意味があるのかなっていう話をして、確かに僕そうだなと思ったの。っていうかまあ、なんていうのかな、さっきのピンクウォッシュの話じゃないけど、企業としては自社のPRをするがもしかしたら第一目的かもしれなくて、そのね、隅にLGBTQフレンドリーだっていうのを出してる企業もあるとは思うんだよね。
レインボープライドの意義と議論の場
もちろん逆のパターンもたくさんあって、いろんな企業があるのは仕方ないことだと、僕は今の段階では思うんだけど、果たして自社をPRすることがこのイベントの正しいあり方なのかなって思ったわけですよ。
単純にさ、大きい企業は協賛するだけでよくない?って思ったんだよね。っていうか、そっちの方がかっこよくない?って思って。例えばさ、小さな本屋さんとかのブースに対して、どっかの大きい企業がボンって出す。例えばさ、Amazonとかだって本を売ってるじゃん。
そういう企業がそのブースにお金を出して、もっと大きくさ、もっとさ、みんなに楽しんでもらえるような本屋のブースを作ってさ、そこにプレゼンテッドバイ、Amazonとかって入ってたら、そっちの方がかっこよくない?ねえ。自分が大きい企業やってたら絶対それやるな。
もちろん会社っていうのはね、いろんな人の意見があって大変なんだと思うけど、そういうふうにこのイベントがこれからね、変化していくイベントになればいいなってちょっと思いました。最終的なことを言うとこのイベントがなくなればいいんですよ。こんなイベントする必要ない。もうみんなが理解しているっていうね、そういう状況になるのがベストだと思うんだけど、それまでにはね、もっとたくさんのね、ステップがあるんじゃないかななんて考えました。
もうね、今日はね30分っていう壁を一切無視して喋ってるけど、もう一個話したいんですよ。レインボープライドが終わった後にSNSでね、ちょっと話題になったトピックがありまして、というのはね、そのレインボープライドの会場で金箔をしている人がいたんですよ。
まあその金箔とは何かっていうと、SMの一種ではあると思うんだけど、そのふんどし姿の男性が会場でね、縄で縛られて吊るし上げられて、そのショーを見せるブースがあったんですよ。で、それに対してSNS上でこう議論が起こっていて、マジョリティの人からだけじゃなくてLGBTQプラスの方たちからもそういう公共の場でそういうことをするのは違うんじゃないかっていう意見が出て、
まあ議論が沸き起こってたんですね。僕ね、この東京レインボープライドってすごくいいイベントだなって思うのは、そのイベントが終わると必ず毎年何か議論が起こるんですよ。
それですごくいいことだなと思って、いい悪い、その行いがいい悪いっていうのはまた別に話すとして、そのことによってみんなが話し合って、じゃあどうしていけばいいかっていうのを考えるきっかけになると思うんですよね。
で、僕がどう思ったかっていうのを話したいんですけど、今日もね、もう簡単にさ、30分の壁っていうのをもうすっかり越えてるわけですよ。僕は今横目で時計を見て冷や汗をかいてるんですけど、ちょっとこの話、来週してもいいですか。なんかしたいんだよね。なので来週ぜひさせてください。
でね、最初にも言ったけど、6月のね、プライド月間に向けて、5月はね、ちょっとこう、僕が考えるジェンダーのね、話とかをね、していきたいなーなんて思います。レインボープライドの会場でね、僕一冊の本を買ったんですよ。これね、エリスヤングさんが書かれた本なんですけど、ノンバイナリーがわかる本という本です。
まあちょこちょこ僕はこのね、あらおねでノンバイナリーの話をしてるんだけど、なんか前々回くらいの配信でさ、勉強するたびにさ、なんかこう思うみたいな話をしてたんだけど、全然僕の勉強って足りてなくて、まだまだ本とかも読んでなくて、ちょっとね、自分自身を知る上でも今は勉強したいなって思ってね、このプライド月間に合わせてね。
だからちょっとこういう話とかもね、この1ヶ月、来月はしていきたいなーなんて思うので、ぜひね、なんかちょっとあらおね堅苦しいじゃんって思わずね、ちょっと聞いてもらえると嬉しいです。
会場への参加の制約と羨望
うん。貧乏症の話もね、ちょこちょこ挟んでいきますし、歯医者もね、あるんですよ。あとね、歯医者とね貧乏症が噛み合わさった話とか色々あるんですけど、まあそういうのもね、そういうのもちょこちょこしていくのでね、聞いてください。
今週はさ、新コーナーの話するって言ったじゃんって思ってるあららずの皆さん、ごめんなさい。しないよ。
まあね、本当はしようと思ってたんです。レインボープライドの話はそんなにすることはないだろうなと思ってて、新コーナーの話をしようと思ってたんだけど、やっぱり会場に行くと色々僕は気づくことがあって、話したいことが生まれたから、ちょっと今週はね、その話をしちゃいました。
新コーナーはまあ、ちょっとゆっくり話していきましょう。ていうかさ、今の番組の構成でさ、新コーナーできんのかって話したよね。あの、先週ね、新コーナーのタイトルを話したので、先週僕お題出してるんですよ。コーナーのタイトルだけを聞いて予想して、みんなね、新コーナーに対するお便りくださいって言ってんですけど、お便りね、それに対してゼロなんですよ。
まあ難しいよね。難しいと思うけど、挑戦してみてよ。そしたら、新コーナーが動き出すかもしれないぜ、みんな。ちょっと挑戦してください。
最後に、この番組ではあららずからの手入れを募集しています。番組への感想、僕への質問や相談、くだらないけど誰かに伝えたいことなど、何でも構いません。
宛先は概要欄にある応募フォームからお願いします。またSpotifyやApple Podcastで番組の登録や評価を通してアラオネを応援していただけると嬉しいです。
シャッタラズになった。サポートよろしくお願いいたします。
最後にね、一つだけお話しさせてください。東京レインボープライドっていろんな人が来てるんですよ。セクシャルマイノリティーの方もいればマジョリティーの方もいてね。
いろんな人が来てるんだけど、来れなかった人っていうのもたくさんいると思うんですね。それはさ、物理的に。距離が遠かったりして来れなかったりとか。
あとは近くにいて、距離は関係なく行きたいんだけど行けないっていう人もいると思うんだよね。
というのはさ、やっぱりこの社会では、ゲイであること、レズビアンであること、LGBTQプラスであることっていうのがバレたくなくて、会場に行ったらもしかしたら知り合いと会ってしまうかもしれない。
テレビのカメラに映ってしまうかもしれない。
あとはさ、みんなが単純に撮ったスナップ写真の中に映ってしまって、SNSに載ってしまうかもしれない。
そういうさ、いろんな不安があって会場に行けない人とか、今日僕が話した企業のこととか、そういうのに賛同できなくて行かないっていう人もいると思うんだよね。
いろんな行けない理由っていうのはあると思うんですよ。
このイベントの写真を見るとみんなすごい笑顔でキラキラしてるんですよ。
それが眩しくていけないっていう人もいると思うんだよね。
僕なんてって思ったりね。
それにはたぶんちょっと羨ましい気持ちもあったりすると思うんだけど、
東京レインボープライドへの思い
なんかそうやってさ、このイベントがあることによって寂しい思いをしている人っているんじゃないかなって思うんですよ。
そういう人たちにちょっと届けたいなって思ったんだけど、その寂しい思いをしているっていうのはやっぱり今の社会が問題だと思うんだよね。
セクシュアルマイノリティっていうのが当たり前の権利を得てね、例えば同性婚ができるとか、
社会にちゃんと認められて、認められてっていうのも変だと僕は思うんだけど、すでに僕らは存在しているからね。
でもその社会にちゃんと浸透して、みんなが当たり前のように過ごせる。
社会になればこのイベントにも胸を張っていけると思うし、そもそもそうなればこのイベント自体がなくなると思うんだよね。
でさ、そういう社会になるためにはやっぱり何か問題提起をしたり、活動していく人っていうのが必要で、
で僕はね、そういう活動する人が真面目な顔をして、眉間にシワを寄せて、社会に訴えかけるだけでいいとは思わないんですよ。
いいっていうか、それが全てだとは思わないんですよ。笑顔でさ、キラキラして、私たちはもうすでに存在している。
私たちはこんなに人生を楽しんでいるっていう姿を見せるのも、僕らがね、社会に浸透していくためには必要なステップだと思っていて、
会場にさ、単純に遊びに来ているみんな、そんなことを考えずにさ、本当に心から楽しくてSNSにあげたりしていると思うんだけど、
それを見てね、嫉妬したりさ、寂しく思ってしまう人はいるかもしれないけど、彼らのその笑顔の先に未来を変える力があると僕は思っているんですよ。
きっとその先には、その寂しい思いを知ったあなたが、未来でね、笑える社会が待っていると思う。
だから、なんだろう、うまく言えないんだけど、小さな応援をしてほしいなって思うんだよね。応援はできなくても、そんな彼らを寂しいからってね、傷つけるような言葉で汚してほしくないんだよね。
気持ちはとってもわかるけどね、僕にもそういう面はあるんですよ。
みんな楽しそうだなって思うことはあるけど、でもなんかその先には自分にも何かあるんじゃないかなっていつも思うようにしてね、自分をちょっと鼓舞している部分もあったりして。
僕も一緒だからさ、みんなでね、頑張っていこうよっていうのを伝えたかったです。
さあ、そんな感じで、今週もアラオネありがとうございました。来週もアラオネにコネクトしてください。
藤田てっぺいでした。じゃーねー。
41:35

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