EP42 百々爺(Momonjii)
2023-04-08 08:32

EP42 百々爺(Momonjii)

妖怪古伝42回目の放送 今日の妖怪は「百々爺」 今回のオリジナルストリーはさびしがりやで心優しい妖怪と少年のお話し。 ぜひお聴きください。 また番組へのご感想やご意見は Twitter @youkaikoden かメール youkaikoden@gmail.com でお待ちしております。 *この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を 使用させていただいています。

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サマリー

江戸時代の妖怪画集に描かれた百々爺について、病気をもたらす老人の妖怪とされる由来や、モモンガ・野伏間との関係、獣肉を指す呼び名としての用例が紹介される。物語では、昭和の町で帰宅を急ぐ少年イチローが百々爺に出会う。百々爺は人を食べず、孤独に暮らしてきた自分の過去を語り、イチローと山で遊ぶ約束を交わす。後日、迷子の女の子を助けた百々爺が撃たれ、イチローは鈴を手にした彼を抱き起こす。

百々爺の由来と伝承
ひょっとして 妖怪 5 年 を お 探し です か ?い やね 、 私もこれ から そ こへ 行くと ころ なん で す
よ、よか っ たら ご 一緒しましょう。江戸 の 時代 から 庶民 に 怖 がら れ ながら も 愛 さ
れ 続けてきた 妖怪 。このポッドキャス ト はそん な妖 怪 を毎 回一 つ取り上げ
て紹 介 し、 こ このオー ナー 自 らが 勝 手に作ったばか ばか しい 妖 怪の 物 語 が聞け。
それ が この 要 介護 点 なん です。さあ 、着きました。
私 が 扉 を 分け し ましょう。うん。
も もん じい。モン g は 、鳥 山石 燕 によ る江 戸時 代妖 怪画 集今
昔ガ ズ 続百 鬼 にあ る妖怪。世間 は 文字 の こと を 原野 に 出没 する 老人 の
妖怪 と して おり 、通 行 人 がこ れ に出会 う と病気 を患 うも の とし ている。
本来 もん jete は モモンガ や 野伏間 の 意匠 であると 、とも に妖 怪 を意 味す る自 動 語で もある。
引き分け のない 子供 に 対して も もん じい に 食わせるぞ など と 言って 、躾け る地 方 もあっ たという。
また 、江 戸時 代に は毛深 い 獣 やお のあ る 獣 が嫌 わ れ、 そう し た 獣や 鹿 肉 、 猪 の肉 の こ
とを もも ん じ いと呼ばれた。日本 でも。
獣肉 を 食べる こと が 禁止されていた 時代 には 、薬食 い と 称し て一二 区 の食 事 を提 供す る 店
が文字。いや と 呼 ば れていた が 、文 字 に会 う と病 気
にな る とされてい た の は、 こ の薬 食 い に対 する皮肉 との 見 方もある。
イチローと百々爺の出会い
ここ は 昭和 の 片田舎 の 、小さ な 町 の夕暮 れの街角。
イチロー は 家路 を 急 いでいた。麹 くんち で ファミコン して すっかり 遅く なっ ちゃった
な。母ちゃん に また 叱 ら れ ちゃう よ 。それ
にばあちゃ ん が言って たな。いい かい ?1
あ の 山 の 中に は文 字とい う化け 物 がおっ て な悪い 子 や 親 の言 うこ と を聞かな い 子 、山 から降
りて きて食っち ま う んだわか ったかい?おいら もう そんな 小さい 子 じゃない から そんな 話
信じない けど 、さす が にこん な に暗 くな る とちょっと怖 いな。
急 いで 帰 ろう。イチロー が 人っ子 。一
人いな い街 角 に差し掛か ると。街灯 の 下 に ボロボロ の 服 を 着た 老人 。
のよう なも の が立ってい た。 1は 怖く なり、 引 き返 し 違 う道を 通 って 帰 ろう
と する とま た 街 灯 の下に さ っき の老人が立っていた。
どういうこと だ ?なんで 俺よ り 先 にこ の 道 に来 るこ と ができ る
んだ?どっち に して も 気味 が 悪い。
別 の 道 で 帰 ろう。しかし 、一 同 が何 度 も何 度 も違 う 道 を 通ろ う
とし て も、 街角 にはさ っ きの 老 人が待ち構えていた。もう だめ だ 。駆け
足 で走り抜 けよ う。ばあちゃ んが言っ て た の は 嘘に決まっ て る んだから。
1° が 老人 の 横 を 駆け抜け よう と する と 、老人 はおーき な両 手 を広 げ、 1 を止 めて こう言った。
百々爺が語る孤独と約束
待て 小僧 そんなに 慌て なくて いい だろう 。私 と少 し 遊ぼ うじゃな いか。
いい だろう。わかった から おいら を 食べない で ください 。おい
ら美 味しくな いよ。待て 待て。
人間 達 から 私 は そんな ふう に 言われて いる の は知って いる が。
私 は 決して 人 を 食ったり しない ぞ。私 は 山 の 中 で ずっと 、一 人 で暮 らしてい た。
そ の 頃は野 伏間と いうムサ サ ビのよ うな 妖 怪 で、 山 の中を飛び回っていた。
私 の こと を 人 は もちろん 、動 物た ち も怖がって。
一緒 にいて くれ なかった。ずっと ひとり じゃった。
そして 100年 が 過ぎ 、 私 は人 間 に化け るこ とを覚え た のだ。
でも 人 も 私 の 相手 を して くれる の じゃ?一郎 は 話 を 聞いて いる うち に 文字 が かわいそう
に なった。わ わかった よ。
もんちー あなた は わるい 妖怪 じゃない ようだ。でも 今日 は もう 遅い から 母ちゃん に 怒られて
しまう。じゃあ 来週 の 土曜日 って 言って も わからない か?
次 の 満月 の 次 の 日。昼間 おいら が 山 に 遊び に 行く よ 約束 だ。
そうだ 。約束 のしる し に婆ちゃ ん にもらっ たお守 り の 鈴
をあげ るよ。大事 に して くれよ 。二
人 はそ う約 束 をし て別れた。振り返った も もん じい は うれ し そうな 顔 を
迷子を助けた百々爺の結末
していた。数日後 、 五 歳 の女の 子 が 山 の 中 で 親 とはぐれ
て迷 子 になった。夕方 に なって も 見つからない ため 警察 、消防 団猟友
会 の捜索 隊 が出た。なぜか イチロー は 胸騒ぎ が して 山 に 向かった。
山 の ふもと で 銃声 が 聞こえた。イチロー が その 場所 に 駆けつけて みる と 、両 親
が女の 子 を連れてい た化け 物 を打っ た 音だっ たこ とが分かった。
両氏 は 迷子 の 女の子 を 抱きかかえ 、なぜ か撃たれた生き 物 がムササ ビ のよう になっ て倒れ てい る の
を確 認し て 街 に降り ていった。イチロー は その 倒れて いる 生き物 に 駆け寄 り
抱き起こ し。生き物 の 腕 には 鈴 が ついていた。
門司 門司 は 、オイ ラ が来 る の を 待ち き れず、ず っ と 山の入 り 口でオ イ ラを待って い た
んだ。そして、 たま た ま迷子 の 女の子 を 見 つけ 、町 に
届け よ うとしたんだ。ごめん 、文 字もっ と早 くおい ら が駆け付け ていれ
ば、こ んな ことには。ごめん。
ごめん。も もん じい の 腕 の 鈴 が 悲 し そうに なっていた。
妖怪話の締めくくり
いかが でした か ?今日 の妖 怪 話は?
もし 気に入って いただ けた の なら。フォロー して あげて ください。
また 、要介 護で の ご意 見 ご感 想 は?この 番 組の 概 要 欄を 見てくだ さいね。
新 しい お 話 は 毎週 土曜日 午後5時 に 公開 に なるらしい です よ。
もし よろ し かったら また この 場所 で お会い しましょう。
それで わ また。
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