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EP2-27 目目連(Mokumokuren = Eyes and eyes)
2025-08-02 09:38

EP2-27 目目連(Mokumokuren = Eyes and eyes)

妖怪古伝 第二シーズン 2-27回目の放送 今日の妖怪は「目目連」 今回のオリジナルストーリーは、従弟が障子を破いたのを注意した女の子は......珍しくほのぼのした感じのお話し....ぜひお聞きください。 また番組へのご感想やご意見は Twitter @youkaikoden かメール youkaikoden@gmail.com でお待ちしております。またnote 妖怪古伝では過去のシナリオを公開していますぜひご覧ください。*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」「効果音ラボ」様の音源を 使用させていただいています。

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サマリー

今回は、荒れ果てた家の障子に無数の目が浮かぶ妖怪「目目連」を紹介する。智子は、いとこの和夫を真似て障子を破ったことで母に叱られ、亡くなった祖母の部屋で泣いていると、障子に増えていく目玉を見つける。目目連は障子を住処にする妖怪として現れ、家を壊すと脅すが、智子が謝る中でそれは夢だったと分かる。目を覚ました智子は母と和夫に謝られ、古くなった障子を三人で張り替えるため、破る競争を始める。最後に智子は、壁の先祖の写真が三人を見守り微笑んでいるように感じる。

目目連の由来と障子の目
お前さん、ひょっとして妖怪古典を探しておるのか?それならばわしが入り口まで案内してやろう。妖怪古典。このポッドキャストは毎回この館の主人が勝手に作った妖怪の。誰も聞いたことのないオリジナルストーリーが聞ける番組じゃさあ、着いたぞ。この扉の向こうじゃ気をつけてな。
モクモクレン。モクモクレンは、鳥山石円の画集。今昔、百機周囲にある日本の妖怪。荒れ果てた家の障子に無数の目が浮かび上がった姿で描かれており、解説文によれば後内氏の念が五番に注がれ、さらに家全体に現れたものとある。東北階段の旅という本に、江戸の商人が津軽へ材木を買いに行き、宿代がもったいないと言って。
空き家に泊まったところ、障子に無数の目が現れたが、商人は恐れるどころかこれらの目を集めて持ち帰り、眼科に売り飛ばしたという話がある。あ。あ。
智子と和夫の障子破り
こら。和夫、障子、破。
いちゃダメでしょう。いいじゃないか。ともこ姉ちゃんもやってごらんよ。
こうやって破る。と。楽しいよ。
そう、そうなの。じゃあ一つだけ?本当だ。
気持ちがスカッ。とする。
ね?知子はいとこの和夫と遊んでいてつ。いつ、い。
いたずらっ子の和夫が障子を破るのを見て、真似してしまった。こら知子、何してるの?
障子破って。しかもわざとやったでしょう。だって。
カズ。オが先にやったんだもの。
カズちゃんはまだ小さいんだからしょうがないの。それを注意してやめ。させるのがお姉ちゃんでしょ。そんなこと言ったって。おばさんごめんなさい。もうしないから。ともこ姉ちゃん怒らないで。
カズちゃんは、偉。いね。
智子のことをかばってくれ。たのね。
こっち、においで。お菓子あげるから。
障子に増える目玉
母と手をつないでキッチンに歩いて行く和夫は、振り向きざまにベロを出していた。和夫ばかり特別扱いしてずるいと思った知子は、キッチンにはついて行かず。少し薄暗いこの部屋、去年亡くなったおばあちゃんの部屋で仰向けになり。少し泣いた。どれくらい経っただろう。少し日が傾きかけたのか。もともと薄暗い部屋がさらに暗くなっていた。ふとともこが天井から目線を左の障子の方にやると、何かと目があった。
いや。この部屋には誰もいないはず。だったらこの目は誰の目?
びっくりして目をこすって、もう一度見ると、目はなくなっていた。やっぱり気のせいだったかと。智子は天井の方に目をやったが、やっぱり気になる。もう一度、障子の方を見。ると。
今度は目が四つ。こちらを見ていた。な、なに誰なの?出てきなさい。
智子は誰かが障子を破ってこちらを覗いているのかと思って、大きな声で呼びかけた。すると四つの目は消えてしまった。え?あれ?
誰もいない、私の見。間違い?お。
ーい誰もいない。のいるなら出てきなさいよ。
そう言うと、障子に目玉が八つ。そして瞬きすると。16個に。
次に。は、障子の全部から。
目玉が。こっちを見つめていた。
目目連の脅しと夢からの目覚め
ええ、ごめんなさい。私が障子を破いたから、障子のお化けが出てきたのね。ごめんなさい。もうしませんから。許して。わしは、黙。
々。恋障。
子を。住処と。
する。目玉の妖怪だ。お前はわしの隅、かわしの家を壊したのだ。今度はお前の家を壊してやる。
ぞ。そう言うと、智子のいる部屋はガタガタと鳴り出し、そのうち大きく揺れ出した。ごめんなさい。本当にごめんなさい。もうしませんから。許してください。私の家を。
壊さないでください。智子は一生懸命謝ったが、目が回るくらいに部屋は大きく揺れた。
智子、智子。大丈。
夫、目を覚まして。智子は目を開けた母が肩を揺すって泣きながら寝言を言っている智子を起こしたのだった。大丈夫、智子。
家族で障子を張り替える
悪い夢でも見たの?もう大丈夫よ。さっきはごめんね。カズちゃん止めようとちゃんと注意。したのね。
カズちゃんがちゃんと話してくれ。たのよ、お。
母さんもちょっと言い過ぎたわ。ごめんなさいね。ともくん、姉ちゃん。
ご。めんなさい。
よし、じゃあ今度は3人で。この障子。破いちゃおうか。
うん、大丈夫。そろそろこの部屋の障子の紙も古くなってきたから、張り替えようと思っていたのよ。だったら、いっそのこと、誰が一番破いたか競争しまし。ょう。
母の話を聞。いて。
知子は涙を吹いて笑顔になった。そして競争なら負けないぞとやる気が湧いてきた。じゃ。
あ。12の3で。
スタート。よ、いい一。
二、三。母の号令を合図に3人は障子に飛びかかり、一斉に障子紙を破き始めた。しばらくすると、智子は背中越しに視線を感じた。智子は振り返った。
番組案内
障子の反対側の壁には、おばあちゃん、おじいちゃん、そしてご先祖の写真があった。知子とその写真たちの目線があった。ご先祖様が3人を見て微笑んでいるように感じた知子であった。おかえり、どうじゃった、今回の妖怪話は。もし気に入ってくれたなら、またここに聞きに来ておくれ。そして。
フォローしてくれると嬉しいの。それと妖怪古典へのご意見ご感想はこの番組の概要欄を見ておくれ。また、新しい話は毎週土曜日の午後5時に公開されるらしいから、楽しみに待っていておくれ。そう。そう、妖怪古典の話は。ノートでも読めるようになっているらしいぞ。よかったらそちらも覗いてみてくれ。それではまた来週の黄昏時。大間が時にまた会おうぞ。
09:38

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