わらやさんは編集者ですけどどうですか。
編集者もまあ同じで、やっぱりこう日々仕事上でコンテンツに触れる必要はやっぱりあるので、
ただなんて言えばいいのかな。なんかあんまり、結構社内ではめっちゃ漫画好きで漫画読んでるみたいなやつの認知になってるんですけど僕は。
自己認知だとマジで漫画読んでないんですよ。
それは漫画編集者にしては読んでない方だなと思う。
読んでないと思ってるんですけど、でもこう飲み会とかで漫画の話をやるとある程度喋れるみたいな感じで。
何ですかね、これは話で出るかもしれないですけどテクニックがあって、自分の読んでる漫画にそれとなくすり替えていくっていう。
知らない漫画が出た時にそこで盛り上がらせないように自然と自分のテリトリーに持っていくみたいな、
そういうちょっと小賢しいテクニックだけがどんどん僕の中で積み重なってて、だからかもしれないですね。
相手の人が、わらやさん何振っても喋ってくれるから、いっぱい知ってるんだ。
知ってるじゃんってなってるけど、実は途中で話すり替わってるみたいなことにみんな気づいてないんですけど、
すぐ自分のテリトリーに持ってくるみたいな感じですね。
なので全てのジャンル、全ての作品を見るっていうのは幻想だと思いますね。
はい、そう思います。
今回も始まりました、よすみ編集部のポッドキャスト、よすみの様子見、始まります。
この番組は漫画研究者の富山由紀子さんと、よすみ編集部編集長のわらやが日々生まれ続けるコンテンツに飲み込まれる前に一度立ち止まって、
隅の方からじっくり様子を伺いながら、次の一手を考える番組となっております。
今回も一緒に様子見していくのは、漫画研究者の富山由紀子さんです。よろしくお願いします。
お願いします。冒頭からね、あんたどんぐらい読んでるの?ということで、研究者、編集者のインプットのリアリティみたいなところを、
なんか喋っちゃいましたけど、隠しといてもよかったのかな。
いや、どうなんですかね。ここら辺も様子見するという感じで。
まだわかんない。
他の研究者とか、他の編集者はどうなのかなっていうこともあるので、とりあえず我々の自己ページをしまして、様子見をしたいかなと思います。
今のところでも、たぶん二人とも、あんまり優等生ではなさそうですよね。
ダメそうだよね。
なんか小手先の技術って、どうにかしてきたタイプ?
全然たぶん、そんなにめっちゃ読んでますみたいなタイプでは、実はないかもしれないですね。
めっちゃ読んでた時期もあるんだけど、その時に読んだ話を忘れてたりとかもして、あんまり優等生じゃないかもしれない。
そうだと思います。
漫画の界隈の人と喋って、何巻のこの辺りにこのコマがあってみたいなところまで、ちゃんと覚えてる人は覚えてるわけで、
私とかは、どっかにありましたね、みたいな感じになってしまう。
毎回調べ直したり、探し直したりっていう、そこに時間が食われてるっていうか、どっかにあった、あの話の、あの辺にあのコマがあったみたいなスラボンやり。
ノーリーさんたちのために、自分をご覧にさせてもらうというタイプ。
そうですよね。でもまあ、そういうこう、ある意味こう深く読んで、記憶してるみたいな読み方ができる人は、すごい羨ましいなと思いますし、
僕もそういう読み方できる漫画もあるんで、そこは本当にのどったんだなと思うんですけど、やっぱりなんか、なんかある程度網羅的に読まなきゃみたいなね、プレッシャーがありますよね、この職業は。
ありますよ。いかに、なんかそのプレッシャーを手懐けるかっていうか、だから鬼滅の刃がめちゃくちゃ流行った時に、一ミリも読んでなかった時あって、今も読んでるから、いいんだけどっていうこの気持ち。
この気持ちね。
いいんだけどと思う。これ読まなきゃいけない。
ありますよね。
あったよ。
呪術廻戦とか、チェーンソーマンとか鬼滅の刃とか、読んでるんですよ。
意外にも。
リアタイで。
リアタイで、ジャンプで読んでるんですよね。
これが、最近はちょっと読んでないですけど、やっぱジャンプで追うみたいな。やっぱ雑誌作ってると雑誌で追うみたいな感じにね、ちょっとなるんで。
まあ本当にでも、僕はやっぱ職業があるマイナーな漫画ばっかり読んじゃうから、なかなかどういう判定をされるかみたいな。
だからたぶんニッチな漫画を読んでるから、こいつめっちゃもう漫画読んでるかもみたいに思われてて、意外とメジャーどころ読んでないみたいなことがさっきの小手先の技術でバレずに済んでる。
あたかも読んないようにみたいなね。
そんなちょっとずるい2人でお届けします。
ということで、今回の様子見のテーマはですね、コンテンツ型の時代の歩み方ということで、改めて私たちが取り巻くコンテンツ産業のリアルに触れていきたいと思います。
全部追うっていうのはすごく難しいっていう時代にはなってきましたよね。作品数も多いし。
無理だよ。
あとはその今netflixとかやっぱあるじゃないですかサブスクとか漫画もそうだと思う無料で読めるとか。
僕の時代でもやっぱそのサブスクが出てきたのって大学生くらいとかだったんですよ。
本格的にこう出てきたので。
それもやっぱお金かかるしその登録してた人もいたけど。
その前はもう本当に渋谷のTSUTAYAで大学生の時に旧作100円なんですよ1枚1週間。
それを4枚借りると100円になるんですよね。
1枚だけだとなんかもうちょっと高かった気がするっていうのをそういうのを借りてた時代なんで映画とか。
で高校生の時もアニメはやっぱTSUTAYAで借りてた時代だから。
そのこれを見ようと思ったら結構集中して見れる時代ではありましたねアニメは。
そうねあとは返却日もあるからね。
返却日もあるから。
それまでにとりあえず見ようみたいなね。
そうですね。だからやっぱサブスク時代において
なんかこの作品を見ようという意思力が弱くなっちゃってる気がしてて
ゆえに僕あんまりアニメとか見れなくなっちゃったんですよ。
あらま。
やっぱそのDVDで見るというあの物理的制約において達成されてたことは結構あるなと思ってますね。
その枷。枷こそが。
なるほどね。
そうネットウィックスが開いても何見たいかわかんないんですよ。
私もそれある。
なんだって。
ちょっと時間があってなんかを見よう。見たい見なければみたいな気持ちだけあるんだけど
あの最初のさどの作品見ますかみたいなあの画面でさ
なんか無になる。
なんかたくさんありすぎて無になっちゃうみたいな。
あれがもうだからもう全てですよね。
要はもう多すぎて見る気が失せるという。
だって全部大体面白いじゃん。きっと。
そうなんです。
それもあるじゃん。なんかつまんないものが多分ないじゃん。
それも困るのよ。
確かに。
どうせ全部見たら大体面白いでしょ。
面白いから。
もうキリがないなぁみたいな。消費になっちゃいますよね。
感情として消費って終わらないことなんで
接種続けるっていうのが消費なんで
なんかそれに誘われてる感じになると
なんかどんよりした気持ちになっちゃうなっていうので
やっぱサブスク向いてないかもなとは思います。
サブスク向いてないぜ。
向いてない。いやもう向いてる人いるのかなっていう気もしますね。
人間の認知的に。
あれをねなんかうまくチェックしたりしてこううまく見ていく人もいるんじゃない?
まあいると思いますけど。
私はこう波乗りがうまくないからなんか溺れてますけど。
溺れてますね。
うまく乗っていく人もいるんだとは思うけど
意外と研究をしている人とか編集している人とかは
全然泳げてないまま仕事にしているという感じだね。
もう毎日その自分のデスクのところにDVDを積み重ねてほしいです。
今週これ見るの?みたいな感じで。
物理で置いておいてくれれば見るの?
これ見ないと逃がせませんとかなったら見ますけど
Netflixってそれないじゃないですか。
ないない。
いつでも見ていいよってなると
じゃあ明日でいいかがいつの間にか5年後になってるみたいなのがめっちゃ多くて
これがこう供給型の今の世の中なんじゃないかなっていう感じですよね。