消防団と年末の活動
伊藤さんがいません。
いません。
伊藤さんは、今、みかんでめちゃくちゃ忙しいです。
伊藤さん、頑張って。
ということで、りょうやんがゲストで来ていただいております。
たびたび失礼します。植物マナブラジオのりょうやんです。
はい、まあ年末なんですけれども、りょうやんにはちょっとまあ、今回相手がりょうやんということで、普段はあまり2人だけの回答はないんですけれども。
珍しいよね。
お願いします。
さっきまで、私、年末なんで、消防団の夜景に行っておりました。
そのままのユニフォームで前に座っておられますね。
りょうやんには全くわからない世界ですけども、農家だったら消防団に入らなきゃいけない例がね、多すぎてですね。
なるほど、なるほど。
まあ、これでも話したいぐらいですけども、まあ、これではないですけども、今日は。
ポッドキャストアワード1票よろしくお願いします。
お願いします。
まあ、どうかなー、アマチュアの中で一番宣伝している方だとは思うんですけれども。
えー、努力作ね、宣伝頑張ってますんで。
はい、アワードに入ればりょうやんもいけますので。
そうなんです。私もいけるんです。
いけるんですよ。
あの麦わら棒の屈辱を晴らしに行くと。
そう、去年もいたんだけどね、りょうやんは。
そうね、ガヤで活かしてもらってます。
そうですね、1票よろしくお願いします。
皆様の1票1票が本当に大切なので。
ほんまに勝ちたいんでね。
うーん。
大阪の農家イベント
まあ、年末なんですけれども。
はい。
あのー、伊藤さんに当てようかと思ってたエピソードトークだったんですけども、
まあ、ちょっとこれボツにしてたエピソードを今回引っ張り出しました。
ボツトーク集ね。
なんかよくわかんない話なんですよ、これ。
うーん。
まあまあ、やりますけれども。
まあまあまあ。
えー、今から4年5年ぐらい前の話です。
4年5年前ぐらい。
はい、年末。夜の農家は始めてました。
おお、もう始まってる。
あってた頃の年末の頃に。
うん。
大阪での農家さんの話なんですけども。
ほう。
あの、若手農家の会がありまして。
うん。
近畿地区の各農家が集まって大阪の公園でマルシテ出品すると。
あ、マルシェね。
うん。
はいはいはい。
近畿地区の農家が持ち寄ってっていう。
そういう近畿地区の大会がありまして、私がそれの役をやっていた時があったんですよ。
ほう。
その音頭を取ってた人が大阪の農家さんでいまして、私がよく知っている農家さんでみかん農家さんなんですけども。
ほうほうほう。
その方のところに、和歌山県がマルシェで販売するときにアンケートを一緒に集計したいと。県がね。
はい。
そんな連絡があったんで、そのアンケート用紙を僕が向こうに持って行って、あと当日の流れとかの話をヒアリングするっていうので、わざわざ大阪にその農家さんのところに行った時の話です。
ほう。
うん。
で、大阪は婚活イベントの集客のビラを配るって言ってたんですよ。
ほうほうほうほう。
まあまあその人も独身だから、まあまあそういうことを言って、まあそういう話があったんですけど、まあまあ言いますね。
大阪まで着きました、高速乗って。
はい。
まあ南の方なんで、まあどこかとは言いませんけども。
えーまあ初めてその倉庫に着きました。その人自身は知ってるんだけどね。
あ、その倉庫に行くのは初めてだったんだ。
初めて。その人のところに行くのは初めて。
あーなるほど。
で、自宅横に倉庫があって、
うん。
まあ倉庫の前に止めたんですよ、車を。昼間にね。
昼間に止めました。
早く仕事を戻りたいなと思いながら、出荷作業がミカン、私もミカンがあるから。
まあね。
うん。倉庫の扉を開けたらいるらしいので、開けようと思ったらですね、倉庫の扉の入り口に綺麗に印刷された文字がありまして、
ポスターではなくて、特定の政党の名前が書かれてたんです。
えっと、農家は自民党支持者が多いんですよ。JAとかが圧戦するからね。
まあ多いよね。
多いんで、自民党のポスターが貼ってるとか多いんですけども、そこはまあ自民党ではなくて、
ほう。
あの、自民党って書いてあるんですよ。
ここはP入ってるかもしれないけど。
はいはいはいはい。いいですよ。
まあ、リョウヤンがどうかは僕は知らないけど、特殊じゃん。
特殊だね。
そこは共感してくれるなら話しやすいんだけど。
いや、ちょっと身構えるかも。
身構えるよね。
ちょっと身構えるかも。
おお、まあ入ろうかと思ったら入るじゃん。
そしたら、その農家さんともう一人若い兄ちゃんがいてたんですよ、二人。
知らない兄ちゃんが。
知らない兄ちゃんが。
二人とも若いんだけど、僕よりちょっと年上なんだけど。
で、その若い兄ちゃんはモンスターっていうエナジードリンクあるじゃない。
あるね。緑色だったりするやつね。
あの、モンスターのロゴの入ったキャップ棒をふかふかとかぶってたのよ。
おお。
今にもラップバトルを申し込んできそうな人。
いいね、うん、分かる分かる。
想像がついた?
うん、つくつくつく。
で、その人と農家さんが座り込んでて、うんこ座りです。
え?
ヤンキー座りで。
なるほど。
で、真ん中にレンタンとバーナーがあったんですよ。
はいはいはいはい。
で、その二人でアルミパイプを炙ってたんですよ。
特殊だな、うん。
アルミパイプを炙ってて、えいって言ってて、ちょっとずつアルミパイプを曲げてたんですよ。
おお、なるほどなるほど。
で、あの僕持ってきたんですけどって言って、炙ってるのに集中してわっきゃっきゃっきゃっきゃ言ってるから、何してるんですかってとりあえず、何してるか分かんないから。
聞きたいよね。
まずお前誰なんだよもあったけど別にもう別にそれはスルーして、何してるんですかって言ったら、その人が自然の中で自分の本能を取り戻す感覚よって言われて。
やばいなあ。
まるで現代社会から切り離された異次元に足を踏み入れるような感覚、これが農村で実現できる新たな資源。
で、俺は次のステップ行くって言われたよ。
嘘でしょ。
大体こんな感じの。
ほんまに?
うん。
で、もう一人のそのモンスターのかぶったやつが、うぇーいって言ってるんだよ。
何してる、あの持ってきたんですけど。
何作ってるんですかって。
え、みかん農家なんでしょ。
今12月っすよ。
何作って何してるんですか。
まあまあ距離感的にもそこまで突っ込みできないけど、まあまあ思って。
で、まあうぇーいって言いながら、それは何ですかそのパイプはって言ったら、時代が教えてくれるとか言われて。
何だこいつ。
めんどくせえなあって。
めんどくせえなあこいつよって思っていてて、ビラのこれでどうしたらいいですかって言われて、置いといてって言われて。
当日の流れとか、まあまあ私聞いといた方がいいですかねって言ったら、あ、ちょっと待ってちょっと待ってこれやってるからって言われて。
出たのよ。
パイプの方が大事だからねとりあえずね。
しばらく。
3分ぐらい経った頃、車が倉庫の前に止まった音が聞こえてきて、でガラガラガラって開けてきたら親子連れが入ってきて。
あ、親子連れ?子供、ちっちゃい子供。
お父さんとその子供、3歳か2歳かぐらいの子、女の子ね、と来て、その男性を泉佐野さんとしましょう。
僕が入りに来た農家さんは、泉佐野さんのところに、ところにこの子供がパーって走っていって、懐いてたのよ。
あのパイプを炙ってる泉佐野さんね。
そしたらパイプを炙ることをやめて急に可愛がりだして、そのもう一人の男性が入ってきて、兄さん何やってんのよって言ってきたんですよ。
兄弟か。
で、弟さんの子か。
なるほどね。
なるほどなるほど。
なるほどなるほど。
こちらの方は?って言われて、若山からね、農家さんでこうやって会議の時に聞いてくれて、
ああそうなんですか、すいませんねっていう感じの言い方。
この人は常識があるんだって。
いつもご迷惑おかけしてます。ありがとうございます兄さんの。
兄さん何やってんの?って。
そうそうそう、それ気になってたね。
兄さん何やってんの?
そうそうそうそう。
何やってるかわかんないよ。
いいぞいいぞいいぞ。弟いいぞ。
いずみさのさんがね、サバイバルゲームが流行ってんじゃない?世の中。
だからそれを弓と矢でやったら面白いかなって思って、今弓作ってんのよって言ったのよ。
ふーんって弟さんが言って、あ、ふーんなんだ、ふーん程度のものなんだこれって思って、なんだそれって思ったんだけど。
で僕に対し、あの兄さんの遊びに付き合わせちゃってごめんねってその弟さんが言ってくれて、
ああ、だからこの人は結婚して子供もいてこいつは独身なんだって思ったんだけど。
で、買ってきたもんここに置いとくからって言って弟さんとお子さんがさあってさって言ったのよ。
ああ帰っちゃったんだね。
ああありがとうって言って、また火で炙り出しちゃうんだよ。
戻ったその二人が。
あ、この人はよくわかんないけどサバイバルゲームを畑でやるかなんか思って弓と矢でやろうと思って、
鉄パイプを弓状にやって弓を作ってんだなってことがその時わかったのよ。
奇妙な出会い
うんうんうん。
何してんだこいつよって思ったんだけど、
でもうそろそろいい加減当日の流れ知りたいんだけどなあって思って。
そうだね早く帰りたいしね。
そういう話にもならなさそうやからとりあえず畑とかどうですかみたいな全部取り切ったんですかっていう感じの話したら適当な返事で帰ってきてって言うんで。
おい何の罰ゲームなんだこれとか。
いててどうしますか僕なんか今じゃなくて後からまた電話とかでもいいんですけどもっていう風な感じのことを言ってたら後ろからまた車が止まったのよ倉庫で。
そしたらその泉佐野さんが僕に急に立ってアンケート見せてって言うんでまた当日の流れは俺電話するからOKありがとうまたしたねって言ったのよ。
でモンスター帽子ラッパーもじゃあって帰ってったのよ。
え?え?え?
なんか状況が変わってるぞって思ってそしたらその車バンって止まって降りてきてガラガラガラって倉庫を開けてきたら今度はおじさんその人の親ぐらいの人とその奥さん。
はい。
部屋だったんだけどその人の。
なるほど。
両親が帰ってきたのよ。
でお父さんはスーツ姿なのよ。
スーツ?
うん。
へぇ。
で入ってきた瞬間お前大丈夫かって思うぐらい悲壮感が出てたのよ。
そのご両親に?
そうそのご両親特にお父さん。
あぁ。
お前今日死ぬんかっていうぐらいだったよほんまに。
全く知らんだよ僕その人のこと。
うん。
いきなりやってきてけどこの人はちょっと精神状態がやばいっていうことはすぐ分かったんよ。
一目で分かる雰囲気で。
分かるぐらいやったんよ。とんでもない空気。
で倉庫に入ってきてそのおじさんが僕奥さんはその後ろにいてるんだけど。
うん。
で入ってきて僕を見るや否やこの度は大変申し訳ございませんでしたって僕に頭裂けてきたんよ。
おぉちょっと怖い怖い怖い怖い。
え?で奥さんはなんかフォロー入るんかなと思ったら奥さんも僕に頭裂けてきたんよ。
はぁ。
はぁ!?何!?僕何もされてませんよ!
いやもう本当に私のあのもう本当に申し訳ないところでって言って。
泉佐野さんは立ち上がって黙ってこうなんか下見てんのよずっと。
え?これどういう状況ですかってなって泉佐野さんに僕言おうと思ってんだけどなんか無視されるのよ。
声か目線送ってももう反応してくれないわけよ。
無視されて。
うん。
でもうその人僕謝ってくるからいやいやご迷惑をもう私の不得のいたすところですもう気の緩みと言いますか本当に申し訳ございませんっていうご迷惑をって言われて。
いやあの僕何のことかわかんないですけども僕全然関係ないと思いますよ謝らないでください僕本当に何のことかわかんないです。
え?車で来たんですけど別になんかぶつけたとか別にそうでもないですよねそんな音も聞こえなかった何なんですか別に僕関係ないと思いますよ謝らないでください。
あとなんかあのお元気出してくださいわかんないですけどもって言って状況がわからないんやけどとにかく僕慰めてるのとやめてくださいと。
もう必死やねそこはねもう。
うん。
そしたらイズミサノさんもなんかその場にいてられなくなったのかあの倉庫の奥に行ってフォークリフト乗ったんよ。
フォークリフト乗ってコンテナを片付け出したよ突如。
はいはいはい。
いやいやちょっと待てよとこの状況を説明しようと思ったんやけど片付け出してで多分木が同点してんだろうな作ってた鉄パイプの弓を踏んづけて片付け出したんよフォークリフトで。
お前さっきまで大事にしてたのええんかこれよって思ったんやけどよくわからんけどじゃあもうあの僕わかんないですけど後日連絡してくださいね。
うん。
もうわかんないですけどあの元気出してくださいねって。
あのありがとうございました失礼しました資料置いてきますねーつって帰ったんよ僕もう。
はいはいはい。
でよくわかんない話でしょこれ。
え?
終わりじゃないんだけどでもう僕とにかく帰って仕事をしようと。
うん。
でまぁあのー3時ぐらいに着いたんでまぁまだちょっとできるわ仕事と思って仕事をしててで3時頃3時過ぎぐらいにちょっと休憩取って携帯つついたんよ。
うん。
うん。
そん時に全てがわかってん。
え?
携帯つついたらニュースが出てて。
ほう。
その大阪のとある市の市議会議員がお金の不祥事で議員辞職したと。
うんうん。
でその上の名前が泉佐野さんやったんよ。
お父さん。
パパ!
本日議員辞職しましたと。
お父さん。
で議員辞職してもう謝りまくってでもう全てをやってきて帰ってきた瞬間に僕が会ってたんよ。
あー。
農家ってね割と地主さんのケースが多くてそっから議員さんになるっていう例が割とあるんですよ。
だからまあ親は議員やっててでその子はまだ農業やっててって言うんでね。
あーあるね。
でまああのとある政党の意味をわかったんよ。
なるほど。そういうことか。そこに繋がってたんだ。
そういうことかっていう後でわかってなんちゅうものみたいなそれはあの人今日死ぬんかっていう顔やわなーって。
市議会議員としては一回死んできたわけやろね。
死んできて死んできたばっかりっていうところで僕たまたま会ったのよ。
市民かなんかと勘違いされてたのかな?
多分そうやと思う。
多分もう見るものすべてが謝らなきゃいけない対象になってたんだろうね。
謝罪マシーンとかしたんだね。
うん。でもう時が流れてほんとこの間ですよ。
もう4年ぶりぐらいにその農家さんのところにまた同じく資料を渡しに行かなきゃいけない仕事があって僕久々だなと思ってそこについたのよ。
そしたら倉庫に来たらその生徒のところはなんかペンキで塗られたようになった。
あ、変わったんだな人生って。
で、あの倉庫開けてすいません泉さんさんいますかーって言ったらお父さんが出てきたのよ。
おーおーおー。
お父さんが農作業員に変わってました。
あ、なるほど。
元気復帰した。
だから農家になってて息子の手伝いかわからないけどコンテナを片付けてたんですよ。
投げ込んで。
で、あー息子かーって言うんで今遊びに行ってらーって言われて息子行ってらーって言われてなんか私といるとこかーとか言われたんで
顔色元気になってるなーとか思いながら
あーじゃあ置いときますんでっていう風に言ったらそのお父さんがコンテナを掘り投げたら崩れたんよ。
うまく収まらなかってね。
あー。
ガチャガチャーってちょっとなったんよ。
で、その時にえいやーって大きい声で言ったんよ。
うん。
あんなに人目を気にする。
今日死ぬんかっていう人が僕の人目を気にすることなく農家になってえいやーって大きく言えることはこれはいいことだと思って僕を持って帰ったっていう話。
よかった元気になって。
そうそうそうそう。
っていうね。
よくわからない話でしょ。
よくわからない。
だから伊藤さんには話さなかったもんなんだよ。
新たな人生の再出発
よくわからんかったなー。
よくわからん。
お父さん元気になってよかったなー。
まあこういうこともね農家になったら見るものまあ珍しいもの見たなという。
いや珍しい。
なんでこれ話してる話じゃなかった。
お話。
なるほど。
はい。
じゃん。
じゃん。
じゃん。