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  2. デザインとトレンド
2021-12-23 14:55

デザインとトレンド

デザイナー 山下一樹(ヤマシタカズキ)がデザインのまわりにあるテーマをもとにお話します。今回のテーマは「デザインとトレンド」。あまりトレンドの先端を追いかけていませんが、皆さんはトレンドとどう向き合っていますか?

サマリー

デザインのまわりには、デザインとトレンドの要点が話し合われています。トレンドとは、新しい感性や速さを持つものです。トレンドの良さと必要性についても考えられています。

デザインとトレンドの関係性
デザインのまわり
デザイナーの山下一樹です。このポッドキャストでは、私がデザインの仕事をしながら感じたこと、思ったこと、デザインのまわりにあるお話をお届けしています。
そして今日も、僕の話をうまく噛み砕いて進行してくれるこの方も一緒です。
はい、アシスタントの草野です。コミュニティ運営や企画運営の中で、人と人の接点を増やす仕事をしています。
今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。今回のテーマは、デザインとトレンドというふうに伺っておりますが。
はい、苦手なテーマです。
苦手なテーマなんですね。なぜお選びに。
ウェブサイトのデザインとかをされている方は、結構意識されている分野かなと思ってまして、年末とかになるとそういったイベントもあったりしますね。
今年とか来年とか、来年のトレンドはこんな感じですよとか。
うん。
でも確かに、なんか最近のトレンドのデザインの記事とか、昔よく見たような気がするな。
ね、よく話題になるよね。
うんうんうん。
どうなんですか?最近のデザイントレンド事情はどんな感じなんですか?
あんまり僕は拾ってないから、ちょっと合ってるかわかんないですけど、割と太めの大きな文字がドーンときて、そこにグラデーションが塗ってあったりとか。
大きく余白をとって、写真とかも割と大きめに載せている。
うんうんうん。
そんな感じかな。言っていいんかなこんな適当に。
え?適当なの?でも私は今の聞いて、なんかそのグラデーションがしかも最近、なんか彩度が上がってません?
あ、そうそうそう。きついよね。
一時期はね、なんかナチュラルな色だったのが、結構ビビットなピンクとか入ってくるようなデザインを最近よく見るな、そういえばって今の聞いて思いました。
ね。
なんとなく、Appleさんとか見てると最近のトレンドの先端を走ったりとかみたいなイメージ。
そうだな。どっから来るのかなと思って。
確かに。デザイン業界のトレンドってどっから始まるんですかね。
そうよね。
しかも最初やっぱりちょっと受け入れがたぎ気持ち悪さがあったり。
あ、ある?
なんかフラットのアイコンが出始めた頃と、なんかもう一回それが立体感に戻ってきた頃と、みたいなのとか。
うんうん。
なんかその頃のアイコンの流行りの変化とかは結構その時敏感に感じてて。
最初は気持ち悪いって思ったけど、途中からこっちじゃないとな、みたいな気持ちになったりとか。
やっぱりそのiPhoneが出た時が衝撃的で、iPhone3かな。
うん。
デザイントレンドの始まりと変化
スクリーン自体がそれまでは柄系のドットの、あんまりそう綺麗じゃないディスプレイの感じだったから、
一気に大きなスクリーンでグラフィックって目立つようになったかなっていうのがあって。
その頃多分すごい影がついたり、質感とかテクスチャーがすごい生々しい感じのデザインがあって。
そっからあれかな、Windows7ぐらいの時にフラットデザインが出たって感じかなって。
へー。
Windows7くらいっていつぐらいなんだろう。
2009年とか。
そんな前なんだ。
当時はやっぱりああいう画面をタップするっていうのなかったでしょ。
うんうん、ボタンを押してた。
そう、だからこれがボタンじゃないとわからないよねっていうので、すごいテクスチャーの影がついたような濃い表現があったけど、
そっからタップをするというUIがどんどん浸透していって、もうちょっとおとなしくなっていったっていう感じかな、フラットデザインが。
もうこれが言わんでもここがボタンだってわかってるよねみたいなことになってきたからってことだよね。
うんうん。
でも多分今のこの話とさっき山下さんが出していたトレンドの話ちょっと今ずれてきちゃったのかな。
大きなトレンドとしてはでも潮流の流れとしてはあると思う。
そうなんだね。
フラットが今でもずーっとベースになってて、ちょっと最近影がまた出始めてみたいな感じになってて。
最初冒頭にあまり好きじゃないみたいなことを言っていたような気がしているんですが。
あー得意じゃないってやつね。
得意じゃない。
好きじゃないが打ち合わせのときの。
多いのよくありますね、そこはね。
っていうのは何かあるんですか。
そうね、ウェブのグラフィックデザインをあんまり最近しなくなったっていうのもあるんですけど、
なんていうのかな、トレンドをもちろん追うことは大事で、
今っぽい風にしてくださいみたいなオーダーはやっぱり今どこでもあるような感じあるし、
それでやっぱりマーケティングの視点でも注目を集めるデザインっていう意味ではすごくいいことだと思っているけど、
僕がやってるアプリのUIデザインとかって、もちろんUIデザインにもトレンドとかはやっぱりあるんだけども、
そこでやっぱり今流行っているものを押しちゃうと、
なんかそれってすぐ古くなるっていう感じがしてて、
そんなに頻繁にこうよく使うアプリがどんどんデザインが変化していくっていう、
逆に面白いかもしれないけど。
でも開発費すごいことになりそうですよね。
使ってる側もなんやこれえらい変わったなみたいな、
そっちあるのはあんまり良くないかなっていうのがあって、
あんまりトレンドを追わないようにしてるっていうのが理由の一つか。
なるほど、確かに。
特にコーポレートとかそんなんだったらずっとそんな変えられないし、
ちっちゃい一発のイベントとかだったら追ってもいいかもしれないけれども、
そういうのもあるかもしれないですね。
そうですね。
UIとかでもちょっとこれ古っぽいデザインよねって言われるときっていうのは、
古っぽいデザインをしてた当時にすごい癖のあるデザインをやっぱしちゃったんよね、それを。
当時のトレンドであったってことかな?
うん、当時のトレンドだったり、当時これが普通だって言われてるデザイン。
だからそこにあまりにも特徴的なことをすると、
後々やっぱ古く見えちゃうっていうのは必ず来るっていう感じかな。
でもなんか悩ましいですね、
特徴がなくなったら差別化みたいなのもしにくかったりとかするような風に考えちゃうけど。
だからアプリのUIのグラフィックデザインで別に差別化を図らなくてもいいかなって思うし、
例えばそのアプリの広告とか、そっち側では別にトレンドでやっててもいいけど、
使う側の画面は別に普通でもいいかなって思うね。
なるほどなるほど。
例えばアプリの一番最初に出てくるキャッチの映像とか画像とかはトレンドで、
そこは入れ替わっていくよねっていうようなことだったりっていうイメージ?
そうそうそう。
とはゆえなんかそういうトレンドとかってあるにはあるじゃない?
うん。
なんかこういう時はでも取り入れるといいよねとかそういうパターンもあったりするんですか?
そうそう。
ゼンリーっていうアプリがあるんですけど、
すごい今若い子が、若い子っていうか10代とか20代の方たちがよく使ってる位置情報を共有するアプリ?
うんうん。
あの辺のゼンリーとかはUIも独特で飛び抜けてる感じはするよね。
あれがトレンドっていう感じじゃないんだけど。
なんかあの、10代の子とかをターゲットにする場合は、
あえてそうやって尖らしていくとかそういう戦略はなんかありそうだなって。
あー確かにありそう。
私たちもったいめのもの来た!みたいな感じに思わせるみたいな。
楽しさを表現するって割と大事だし。
トレンドの感性
そうだ。多分もう私たちでは分からない感性をきっと持ってるじゃない?
うん。
え、そう?
それは、え、そうじゃないのかな?
もう諦めてんの?
いやなんか理解できるってなんか思えなくなってきちゃった。
え、そうなんや。
なんか理解できると思ってることがおこがましいみたいな気持ちになってきちゃった最近。
あーそうなん。理解し、理解できとるとは思ってないけど。
しようとすることはできるかな、でも。
うんうん。
どっちの方が可愛いと思う?みたいなのとか聞いていけばなんとかなるかもしれないけど。
いやもう必ず若い方に会ったら聞くよ、いろいろ。
今どんな流行ってんの?
えーすごい。
それでこういうアプリも知ってるんだね。
あーそうやね。
まあでもニュースになったりするけどね。
私は世の中に太いのかもしれない。
トレンドってやっぱその、抑えなくても生きていけちゃうから。
そうやね。
なんか不思議なものですね。
生き方の話になっちゃうけど、あんまり自分の人生、トレンド追ってこなかったなとは思う。
うーん。
服に関しても髪型に関しても。
うーん。
なんなんだろうね、でも新しい感覚みたいなのを自分の中に入れるって意味ではいいよね。
いいと思うよ。
それを常に採用し続けるんじゃないけど、知識として知っているみたいなことは多分いいんだろうね。
昔よく音楽とか流行っているものとかってテレビから受けてた感じがする。
僕は学生の時に。
今ってテレビ見ませんっていう人多いし、うちテレビないんですみたいな学生も結構いて、
どこから受信してるんだろうってんだけど、やっぱスマホなんかな。
スマホが多いんじゃない?
YouTubeとか。
YouTubeとか、インスタグラムとか、それすらもう古いかもしれないけどね、TikTokとかもあるだろうし。
そう、だからTikTokもよく見てるよ。
僕がね。
うん、わかってます。
私も一時期見てたけど止まんなくなっちゃうから。
そうやね。
すごいよね、上手だよね。
何なんだろう、なんか若い感性という、若い感性なのかわからないけど、
なんかそのリズム感みたいなのがあるなって思う。新しいものには。
速さ。
速さなのかな、なんかその続けていってしまうみたいな。
使いやすいとか楽しいとか。
なんかそういうことに対する感覚がなんか、あれか。
これが良い悪い問題ちょっといろいろ出てきちゃうけど、直接的で速い。
YouTubeも今さ、15分とかまでが限界みたいな話あるじゃない?
そんなに長いこと見てるんじゃなくてみたいな。
確かに最近になってテレビ番組を見ると、あいまいまにCMが入って、
ちょっと前からさ、CM開け始まってさ、もうそこ見たよねみたいなとこから始まってたみたいな。
なんかもう、すごいまどろっこしく感じたもんね、この間。
もういいよみたいなね。
やっぱそれって飛ばせることとか、そういうキュッとしたコンテンツとかに慣れちゃってるんだなっていうのをちょっと思って。
倍速で見たりしてるもんね。
そうそうそうそう。快楽までの感覚がすごい早い感じ。
あんまり長々やっててあかんってことやな。
でもどっちも必要なんだ。かといって小説がなくなるかっていってなくならないわけでさ。
もちろんそうね。
だからやっぱりトレンドとか、どっちが良い悪いじゃないだろうし。面白いね。
確かにさっき言ったTikTokなんてあんなUI見たのは初めてだし、出た時に。
基本的なところは一緒なんだけど、主要となる画面、動画を見せるところなんていうのは斬新だなと思った。
いきなり始まる感じもなんかするよね。
うんうん。
なんか昔のアプリってなんかチュートリアルから始まるようなイメージだったけど。
確かにそう。
僕はよく言ってるトレンドってやっぱ刺激だし、あんまり刺激を提供するなもん。
提供する人は提供する人でいるから、僕はいいかなって思ってるところもある。
トレンドの刺激
なるほど。両分の話だね。
うんそうそうそう。
確かにね。しかも片方さえあれば板出しでもないもんね。
うんそうそうそうそう。
適度な刺激もいるし、ベースとなる安心できるところもいるしみたいな。
そうだねそうだね。
じゃあこんなところでしょうか。
はい。
はいじゃあ今日はトレンドというテーマでお送りしてきました。
はい。
どうします?次回。
次回?次回決めんとこ。
うん決めんとこ。
なんかもしかしたらね、ゲストさんが来れるか来れないか論みたいな。
そう。
ふんわりありましたしね。
自然なチャンスで。
じゃあまた次回のことは、あれですかね、オフィシャルサイトでありましたりとか。
そうですね。ツイッターとかで。
確知できればと。今何がある?オフィシャルサイト?ツイッター?
ツイッターは僕のツイッターっていうことね。
そういうことね。
あとポッドキャストとかその辺フォローとかしておいてもらえたら。
とても嬉しいです。
っていうぐらいですかね。
はい。
じゃあ今日も終わりましょうか。
はい。
それでは今日も聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ではまた。
14:55

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