「つながる?つながらない?」を考えるとき、SNSなどスマホ時代特有の「つながりすぎモンダイ」は無視できない。
民主的な意見の交換場やオープンでフラットな文化醸成の場として期待されたソーシャルメディアは、なぜ中毒や誹謗中傷や「つながりすぎ」の舞台になってしまったのだろう。
そこには私たちの自己認識や社会における「個人」のあり方との深い関連性が潜んでいそうだ。
つながりっぱなしで刺激を受け続けることで、私たちは何を失ってしまっている?
SNSは私たちのどんな本能に訴えかけているの?
デジタルプラットフォームの肥大化の裏には、どんな経済が動いている?
今回も本の視点を借りながら、身近な「つながりモンダイ」を考えます。
<今回紹介した本のリスト>
『スマホ時代の哲学 ー失われた孤独をめぐる冒険』谷川嘉浩(著)/ディスカバー・トゥエンティワン/2022
『ソーシャルメディア・プリズム ーSNSはなぜヒトを過激にするのか?』クリス・ベイル(著)/松井信彦(訳)/2022
『プラットフォーム資本主義』ニック・スルネック(著)/大橋完太郎、居村匠(訳)/人文書院/2022
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