1. やさしさアングル
  2. 第 21 夜・パート 3
2025-02-12 32:39

第 21 夜・パート 3

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やさしさアングルは、もっと世界がやさしくなったらいいなと思っている、のみとどらちゃんの会話をこっそり公開しているポッドキャストです。もしよかったら、深夜ラジオを聞く感覚で、そんな他愛のないおしゃべりに耳を傾けてみてください。

登場人物

のみ(野見山 征也)

夢は、やさしいひと・やさしいリーダーになり、そうあり続けること。仕事は、職場をやさしさで包み、前向きな挑戦と、事業と仲間の成長を実現させること。「やさしくなければボクじゃない。心が強くなければやさしくなれない」が座右の銘。

のみの note → https://note.com/bokutomogurato

どらちゃん(中川 浩孝)

旅行大好き、航空オタク。最近はクルーズがお気に入り。ディズニー(パーク)ファン。食べるのが大好き(グルメフードからジャンクまで)で、料理も好き。仕事では、主にアメリカの IT 企業でマーケティングを担当。アメリカ・コネチカット州在住。

どらちゃんの note → https://note.com/nakagaw3

サマリー

海外生活の経験を通じて、日本とアメリカの文化や価値観の違いについて深い対話が展開されています。特に、職業選択や教育システムにおける選択肢の幅広さ、失敗からの再チャレンジの重要性が強調されています。このエピソードでは、日本の企業文化とアメリカのミーティングスタイルの違いが探求されています。特に、心理的安全性や発言の重要性について議論され、文化的背景が影響を与えている様子が語られています。また、産休がビジネスに与える影響や、女性社員の存在意義について考察されています。さらに、男女を問わず休職の可能性や、社員の不在をどのように受け止めるべきかについても議論されている様子が紹介されています。

海外生活の経験
どら
もっと世界が優しくなったらいいなと思っている、のみとどらちゃんの会話をこっそり公開しているポッドキャストです。
もしよかったら、深夜ラジオを聴く感覚で、そんな他愛のないおしゃべりに耳を傾けてみてください。
のみ
こう言っちゃうとあまりにも乱暴すぎるかもしれないけど、大人になってから海外に行って、海外で住んで、生活しちゃう人って似てると思っちゃうんだよね。
ドラちゃんもちょっと違うけど、別の理由もあるかもしれないけど、
他の一般的な、多くの日本が普通に慣れてる人から見たら、あの人変わってるよねって表現しがちなキャラの人、気がする。
その要は、仕事で行くとか、国連機関に入ったから行くとかっていう人じゃなくて、
なんか日本嫌だわって感じで出てった感じの人は似てる気がするという人が多い。
どら
そういう人も確かに多いよね。逆もまたしかりでさ、そういうふうに仕方なく行った人で、やっぱり合わなくて帰ってくる人もいるからね。
のみ
いるいるね、確かにそれはそう。僕も心地よさと心地良くなさを感じたな。
どら
そりゃそうだよ。僕だっていまだにさ、やっぱり日本の方がいいなって思うこともたくさんあるし、アメリカの方が楽だなっていうこともたくさんあるから、
やっぱりそれはもうどっちがいいとかどっちが悪いという人は全然なくて、こっちではこういうふうに過ごすと、自分的に精神的により落ち着いて暮らせる。
本当それだけの差なんだよね。だから僕、日本に帰ったときにアメリカのやり方を全然そのまま持っていくのはもちろん、日本ではこうしたほうがいいとか、アメリカではこうしたほうがいいっていう。
そこはなんかこうフレキシブルにあるというか、やっぱりその土地に合わせて、そこの習慣に合わせていく方が、自分も楽、むしろ自分もその方が楽だし、相手も多分その方が楽だと思うと思うし、っていうふうに僕は思うけど、
人によってはやっぱりアメリカ流を貫きたいとか日本流を貫きたいみたいな人もいると思うから、そこはだったらアメリカに住んだほうがいい、だったら日本に住んだほうがいいんだけど、
僕は単純に本当に郷に行っては郷に従えというか、っていう暮らし方がいいなと思ってるし、どっちがいいどっちが悪いでは全然なくて、本当それはどっちの良さもあるなって思ってるからね。
人によって違うんだろうね、そこはね。
のみ
そうだね。まあ、どうにもならないというか、まあそれが人生というか。
どら
それはでもね、選べた人はすごいラッキーだと思うわけ、逆に。そんな選択肢もない人もたくさんいるわけじゃない。だって本当はさ、自分はここに合ってなくて、どっか違うところに行きたいんだけれど、やっぱりそれができない。
いろんな理由があってできないとかさ、そういう人もたくさんいるから、そういう人たちと比べたときに自分はそこをうまくチャンスというか、ちょうどたまたまあったものを掴んだのでそういうチャンスができたっていうのはすごく自分としてはラッキーだと思うし、
職業選択の幅広さ
のみ
そういう意味では僕はアメリカに興味があったし、留学したいと思って行って、
あそこで日本の大学を辞めて、あそこに残るっていう選択肢もありえたし、
あるいは他の友達みたいに日本に一旦戻って卒業するか、もう一回行くっていう選択肢も当然できたけど、
そこまで心が動かされなかったのは、日本で就職するほうが心地よいというかしたいと思ったってことなんだろうな。
どら
そうだと思う。逆に言えばそれはすごいラッキーだよね。見た上でそれを決められてるっていうのは、ある意味ラッキーなことだよね。
多くの人は知らないまま単純に、今自分がいるところにそのまま住み続けるっていう方が多いわけだから、
逆にでも変なそういう人に限ってもしかしたら憧れとかはあって、本当はここじゃなくてアメリカでやりたかったのにとか、フランスでやりたかったのにとか、
いう人もいると思うんだけど、それを見た上でやっぱり日本のほうがいいなって思えたっていうのはすごいラッキーなことだよね。
のみ
まあ本当難しい。人生よくわかんないよな。
どら
人と比べてもしょうがないよね。自分にやってきたチャンスとか運とかっていうか本当に機会とかって
人と違うし、一人一人そういう何がやってくるかっていうのは違うから。 そうね。だから頭ではそう思うけど、どうしても比較しちゃうとか。
のみ
人と比較しない術を教えてほしいよな。
どら
そうなってくると、同調圧力の国では無理だよね、でもね。 やっぱり比べちゃうっていうか、人と同じことをした方がいいというか、いう風な全体的に雰囲気のある国の中では
比べちゃうわな、そりゃ。 でもさ、だからアメリカみたいな国に来ちゃったらさ、もう比べらんないんだよね。もう全然違うから、人によって。
だってみんなこれが普通っていうか、これが王道、もちろん王道はあるのかもしれないけど、これがでも大多数人はこれですよっていう選択肢ないと思うんだよね、あんまり。
なるほど。 そうなってくるとさ、もう
じゃあ自分の生き方はどうしようって考えざるを得ないじゃない。なんか日本だとそのなんとなくの筋道っていうのが多分あって、
それにやっぱり乗っかろうっていうか、それをやっていけばまあとりあえず
食いっぱぐれたりはしないというか、なんかすごい人生に困っちゃうことはないみたいな多分道筋があって、それに多くの人が多分乗っかってるんだと思うんだけど、
アメリカはそれが多分ないっていうか、誰基準というかどれ基準でいけばいいのっていうのが分かりづらいっていうのはもしかしたらあるかもね。
のみ
なんかそのまあ日本もこれが標準かどうかがないけど、いわゆるちゃんとした学校に行って、
そう、それですよ。 なるべく良い大学が会社に入ろうね的なのはアメリカの子どもの教育にはほぼないのかもしれない。
どら
多分ないと思う。 そうじゃなきゃさ、スタートアップとか行かないでしょ、だって。
海のものとも山のものとも分からないようなさ仕事をさ、大学すぐ出て行ったりしないよね。
のみ
高卒の人とかもまだまだいっぱいいるね。
どら
もちろん高卒の人っているだろうしさ。そこはね、いろんな選択肢があって、もちろんこの大学を出ているからこの人はすごい良い人材だろうっていうその想定はできるけれど、
逆にそうじゃなかった人がすごい力を発揮する可能性もあるわけだから、そこの選択肢がいっぱいあるというか、
なんて言えばいいのかな、可能性がいっぱいあるというか、そこは日本よりも限界が少ないというか可能性がいっぱいある気がする。
やっぱり一回失敗すると日本の場合はなんかこう戻すの道筋戻すの大変っていう感じ。
今はまだちょっと違うのかもしれないけど、やっぱりね昔みたいな
教育システムの違い
どら
終身雇用みたいな世界だとやっぱり一回仕事入ってしまう、会社に入ってしまったらその会社を辞めるっていうこと自体がもう線路から外れるみたいなさ、
普通の人生から外れちゃってるみたいな感じに生まれていた時代も多分あると思うから、そういう感じはアメリカはもちろんないし、
だから再チャレンジというか、日本でもそういう言い方最近するけど、そういうことがアメリカはしやすい気がするよね。
失敗してもまたそれを別に失敗だからもうこの人は人生から外れちゃいました、もう今後いいこと何もありませんみたいな感じはなくて、
もしかしたらまた違うチャンスを掴める可能性はあるっていう意味では、そういう雰囲気というかそういう社会の全体的な雰囲気はあると思うけど。
のみ
それは良い気がするなぁ。
どら
それは不安じゃん、やっぱり外れちゃったらもう再チャレンジできない。一回外れちゃうと人生終わりみたいな感じでは全然ない。
それでも大切だよね。セーフティーネットっていうか、だからこっから外れちゃいけないみたいな緊張感というか不安の中で生きていくのってすごい嫌だと思うので、
それはアメリカは少ないんじゃないかな、日本と比べると。
のみ
それは良いね。うっかり外れちゃった人がもう戻れないからいいわ、今でとかね。
どら
そうそう。で、そのまま人生踏み外しちゃうというか、そういう人もたくさんいると思うので。もちろんアメリカでもそういう人いると思うんだけど。
それは見る側っていうか、その人をどう判断するかっていう人側の問題でもあるから、本当に社会全体が変わらないと変わらないよね。
のみ
まあそうね。それはそれでいろんなストレスはあるんだろうけど、まあでも、なるほどね。総じて日本の方が楽なのかな。
どら
そうだから、みんなと一緒で中流というか、今は総中流とか昔言ってたけど中流じゃなくなってる気がするけど、ちょっとそれよりも下になっちゃってる気がするけど、
なんかこう、生活に困らないとか、何を持って人生は達成したというか、良い人生だったと言えるかどうかは人によって違うからなんても見えないけど、
人と違わないというか、人よりも下の人生にならないっていう言い方がもしかしたら正しいかもしれないけど、そういうのはみんなと同じことしていれば、
みんなともちろん当たり前だよね。みんなと同じくらいの生活ができますよっていう。 それが保証されてるんだとは思うんだけど、
じゃあその上に行こうとすると、とかちょっと違うね、もっと何か良い生活がしたいなのか、違う生活がしたいなのかわかんないけど、それだったら
日本の枠からはみ出ちゃった方が可能性はあるよね。失敗するっていう可能性もあるけど、
ほんとレールに乗っかってるか乗っかってないかって本当にそういうだけだよね。 やっぱりレールに乗っかってるとその幅っていうか、上に行く幅、下に行く幅は狭いんだと思うんだけど、
でも外れるっていうか全くダメな可能性もあるから、そこはギャンブル。
のみ
やっぱりこの国土の広さ、しつこいけど、何がそうさせんだろうね、教育?そういう、小さい頃から。
なんか前、プレゼンテーションか何かの本で、アメリカの人たちみんな、多少記憶も曖昧だけど、
アメリカの人たちみんな上手いですと。上手いというか、自分の思ったことを、それが幼稚な考えと思うかもしれないけど言いますと。
それはやっぱり小さい頃から人前でて、プレゼンの練習ってわけじゃないけど、自分の意見伸びてますみたいな。
どら
それは訓練されてるね。
のみ
私はトマト大好きです。赤いからです、的な。
でも良くて、喋る技術、中身は別にして技術的には上がるから、
英語の足りない日本人がそういう程度のことを言われてても、アメリカ人上手いなって思いがち。
でも確かに上手い。中身を別にすると。
どら
それはね、訓練されてるからです。子供の頃から。
のみ
でもやっぱりそういうことが積み重なって自分の言うことを言えて、
そこで何言ってんだお前とかっていう風に先生に言われず、他の仲間からもへーとか言われると、
多分自信になってくるんだろうね。
どら
だからこそだけどさ、アメリカ人の言ってること、たまにさ、
何言ってんだこいつってこと言ってる時とかあるけどね、ミーティング時にね。
それ人前で言うような内容じゃないんですけどって、
僕なんか思っちゃうことを言ってたりとかするから、
でもそれを恥ずかしげもなく言える自信というかは、ある意味尊敬に値するんだけど。
それは子供の頃からそういう訓練をしてるから、
自分の意見を恥ずかしげもなくするっていうのは、ある意味あれはすごい力だと思う。
のみ
日本人のドラちゃんはそう思うけど、
周りのアメリカ人は言ってることはこいつ変だよなと思っても、
それを発言することに対しては多分マイナス
どら
意義があると思っている。
発言の重要性
のみ
だからお前の言ってることはちょっと僕は違うと思うけど、
こう言ってもいいかもしれないけど、こここうじゃないっていうふうには、
というか議論がするだけだよね。
お前何でそんなバカなこと言ってんだよっていう感情には、
何て言うんだろう、内容はバカだけど、
そいつそういうことを言うお前を否定はしないんでしょ、多分。
どら
そう、そうだね。それはある。
のみ
そこだよね。
どら
そこはやっぱりだから上の人がっていうか、
それを聞いた人がお前何言ってんだバカって言わないっていうのは確かに大切じゃない?
のみ
大切だよね。
どら
それこそ心理的な安心というか、安心して発言できるかどうかっていうのは大切だよね。
だから日本だとそれがまず人からなんか変なこと言われるんじゃないかとか、
そういうちょっと安全性、心理的な安全性が低いっていうのはちょっとあるよね。
のみ
そうだよね。
だから個性がなんだかんだでやっぱり豊かに大切。
自分もそうだし相手もそうだから、他人を否定を総じてないんだろうね。
その意見は今のその意見はちょっと違うというか、
こっちの方がいいアイデアじゃないみたいな。
そうだよな。
どら
そこはだからなんか、やっぱり発言するっていうことの大切さは評価されるというか、
すること自体に評価される。
だからアメリカでミーティングとかに出て何も発言しない人って本当に意味ないよねってなっちゃうんだよね。
のみ
だってもしかしたらいいこと言うかもしれないんだもんね。
どら
そうそう。
のみ
発言の機会を奪った時点でその可能性を奪ってるもんね。
どら
そうね、確かに。
のみ
だからマイナスのこと、マイナスはちょっと時間がなくなるぐらいの話で、
発言をしないっていうメリットはないんだよね。
で、みんなが思ってる国なんだろうね。
ミーティングの文化の違い
どら
そう、そうだと思う。
のみ
ミーティングに呼ばれたっていうことは、発言を求められてるんだよっていうのは意識してると思う。
どら
で、呼ばれなくなっちゃうと思うんだよね。
何も発言しなかったらアメリカだったらミーティング、基本的に。
のみ
いいアイデアが欲しいし、自分の考えだけでは完璧だと思ってないから、
なるべくみんな来て、みんな自分の思ってること言ってね。
建設的により上手にできたらいいよねっていう思想だよね、たぶんね。
どら
そういう目的だからね。
なんか日本みたいにミーティング、
まぁ日本みたいにって、僕日本の企業で働いたことないからなんとも言えないんだけど、
とりあえず入れとこうかっていう感じではなくて、
やっぱりもちろんね、こういうアジェンダだから、
この人がいるべきだよねっていう、この人の発言必要なので、
なのでこの人を入れましょうっていう、ちゃんと考えてるというか、考えた方がいいよねっていう風に思ってると思う、全体的に。
なんとなく形式上この人入ってた方がいいよねっていう感じではないと思う。
のみ
そうだよね。
この議論のためにはこの人が必要ですっていう。
のみ
場合によっては知識がない人も、ちょっと客観的に見てほしいから、
全く絡んでないけどちょっと入ってようとかもあるかもしれないし。
どら
で、そういう人はだって、なんで自分入ってるんですかって聞くと思う。
のみ
ああそうだよね。
どら
もし自分がそれに対して知識がなかったら。
で、そこでそういうふうに、こういう逆に全く知識のない人に参考意見として考えてみるって。
のみ
だし、文化として、自分の役割は全く今まで絡んでなかったけど、突然呼ばれたのは多分そういうことなんだろうな。
そういうふうに思ったら発言しようっていうのがあってるんだから。
どら
逆にそのね、立場として発言しますがっていうのでいいと思うし。
だからなんか、ミーティングをなんていうんだろう、こう、結構重く、ちゃんと重く考えてるってのがあると思うね。
人とだって時間を奪う行為だから。
のみ
確かに。
どら
参加した人はみんなやっぱり発言するべきだって考えてるよね。
もちろんね、レポーティングっていうか、何かを報告するっていうミーティングの場合は誰かが発言して、その他の人は聞いているっていうケースももちろんあると思うんだけど。
でもそれだったら、ミーティングって逆にやる必要あるんですかっていう、むしろ。
のみ
確かに。
どら
単純に、レポートでこういうことがありましたっていうレポートでいいんじゃないですかっていう気もしたりするし。
のみ
そうだね。勉強になるなぁ。
どら
でもこれはでもさ、本当、一人が言い出したからすぐ直るもんじゃないので、
やっぱり会社のトップであったりとか部門長であるとかがそういう考え方を変えていかないと、
男女の役割と社会の変化
どら
なかなかカルチャーとして下からボトムアップでやるのはなかなか難しい気がするんだよね。
のみ
難しいよね。どうせ言ったってって思われるかもしれないしとか。
今もう、さっきもそうだけど、心理的安全性とか人的資本とか、もうなんかうさんくさいのみんな言ってるけど。
もう流行りだからさ、今もう本当に。
だけど、そう言われても、こいつに素直に言いたくないよなみたいな。
言うともう終わりだもんな。会社で言われて。
どら
まあこれはでもまだ時間かかるのかもしれないけど。
のみ
かかるね。
どら
セクハラとかと一緒でさ、やっぱりなんか10年とか経つとまた常識というかなんとなくみんなの感じ方もだいぶ変わるかもね。
セクハラ、パワハラなんかもさ、セクハラなんて昔はそれが普通、ある意味普通だったっていうことを考えると、
このやっぱり10年20年くらいでだいぶ変わったと思うから、そういうパワハラ的なというか心理的安全性とかっていう考え方は、
やっぱりまた10年とか20年経ったときに、
ああ20年前ってこんな感じだったんだ、みたいな感じのことをまた言ってる気がするよね。
のみ
まあね、ちょっとちょっと一歩一歩、そんな一気に変わんないからね。
どら
一気には変わらないよね、やっぱりこれは。
今だってセクハラする人っているわけだからさ。
分かっている、みんなそういう認識はあるにも関わらずまだする人もいるわけだから、
なかなかそうすぐ一朝一夕には変わらないよね。
のみ
そうだね。いいことなんだろうけど。
そういう言葉ができると、それパワハラでしょって言って言えるからね。
どら
まあね。それを利用する人も出てくるんだろうけどね。
全然パワハラじゃないことをパワハラと呼んでしまうっていう人も出てくると思うけど。
のみ
そこだよね。
どら
そこはまあ、みんなの認識が。
のみ
何でも言われたらもう、2人っきりで会議とかできねえよな、たぶん大企業って。
どら
今の時代でもほんとそうだよね。
のみ
オープンスペースでやるしかない。
どら
いや、ほんとほんと。会議室とかじゃないや、自分の部屋にオフィスがあるような人はさ、
もうドア絶対開けといてくださいとか、当たり前になってきてるよね、今はだからね。
ほんと2人っきりになってはいけないとか、なんかそういうのって、ちょっと悲しいけど。
のみ
陰謀もしやすくなっちゃうな、そういうの。冤罪がいっぱい。
どら
いや、ほんとだよね。
のみ
まあでもそれでいいのかもね、セクハラが男女の関係だけではないけど、
まあ日本なんか男社会だから、ちょっと女性に間違った使い方をされる可能性もあったり、そういう事実もあるだろうけど。
それぐらいでバランス取れんだろうね、たぶんね。
どら
かもしれないね。
のみ
今日もその、賀詞交換会とか、男ばっかりのもん気持ち悪いと思って。
どら
そうだねー、でもそれはちょっと本当に、どうしたらこれはバランスがちゃんと普通になっていくのか、
普通って何が普通かわからないけど、変わっていくんだろうね。
のみ
なんかね、フランス人が書いたその家族の、なんていうのかな、なかなか難しい本なんだけど、
家族関係、要は各家族なのかとか、
長男重視の社会なのかとか、
お父さんもお母さんも両方が平等な社会なのかとか、そういうのを書いてる本があって。
日本はやっぱり息子第一主義で、こうなってきてて。
アメリカは、お母さんもお父さんも、
要は息子第一だから結婚しても男が偉い的な。
その二人で生まれたらまた息子が偉いみたいな。
天皇なんか昔、昔は女性もいたのかもしれないけど、
アメリカはそうでもないっていう感じが、もともとからあったみたいな感じで書いてる。
そういう昔から伝統的な。
どら
面白いね。昔からなのかな?本当にそうなのかな?
のみ
それはわからないけどな。
まあでもとはいってもアメリカはね、ウーマンリブみたいな60年代って運動があったからね。
まあ戦争の、戦いの歴史だったからね。
猿だってな。
男を中心になってるからな。
どら
そうそう。だからそこをなんかね、生物のところと比べるのって難しいよね。
確かにそれはそうなんだけどさっていう。
やっぱり人間はそこじゃないくて、そこの知能を超えてるから違うんだよねっていうか。
っていうところなのか、でもやっぱり男女の役割の差っていうのももちろんあるから、
子どもが産めるとか産めないとかそういうのもあったりするから、
そことどういうふうにバランスさせるのかっていうのは難しいよね。
ただなんか仕事、少なくとも仕事上は男女差別があってはいけないっていうのはその通りだと思うし、
同じ仕事をやってるのに女性の方が給料が低いなんておかしな話なので。
そこは社会の家族のあり方と、男女のあり方と、
会社での男女のあり方はちょっとまた別のに考えないといけないんだろうね、きっとね。
なんかそれがでも混ざるんだよね、やっぱり。
女性はやっぱり家で家族を守るべきだとか家事に専念するべきだって考える人もたくさんいると思うんだけど、
それはそれとして置いておいていいんだけど、でも会社で見た時には男女っていうのは差がないんだから、
そこを一緒に一緒くたに考えるのはすごい危険な気がするよね。
家族を守るべきだから働くべきではない。
だから会社にいる女性は蔑まれてもいいはずだっていうのって、ちょっとやっぱり全然理論が論理がおかしいんだよね。破綻してるよね。
のみ
そういうのだから学び出してるんだろうな。
どら
それはやっぱりそれこそ経験というか、今までのずっと見てきた世界の中でどういうふうに感じるかっていうのもあるから、
昔はそれが普通だったというか、女性が少なくて女性は一般職でしかいなくて、サポート的な仕事をしていたみたいな。
だからそういうところでずっと生きてた人にとっては、女性がやっぱり社会進出してきても、女性がそんなことするんだみたいな感じに見るだろうし、
やっぱりこれも時間が解決するのかな、どうなんだろうね。でもわかんない、これは。
のみ
まあでも、人間の思考の前に、心の前に頭が考えて、制度を作って、徐々にそれが当たり前になっていく。
産休の影響
のみ
僕も正直言うと会社経営してて、女の子が産休ですいませんって、別にすいませんっていうことじゃないけども、
え?産休になっちゃうの?どうしよう?って思っちゃったんだよね。
どら
もちろんね。
のみ
でもこれって、できる男が会社辞めますっていうのと、別に同じじゃん。
同じじゃんっていうか、大切な人がいなくなっちゃうっていうね。
産休のほうがショックというか、戻ってくる前提だから、その間だけの人を補充するのかとか、ちょっと悩ましくなるっていうのは実際あったりとかして。
そういうので、悩んでるレベルが低いなって思い出したから、そういう難題が来たほうがどう解決するかに切り替えたけど。
正直最初に人生で、自分が社員のとき、サラリーマンでやってたときに産休の人がいても、
別に僕が何か意思決定するわけじゃないから何の影響もなかったけど。
最初はやっぱり、もうちょっと悩ましいなって。
しかも、今は友達が社長をやってるんだけど、2人でやってて。
ちっちゃな会社の社長の友達と女の子がやってたんだけど、産休に入るんだよね。
一人ぼっちになっちゃうんだよね。
しかもこの子すっごいできる子で、一緒に創業から頑張ってきたからもう慣れてるから。
産休もあるけどこのできる子がいなくなって、また素人が1人採用する子っていうと、
超ショック受けてて、わからんでもないっていうか。
どら
まあだからそれは産休とは別に関係ないよね。ただいなくなるっていう。
のみ
そうそう、ただいなくなる。
どら
産休という問題ではないよね。
のみ
でも戻ってくる可能性がある。
どら
男性だって例えば休職とかする可能性もあるわけだから、
それを産休だと特別視するっていうのは、多分もう今の時代間違ってるんだろうね。
のみ
そうなんだよね。
それがだから頭ではわかる話と、心と脳がわかる話。
どら
思っちゃうことはしょうがないよね、感じちゃうことは。
のみ
それは理性ではみんなわかってるし、わかってない人がくだらないことをして、
感情のままに生きてるような馬鹿なリーダーがいるけども。
だけど正直思っちゃうところはやっぱりあって、それがだんだんなくなっていくんだろうね。
当たり前の世界になってくるとね。
それはやっぱり頭で考えて制度を作って、みんなを慣れていかせるしかない。
どら
それはしょうがないよね。
だって、それこそだからさ、僕1年間世界一周したいんで、
1年休職させてくれませんかって言った人が出てきたとして、
それ産休と一緒だよね。ある意味事故みたいなもんだから。しょうがないよ、これは。
産休をある意味事故と思えばいいんだからね。しょうがないもんだって。
だからさ、ネガティブな感じが受けるのはしょうがないと思うのね。
そしたらその通りで、この大切な人いなくなって、1年間いなくなっちゃったら大変って思うのは、
それはだからね、産休であろうと、急に休職するっていうことであろうと、
さっきのみがいさんみたいに、もしかしたら辞めるっていう選択肢だったわけだから、
そのまま辞められちゃうっていう。
だから本当、何が来ても感じ方は一緒なんだけど、
でも、だから産休をとる女性はダメだってなっちゃうのは、やっぱりなんかおかしいとか違うよね。
社員の不在への対応
どら
ただ可能性が高いっていうふうに考えちゃう人はいるよね。
もしかしたらこの人、今こういう歳だし、結婚したばっかりだから、
産休、あと3年後くらいにもしかしたら産休をとるかもしれないなって、
考えちゃうっていう。思っちゃうのはしょうがない。
その危険性があるよねっていうか、そういうリスクあるよねって思っちゃうかもしれないけどね。
のみ
まあ、多くの人はそう思いますね。
どら
すごい良い男性のほうが、この人とこの人と比べたときに、
ああ、この女性すごい良いんだけど、2年3年で産休をとるかもしれないなって言って、
じゃあこっちの男性のほうがいいやって言ってとったら、
その人が2年もたたないうちに辞めちゃう可能性だったわけだからさ、
そんなのさ、考えてもしょうがないんだよね。
入っていきなり産休とられたらやられたって思うかもしれないけどさ。
のみ
あるけどね。
どら
あるよね、そういう話。
のみ
それもしょうがないよね、別にだって。
どら
しょうがないよ。事故だよ、事故事故。
のみ
賢い男性とったり事故ったり。
どら
そう、ほんとそうなのよ。だからさ、あんまり考えてもしょうがないっていう。
のみ
そうなんだよね。
どら
心配してすぎてもしょうがないっていう話ですよ。
そうだよ、男性だって今、育児休暇取れる時代なんだしさ、何が起こるかなんかわかんない。
だからあんまり心配してすぎてもしょうがない。もったいない、時間が。
だったらやっぱりさ、能力が高い、この人が自分の会社に合っているって思う人を取るっていうのが、やっぱり唯一の。
のみ
そうだよね、唯一の解だよね。
そりゃそうだ。
32:39

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