1. 屋根裏ラジオ
  2. #33「初ゲストとおしゃべり」
2025-10-27 1:11:25

#33「初ゲストとおしゃべり」

佐々木すーじんさん/ギャル/続けることが大事/scscs(すくすくす)/レッチリ世代/ジャンルごとの棲み分けの時代/コンクールの神セトリ/kqの発展/東北ツアー(突貫)→青森の次の日が山形/素っ頓狂

このポッドキャストは劇団「屋根裏ハイツ」のメンバーたちが、演劇2割:それ以外8割ぐらいの気持ちで、いろいろなテーマについてだらだら喋るポッドキャストです。隔週更新を目指しています。

X(Twitter) https://twitter.com/Yaneura_Heights

サマリー

今回のエピソードには、初めてのゲストとしてたたきすーじんさんが登場します。彼女はギャル文化についての活動を語り、演劇との関わりや音楽家としての経験についても触れています。ポッドキャスト#33では、ゲストを迎えて演劇に関する深い会話が展開され、『すみつくす』や屋根裏ハイツなどの作品に焦点を当て、演劇界の現状や今後の展望について考察がなされています。また、持続や反復の重要性、パフォーマンスの空間への影響についても深く語り合います。KQプロジェクトや観客の役割についての考察も行われています。ポッドキャストのエピソードでは、福島市の観光と東北ツアーの体験が語られ、仙台での演劇の現状や東京とのネットワークの変化についても触れられています。仙台での演劇やパフォーマンスの現状と若手の活動について話し合い、未来の公演情報も共有されています。

初ゲストの登場
屋根裏ハイツ
みなさんこんにちは。劇団屋根裏ハイツのポッドキャスト、屋根裏ラジオ第33回をお送りします。
このポッドキャストは劇団屋根裏ハイツのメンバーたちが演劇2割、それ以外8割ぐらいの気持ちでいろいろなテーマについてダラダラ喋るポッドキャストです。
白昼行進を目指しています。
スピーカー 3
はい、よろしくお願いします。
トム(中村)
ということで、ゲストですか?
ゲスト?
屋根裏ハイツ
どなたですか?
トム(中村)
知らない声がすごい。
屋根裏ハイツ
知らない声。
スピーカー 3
こんばんは。
こんばんはとか言わない方がいいのか?
トム(中村)
いいですよ、別に。
スピーカー 3
大丈夫ですか?
大丈夫です。
屋根裏ハイツ
はい、どうもお邪魔してます。たたきすじんです。
トム(中村)
よろしく。初めてのゲスト。
屋根裏ハイツ
屋根裏ラジオにゲストが。
トム(中村)
そうね、コロちゃんとかがたまにいたりはしたけど。
屋根裏ハイツ
そうですね、コロちゃんは一応順メンバーなので。
コロちゃんの説明とかも全くしてないんですけど。
ギャル文化の提唱
屋根裏ハイツ
今回はすーじんさんが完全にゲストなので、ちょっとだけご紹介をしたいなと思うんですけど。
今僕の手元にすーじんさんに送られてきたプレスリリースがあって、そこにプレゼント書いてあるのでちょっと読み上げていいですか?
はいはい。
トム(中村)
よろしくお願いします。
屋根裏ハイツ
ちょっと読み上げます。
さたきすーじん、ギャル。これ反角カタカナですね。
スピーカー 3
そうですね。
屋根裏ハイツ
SCSCS代表家庭の微熱のメンバーです。
呼吸音で構成された譜面KQが第21回AAF戯曲賞2021年最終審査会ノミネート。
第14回仙川劇場演劇コンクールファイナリストとして自身でKQを上演。
そうですね。
一番最初にギャルが来てるんですけど。
スピーカー 3
はい。
屋根裏ハイツ
ちょっと自己紹介も兼ねて聞いていいですか?
もちろんもちろん。
スピーカー 3
これはね、完全に見切り発車で、面白いかと思ったけどあんまり面白くならなかったっていうパターンなんですけど。
トム(中村)
そうなんですか?
スピーカー 3
そうそうそうなんですけど、でもやっぱり、これ失敗したなって言ってやめちゃったらもう本当にただの失敗だから、
これはもう、自分で回収していこうというつもりでやっていて。
もしもし?
トム(中村)
聞こえてます。
スピーカー 3
回収していこうと思っていまして。
今一応立て付けとしては、ギャルっていうサブカルチャーの概念を提唱するっていうことに関して、
正当性とか正当性がないとかっていうことが、そもそもナンセンスだろっていう活動として今ギャルを名乗ってますね。
トム(中村)
ちゃんとコンセプツ、コンセプツ。
屋根裏ハイツ
コンセプツは先?先ってことですか?
オニマンとかの自己紹介を聞いてるときと同じ気持ちになる。
トム(中村)
コンセプツって思うよね。
屋根裏ハイツ
コンセプツだ。
生き方のコンセプツ。
ギャルの正当性っていうのは、その心はどういった意味なんですか?
スピーカー 3
いやだから、ギャルの正当性なんてものはないと思ってるんですよ。
でもなんとなく今って、髪の毛長くて金髪で若い女の子が、
ウチみたいな、アシみたいな言葉遣いだったらギャルだねみたいな話になってるけど、
そんなのギャルが生まれたときなんて、もっと生まれたときっていうのも厳密には知らないけれども、
でもやっぱり私は世代的にその頃渋谷にガングロギャルとかがたむろしてた頃に、
トム(中村)
中学生だったり高校生だったりしたので、
スピーカー 3
なんとなく肌感的に、いやもうちょっとなんか色々あったぞみたいな。
そういう気持ちはあるっていうのはあります。
その綺麗な上積みだけ取ってギャルっていうのは、
すごいそれこそ、作手的な行為なんじゃないの?って思ってるっていうのはあります。
なるほど。
トム(中村)
マインドセットのギャルみたいなのをよく使うっていうか。
スピーカー 3
そうですね。
トム(中村)
見た目のことっていうよりは、
スピーカー 3
人の性格っていうか、
トム(中村)
心にギャルマインドを持つみたいなのは。
スピーカー 3
ため口で行くけどみたいなことってことですよね、例えばですけど。
トム(中村)
そうですね。言い方とかっていうよりは態度とか選択とかが。
スピーカー 3
なるほど。
トム(中村)
ギャルマインドみたいなのを。
でもちょっと今例があんま出てこないですけど。
でもそういうのはわかるはわかるなって感じはします。
スピーカー 3
うんうんうん。
トム(中村)
そういう理解をしました、今。
屋根裏ハイツ
違うか。
スピーカー 3
ありがとうございます。
いやいやいやいや。
まだね、すごい恥ずかしながら探り探りで私もやってますんで。
トム(中村)
探り探りギャルなんですね。
スピーカー 3
うん。ただ、論言して金髪にするとか、
いわゆるギャルごとされてるものを使いこなすとかではない形で、
音楽家としての活動
トム(中村)
やっぱりギャルになっていくっていうのが望ましいなとは思ってるっていう感じですかね。
屋根裏ハイツ
はい。
なるほど。
ぜひ続けてもらいたいというか、やっぱり続けるしかないですよね。
スピーカー 3
いや本当にね。
屋根裏ハイツ
これは続けるしかないよなって僕も最近思う。
スピーカー 3
そうなんですよ。本当にね。
屋根裏ハイツ
すぐやめちゃダメだよっていう。
スピーカー 3
そうそうそうそう。
屋根裏ハイツ
そういうことはめちゃくちゃ思うんですよね。
スピーカー 3
いやもう本当に、そんなこと言い出したらさみたいなね。
生まれたこと自体が来る歴史ですからみたいな。
なっちゃいますからね。
本当にそうですよ。
屋根裏ハイツ
それは最近本当に僕も強く思います。
スピーカー 3
いやいやいや、おっしゃる通りですよ。
後からでも肯定していかないとね。
トム(中村)
うん。
スピーカー 3
うん。
屋根裏ハイツ
でも音楽家、一言で言うとただその次に来るのはやはり音楽家ということか。
スピーカー 3
そうですね。
屋根裏ハイツ
フォーマーとしては音楽家っていうことなんですか。
スピーカー 3
元々はバンドをやってまして、
すみません先ほどちょっと突っ込み忘れたんですけど、
SCSCSって書いてスクスクスって読むんですけれども、
スクスクスというバンドをやってまして、
屋根裏ハイツ
そこではギターを弾いててインストバンドだったんですけれども、
スピーカー 3
でも元々だからなんて言うんだろう、
スクスクス結成前からずっとコピーバンドとか、
友達が書いた曲をアレンジしてオリジナルをやるとか、
そういうことを続けていたので、
だから音楽家っていうよりバンドマンっていう感じの方がもしかしたら近いかもしれないんですけど。
トム(中村)
そうなんだ。
スピーカー 3
はいはいはい。
屋根裏ハイツ
あれ、それ大地さんも知らないんですか。
トム(中村)
いや、スクスクスは知ってたよ。
屋根裏に出てくれてたりした秋元夫宣さんとかが関わったりして。
スピーカー 3
そうですね、そうですそうです。
トム(中村)
どっちかというと現代音楽の文脈なイメージで言いました。
最初にパフォーマンスを見たのがさっきだったので。
そんなコピー版をがっつりみたいなイメージはあんまり全然。
スピーカー 3
ふせんちゃんは2代目のメンバーなんですけれども、
初代のメンバーは就職とともにスケジュールがなかなか合わなくなったりして、
一旦休止しましょうかみたいな形になって、
それでふせんちゃんと森屋パヤ君っていう人がその後入ってくれたときに、
ふせんちゃんは、私楽器できないんだけどどうしようかみたいな感じになって、
それで、あーそっかーみたいな。
なんて言うんだろう。
トム(中村)
じゃあ、なんか違うことやろっかーみたいな。
スピーカー 3
感じが、山川聡之さんとかに賞をいただいたときの、
茶碗を叩いてポンとやるみたいなパフォーマンスだったんですけれども。
トム(中村)
もともとはコピー版など。
スピーカー 3
コピー版などって感じですよね。
トム(中村)
高校生とか中学生からやってたみたいな感じなんですか?
スピーカー 3
そうですね。90年代のアメリカのロックとかがすごい好きでした。
トム(中村)
へー。何やってたんですか?コピー版。
スピーカー 3
コピー版はれっちり結構やってましたね。
あー、もうまっすぐ。大変そう。
トム(中村)
まっすぐアメリカの感じで。
まっすぐでも結構大変じゃないですか?
でもやってた人いたな。
スピーカー 3
まあ大変ですけどね。
意外とやっぱれっちりはベースとドラムは大変そうだけど、ギターはこんなに大変じゃない。
トム(中村)
まあ確かに。ベーシストがまず最初に憧れるベーススターですもんね。フリーがね。
スピーカー 3
そうですよね。ほんとそうですよね。
トム(中村)
あー懐かしい。
そっかそっか。結構。
この話あれか?
キャントストップとかがど真ん中ですか?そんなことないですか?
スピーカー 3
キャントストップはもうちょっと大学生ぐらいで。
トム(中村)
あ、そうなんですね。
スピーカー 3
そうですね。ちょっともういい加減オリジナルとかをやってこうかっていうぐらいの年で。
トム(中村)
コピーはしましたけどね、リズとかはね。
なるほど。
スピーカー 3
やってたのはカルフォルニケーションとかが。
トム(中村)
カルフォルニケーションとか、あとアザーサイドとか。
あの辺の頃の曲をコピーしてましたよね。
屋根裏ハイツ
僕は全然れっちりとかに疎いから。
屋根浦とはなんで接点があるんでしたっけ?
スピーカー 3
本当ですよね。
私、でも2020年にパートナーの山下彩子との間に子供を授かって。
トム(中村)
ちょうどその後にコロナ禍が始まって、ロックダウンとかも起こってみたいな感じで。
スピーカー 3
それで、このままだと活動できなくなるなーみたいな感じを思って。
それで、頑張って戯曲賞とかに、音楽家のくせに応募したりとかしたんですよね。
羊屋さんとかが面白がってくれて、最終審査会まで残ったっていう感じだったと思うんですけれども。
そのときに、せっかく肩書きがついたから、
これで一つ、演劇関係の面白そうな人をTwitterで相互フォローになりまくろうみたいなことを思ったんですよ。
それで、たぶんその中で中村さんとかと相互フォローになって、
それで、なんかこの人面白そうだなって思ってて、
KQの支援会っていうのを一回やったんですけれども。
上演するとどうなるのかっていう。戯曲賞の方が先だったので。
上演するとどうなるのかっていう、小規模な会をやったときに、
ちょっとこういうのやるんで、良かったら来てくれませんか?って言って中村さんが来ていただいたっていうのが、
ファーストコンタクトというか。
初めてお会いして。
トム(中村)
そうなんだ。
屋根裏ハイツ
あれですよね。仙台に大地さんがいたときの2018年のアートマルシェで、
大地さんは一方的に見てたけど、ファーストコンタクトはその…。
スピーカー 3
そうですね。2021年とかだと思いますね。
トム(中村)
あれ、そっか。そんなもんだ。
そうですね。それは横浜のマンションの1階みたいなとこで、
スピーカー 3
オープンスペースみたいなとこで。
岡田ともよさんが持ってるスペースでやったときも。
トム(中村)
それもいましたね。KQの。
屋根裏ハイツ
結構2020年ぐらいに戯曲賞みたいに出すので、
いわゆる演劇の界隈とかに接近し始めたまでは、
そんな演劇とかの界隈っていうのは全然関係はほとんどなかった?
スピーカー 3
ないといえばないんですけれども、
ネジピジンさんとかと一緒に仕事してた時期があって。
屋根裏ハイツ
なるほど、なるほど。
そっかそっか。
スピーカー 3
そうですね。あんまりちょっと上の世代だと、
演劇もダンスも面白いことやってる奴らと同じでしょみたいな感じがあったので。
トム(中村)
わかりました。
屋根裏ハイツ
2014年前後とかのFTの時の、
ああいう現代美術とダンスと演劇が、
今なんかそんな感じじゃなくなってきてる気がするけど、
2013年とかその時ってなんかそういう雰囲気、東京にあるなーっていうのは。
スピーカー 3
そうですね。
今から見て思う。
本当にそれはある気がしますね。
なんでこんなにジャンルごとにみんな結構住み分けちゃってるのかなって、
逆に不思議になるっていうか、
そういうのが当たり前のように育ったというか、
そういう復活の影響を受けたので。
屋根裏ハイツ
なんか特にそういう時期だったと勝手に私は思っているんですよね。
スピーカー 3
あの時代、あの時代、2013年って。
トム(中村)
なんかそんな。
スピーカー 3
あーなるほど、なんかちょっとわかりましたね。
屋根裏ハイツ
とはいえ2020年ぐらいからぐっとまた演劇の企業から。
スピーカー 3
そうですね。本当に。
屋根裏ハイツ
大地さんもまた。
なんか結構何か見に来てくださってる。
屋根裏の公演を見に来てくださってるなっていうイメージがあったんだけど、
それで2020年以降なのか。
スピーカー 3
そうですね。
トム(中村)
最初は何ですか?
スピーカー 3
ちゃんと見たので、あれなんですよ、私『すみつくす』しか見てないかもしれない。
トム(中村)
そうなの?
うん。
スピーカー 3
あ、あのSTの
あの土野志と言いますね。
松田さんの戯曲を、なんか
ワークインプログレスみたいな感じで。
やられた時が初めてといえば初めてです。
トム(中村)
あー遊びたんです、研究室みたいなやつ。
屋根裏ハイツ
そこが初めてなんだ。
なるほど。
じゃあ、土野志って22年とかだったっけ?
トム(中村)
たぶんそう、23年の正月じゃないかな。
演劇の魅力と評価
屋根裏ハイツ
あ、そうか。で『すみつくす』も23年とかだから。
あーなるほど。
まあでも『すみつくす』が実質最新作?そんなことないか。
トム(中村)
未来が立ってるが一応最新作か、うちらは。
屋根裏ハイツ
あ、そっか。まあだからあれですね。去年の。
スピーカー 3
そうですね。
屋根裏ハイツ
ファイナリストとして。
スピーカー 3
そうそう、それで、もちろん未来が立っているを拝見したんですけども、ゲネプロを。
トム(中村)
はいはい。
スピーカー 3
ええええ。
でもそのなんて言うんだろう、いわゆる自主講演みたいな形で、
たぶん屋根裏ハイツさんがやってるやつって『すみつくす』しか見てないんじゃないかな。
トム(中村)
あ、そうなんですね。
スピーカー 3
そうなんですよ。なんかね、すごい実は悔しいというか。
トム(中村)
でも僕らそんなやってないですからね、自主講演。
スピーカー 3
あーそうなんですね。
でも本当に、『すみつくす』見た時にめちゃくちゃいいお芝居だと思って。
トム(中村)
ありがとうございます。
スピーカー 3
いやいや本当に。
これまたゲストのくせに、ボーストについてめっちゃ語るっていう意味わかんない展開だったんですけど。
『すみつくす』本当にすごいいいなと思って。
なんかすごい、やっぱ過去作とか、なんか見れる機会があったら見たいなと思うぐらい、
あのすごい屋根裏ハイツさん好きなんですよね、私は。
ありがたい。
トム(中村)
うんうん。
ほんとシリーズだけがYouTubeに上がってるかな。
そうですね、本編みたいなものは無料で見れるのはその2つかな。
あー。
ナイトオンアースはなんかYouTubeで拝見してます。
それと未来が立ってると、で全てです。
スピーカー 3
あー、そっかそっか。
屋根裏ハイツ
感激三昧に行くと遠くは近いと。
トム(中村)
あーほんとか。
スピーカー 3
ここは出口ではないっていう。
え、ちょっと見たいな。
ありがとうございます。
トム(中村)
上がってます上がってます。
屋根裏ハイツ
たぶんでも、ケイロとして『すみつくす』に近いのはさ、そっちじゃんっていうナイトオンアースは。
トム(中村)
あーここは出口ね。
スピーカー 3
とかね。
トム(中村)
こっちだよねっていう。
まあまあまあなんか。
そうかも。
屋根裏ハイツ
去年のね、線画はもう。
ここはなんか、僕はその屋根裏のメンバーではあるけど全然関わってはいなかった。
ええええ。
あの観客として、あれ5本?5本かな?
トム(中村)
5本。
屋根裏ハイツ
5本全部見たんですって言ってたんですけど。
トム(中村)
あーそうなんだ。
2日間来て。
屋根裏ハイツ
2日間来て5本全部見たんですけど。
なんかもうあれ流れで見るとね、めちゃくちゃ面白かったですよ。
トム(中村)
分かる分かる。
セトリ最高っていう話。
屋根裏ハイツ
そうそうセトリがめっちゃ良かった。
トム(中村)
セトリめっちゃ良かったよね。
屋根裏ハイツ
ね。
トム(中村)
それ。
戦争のテーマと観客の反応
屋根裏ハイツ
見ました?すずさんは前後の見られました?
スピーカー 3
5本見てると思いますね、私も。
はいはいはいはい。
屋根裏ハイツ
僕の体感だと、なんかずっとやっぱ5本ともこう若干戦争の匂いを勝手に感じて。
スピーカー 3
はいはいはいはい。
屋根裏ハイツ
完全に、なんだあれは劇場に子供が来ませんでしたか?みたいなことを。
トム(中村)
ええええ。
屋根裏ハイツ
無条理っぽいトーンで。
スピーカー 3
ええええ。
屋根裏ハイツ
でもその劇場はどうやらなんか戦争で既に破壊されてるらしいみたいなことがちょっと匂わされるみたいな感じで。
スピーカー 3
おおおお。
屋根裏ハイツ
屋根裏だったのかな?
そうそう。
屋根裏もなんかそのアパートの内景に来てるんだけど、
ニンマンっていう未来の人が来て、ここ未来だとなんかもう公園なんですよみたいなこと言われて。
うんうんうん。
みたいな感じなんですよね。
トム(中村)
うん。
屋根裏ハイツ
だからなんかこう、なんか最悪が起こるんだろうなっていう予感があった後に、次バストリオだったのかな?
トム(中村)
そうそうそう。
スピーカー 3
うんうん、そうですね。
屋根裏ハイツ
全体、全体観で攻めてきて。
スピーカー 3
うんうんうん。
屋根裏ハイツ
どんどこどんどこ言ってて。
すげえ、すげえ祝祭、祝祭なんだけど流れで見ると戦争みたいな状態にも。
スピーカー 3
なるほどなるほど。
屋根裏ハイツ
その後にKQが来て、あもう終わったんだみたいな。
あもう完全に終わったみたいな。
トム(中村)
なるほどね。
屋根裏ハイツ
完全に世界滅んだみたいな感じになった後に、最後ポケット企画。
あの北海道の劇団。
そうですね。
なんかある種こう、北海道の歴史みたいなものと、なんか戦争みたいなこと。
なんかすごい地位足のついたテーマの芝居が最後に来て、なんかこう綺麗な円環構造が生まれてて。
スピーカー 3
なるほどなるほど。
屋根裏ハイツ
それがね、放課後史で見るとめっちゃおもろいっていう。
スピーカー 3
あー言われてみるとほんとそうでしたね。
去年。
トム(中村)
屋根原ハイツの感想は全員それでした。
屋根裏ハイツ
あ、そうなの。
トム(中村)
里春と最初に神瀬鳥ですねって話をしてた。
してた。
屋根裏ハイツ
あれね、なんか参加者はね、なんか全部見れないみたいなこともちょっとありそうだからさ。
まあまあね。
全体感で見ると面白かったよっていう。
うんうん。
トム(中村)
まあお客さんでも2日通して来てる人ってあんまりめちゃめちゃいるわけじゃないだろうからね。
ポッドキャストへの参加と宣伝
トム(中村)
あ、そうね。
屋根裏ハイツ
そうなんですよね。
トム(中村)
別日だから。
屋根裏ハイツ
まあこんな見方をしてない気もするけど、まあここを見たとて。
でもなんかすごい良かった。
良かった。
スピーカー 3
うんうんうん。
屋根裏ハイツ
一つも見たんやけど。
トム(中村)
いやなんかそこ。
スピーカー 3
うんうんうん。
あ、どうぞ。
屋根裏ハイツ
すいません。
あ、いえいえ。
スピーカー 3
なんか結構難しいなと思ってて。
今年も私お寿司とかめっちゃ見たかったんですけど、なかなかやっぱ、まあ単純に子どもと暮らしてるっていうのもあって。
あのなんかすごいでも、もちろんその後無料配信とかもしてくれてるんだけど、なかなかそれもタイミング合わなくて見れなかったりとかしていて。
なんかせっかく使われたのに、もっとこう継続的に関わりたいと思っててもなかなか難しいっていうところが、まあ自分のだから単純にアクセシビリティの問題だったりもすると思うんですけど。
あのすごい、ちょっともったいないって言うと偉そうというか、まるで天下劇場演劇コンクール自体が悪いみたいなんですけど、ちょっともったいないというよりは悔しいみたいな感じがあるんですよね。
今年とかはほんとせっかくなんだからほんともっと見たかったし関わりたかったしみたいな気持ちはすごいあるんですけどね。
トム(中村)
チケットも割とすぐ完売しちゃいますからね。
スピーカー 3
そうなんですよね、ほんとにね。
なかなかね、結局キャパより多くの人が見たがってるっていうことなのかなという気もしますよね。
屋根裏ハイツ
あれはなんか投資で見た方がいい気がするけどな。
トム(中村)
ああ、なるほどね。
大喜利、劇場大喜利を見るっていう、劇場の使い方選手権でもあるからね。
そうですよね、ほんとに。
だからほんとにバストリオの後は誰もやりたくないと思うんでね。
むちゃむちゃ空間を使い尽くすから。
それは最初の話し合いのときにバストリオの上演時を決める話し合いがあったんですけど。
スピーカー 3
ありましたね。
トム(中村)
そういえばひともんちゃくあったんですけど、そのとき確か。
屋根裏ハイツ
まあ、それはいいとして。
ひともんちゃくは別にバストリオが後かじゃなくてでしょ。
関係なくでしょ。今の文脈だとバストリオとひともんちゃくはない。
トム(中村)
バストリオとひともんちゃくはない。
僕は絶対バストリオの後は嫌だって思ってました。
本人たちも最後がいいって思ってたはず。
確かそうでしたね。
スピーカー 3
そうしないと多分。
1日目か2日目の最後でお願いしますってバストリオの方誰か言ってたような気がします。
でもまあそれはそうですよ。
トム(中村)
それはそう。
スピーカー 3
たぶんテクニカル的にも撤収とか考えてバストリオ自身が完全にバラさなきゃいけない、
十何分でバラさなきゃいけないみたいなことを避けたのかなと今思ったんですけど。
トム(中村)
すごいテクニックの話ですね。それでもたぶん違いますよ。
あれでもちゃんと制限時間内に履けれてますよ絶対。
あ、そうか。
そうじゃなきゃ多分ルール上不効化しない。
スピーカー 3
そういう感じでしたっけ。すみません。
トム(中村)
たぶんできてると思います。知らないですけど。
でもそれはルール範囲内でやってるんじゃないかしら。
スピーカー 3
そっかそっか。
トム(中村)
まあまあそんな昔話ですね。
スピーカー 3
本当ですね。
屋根裏ハイツ
まだ1年前ぐらい。
トム(中村)
あ、そっか。はるか昔の気持ちですね。
すうじんさんはやはり東北ツアーに出るということで、このポッドキャストに。
すうじんさんから出たいという、あれはどういう流れだったんですか。
スピーカー 3
そうですよね。
存在は知ってたんですよ。屋根裏ハイツがポッドキャストやってるらしい。
それで私は元々好感を持ってた屋根裏ハイツの『すみつくす』を見てからすごいファンになってるから、
トム(中村)
すげえ出たいみたいなのが出てきて。
ポッドキャストに出たい。
スピーカー 3
話したいみたいな。
ポッドキャストでお話ししたいみたいな、絡みたいなのがずっと思ってて。
今回プレスリリースとかをどうしようかみたいな、どういうところに送ろうかみたいな話を制作手伝ってくれてる方と話してたときに、
結構お友達でポッドキャストとかやってる人いたらいいんじゃないですかねみたいな話になって。
もちろんね、屋根裏ハイツの皆さんが仙台ご出身だから、自分が東北ツアー行くのに誰か興味持ってくれるかもしれないっていう思いはあったけれども、
それ以上に出れるみたいな感じでしたね。出れるかもしれないみたいな。反審議。
トム(中村)
すごい、そのニュアンスでプレスリリースが屋根浦に届くっていうのがウケるなっていう。
ちゃんとプレスとして、メディアとして捉えられてリリースされてるのが。
屋根裏ハイツ
こういうこともあるんですね。
トム(中村)
残念ながら宣伝効果自体はそこまで。
そうですね、メディア宣伝。
メディアじゃないんだけど、やっぱりこういうね、やっとくもんだなっていう気もする。
続けとくもんだなー系ね。
そうそうそうそう。さっきの続けるのが大事っていうのもそうだけど、続けとくしかないんだよなっていう。
屋根裏ハイツ
マジで思うっていう。どっかでやめちゃったら終わりなんだよなっていうのが当たり前。
スピーカー 3
本当そうですよね。
いやいやいや。
屋根裏ハイツ
継続が力なりだなってことばっかり最近本当に。
スピーカー 3
いやー本当にね、ありますよね。もう今年41なんですけど。
屋根裏ハイツ
そんなに違うんだ。
スピーカー 3
そうなんですよ。
やっぱ同世代、同年代の20代の子が友達だったようなダンサーの子とかの今の作品とか見に行くとやっぱ結構すげーなっていう感じがあって。
やっぱ受けてる人本当すごいなって。
なんですよね。
本当思えるんで。ここでそんなことディスってもしょうがないと思うんですけど、20代のうちに才能が花開いてないと見向きされないみたいな文化は本当に良くないと思ってます。
本当に40、30後半ぐらいからみんなすごいじゃんみたいにだんだんなってくるんですよね。続けてる人って。
そういうものをもっと大事にしたらいいのにって思うんですけどね。
なかなかやっぱり、マネジメント面とかでどうしても友達ベースでしかお客さん来てないみたいな場所でしかできなかったり、助成金もそんな大規模におりなかったりっていう状況だったりしていて、それはもちろん本人たちの問題っていうのもあるのかもしれないけれども、
トム(中村)
なかなかシアターゴアと言われる人がどれくらいいるのかわかんないけれども、そういう人がもっとこういうランスに見向きしてくれてもいいんだろうなーとは思っているところはありますかね。
リーチする難しさもありますからね。リーチしてないっていうのは普通にあるから。
スピーカー 3
いやー本当ですよね、確かに。
トム(中村)
情報が全然とか。
続けてるラッパーのラップとかめっちゃかっこいいって、その自分を誇ってるラップとかめっちゃかっこいいって刺さるなって思うことはありますね。
いやーわかる気がします。
その歌詞で元気出るみたいな、作ってるやつの歌詞に元気が出るみたいなのはなんか単純だけですごいあるなとか今。
スピーカー 3
ありますよね。
ブルーハーブとかも若い時もかっこいいけど、最近のもすごいいいですよね、なんていうか目に迫るものがあるというか。
トム(中村)
ブルーハーブのなんかヤーニングっていう。
ブルーハーブじゃないよ、ボスのシングルでヤーニングっていう、憧れるでヤーンって憧れるっていう。
それの歌詞がすごいね、なんか一時すごい元気が出るなと思って聞いてた記憶があります。
持続と反復の重要性
トム(中村)
なんかね、すごいこっちの調子がいいとね、あの説教に聞こえてちょっと聞きたくなくなる時があるんですけど。
こっちがちょい落ちてるとむちゃくちゃこう、ありがとうみたいな。
なんだっけな、なんかねすごい、すごいいいんですよね。
そういうのあるよね。
屋根裏ハイツ
ありますよね。
なんかちょっと仙台話した方がいいんだろうなと思いつつ。
なんか続けるっていうことにはこう、持続と反復の両面があって。
やっぱ反復、同じことを繰り返すことで生まれるその厚みみたいなものとか。
あともう持続っておもろいよねっていう。
なんか継続するっていうことにはなんかその両面があるから強いんだよなっていう。
やっぱそれも同じ歌をずっと同じ歌手が20年歌い続ける時のこの繰り返しと持続みたいなものがやっぱ乗ってくるよねっていう感じだから。
なんかそんなすぐ飽きないでよって思っちゃうというか。
だからギャルなのって、3年で辞めちゃ多分ダメなんだよね。
スピーカー 3
いやダメですね。
屋根裏ハイツ
受けなかったっていうそういう。
スピーカー 3
いやそれこそ出落ちですからね。
いやほんとそうなんですよ。
トム(中村)
ちょっと頑張れ、自分にも言えるけど、なんか絶対ちょっとやってるの早くない?みたいな。
なんか僕ね、僕大学を卒業、23か24かで卒業するんですけど、
そのぐらいの時になんかちょっと30、その時その人は30ちょい過ぎぐらいかな、先輩みたいなのがあって。
でなんかおしゃべりした時に、なんかあの続けてると何かにはなってるよって言われました。
それはなんかすごい、何かにはなってるっていう、なんか自分でも予想してなかったとこにいるけど今自分も。
でも何かにはなってるなーって言ってて。
あ、そういうもんかとは思った記憶がある。
屋根裏ハイツ
その先輩はなんですか、そのアーティスト?
トム(中村)
演劇やってる人で。
演劇やってる人で。
そうそう。
屋根裏ハイツ
いや何か、演劇とかアーティストなんてそれしかなくね?みたいな。
トム(中村)
いや、ほんとそうですよ。
だらだらでもね。
本当に本当に。
それはめっちゃね。
くればとかも言ってましたよね。こっちはいつもいつもやってるって。
スピーカー 3
歌詞で。
ちょっと音楽とかは何か、形式自体にもその反復とかが織り込まれてるのがちょっとずるいなとか思っちゃいますけど。
トム(中村)
5分という短さみたいなものが反復可能性をすごい生み出してるなみたいな。
スピーカー 3
何回も聞くしね。
そうそうそうそう。
屋根裏ハイツ
確かに確かに。
結局なんかコンクールとかも全部僕からすると、
KQプロジェクトの展開
屋根裏ハイツ
あれも1時間の芝居を同じフォーマットで何本も見るからやっぱおもろいんだよなみたいなこととかはやっぱりあるから。
繰り返しの力みたいなもの。
短い時間でもやっぱ強いし、人生かけて繰り返すと強くなるみたいなことがめっちゃあるなって。
屋根裏ハイツ
だからKQもだから、結構ずっとKQのプロジェクトで何度も。
スピーカー 3
そうですね。
屋根裏ハイツ
いろんな場所でやってるってことなんですね。
スピーカー 3
そうなんですよ。もう結構、2021年にたぶん初演をやってるから、この1、2、3、4、5年間ずっとKQばっかやってるような感じがあると。
屋根裏ハイツ
言い方、あれとしてはすごいしぶといというか。
スピーカー 3
いや本当にね。
ここは1回しか見たことないからあれなんですけど。
どういうことになってってるんですか。
トム(中村)
なんて言うんだろうな。
スピーカー 3
シンプルなんですよ。
KQの譜面ってすごくシンプルな指示しか書いてなくて、
呼吸の仕方の指示を自分が気持ちいいだけ繰り返すみたいなことしか書いてなくて。
それをどうやって上演という場につなげるかは、結構委ねられてると自分では思っていて。
自分で言うのもちょっと恥ずかしいんですけど、解釈の自由度があるんで。
こういうやり方もできるんだなっていうのが、結構ずっと発見があるんですよね。本当に。
今年はですね、もう終わってるんですけど、クラファンを4月、5月、6月ぐらいにやってて。
クラファンのリターンで、ハイキングして一緒にちょっと山登って、山登った先で佐々木聖人がKQやって、それ見てもらって、あとみんなで一緒に降りてきましょうみたいな。
ハイキング上編っていうイベントがあって。
もちろんすごい少人数なんですけど、
友達とかで面白がってくれてる人とかが何人か申し込んでくれて、
それで一緒に愛原っていう横浜線で橋本の次の駅なんですけど、そこから徒歩10分ぐらいの小さい山を登って、
すごい9月だったんですけど、まだ全然セミが鳴いてて、秋の虫も鳴き始めててみたいな、すごいザーザーした環境でKQを上演するっていうことをやったんですけれども、
すごいなんかそれまで、閉じられた空間でやることを想定していたから、自分がすごいコントロールしないといけない。
いる人たちも含めて自分が支配しないといけない。そうしないと届かないというか、いいと言われないんじゃないかって思ってたんだけど、
結構そういうオープンな場所でも、もちろんシチュエーションにもよると思うんですけど、
オープンな場所でも、いい手応えがあったなっていう感じで、お客さんもすごい喜んでくれてて。
それまでだから結構自分がイニシアチブをなんとかして取らなきゃいけない。呼吸音だけでなんとかして取らなきゃいけないっていうような思いがすごく強かったんですけど、
観客の役割と体験
スピーカー 3
意外とイニシアチブとか取らなくても、ただ存在してることがしっかり続いていれば、それは結構いいことなんじゃないかっていうようなのが、今年の経験かなと思っております。
屋根裏ハイツ
僕はでも最初に見た横浜のやつとか全然、イニシアチブって感じもしなかったですけどね。やっぱ空間が、劇場、戦側はそれは確かに。
トム(中村)
戦側見たときとか、そうですね、僕は一人だけ出てきて、それでどうにかしなきゃっていう意味でのイニシアチブを使うのに、マイクとかそれこそ。
スピーカー 3
そうしてたりしてたとかっていうのを今思い出しましたね。そういう生き方が今年の経験のことなのかもしれない。
トム(中村)
そうだね、大地さんおっしゃってくれましたけど、横浜で公演的なやつやったときとかは、お客さんと整体してなかったから、そんなにお客さんをどうしようっていう感じには見えなかったかもしれないけど、めっちゃお客さんがどう思ってるか気にしながらやってたというか。
スピーカー 3
やっぱちょっとざわついたりしたら、自分が引き締めなきゃいけないっていうような。もちろん状況的にも、ざわついたりとかってことが起こらない環境ではあったんですけど、横浜のときはね。
でもライブハウスとかでやることもあるので、そういうときに明らかに聞いてないけどそこにいる人っていうのが、聞きたい人にとってもすごい嫌な思いをさせてるんじゃないかっていう。
自分がダメなんじゃないか、その場の責任者としてみたいな思いが結構あったんですよ。
平均は2021年からだけど、音量の小さいパフォーマンスっていうのは2017年ぐらいからやってて、ライブハウスとかでやることも友達に呼ばれて何回かあったんだけど、どうしてもやっぱりうまくいったときはみんな聞いてくれてるんだけど、うまくいかなかったときっていうのがどうしても発生してしまう。
そういうことがあって、それでそういう固定関連が強かったんですよね。自分がなんとかしなきゃいけないんじゃないかっていう。
だけど、意外と勝手にやってても楽しめるものかもしれないって自分で思い始めたというか。
トム(中村)
そういう感じはあるかもしれないですね。
確かに。ハイキングの山の上でやるってことですよね。
そうです。
それは確かに他にも情報たくさんあるし。
スピーカー 3
そうですよね、ほんとに。
トム(中村)
すごいお客さんとしてはどこを見ててもずっと見れる感じはすごい良さそうだなと。
あとなんか、僕らもよく上演が面白くないときの半分は観客のせいだみたいな。
自分がお客のときもそうだし、自分たちがやってるときもなんかそういう感覚はありますね。
スピーカー 3
あー、なるほどなるほど。
トム(中村)
観客のせいだって言うとちょっと言い方悪いですけど。
スピーカー 3
ええええ。
トム(中村)
なんか感覚としては、こっちが楽しめないチャンネルに今いるんだなみたいなことも結構普通にあるよなとは。
確かに。
今日の僕のコンディションは無理でしたみたいな。
スピーカー 3
ありますよね、ほんとにね。
トム(中村)
でもなんか、次見たらバチバチに面白いときとか、まあ演劇だと次を見るっていうのがなかなかないですけど、
映画とかだと、一応体調があったからこのバチッと来たとか、なんか全然ありますよね。
ええ。
でも結構自分も思ってますね。観客のせい、半分は観客が悪いって。
うーん。
言い方がね、良くないけど。でもそう思ってるかもしれない。
屋根裏ハイツ
人聞きが悪い。
トム(中村)
ねえ。反感を買う言い方をあえてしてるみたいになってるよね。
スピーカー 3
あれですよね、中村さんはだから、良い聞き手が良いパフォーマンスを引き出すんだ、みたいな発想が裏側にあるっていう。
トム(中村)
それはでも民話ですよね。民話の語りの話で、良き聞き手がいなければ良き語りは生まれないっていうのはあるんですけど、
でもそれはお客さんに良き聞き手を求めてるわけではなくて。
スピーカー 3
あ、そうなんですね。
トム(中村)
舞台上にめっちゃ話聞くやつを存在させたっていう感じですね。
スピーカー 3
なんかお客さんは良い聞き手になるのはむずいっていうか、疲れるからちゃんと聞くって。
トム(中村)
だからそれは代わりに舞台上の人がやってくれてて、それをちょっと遠目に見るぐらいのイメージは持ってるんですけど。
最近はでも、観客がもっとがっつり見るようにこっちが仕掛ければ、
もっと別に舞台上に良き聞き手がいなくても、見るは見るよなとかも思ったりはしつつしてはいますけど。
でも、『すみつくす』とかの時点で考えてるのは基本的にはそういうことです。
舞台上の中でちゃんとお話を聞いてる人がずっといるっていう、あれですね。
で、なんかそれはでも、落語、これなんか、よくこの話をするんで分からないですけど、落語って全体に喋りかけないと。
最前の真ん中のお客さんなり、一番聞いてくれそうな人を捕まえて、そいつに話しかけると、
スピーカー 3
それが奥まで伝播していく。
彼も舞台が、客席も明るいし、落語って。
トム(中村)
なんかそういうものなんだっていう話を聞いて、ああなるほどと思って。
だからなんか、客席に向かって喋りかける時の劇をやってた時は、
その今日の中で良いお客さんはいるかみたいな話は、すごいあの人はいつも聞いてくれるみたいな、
その謎の期待も込みで、なんかそういうのを開演前に喋ってたりとかしてたこともあるんですけど、
最近のだと、そういう良いお客さんを舞台上に入れちゃえ、みたいな感覚で会話劇。
結果的になってったって感じですけど、そういうプロセスの中の『すみつくす』っていうものがあるという感じですね。
なるほどなるほど。
なるほど。
っていう感じ?
うん。
そうです。
でもなんかだから次の、次はでもどこを巡るんですか?またライブハウスなんですか?
スピーカー 3
私も行ったことはないんですけど、秋田市文化創造館っていう東京の施設にあるギャラリーみたいなスペースだと思ってるんですけど、
トム(中村)
そこのキャパ40ぐらいのスペースを借りて、10月31日に秋田市でやります。
あれ?あと何年か行きますもんね。
スピーカー 3
10月31日が秋田市で、11月1日が青森市のACACっていう国際芸術センター青森っていうところ。
今、改修中なんで、いわゆるたぶん皆さんが知ってる、知ってる方がいらっしゃったとしてもACACで、
お客さんが普通入る場所じゃないようなところでやることにはなっちゃうんですけど。
あとここはもう完全に、友達にお願いして大石田っていうところで、
ちょっとあんまり知らないところなんですけど、山形県の大石田というところでやらせてもらって、
最後福島市、11月3日福島市のアトリエブリコラージュっていう、
ローノブ・ペリカンさんという方が持っていらっしゃるアトリエ典劇場のようなところで上演していきます。
屋根裏ハイツ
ブリコラージュは行ったことないけど、もう完全に地元ですね。
スピーカー 3
福島市の町の中で、僕の完全な地元です。
屋根裏ハイツ
ブリコラージュでやるんだ。
勝手にいわきの方とかなのかなとか思ってました。
スピーカー 3
たぶんあれですかね、いわきとかだとライブハウスとかあったりとか。
そうですね。
屋根裏ハイツ
あとなんか、パフォーマンスとか芸術的なところで、いわきの方がなんとなく、
スピーカー 3
アリオスっていう有名な映画展があるのが、福島で演劇とかパフォーマンスみたいに言うと、いわきの方を持っちゃうけど、
屋根裏ハイツ
確かにブリコラージュは福島市内の駅前にあるんで、
ペリカンさんは福島のところだから、そうですね。
スピーカー 3
そっかそっか、あら、完全に地元。
屋根裏ハイツ
なんかおすすめできるもの、まあないか。
福島市の観光と美味しいお店
スピーカー 3
ないんですか。
トム(中村)
飯とか。
屋根裏ハイツ
福島市だしな。
トム(中村)
まあ海沿いじゃないしね。
スピーカー 3
海沿いだとなんかある感じなのか。
トム(中村)
海船はやっぱ、なんかあんま外れがいないとか、いわきとかは結構めっちゃ美味しいお店いっぱいあるイメージあるけど。
僕でも福島市詳しくないからちょっとわかんないですけど。
屋根裏ハイツ
福島市はね、もう、いやそんなちょっと特に勧められるものないですよ。
まあその美味しいと思ってるお店とかはありますけど。
ここがいいですよみたいな。
そんな強くね、観光支援にも乏しい町ではあるので。
今年は東北ツアーみたいな。
トム(中村)
そうですね。
スピーカー 3
なんか、去年はちょっと京都と神戸と大阪とでやったんですけど、
案外これ楽しいなって思えて、毎日上演していろんな人に見てもらえるっていう舞台を頑張って作るみたいな舞台が、
東京でやり続けることとはまたちょっと違う種類の面白さがあるなと思って。
それで、あんまりそれまで東京以外の場所で上演することはなかったので、
縁がいろんなところにはないんですけれども、
東北はそれこそ大地さんが見てくれた2018年に一回仙台のセンボックスでやってたりして、
ちょっと知り合いがいたりとか、
それこそパートナーの山下彩子がACACのレジデンスに行ってたりとか、
ちょっと縁がある場所があったので、じゃあ今年は東北行ってみようかなと思って。
そうなったんですね。
去年の京都、神戸、大阪の感覚で1日ずつ組んだら、めちゃくちゃ新幹線使って午後に入るみたいな。
トム(中村)
そりゃそうだ。
スピーカー 3
全然分かってなかった東北と思って。
そうですね。
全く分かってなかったですね、本当に。
トム(中村)
超でかいですからね。
スピーカー 3
超でかいですね。
トム(中村)
超遠いから。
スピーカー 3
いや、本当に本当に。
トム(中村)
行かないですもんね。
屋根裏ハイツ
確かに青森の次の日、山形とか結構。
トム(中村)
えげついですね。
スピーカー 3
これが一番激しいですね。
激しいね。
一回福島通ってからまた北上して山形行きますからね。
トム(中村)
確かに分かってない人の組み方かもしれないですね。
東北の距離感が分かってる。
北海道みたいな。
お前その一泊二日で朝日川と札幌無理だよみたいなやつだね。
スピーカー 3
そうそう。
屋根裏ハイツ
函館と札幌の6時間くらいかかりますみたいなそういう。
スピーカー 3
リアルに確かに秋田とか青森から、それは遠いですね、めっちゃ。
うーん。
いやー、ちょっとねー。
トム(中村)
ちょっとねーとか言って。
スピーカー 3
文句言っちゃいけないんですけどね、本当にね。
頑張ってやんなきゃって感じなんですけど。
トム(中村)
確かに。
いいですね、でも。
スピーカー 3
いやいや、本当にね。
もともと自分で作って自分でやるっていうのは、今2017年ぐらいからやってたんですけども、
やっぱり劇場じゃなくてもできるっていうところが自分の強みだと思ってるので、
いろんなとこ行きたいなとは思ってますね。
トム(中村)
反屋外いい。反屋外とか劇場じゃない空間はすごいいいっすよね。僕も好きですね。
そうですよね。
屋根裏ハイツ
やるの好きです。
トム(中村)
なんか、劇場はやっぱ暗いし。
スピーカー 3
そうですよね。
トム(中村)
その、劇を見なきゃいけないから。
スピーカー 3
うんうん。
トム(中村)
なんかそれがこう、窓とかあるとね、窓の向こうとか見ていいからね。
うんうん。
スピーカー 3
落ち着くなーとか思ったりしますね、やっぱ。
踏み尽くしてもね、すごいこう、
トム(中村)
あ、そうですか。
スピーカー 3
状況を生かしながらっていう。
トム(中村)
あの、劇場の風通しを良くしたいですって言ったら、あそこ開けられますって言われて。
開けて良かったっていう。
でも、うちらが声が小さいから開けていいらしいです。
スピーカー 3
なるほどなるほど。
トム(中村)
アゴラもう無くなりましたね。もう壊してましたよね。
真っさらになってましたね。
全然行ってないな、あの辺。
スピーカー 3
行かなくなっちゃいますよね、もうね。
トム(中村)
アゴラ、この間東大行ったのにな。
アゴラの前見てみようってなんなかったな。
まあでも帰り道じゃないとなんないか。渋谷に帰ろうってしないと通らないもんな。
あー。
すごい今、静を思い浮かべながら。
あーそうね、そうだ。アゴラもう無いんだよな。
スピーカー 3
無いですね。
屋根裏ハイツ
吉島、ゲストジャイさん出るんですね。
スピーカー 3
あー、名式あるんですか。
屋根裏ハイツ
多分、名式はほぼ無いんですけど。
スピーカー 3
はいはいはいはい。
屋根裏ハイツ
僕が仙台に行った時、なんかよく出入りしてるギャラリーがあって。
スピーカー 3
はいはいはいはい。
トム(中村)
仙台にあるちふりぐりっていうギャラリーで、ジャイさんとかがよくライブやってたのを見てた。
屋根裏ハイツ
一方的に見てるだけなんだけど。
見てたわって思って。
スピーカー 3
なんかそれこそ本当、Twitterとかの相互フォローがきっかけなんですけど、
でもバンドキャンプとか拝聴して、ジャイさんの。
トム(中村)
これはちょっと絡んでみたいなと思って、お願いして。
スピーカー 3
だからね、仙台の方なんですよね。
屋根裏ハイツ
多分そうだと思いますね。
スピーカー 3
そうそうみたいです。
屋根裏ハイツ
続けてるんだなっていう。
スピーカー 3
あー確かに。
屋根裏ハイツ
続けてるんだなってめっちゃ思うっていう。
スピーカー 3
確かに確かに。
トム(中村)
マジで十分。
そうですね、もう十年前以上だな。
屋根裏ハイツ
逆に福島でどういうお客さんが来るのかとか、気になるわ。
全然想像もつかん。
トム(中村)
想像もつかない。
屋根裏ハイツ
誰かいるんかな、そういうの。やっぱり見えてないだけで。
トム(中村)
でもなんか、なかなかその、なんていうの。
すーじんさんの作品とかって、仙台とかのイメージだけど、
そこにいるだけだとあんま見れないから。
いいと、なんかね。
まあね、まあね。
屋根裏ハイツ
そこでやってる人がいないよね。
トム(中村)
あー、なるほどなるほど。
こういうのもあるんだ、みたいな感覚になるのではないかなという気がすごいします。
なんか、そういうのはやっぱり数見れるとすごい良いですよね。
そうですね。いや、私も全くそう思うと思う。
作り手だからっていうのもあるかもしれないけど、
なんかこんなのもあるんだ、みたいな。結構いろいろあるんだな、みたいなのって。
意外と年齢関係なく大事よね、というか。
スピーカー 3
確かに確かに。
トム(中村)
いい機会なんだろうな、みたいな。
スピーカー 3
確かに。
トム(中村)
うん。
屋根裏ハイツ
最近なんか勝手なイメージだと、あんまり仙台とかってさ、
東京の劇団が仙台にツアー行ってるみたいなのってさ、そんな前ほど聞かなくない?
トム(中村)
まあ僕らがいた頃がバブルだよね、絶対。
屋根裏ハイツ
なんか多かったよね。
トム(中村)
やっぱり僕らがいた頃は、東日本大震災の直後。
屋根裏ハイツ
それがあるんだね。
トム(中村)
それはでかいと思うね。
なるほどね。
スピーカー 3
お金も予算もあっただろうし、なんかそういう。
トム(中村)
だし、向こうもなんか心配だったり、行ってみたかったりとか、そういう思いもきっとあっただろうし、
仙台の演劇の人たちがすごく東京とのネットワークをきっちり作っていったっていう、
なんかイメージはすごいある。
なるほどね。
本当にバブルの中を生きれてた、なんかアドはあったよね。
東京だったり大阪だったり、それこそ村川拓哉さんとか、
結構コアな。
もちろん長塚啓史さんとか、ど真ん中の人たち。
あとチェルフィッチもね、来るしその後。
スピーカー 3
そっかそっか。
コロナの影響と地域活動
トム(中村)
2015年とかだけどね、チェルフィッチくんの。
なんか震災10年まではやっぱかなりそういう、
まあ演劇に限らずですけどね、もう本当にアーティストが。
濱口竜介は住んでたしさ。
そういうめちゃめちゃいろんな人たちが来てる時間だったから。
ちょっとね、それはコロナで1回完全に途切れてると思うし。
なるほどなるほど。
コロナが時を止めている気がする。
時は確実に止めてると思う。
でもなんか。
本当だよね。
全然関係ないけど、続けるっていう話で言うとさ、
スピーカー 3
コロナの時に20代から30代になったから私は。
トム(中村)
なんか紛ってるっていうか、その数年なんか意外と無しにしてるっていうか。
キャリア上無しにしてる。
やってるんだけど作品。
実際その時は疲れたりハードだったりしてるんだけど、
東京のシーンとかも2019年くらいの時に
初めてちょっと触れだしたくらいだったけど。
多分この1,2年にようやく動き出したじゃないですか。
なんかもう1回コロナ。
だからすごい飛んでる、その間の数年が。
スピーカー 3
2018年でしたっけ?
トム(中村)
東京来たのは18年です。
でも仙台拠点のカンパニーとして多分そこまでやってて。
2019年に初めて東京で公演やりました。
17,18は横浜ではやってたんですけど。
屋根裏ハイツ
東京公演は19年の6月とかだと思います。
12月じゃないかな。
そうだね。
トム(中村)
なんか2019年元気だったんだよね。
屋根裏ハイツ
むっちゃやったよね。
トム(中村)
2020も元気だったよ。
てか頑張ってやってこうぜみたいな。
あとね、これもうマジで普通にその
うちうちの話みたいなもんだけど、
スピーカー 3
実績を作らないといけないとかね、そういうのもあったね。
トム(中村)
当時まだスタートアップがなかったから、
助成金に申請できないかったりしてたから普通に東京とかもあったよね。
屋根裏ハイツ
まあ何ですよ、コロナで一旦。
トム(中村)
そうそうそう。
全部ブチ切れて。
屋根裏ハイツ
ブチ切れてって。
トム(中村)
怒ったわ、怒ったわ。
分断されたってことね。
ブチ切れて。
屋根裏ハイツ
ブチ切られて。
トム(中村)
ブチ切られて。
屋根裏ハイツ
まあでもそういう意味だとやっぱり別に戻ってないよね。
オリンピック、東京の盛り上がりとかはそれこそオリンピックとかも回ってた。
トム(中村)
その芸術。
予算問題とかね。
屋根裏ハイツ
予算とかも結局オリンピックと関わってた。
スピーカー 3
いや本当そうですよね。
トム(中村)
まあ交代戦ですか。
屋根裏ハイツ
交代戦、どうね、
トム(中村)
これから若手の劇団とかは地方に行こうとかっていうきっかけがあるんだろうね。
でもなんかね、この東京の劇団紹介したいなとかはあるよねやっぱり仙台に。
スピーカー 3
この人たち仙台でやってたらなんかいいよなとか普通に見てて思うことは結構あるな。
トム(中村)
でもね、その人たちが別にやりたいかどうかとかね。
お客さんは入らないだろうしね。
なんか安易に進められないけど。
そうですね。
でもね、なんか、
この間京都エクスペリメントに何個か行ってみてたんですけど。
やっぱこういうのって本当。
すっごいだから久しぶりにストーリーとかじゃない現代劇を結構見て。
パフォーマンスとか。
やっぱこういうのって、東京でも見ようとしてないだけかもしれないけど、
京都では多分そういうコアなのをちゃんと剃り上げてるフェスなんだと思うんですけど。
世紀もそうなのかもしれないけど。
なんかでも、こういうのをやっぱ仙台とかでも見れたらいいのにな、みたいな気持ちには。
なんか面白くないも含めて、面白い面白くないも含めて、
ローカルの場所で見れた方がいいよねとかは普通にやっぱ思いますね。
それはそうだよね。
純粋にね、映像配信が増えたとはいえ選択肢が少ないからね。
その意味で横斗ダンスとか、他のジャンルにも自然と手が出るって感じはありますね。
週末の予定がだってないんだもん。
公演がない。だって演劇だけで週末の予定組めないから。
僕は演劇の予定だけで週末と組んでるタイプの人間ではないけど、
物理的に絶対にあり得ないから、週末を演劇の予定で組んで1年が終わることは。
自然とじゃあ展覧会行くかとか、無理なく行ったことねえギャラリー行ってみるかとか、
普通に興味があったら行くことになる、自然と。
スピーカー 3
それはなんか良さでもあるし、良さでもあります。
それで知り合いが増えるとかね、そうやって。
そもそも私みたいな尊敬なことやってる人間が、
なんとか活動続けてられるのは東京ぐらい文房がいるおかげなのかもしれないけど、
なんとなく、色んなジャンルの人がいろんなものを見てる環境っていいなとは思っちゃうんですけどね、外から見てる分にはね。
トム(中村)
あと全然違う素っ頓狂はいっぱいいますよ。
スピーカー 3
ああ、そうなんですね。
トム(中村)
ローカルな素っ頓狂たちはちゃんと。
なるほどなるほど。
わかんない、僕は今仙台の話してますけど。
まあでも福島にも素っ頓狂はいますし。
そうなんだろうね。
いるいる。素っ頓狂たちはちゃんと素っ頓狂たちなりに生きてる。
仙台の演劇シーン
屋根裏ハイツ
そうなんだよね。
トム(中村)
それこそヒップホップとかが一番、音楽とかが一番、ローカルでやることのやり続けてるやり方をもっと発明してると思うんですけど、演劇とかより。
スピーカー 3
でもなんかいますよね。
確かに。
トム(中村)
仙台にもいっぱい素っ頓狂たちがいますね。
スピーカー 3
音楽のほうがね、メディアで流通して売るものが全然違いますもんね。
トム(中村)
そのずるさはありますけどね。ずるいと言ってしまうけど。
スピーカー 3
まあ演劇にはできない。
トム(中村)
演劇っていうかパフォーマンスにはできないけど。
でも、すごい変な人が。
5年ぐらいちゃんと芝居を仙台の見てないから、シーンもちょっとずつ違うんでしょうけど。
屋根裏ハイツ
違うんじゃないですか。
トム(中村)
僕らがいた頃にいたプレイヤーが、もちろん生き残っている人もたくさんいるのは知ってるけど、
多分結構違うんだろうなって思います。
スピーカー 3
テンボックス以外とかだと、仙台だとどういうところでみなさんやられてるか。
トム(中村)
若手はテンボックスが一番多いんじゃないか。
あとは200席の公共劇場とかになるか。
あとは、カフェとか。
ちっちゃいギャラリーとかでやってるのも、うちらのときには大学生とかがやってたりとか。
僕らもちっちゃいギャラリーでやりましたけど。
そういう選択肢になってくるのかなと思います。
新しい劇場の台頭
屋根裏ハイツ
あと最近、駅前に劇場ができたんですよ。ちっちゃい。
トム(中村)
どうなんだ。
ワトアベ牛さんっていう仙台演劇のレジェンドが、
なんかビルのいいところ、でもすごい狭いらしい。本当に狭いとは言ってた。
音響さんが。
ザ衝撃場って感じのブラックボックスだと思うんですけど。
本当に駅前のアエルとかの、
道路挟んで向かうアーケードのどっかとかにあるみたいな感じ。
屋根裏ハイツ
そんな感じですか。お時間的には。
トム(中村)
よもやま、よもやま感はすごいあったけど。
屋根裏ハイツ
よももやまの。
トム(中村)
よももやまだ。
え?
屋根裏ハイツ
よももやまだ。
トム(中村)
よももやまだ。
わかんない。
なんのこと。
という。
はい。
ということで、いいかな。
屋根裏ハイツ
ちょっと締まりが。
締まりが。もうちょっと。
スピーカー 3
締まりが悪いが、東北にすーじんさんが行くぞと言ったんですね。
東京での公演情報
スピーカー 3
そうですね。来月は東京でもやりますので、そっちの話も軽く触れると。
田崎小春さんという青年団の俳優さんと清水恵さんという酸性がかかれるパフォーマンスの方に、
二人同時にKQをやってもらうという講演を予定してます。
11月21日から24日で。
西国分寺駅から8分ぐらいの。
ユングラ?
ユングラでやります。
いいですね。ちっちゃいアパートの一室。
お客さんにもくしろいでもらえるようにと思って準備してます。
トム(中村)
くしろげるのかわかんないけど。
今僕らのミッションはこれをちゃんと1週間後ぐらいに上げたいってことですね。
確かにそうですよ。
いつもほんとサボり倒してるから僕が編集。
屋根裏ハイツ
お願いします。まだ上がってない32回と。
トム(中村)
そうですね。やります。
よろしくお願いします。
じゃあ終わりましょうか。
屋根裏ハイツ
終わりましょうか。
スピーカー 3
ありがとうございました。
01:11:25

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