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2020-03-20 16:08

#14 ポッドキャストが新たなフリマアプリになる?

ポッドキャストが獲得している新たな可処分時間や、2つのポッドキャストを運営してみての気づきを話しました。僕は堀井さん@shota をめちゃくちゃリスペクトしてる!って話です。

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はい、おはようございます。Zero Topicです。
今日は、このフリーアジェンダっていう友人とやってるポッドキャストと、
あとこのゼロトピックをやって気づいたこととか、音声の市場における僕なりのインサイトみたいなのを、
いくつかパラパラパラッと話したいなと思います。
まず、今、日本でポッドキャストってまだまだマイナーだと思うんですけど、
いくつかプレイヤーが出てきているので、それをちょっと俯瞰したときにどう見てるかなみたいな話をできればなと思っています。
結論は、やっぱりまだ勝者というか、このプラットフォームが勝つみたいな要因になるものがないなっていうのが、
一通り使ってみての印象です。
プレイヤーの名前としては、まずApple PodcastとかSpotify、
こういうのにディストリビューションをとにかく簡単にできるようにするサービスとして、
国外で一番有名なのは、僕も使ってるAnchor、国内だとちょっと前まで使ってたRadio Talk、
それとは別で独自のプラットフォームとして展開しているVoicyとか、
あとみんながQ&Aの形式、レターというものをもらってそれに答えるという形で主に配信をされているStandFMとか、
あといくつかあると思うんですけど、主だったところはこの辺なのかなと思っています。
大勝ちしているプラットフォームはないというか、
ここにちょっと語弊があって、はっきり言ってAppleの圧勝だなっていう感じですね。
それはもうデータ見てて明らかで、いろんなところにバラバラバラって配信していって、
一番数字が出るのはAppleかSpotifyだなっていうのは単純に思いました。
それは普通に普段使っているスマートフォンからそのまま、
あとは普段使っているサービスから何もインストールとか簡易登録せずに聞きたい人のものが聞けるとか、
あとはUIを含めてすごい洗練されているので、その辺はちょっと他の他社が追いつくのは難しいかなっていう部分で、
彼らが勝っているかなと思います。
とはいえStandFMはすごい面白いなと思って、
いわゆるPainとかPagefulでTwitterで流れるようなQ&Aの形式を音声に持ち込んでて、
これは一定なんだろう、めちゃくちゃ広がるかっていうよりは独自のポジションでうまくいくんじゃないかなっていう風に見ています。
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理由なんですけど、まずそもそもブログとかPodcastとかコンテンツを発信するのって、
普通の人からするとすごい難しいと思うんですよね。
一回はできるんですよ。
一回いいノート書くとか、一回いいPodcast配信するとかは結構これ簡単で、
自分語りしたりとか、自分がやってきた経験の中で一番重要だったものとか、犯した失敗とか、
そういうコンテンツはすごい引きがあるので、一回そういうヒットを打つっていうのは簡単なんですけど、
続けるってなると、結局これ藤子F藤男っていう僕が尊敬する作家さんがいて、
もうみんな知ってると思うんですけどドラえもんの作家さんですね。
彼が言うんですけど、その経験をコンテンツにする人はなんか愚者です。
そうじゃなくて、自分のアイディアを無限に企画してコンテンツにできる人が本当に最後にクリエイターとして残るんですっていう、
なんかそういう発言されていて、これと同じでやっぱこう続けていくとネタがなくなってくるんですよね。
ネタがある人ってどういう人かっていうと常に勉強している人か、もう一個は人からネタを求められるような人です。
で、AppleとかそのSpotifyに乗っかってくる15分とか20分のポッドキャストで勝てるのは僕は前者かなと思ってます。
それが常に最前線のネタを勉強して仕入れられる人かなと思ってます。
なので、多くの求められる人というかはやっぱ最終的にはAppleとかSpotifyのプラットフォームでしっかりマインドシェアを取れる人だし、
そこにディストリビューションを簡単にするっていうアンカーっていうサービスは結構グローバルで伸びるんじゃないかなと。
伸びてるんですよね、思います。
で、もう一方のスタンドFMがすごいユニークで面白いっていうのはその人から求められるネタがある人、
要はQ&Aのクエスチョンが来続ける人があのプラットフォームだと残る。
IT業界だと絶対にQ&Aパンクしてるだろこの人って思われるような、
ケンスーさんとかそういう人が最後に残っていくプラットフォームだなと思ってて、
これは長編の自分で勉強したネタを話すようなアンカーとかとは全く違う切り口だし、
人が求めるものが違うので別のユースケースとして残るんじゃないかなっていう期待をして見てます。
普通に国産のプラットフォームとして面白いものには残ってほしいなって思うので、
そういう意味でも結構期待をしていますね。
僕も1日に何回か、何人かのやつ聞いたりすることが最近はあるので。
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はい、っていうのがバッとサービスのプラットフォーマーを見た時の外境みたいな感じですと。
あと自分でやってみての気づきみたいなのがあって、
これはインサイトっぽい話なんですけど、
一個やっぱりその、僕一人で2つ運営してるんですよね。
ゼロトピックっていう自分専用の、もう少し会社とか自分のことを話したいなと思っているこのポッドキャストと、
もう一個は友人のヒカルっていうエルカイのデータサイエンティストと一緒にやってるフリーアジェンダ。
フリーアジェンダの方もいろいろ実験して結果、
こっちはYouTubeに持ってこうっていう話をして、
ただゼロトピックは僕はAppleとかSpotifyに置くのがベストかなと思ってやってます。
2つやってるんだけど、で同じ人がやってるんだけど、
求められてるネタが全然違うなっていうのが如実に面白い。
多分僕のことをTwitterとかで知ってくれてる人とかは、
結構そのプロダクトマネージャーとか、
そのプロダクト中心の組織を作る人として見てくれているんだと思ってて、
それが結構このゼロトピックの方の数値には現れています。
例えばその一番聞かれてる奴が上岸西洋に見る優れたリーダーシップとは、
2つ目がファストな思考とスローな思考、
3つ目がプロダクトマネージャーの役割やその難しさについてみたいな、
その自分の得意なことを書いたようなトピックが、話したようなトピックが、
すごい再生回数とあとは視聴完了率がいいっていう状態です。
視聴完了率がすごくて、
この3つともだいたい最後まで聞き始めた人の8割が残るっていう異常なんですよね。
15分ぐらいなのに。
その他も7割から8割ぐらいの間で収まってるので、
ポッドキャスト聞いてくださってる方のエンゲージがすごいなっていうのをいつも思っています。
それちょっと置いといて。
ただフリーアジェンダの方が全然違ってて、
なんかその人の話聞いたりフィードバックもあったりすると、
なんか僕とヒカルがダラダラ喋ってるのが一番楽しいらしく、
そのネタとしてのストイックさみたいなのがあまり求められてないっていうのが最近わかったんですよね。
なので同じ人が話すにしろ、その環境とか、
一人なのか二人なのか、あと相手が誰なのかによって、
そのコンテンツの角度ってどんどん変わってくるから、
結構無限に検証可能だなっていうのを思っています。
僕は実験が大好きなんで、
そうですね。
結構検証ジャンキーとしては、
音声って新しい箇所分時間が生まれてる領域だと思うので、
面白いなっていうのがまず1個目。
2個目が今の話にちょっと通じるんですけど、
撮ってる箇所分時間が今までと全然違うなっていう風に思ってます。
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いつゼロトピックとかフリーアジェンダ聞いてんのって、
会う人にみんなに、みんなにっていうか聞いてるよって言ってくれた人に聞くんですけど、
家事してる時とか会社行く時とか、
あとは仕事しながらっていう回答がほとんどで、
今までここってそもそも箇所分時間じゃなかった部分、
もしくは音楽聞いてたとか何もしてなかった部分だと思うんですよね。
そこにこのヘッドフォンとかイヤホンつけて、
ポッドキャスト聞くっていう形で新しい箇所分時間を作ってくれて、
そこに自分のコンテンツ入れてくれてるっていうのが、
マーケットが広がる瞬間に出会ってるなと思ってて、
それすごい面白いと思ってます。
僕が尊敬する元フリルの創業者、
元フリルってフリルの創業者である事実は変わんないか?の
ホリーさんっていう双子の、
ホリーショートさんはお兄ちゃんなのかな?弟さんなのかな?
ちょっと分かんないんだけど、
ホリーさんがよく言うのは、
なんであんなにフリルが伸びたかみたいな話の中で、
自分たちも想定していないようなユースケースがどんどん発生したとか、
いわゆる無消費層、
ターゲットとしてた女子大学生が自分のクローゼットにあるものを監禁化したいっていうニーズ、
じゃないニーズを掴んで、
本来そのサービスを使わないようなターゲットを無消費層って言うんですけど、
無消費層がガーッと流れ込んで、
マーケットが増えた、
ユースケースが全然違うもので使われるようになったっていうのが、
フリルが伸びた要因だっていう話をよくしてて、
上りのエスカレーターに登ったと、
ホリーさんよく称されてるんですけど、
なんかその話にすごい近いのかなと思ってて、
やっぱり新しいものが伸びるときって風を掴まないといけない。
その風が何なのかって、
ほとんどブラックスワンみたいなもので読めないんですよね。
でも音声は、
今その兆しを完全に見せつけてきてるなっていうのが、
自分もよくポッドキャストとか音楽を聞くし、
あとは自分のものを聞いてもらってる人のフィードバックからも、
やっぱ現場というか最前線で感じること。
なので新しい歌唱ミュージカルのマーケットが生まれてるところに、
良いインターフェース入れてるっていうのは面白いなっていうのを、
気づきとしてありました。
あとパラパラ細かいんですけど、
一人で話してるとトーンが、声のトーンが低いっすね。
自分のやつ聞き直すと。
で、光さんと話してると高いっすね、声のトーンが。
高いっていうか、
普段は光さんと話してるようなトーンなんで、
なんかそこにすごい大きい差があるのが面白いなっていうのも思いました。
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で、あともう一個あるとすると、
さっきプラットフォームでAppleとかSpotifyだよねみたいな話があったと思うんですけど、
それもちょっと違ってて、
YouTubeになんじゃないかなっていうのも少し思ってます。
YouTubeがおそらくそのポッドキャストを伸ばすための試作を、
今後1年か2年くらいの間に打つ可能性がすごい高いんじゃないかなっていう風に思っています。
理由はポッドキャストを聞く人のエンゲージがめちゃくちゃ高いから。
視聴関連率も高いし、
プラットフォームに乗っかってくれる時間がすごい長いから。
他方でそういう人たちって広告を画面で見ない可能性があるので、
その問題をどう解くかっていうのはあるとは思うんですけど、
YouTubeって今プレミアム会員にならないとバックグラウンド再生できなくて、
ポッドキャスト聞くには微妙なプラットフォームになっちゃってるし、
YouTubeプレミアムもまだまだ課金の面だと、
おそらく彼らが想定しているものよりもそんな高い推移は見せてないと思うんですけど、
ポッドキャストを取り込むっていうことをすると、
この辺の施策とかがガラッと変わってくるんじゃないかなとちょっと期待をしています。
し、僕自身YouTube上にあるポッドキャストめちゃくちゃ聞くようになってるので、
というか動画をポッドキャスト的に利用する。
プレミアムを使ってるので。
っていうユースケスがこの最近でものすごい時間を伸ばしているので、
なんかそういう気づきみたいなものからサービスが変わっていくことってありそうだなっていうふうに眺めています。
そうですね。
あとさっき紹介したファストな思考とスローな思考みたいな話に通じるものがあるんですけど、
音声、声でこうやって話すのってめちゃくちゃ思考がファストなんですよね。
だから直感で思ったことぐらいを間違ってるか正しいかをあんまり判断せずに言うものが多くて、
ブログとか書くときの態度と全然違うんですよね。
なんで創作者の使ってる脳の部分も大きい違いが出てるし、
それによってこう生み出されてくるコンテンツも全然違うなと思います。
僕の記事とか読んだことがある方はわかると思うんですけど、
結構厳格にしっかり調べ物したりとか、
追考重ねて、5字や2字はいっぱいあるんですけど、
結構論理破綻しないように作ってるんですけど、
音声で喋ってる時ってそんなの気にしてらんないんで、
わらわらわらわると気づいたものを喋っちゃうっていう。
なんかそれでも聞いてもらえるので、
なんかそれでいいんだと思って、音声が続いてるっていう部分もあるので、
結構なんか創作態度自体がクリエイターの人の変わっていくきっかけを見そうだなとか、
そういう気づきが最近はありました。
大体僕が思ってんのはそんなとこですね。
やっぱ僕なんかあんまQ&A求められるタイプじゃないっぽくって、
質問集めてもなんかパラパラと2、3件ぐらいしか来ないんですよ。
なんでどっちかっていうとQ&Aプラットフォームでやっていくよりは、
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なんか自分で勉強は結構してるというか、
いろんな知識情報集めて自分なりに整理して考えるっていうのが好きなんで、
なんかそういう内容を話していく。
で、その上ではAppleとかSpotifyみたいな純正のPodcastプラットフォームで、
人が簡単にアクセスできる場所に乗っかっておく方がいいんじゃないかなと思って、
このゼロトピックは運営していきたいなと思います。
はい、ということで気に入っていただいた方はぜひTwitterハッシュタグで
ゼロトピックってつけてフィードバックいただきたいな。
僕めちゃめちゃエゴさせるんで、ほぼ全部見ますし、
今なら相当初期なのでほぼ全部に何かしらありがとうって返すと思います。
プラスSpotifyの方かな、フォローお願いします。
もうすぐ多分ApplePodcastの方にも出てくると思うんですけど、
アンカーが頑張ってくれればもうすぐかなと思います。
のでそちらもお待ちください。それではまたね。
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