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続きましてのご質問です。
あやなんからのご質問です。
マスクをしている方が可愛く見えるのはなぜでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。
というふうなご質問をいただいています。
あやなんさん、ご質問ありがとうございます。
これはですね、実は下科領域においてはですね、
よくこの話は昔から言われていたんです。
今はコロナで皆さんマスクを装着するというのが
日常茶飯事になっていますけれども、
僕らの手術室ではですね、
マスクをするというのは当たり前なんです。
おじさんの生活をしているとですね、
ほぼ毎日のようにマスクをして生活をしてきたわけですね。
手術室でよく噂になるというのはですね、
これは男も女もそうなんですけれども、
マスク美人、マスクイケメンみたいなのがやっぱりあったんですよね。
これはですね、一概になんとも言われへんと思うんですけど、
結局人間の想像力に依存しているのかなというふうに思ったりはします。
なぜなら、目が綺麗な人は前提なんですけれども、
マスクで色々と隠れてて目がすごく大きくて、
すごいアイメイクきっちりしててっていう方とか、
目がクリクリで、まつ毛が長くてっていうメンズがいたとすると、
その残りの部分を人間はですね、
イマジネーションで補うんですよね。
しかもですね、人間っておもろくてですね、
悪いふうにはあんまり考えない。
いいふうにまず想像するんですね。
この可愛いからきっとここも可愛いんちゃうか、
ここはイケメンやからきっとここもイケメンちゃうかみたいに、
プラスの方向というか、
自分のイメージを一貫性の原理というかですね、
正しいというふうに結びつけようとする特性っていうのがあるんですよ。
そうなってくるとですね、
目が可愛いだけで顔全体が可愛いっていうイメージを持ったりとか、
目がイケメンやから顔全体がイケメンっていうふうに決めつける傾向があります。
それで多分ですね、
このアイナンさんは目をマスクしてる方が可愛く見えるのはっていうのは、
多分前提としてはアイナンさんは目が一番綺麗なんやと思いますね。
もしくはお友達可愛いと思うのも、
お友達の目がめっちゃ可愛いっていうふうに思っているんやと思います。
で実際にマスクを取ったらそうでもないやんみたいな、
例えばですよ、
って言ってるとすれば、
それは目のイメージを先行してるという話なんですね。
でここでじゃあ目っていうのはですね、
他のパーツに比べるとどういう特性があるかというと、
実はですね、
アイメイクってめちゃめちゃパワフルなんですよね。
手術で変化するよりも何やったら変化させれるようにちゃうかっていうぐらい、
アイメイクっていうのは全く別人に作れます。
つまり、
メイクってもともとすごいパワフルなツールの一つなんですけども、
目においては力を激烈発揮するんですよ。
だから、
例えば、
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よくテレビとかSNSとかで出てきますけど、
めっちゃすっぴんの時はもう目こんなんやのに、
化粧してパッチコリになったらもうベデーンみたいな感じあるじゃないですか。
あれは、
実際メイクの素晴らしい部分を引き出しているわけなんですけども、
ああいうふうな変化っていうのを目元は作りやすいので、
逆にベースになっている解剖学的な制限が出にくいんですよね。
パキパキに出るんですよね。
だから目元を可愛く作る、
メイクで可愛く作るっていうのはしやすいと。
一方で、
お鼻とか輪郭とかっていうのは、
お化粧ってなかなかノリもならへんところがあったりするんですよね。
そういうパーツの特性をうまく利用しているのが、
このマスク美人だったりとか、
マスクイケメンっていうふうな話になってくるというふうに思います。
これはお顔の専門家としての一個人の意見ですけどね。
だから今だけ逆にちょっと増えちゃっているのが、
マスクつけてる時には私すごいモテるんやけど、
マスク取った時に逆に惹かれるんですけどって言って、
逆に手術を求めるっていう人はですね、
このコロナになってからちょっと増えてるような気がします。
輪郭に関する悩みがなんとなく増えてる気がするな。
なんかやっぱりその、
アイメイクでノリもならないんですよ。
この辺の長さとか出っ張ってるとかっていうのはですね、
なかなか難しいので、
そうだから、
マスクね、ずっとマスクする、
マスクで隠せてるからいいやんって一般の人は思いがちなんですけど、
マスクで隠せるようになったからこそ見えてきた、
自分のコンプレックスっていうのもあったりはしますね。
なんとも言えないですけどね。
はい、ということでアイナさんのマスクビジョンっていうのは、
そういう原理じゃないかなというふうに私は推察します。
以上参考にしてみてください。
じゃあねー。
