00:01
今日はですね、トタールの話をしたいと思います。
トタール?カタール?
インスタグラムの方にはですね、投稿としてあげてるんですけども、
トタールって書くとですね、皆さんトータルの書き間違いやろ?みたいに思ってる方が多いんですけども、
トタールっていうのはですね、トータルのドイツ語読み、これをトタールと言います。
で、お顔のトタール手術っていうのをお話ししているんですけども、
例えば医学の世界ではですね、ドイツ語っていうのはもともと歴史的にはですね、
英語の前にドイツ語の方が先に浸透していたというのがありまして、
胃を全部取っちゃうのをトタールをしますとかですね、
ここら辺のものを全部取っちゃいますよ、トタールみたいな話をする。
トータルって全部取りますよっていうのをトタールって言ったりするんですけど、
僕の診療はですね、お顔全体をバランスを見ながら作り上げていくっていう意味で、
ある意味、お顔の識者。
テーテーテレッテッテッテーテーテーテレッテッテッテーみたいな感じで私は仕事をしています。
で、いわゆる目の専門家の話とか、
鼻の専門家の話、骨の専門家の話、皮膚の専門家の話、
こういう風ないろんな専門家っていうのはですね、もちろん世の中には存在していて、
その専門家の先生たちももちろん素晴らしい考えの下で診療しているんですけども、
私が思うにというところなんですけども、
お顔っていうのはやっぱりオーケストラみたいなもんでして、
いろんなもののバランス、
絶妙な掛け合いの中でですね、美しさっていうものを作っていくと思っているんですね。
で、お顔の手術をするときに、
皆さん目を大きくしたいねんとか、
鼻を高くしたいねんとかっていう話があるんですけども、
これがですね、究極の目的なのかっていったときに、
実は違うかったりするんですよね。
え、そんなことないよ、私目でかくなったらいいし、
いやいや、私そんなことないよ、鼻高くなったら満足するし、
思っている人いると思います。
あなた、今思ったでしょ。
だけどね、目を大きくした後にどうなりたかったの?って話なんですけど、
例えばそれがギョロ目になってお化けみたいになりましたとか、
鼻を高くすることによって男っぽくなってなんか男性化になりましたとか、
これがあなたが喜ぶ要素なんですか?って言うと違うわけですね。
目を大きくした向こう側に見ているものは、
可愛くなりたいとか、
鼻を高くすることによって美しく見えたい、綺麗に見えたいとかっていう、
要は目の話も鼻の話も、
その先にあるですね、お顔全体のバランスで作り上げられる、
いわゆるその可愛さや美しさっていうもの、
綺麗、可愛い、美しい、こういうものを求めているってことになるわけですね。
これをですね、プライマリーエンドポイントと言います。
ちょっと難しい言葉をします。
プライマリーエンドポイントっていうのはですね、
要は究極の目的、一時エンドポイント、目標っていう風な言い方をするんですけども、
03:00
これに対して目を大きくしたいねんとか鼻を高くしたいねん、
これをですね、代理エンドポイントと言います。
つまり目的はここなんだけど、これを叶えるためにこれが必要だよねっていうところの代理的なもの、
これを代理エンドポイントって言ったりするんですね。
で、よく勘違いするのがですね、
素人さんの場合は気を見て森を見ずのことが多いので、
どうしてもその目大きくなるイコール可愛くなるじゃんっていう風に思いがちなんですけども、
あくまでも可愛くなることが目的であって、目を大きくすることが目的ではないはずなんですね。
ところがこの代理エンドポイントを自分の中でのプライマリーエンドポイントというふうに思ってしまいがち、
一時エンドポイントと思ってしまいがちだから、だから話が間違えるんです。
世の中に沼っていってしまう人たち。
これはですね、なんで沼っていってしまうのっていうと、
最初からですね、綺麗になりたいとか可愛くなりたいという方向をきちんとこういう識者がですね、
バランスをとって、じゃーん、あなたの目はこんだけよーみたいなのをちょこっとこうやってね、
ちょこっとこうやってね、ちょこちょこっとこうやって、ちょこちょこっとこうやってね、
これをやってくれてる人がいたら、沼ってしまうなんてことはあんまりないんですよ。
ところが、これはもう仕事さんで陥りがちなのが、一生懸命インターネットで情報を調べるわけですよ。
目を大きくしたいから始まって。
代理エンドポイントなのに目を大きくするにはどこで手術したらいいのかな。
どこをどうしたらいいのか。目頭を切ったほうがいいのかな。目尻も切ったほうがいいのかな。
タレ目もしたほうがいいのかな。
マユシタなの?全世界?眼鏡化粋?なんなの?
っていう話になっていくと、本当はですよ。
ほっほっほ、でせーよ。
アニハセヨ。
本当はですよ。
可愛くなるために目指してる方向性がこっちなのに、
目の手術でここに向かえるのってこんだけなのに、
この中をですね、
あっち行ってこっち行ってこっち行ってこっち行って
こう行ってこう行ってこう行ってこう行って
ターンみたいな感じになっていくんですよ。
だから進んでいけないんです、こっちに。
なので、大きく方向間違えるとやったのによくならへんやん。
じゃあもっとやらなあかんのかな。やっぱり鼻もやらなあかんのかな。
脂肪吸引とかしてこっそりしたほうがいいんかなとか、
よくわからない手術をどんどんどんどん組み込んでいくわけです。
で、インターネット上を探すと目を大きくしても可愛くならない。
で、検索をすると鼻やるとめっちゃ綺麗になったみたいな、
当然そういうふうなも出てくるわけです。
で、そうしちゃうとですね、
あっこの人も目やったけど可愛くならへんから鼻やったら可愛くなったって言うから
私も鼻やったほうがいいんかな。
で、これでトントントンクリニック美容クリニック行くでしょ。
そうすると、すいません私目の手術したんですけど可愛くならへんくて
やっぱり鼻したほうがいいんですか?
そしたらもう目キラキラした受付さんですね、カウンセラーさんが
そうです!あなたは鼻の手術をしたら美人になるでしょう!みたいな。
で、あれもやりましょう、これもやりましょう、これもこれもこれも!みたいなアップセルですね。
で、気づけばですね、鼻のフルコースをしてるって。
06:03
で、鼻の手術。もちろんこれでハッピーになったらいいんですよ。
だけどこの中にはハッピーにならない人もいるんです。
え、なんかカウンセラーさんに言われたのに目の手術もしたし鼻の手術もしたし
なのになんか違う、なんか顔のバランスがむしろ崩れたかもしれない。
え、なんでなんでなんで?
目の手術したけど、鼻の手術したけど可愛くならない。
何にしたらいいの?うーん、骨でしょ、みたいな。
骨か!みたいな。
で、同じくですね、骨切る先生に言われたら、あなた骨切った方がいいですよね。
骨切らへんってやっぱり土台ですから、もうそんなもんな、
あっちもこっちもやらんと骨だけやっとけばよかったね、みたいに言われるわけですよ。
で、骨やりましたと。
で、パーツがでかく見えるわけですよ。
え、なんか骨して顔ちっちゃくなったんやけどなんかしなきゃ鼻でかく見えるみたいな。
で、これが沼です。
いいですか?
あのー、お顔の手術をするっていうのはですね、
えーっと、全部を変えなさいっていう話じゃないんです。
トタールの話っていうのは、トタールをやりたいっていう風な話からそういう風になってくるわけなんで、
結局ですね、僕が思うにですけども、
目の手術単体にしても、鼻手術単体にしても、目の下のクマの手術単体にしても、
結局トタールを見てた上で、この識者は棒を振らないといけないんです。
で、患者さんもですね、今の私の立ち位置はここで、
この手術をすることでこうなるんだなっていうのを分かって進んでいかないといけないんです。
じゃないと、一回一回の期待値が、これをやったら100点になると思ってるから、
ならへんくてガーンって。
で、鼻をやったら100点になると思うからガーンって期待してるんだけど、
実際はガーンってならへんくてみたいな。
こういう感じになっちゃう。
だけど本当はここからここに行きましょうってやったら、
普通はこうですよね。
こうやってチカチカチカチカ登っていくんです。
なのでこの道しるべ、これをですね、皆さんなんて言うんでしょう、
持っとかないといけないんですね。
この美容の手術っていうのもそうです。
これ人生もそうなんですけどね。
ラシンバンの話。
そう、このチャンネルはラシン…
自分で言えてないですね。
ラシンバンリゾナスという名前になってます。
この名前は私好きなんですけどね。
美容の中でのラシンバンを情報として提供するんですけども、
人生のラシンバンっていうのはやっぱ大事だよねっていうのが僕の考えなんですよね。
ラシンバンがないとですね、どこにいるかわからないです。
けどラシンバンさえあれば迷った時にも正しい方向が見えてくるから
そんなにみびらんでよくなるんですよ。
迷った時に今まで積み上げてきたはずなのに
太陽がどっちから昇るかわからへんかったら
積み上げてきたものが正しかったのかどうかわからないわけですよね。
だからその自分の立ち位置を確認するためにもやっぱラシンバンっていうのは必要なんですけど
そのためのお顔の主治医を見つけなさいという話なんですね。
今日はトタールの話をしたいという話をしてるんですけど
結局トタールってお顔全体のバランスを見てるのはトタールなんです。
なのであなたのお顔を作り上げていくっていうところで
09:01
本当に必要なものは何ですか?
必要最小限でそこに行くためにはどういう風なプランが必要なんですか?
っていうのをあなたが探し出した主治医と一緒に決めていく。
僕が思うにうちに来てる患者さんたちって長く来てくれる人たちが多いんですね。
あっちもこっちも気になるわっていう人ももちろんいますから
そういう人たちは一つずつ手術をして
例えばインスタグラムに投稿してるような
トタールの手術をしました、トタールの修正をしましたみたいな人たちがいるんですけども
そういう人たちもずっと見てるから長いわけです。
もう1年以上ずっと見てたりするとですね
やっぱりお互いの人間性なんかもわかってくるので
この人は今は心理状態こうやなとか
この人は今心理状態がいい感じやなってだんだんわかってくるんですけども
やっぱりずっと通ってきてくれる人たちっていうのは
慣れてくるってもちろんあると思うんですよ。
だけどその人たちの生活の中で何か変わってることが多いですね。
新しくチャレンジしましたとか
今まではこれを見たくなくて見なかったものを見るようにしましたとか
勇気を出して変えましたとかっていうのがあってですね
そういう中で成長していってるっていうのがあって
これは沼にハマってしまって
どうしたらいいの?
ああしたらいいの?って言ってる
かわいそうな子羊ちゃんたちみたいな
美容難民っていう人たちが
では多分得られへんのにちゃうかなと思う
ずっと心の中にやっぱり
闇を抱えて生きていってるんじゃないかなというふうに思います。
そこは大きく違うので
いかんせんラシンバーもですね
探すという意味で
あなたの美容の中におけるですね
方向性を正しくディレクションしてくれるような人
こういう人の話を聞いたほうがいいと思います。
日本の中にも美容外科の先生たくさんおられますけども
一生懸命真摯に向き合って診療している先生はおられます。
なので相性もあると思いますが
あなたが自分の思っていることをきちんと伝えて
相手がその話を聞いてくれた上で
優しい言葉ばっかりじゃなくて
時に厳しい言葉も含めてですね
きちんと意見をやり取りできるような
そんな主治医を見つけてくださいませ。
神々やったな今回。
はい、ということで
トタールというのは結局
小さな手術をするのも全てトタール
全体を見ながらのバランスなんだよ
という話を今日はしました。
ちょっと難しかったですけどね。
参考にしてみてください。
じゃあねー。See you!