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続きましてのご質問です。ゆきちさんからのご質問です。
こんにちは。運動不足解消のため、ジムの湯を始めましたが、そこにはゲルマ温泉なる大人気なものがありました。
イニストラクサーさんが言うには、皮膚から吸収されたゲルマニウムから発生して細胞を活性化させ、排出されるときには老廃物を連れて出ていくと、
酸素が体の中でできたら逆に酸化しちゃう。老廃物、よく聞ける老廃物は何でしょう?ゲルマニウム温泉について教えてくださいというご質問になっています。
夕日に照らされて赤くなっていますが、軽く酔っ払っています。
ゆきちさん、あなたの怪しいセンスは大正解です。ゲルマニウム温泉は全くエビデンスございません。
インストラクターさんは、日本は不思議な国で、専門家は何かの宣伝はできません。
薬器法や法律の制限があって、真実をお届けするのは難しいです。
専門家ではない人は何を言っても処罰されません。
専門家の情報よりも、美容家、健康家、インストラクターなど、よくわからない類の人たちが、大体、誤った情報を発信しています。
専門家の私たちは、その専門家でない人たちの情報を聞いて、肩腹痛いというか、鼻クソですか?というようなことがよくあります。
大体、そういう人たちがよく使う言葉は、新陳代謝、老廃物、よくわからないものが入り、悪いものが出ていく、こういう表現の仕方をよくします。
ユキヅさんがおっしゃっているように、皮膚から吸収されたゲルマニウムが酸素を発生させて、細胞を活性化させるという言っているうちに、むちゃくちゃな話がいっぱい出ているんですけれども、
皮膚から吸収されたゲルマニウムが体内に溜まってしまうとまずえらいことになりますし、その排気がゲルマニウムが酸素を発生してしまいますと、
組織の側線で酸素が粒になってしまいますと、積まりますから血管が。高速を起こしてしまいますから。
それが細胞活性化というんですけど、細胞活性化も好きです。美容家とかインストラクターという人たちが好きなのは活性化という言葉が好きです。
活性化って何やねんという話なんですけど、ないですそんな言葉。活性化ってアクチベーションという言葉の日本語訳なんですけど、
正確に言うと酵素が活性をしているとか、ある物質が何かのリン酸化されて活性化した状態になるとかいう表現の話なんですけど、
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細胞が活性化するということは、逆に言うと活性化していない状態が別にあるという話になって、
細胞が活性化していない状態で死んでるんですかという話になるので、全くもって意味がわからないです。この言葉自体が。
排出された時に老廃物を連れて行く。老廃物を連れて行くというのはどこへ行くんですかという話で、
入ってくるとこも謎だし、出ていくとこも謎みたいな感じになっちゃうから、全く意味不明です。
ちなみに老廃物を排出するというのは、もちろん皮膚からも落雪として落ちていくのもあるんですけど、
主には人間の前には感動であったりとか、感動で無動化してベンの中で排出していくみたいなやり方か、
もしくは腎臓ですね。腎臓から排出をしていくというような形になっていくわけですけども、
全く嘘ですね。老廃物、これもよく一般の方が言いますけども、嘘っぱち。
これあるかもしれない。だから皆さんが詐欺かどうかを判断するのに、このキーワードがあったら詐欺ですよという風に思っていただいたりとかですね、
細胞の活性化、老廃物、新陳代謝、こういう言葉が入っているとほぼ詐欺だと思っていいと思いますね。
むちゃくちゃ言いましたね。ぐっと踏み込んでね。
まず詐欺じゃないって思ってから、詐欺じゃないのかなって思ってから話聞いたほうがいいですよ。
だいたいそういう経緯で詐欺者多いから。老廃物っていうのは実は、
よく筋肉に老廃物が溜まるみたいな表現がありますけども、実は解剖学で実際に体を開いていくような措置をしていてですね、解剖学者が言ってましたけど、老廃物を見たことがないと。
っていうのはあります。なので老廃物というのは、皆さんが勝手なイメージとして持っているものであって、物質として見えるものじゃないですからね。
ゲルマニウム温泉、温浴っていうのが、まずその人気だというのは知識のない人たちがバーっと集まるとですね、集団心理で、
みんなこっちやでって言うとこっちに行くっていうのは日本人特に多いので、まあアイビデンスなく集まっているのかなというふうに思いますけども、
そもそも温泉治療と医学っていうものがその歴史的に振り返った時にですね、いろんな経緯があるんですけど、
昔は結構温泉治療ってあったんですね。例えば被曝をしている人たちに温泉治療をすると、被曝をした身体のね、いろんなものがよくなるんじゃないかみたいなことで、
温泉治療があったりしたんですけども、どんどん温泉に関わる医学的な知識が集まっていくときに、
まあほんまにちゃんとした医学の治療をしているほうがよくなるもんですから、減っていったんですね、どんどんね。
だからその療養、温泉療養っていうのは今、税制ではまだ残ってますけどね、温泉の治療をしに、登場しに行くっていうと、
融合を受けるみたいなのがまだ税の中ではありますけども、どんどん温泉治療っていうのはなくなってきてますね。
エビデンスがちゃんと取れなかったというところでございます。
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なので、あくまでもとはいえじゃあ温泉行っちゃダメなの?というと先生も温泉好きでして、大地の主人に触れるというのはですね、気分からもちろんリラックスできますし、
その気分転換に良いんだな、血行が良くなることに良いんだなという風に考えてもらったらいいかなと思います。
中にはがんがある方が温泉に行ってがんを治療しに行きますみたいなことをおっしゃる人があったりするんですけど、
あれも実はがんの種類によっては血調が良くなるとがんの成長が速くなったりみたいなのもあったりしてですね、
あくまでも皆さん、主治医にちゃんとご相談した上でですね、
そういう風なサービスを受けるというのが良いのかなという風に思います。
以上参考にしてみてください。じゃーねー!