2022-10-18 06:41

2019-11-26 - 眼瞼下垂術後の傷が治りかけでかゆい理由とその対策(神経生理学的な対策法。。。神経のへちま?)

2019-11-26 - 眼瞼下垂術後の傷が治りかけでかゆい理由とその対策(神経生理学的な対策法。。。神経のへちま?)

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はい、こんにちは。今日の羅針盤リゾナスでございます。
ご質問にお答えします。
ショートバージョンですね。
サマーホットドリームさんからのご質問です。
ダウンタイム、目元に関して。
眼圏下垂症の手術をしてから、二重の線が痒くて仕方ありません。
傷の治りかけが痒いのと同じだと思っていますが、辛いです。
というご質問をいただいています。
これね、手術してどれくらいなのかちょっとわからないので、
いろんなフェーズがあるかなと思って、いろんなパターンちょっとお話ししますけども、
傷中のですね、特に目元の傷中は最終的にはめちゃめちゃ綺麗に治っていってですね、
皮膚の厚さがすごく薄いところなので、
他の体の部分に比べるとすごく綺麗に治っていくんですけど、
そこも治るまでにフェーズがあるんですね。
最初のですね、手術してから2、3週間の間で結構むくみが出ている状態ですね。
この状態はどっちかというと痛みの方が強いわけですけども、
だんだんとこれが治ってくると、1ヶ月目くらいにかけてですね、傷が真っ赤っ赤になってきます。
で、なんかこう硬く縮んでくるような感じがするんですね。
この時くらいからちょっと痒みに変わってくるわけですね。
これ痛みと痒みってどういう話なんという話になるわけですけども、
出ましたよ山口のちょっと細かい話ね。
痛みと痒みって皆さん知ってました?
実は同じ神経の刺激なんですよ。
えっと、え?みたいな。
実はですね、痛みを感じる神経というのがですね、
視覚神経にもいろんな神経があるんですけど、C繊維というね、
ムズい神経といってですね、割と原始的な神経があるんですね。
どんな感覚として触ったりとか、圧力とか触覚とか、
すごい敏感な感覚というのは1A繊維といってですね、
神経繊維の周りにガードがついてるんですよ。
イメージとしてはですね、神経繊維の途中にね、
ヘチマがいっぱいついてるみたいな感じ。
ヘチマとヘチマの間に電気信号飛べるので早いんですよ。
だから情報もバーってこう伝わっていくんですけど、
ムズい繊維のC繊維の方はですね、
このヘチマなしバージョン、神経むき出しビローンみたいな感じなんですね。
これが実は痛みを感じる神経なんですね。
その神経が強く刺激されると痛みを感じていて、
弱く刺激されると痒みを感じるんですね。
なので痒いっていうのは痛いのめっちゃ弱いバージョンやっていう話なんですよ。
面白いでしょ。
なので対策は実は同じなんですね。
例えば蚊に噛まれるときに、
あれまあこうプスッと刺されてですね、
ガンの唾液が入ってそこに炎症反応を起こしてくるわけですけども、
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痒いな痒いなっていうのは実はあれは痛みの神経が
障害を受けて少しピリピリと刺激されていることによって
カイカイカイってこうなっているわけなんですけども、
あの痒みを取るときにどういうふうにするかというと、
バッテンつけたりとかしましたね。
あんなに効かないんですけどね。
無皮、あれなんかは結局神経麻痺させるみたいな発想なんですけど、
実はですね、もっと効果的な方法というのがありまして、
C繊維先ほど言ってですね、
ヘチマなしバージョンの神経とヘチマアリバージョンの1A繊維っていうのはですね、
実は同じように刺激を抑えたときにどっちが強く伝達されるかというと、
1A繊維の方が強いんですよ。
ということは、痛みを感じるところにですね、
触ってあげるわけですね。
この触覚、触ったときの感覚っていうのをカバーしてあげると、
痛みの神経というのは刺激されにくくなるので、
痒みだったりとか痛みだったりとか収まってくるんです。
これが、だからお医者さんの中でよく昔から医療の中で言うのが、
手当てっていうやつですね。
痛いなっていうところをさすってあげたりとかですね、
こうやって手を当ててあげるみたいなのっていうのは、
ここから気が出てるわーってエネルギー送られてるみたいな、
いう人ももちろんいますけども、
神経生理学的に言うと、
痛みを感じている神経の部分を触覚を乗せてあげることによって、
痛みを少し緩和させてるっていうようなことになるわけですね。
なので、これは手術をした部分に関しても同じことが言えます。
だから傷が治ってくる過程で、
要は痛みの刺激がだんだん弱くなってきて、
痒みに変わってきているところなので、
これは治ってきてるんやなって思ってもらったらいいんですけども、
神経も辛いですね。
だからそういう時にどうするのかというと、
少し手を当ててあげるっていうのが一つですね。
もしくは乾燥をすることによって刺激が増えるというのもあるので、
保湿してあげるというのも一つなんですけど、
あとは冷やしてあげるのもそうですね。
冷やすという行為自体が接触にもなりますし、
冷えることによって神経の伝達が少し鈍くなりますので、
それで痒みは一時治まると。
ただ、冷やしすぎは注意しないといけないのが、
バーンと強く冷やしてしまいますと、
結局その後外した後にですね、
血管がまた広がって温度を上げようとしますので、
その時にまたカイカイってなってしまいますので、
二重の傷に関して言えば、そんな感じですかね。
どっか体のテープが貼れる場所なんかだと、
実はその傷のところにテープを貼ってあげるだけで、
痒みは少しマシになったりはしますね。
だから僕は個人的には蚊に噛まれたりとかですね、
夏場、カイカイってなった時にはもうすぐにですね、
マイクロポアという茶色のテープをピタッと貼ると、
もう痒くないです。
本当に黙られたと思って一回試してみてください。
ということで、
サマーホットドリームさん。
目のところが痒いという話なんですけども、
そういう神経のことを考えて、
その接触をさせてあげるというのがいいのかなと思います。
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もしくはこれがものすごく時間が経ってから痒いっていう場合は、
なんか別の理由があるかもわからなくて、
湿疹みたいな皮膚炎を起こしている可能性もあるので、
ステロイドを塗ったりみたいなことが必要になる可能性はあるんですけども、
ステロイドという薬は合併症では副作用ですね、
悪い方の作用を起こす可能性がある強いお薬なので、
あんまり長いこと使っちゃいけないという薬になるから、
しろた判断はしないほうがいいですね。
なのであんまりカイカイカイっていうのが通じている場合には、
ちゃんと病院に行ってくださいね。
以上です。
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