00:03
今日、近前点法を2回して目の平があまり良くならないです。
どうしたらいいですか?
これはですね、可能性としてあるのは、よく目の修正の手術なんかでもそうなんですけども、
癒着している可能性がありますね。
この目をですね、目をこう開けるのにですね、
まぶっこを出します。まぶったのまぶっこです。
まぶっこはですね、解説しようか。
何でもそうなんですけど、理由をちゃんと追っかけないといけなくて、
よく手術の名前で手術を選んでいったりする患者さんでもいるし、お医者さんでもいるんですけども、
基本的にはですよ、手術の名前が手術するわけではないですからね。
眼圏下垂っていう手術がその結果を意味するものでもないし、
目頭切開が目頭を広くするっていうわけでもないんです。
なので、その手術を通して何をどう変えたのかっていうのが大事だからね。
このまぶっこでいきますと、ここにまぶたがありまして、眼球よりちょっと前にありますね。
このまぶっこはですね、目開けるときにこうやって中に入っていくわけです。
これ前提としては、上に引っ張る筋肉がシュッと引っ張ったら動くよっていう状態になっていると、
虚筋前転が効果がありますという状態ですね。
いきますよ。このまぶっこがですね、こうやって虚筋前転をするというのは、
こういう動きをするのに自然に動く状況があって、
そうすると、この上にある筋肉をですね、
肩膜っていうところに繋がっていくので、それをちょっとこう、
場所を動かしてあげて空きやすくする。
空きやすくしますと。これが虚筋前転です。
まずですね、虚筋前転を2回言ったらよくなりません。
ここでですね、可能性として考えるのはいくつか理由があるんですけど、
まず一つ目、虚筋前転ができてない。
これはですね、もう技術的な問題ですね。
眼圏下垂と言いながら、眼圏下垂の虚筋前転法はちゃんとできてない。
なんとなく引っ掛けて、いわゆるタッキングっていってですね、
ちょこっと人引っ掛けてこうやって前にやってるみたいになると、
本来上がらなきゃいけない組織っていうのは、ちゃんと広いてないので、
一瞬上がったように見えても、しばらくして外れてしまってる。
こういうのは技術的に不完全な手術ですね。
理由その2。理由というか可能性その2。
虚筋前転はちゃんとできてるんやけども、上がらない。
これはどういうことかというと、これも結構可能性としてあるんですけど、
虚筋前転をやって上がる力は強いんですけども、
ギュンギュンギュンギュンって上がりたいんですけども、
この時にこの上がるのを抑制してるバンドがあるんです。
03:02
内側と外側にそれぞれですね、下向きに引っ張ってるバンドがあるんですね。
このバンドがちょっと強い人たちがいます。
生まれながらにもともと強くて、
そいつがおると、下に引っ張る力が強くて、上に引っ張る力が強くて喧嘩をしちゃう。
この2つ、まず2つ目ですね。
上がろうとしてるんやけど、引っ張ってる奴、人体がいる。
こいつらはですね、手術の時に外すことができます。
なので外してあげると、ギュンって上がります。
それも外してますと、なのに上がりません。
この場合には考えるのは3つ目。
これがですね、わりと私のところに来てる目の修正の人って本当に
多い人はね、7回とかね、6回、7回、毎日8回みたいな。
もう目、もう無理ですみたいな。
僕もだから、なんでもかんでも直せるわけじゃないので、
できませんよっていう可能性、できない可能性はありますよってことをお伝えした上でやるんですけど。
さっき言ったようにちゃんと目開ける、このまぶたの筋肉も前提できてます。
内側と外側にくっついてる人体も外してます。
せやけども上がらへん。
これはですね、なんとですね、
これ眼球の表面に対してこういう風にまぶたは動かないといけないんですけど、
ギュッて上がる時にですね、あっちもこっちも色々とくっついちゃってる場合があるんですよ。
これ癒着と言います。癒着。
癒着の癒は癒合の癒。
直すという字を書いてますけども、直してくっつく癒着。
要するに何かしらの炎症を起こしてしまって、
そこでですね、この糊みたいにくっついちゃった。
それだとスムーズな動きができない。
これ回転と言いますけど。
で、この癒着をですね、
実は先天性に癒着を持っている人というのがいます。
生まれながらにそういう風な人体用の構造で癒着をしてしまっているパターンの人もいるし、
手術をしたことによって癒着してしまっているパターンもあるし、
特に目の中の脂肪をたくさん抜いている方が肩の場合に
癒着をしてしまっていることが多いんですけども、
この癒着を外すというのが、
ジョンくっついてるんやったらパツパツ外したらいいじゃんって思うと思うんですけども、
実はこの癒着を外すというのは結構手術が難しいんですよ。
割と奥の方まで見ていかないといけない上に、
出血をさせるような手術の仕方をしていると、
癒着している繊維が見えないんですね。
術矢をきれいにしておかないといけなくて、
血が出ているとすぐに見えなくなっちゃう。
ここの部分というのが、
実際いろんな手術を、
例えば山口は骨もやる、目もやる、鼻もやる、フェイスリフトもやる、
何でもやりますけど、
実はこの3つ目の理由ですね、
ちゃんと外せている。
人体も外せている。
せやけども癒着しているから癒着も外す。
ここの操作って実はフェイスリフトの手術とめっちゃ近いんですよ。
06:05
フェイスリフトの時も、
いつも山口がお話しします。
サロンの人たちはグロ画像を見てますけども、
この辺に人体があって、
このリガメントってやつですね。
このリガメントを外さないと動かないんですよ。
このリガメントって、
むちゃくちゃ分かりにくいんですよ。
むちゃくちゃ薄い膜やったりするんですよ。
もうね、ペラペラ。
ペラペラやのに、
その一筋折るだけで、
一ビタも動かへんみたいな感じなんですよ。
逆にその薄い膜をちゃんと拾って、
パツンって外してあげるとギュッて動くんですよ。
目の場合も実はそれぐらい繊細な合属って、
そもそも目の筋肉ってそんなに強くないので、
弱い力でちゃんと開き閉めができないといけないんですけど、
この開き閉めができるように、
周りとくっついている癒着っていうのを
上手に外してあげないといけなくて、
フェイスリフトでいうと、
グッと勝手に動きますと。
なので、3つですね。
眼圏下垂の手術を2回やったのに、
ちゃんと開かなかったパターンの人っていうのは、
そもそも下垣以外その技術がちゃんとできてなかったのか、
それともできていないけど人体が外せなかったのか、
それとも人体も外していないけど癒着をしていたのか。
この3つをきちんと評価をして、
丁寧な手術をするとだいたい上がりますよ。
それでも上がらない方っていうのがあります。
この場合は何なの?というと4つ目。
これは先天性の要素で、
そもそも目を開ける筋肉そのものの動きが悪いパターンがあります。
筋肉の動きが悪いパターンの人の場合には、
これも限界がありますね。
なので、この虚筋が動かせられる限界の中で勝負しに行くか、
もしくはこの眉毛のところ、
ここの前頭筋を使ってですね、
足とか腱を取ってきて移植するというような手術がありますから、
そういう手術を検討するわけですね。
筋トレしたら変わりますので、
残念ながら目を開ける筋膜、
虚筋ですね。
眼圏虚筋には筋トレできません。
何やったら迷惑ですね。
使えば使うほど、
肩板っていうのと筋肉、
肩膜が外れていって眼圏下垂を起こしてしまいます。
だいたいこのくっついているところが緩んでしまうんですね。
虚筋は筋トレができなくて筋肉が分厚くなったりはないし、
逆に力を強くしたら、
強くした分外れやすくはなってしまうので、
その眼圏下垂のリスクファクターになってしまうということですね。
だからコンタクトレンズをつけていると、
数十倍眼圏下垂が起きやすくなりますよ、
みたいな話がありますけども、
あれなんかもうオーバーユースですね。
擦って擦ってこうやってシュコシュコシュコシュコやっていると、
外れてくるよっていう理由になっているわけです。
エムタさんいた?ごめんね。
なんかちょっと止まっちゃったりして。
はい、ごめんね。
09:00
ということでですね、
お勉強してもらえればなと思います。
はい、じゃあね。
またね。
See you!