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今回はですね、前回ご説明したPRPシナジー関連でご質問をいただいているので、お答えしようと思います。
ヘアフィラープラスPRPをしても献血はできますか?というご質問いただいております。ありがとうございます。
お答えとしてはですね、できます。
美容で献血できなくなるもののイメージとして、皆さんプラセンターがあると思うんですけど、
プラセンターはあれですよね、人体版由来のお薬と言われているとかですが、
赤十字社のホームページとかを見るとですね、
クロイツフェルトヤコブ病との関連が否定できないので、献血はお断りしますというふうに書いてあります。
どういうこっちゃっていうところで言いますと、
グレーグレーな感じなので説明が難しいんですけど、
クロイツフェルトヤコブ病というのはですね、
感染性のタンパク質、プリオンというものを介して移る脳とかの病気なんですね。
結構怖い病気で、かなり稀なものではあるんですけど、
なっちゃうと具体的な治療というのがなくて、すごい困る病気なんですが、
プラセンターを打ったからといってプリオン病になるよっていうデータはないんですが、
ただやっぱりその献血を介して、赤十字社が献血の製剤を作って患者さんに提供しているわけなので、
その献血を介してプリオン病になったってなると、すごいパニックになってしまうので、
プラセンターとの関連はない、今まで報告はないんだけど、リスクゼロではないからお断りしますっていうのが、
今の赤十字社のスタンスなんですよ。
なのでそこから噛み砕いていくと、他人から何か抽出してもらうっていうような治療を受けた方は献血を避けてくださいっていう形になるんですが、
このPRPシナジーに関しては、ヘアフィラっていうのは普通のお薬です。
工業的に作られたお薬ですし、PRPに関してはご自身の血液から作る成長因子の濃縮したフリーズドライですので、
ご自身のものですから、それを受けたからといって普通にお薬の注射を受け、
ご自身の血液から取ったものをまた頭皮に戻すっていうだけの治療ですので、何ら献血には引っかかることはないので、それに関してはご安心ください。
今回はちょっとショートでお答えしました。ではまた次回お会いしましょう。さよなら。