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どうも、宿木建築設計者の吉田嘉春です。大阪を中心に繋がりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、広町の代表として活動しています。
設計やまちづくりでの過程、考えていることを届けていきます。どうぞよろしくお願いします。
今日は小話で話すことか、本題で話すことか、ちょっと悩んだんですけど、そんな大した量じゃないんで、ちょっと小話に入れたんですけど、
今、マンションのリフォーム、リノベーション言うほど大したことないリフォームお話、お仕事をいただいて、
そこは持ち主さんがいて、そこは賃貸に出されているものなので、賃貸物件というか、賃貸の部屋なんですよ。
今、入居者さんが空いたので、きれいにして、ちょっとだけスペックを変えて、内容を変えて、新しく入居者さんを募集するという形なんですけど、
最近の2つ問題があって、1つは価格が、最近の物価高で価格が読めないと。
うち設計事務所なんで、最終工事はいくらかかるか公務店さんに出すんですけど、読めないと言うんですよね。
だから、ちゃんと各職人さんに見積もりを取らないと、先月までは1平米3000円だったものが、今月は4000円になっている。
その次になったら、まだ3000円に戻っているかもしれない。ずっと上がるんじゃなくて、波がある。
ちょっとずつ上がっているけど、触れていると言うんですね。
だから、きっちりと見積もりを取らないといけないみたいな話を、公務店さんとしていたんですけど、
2月、3月ってリフォーム、引っ越しシーズンなんで、リフォームする内装業者さんってめちゃくちゃ忙しいんですよね。
だから、本来はね、それぞれのクロスとか照明変えるとか、色々する職人さんに見積もりを取って、
で、公務店さんがそれをまとめて工事金額出すっていうのが成功法なんですけど、
それをしていると、引っ越しシーズン忙しくて、そこの職人さんたちの出してくる見積もりが出てこないんですね。なかなか。
普段なら3日ぐらいで出てくるのが、1週間10日かかるみたいな。
ってなってくると、結局、うちでもらったお客さんも早くきれいにして、
新しいね、入居者さん入れないといけないんで、合わない時間がね、合わないんでどうするかってなるんですよね。
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で、そうなった時は、ちょっとリスキーなんですけど、今までの見積もりの他のね、やってる物件から、
いくらぐらいっていうので、よくエイヤーって言うんですけど、エイヤーで入れちゃうっていう。
だから、簡単に言うと壁紙のね、クロスが1平米何円だろうから。
もちろん職人さんにも聞くんですけどね、今ならいくらぐらいみたいな。
だいたい平米単価って、1平米いくら、一坪いくらみたいな計算でよくやり取りするので、
平米いくらぐらいやな、みたいなことを聞いて、それでエイヤーって入れるんですけど。
で、出してもらって、本当に小さな工事だったんで、私も工務店さんと一緒に手伝いながら見積もり作ったんですけどね。
最後、お客さんに出したら、その金額でOKいただいたんで、せっせと工事してるんですけどね。
急がなあかんし、このシーズンだからね、引っ越しシーズンだから内装業者さんも忙しい。
で、この物価上昇の物価が上がってるだけならまだしも波がある。
で、時間がない。
っていうのはね、ちょっとリスキーなことに。
一生懸命頑張ったけど、私とかね、工務店さんのお金なくなったらどうしよう、みたいなね。
これで出したけど、実はいくらぐらい、いやこれはもうちょっとかかりますよ、みたいなね。
なったらやばいなあ、みたいな。
やっぱりね、なかなか小さいの、そういうね、特にこの時期とか含めて大変だなあ、というのがちょっと最近ありました。
今日は廊下と階段の可能性というかね、使い方みたいなことをちょっとお話ししたいなと思います。
今日はね、特に住宅、住居系ですね、のちょっとお話の方が強いかなと思います。
まずはこの廊下と階段っていうのは普通、よくあるね、住宅でいうと
移動する部分ですよね。階段は上下だし、廊下の場合はある部屋からある部屋に移動するためのところなんですけど
そこをもうちょっと拡張できないにしてもいいんじゃないかなっていうところです。
一つは、これね、なんで思ったかというと
どこかでもうすでに喋ったかもしれないんですけど、リビングっていうものがこれからどう使うかっていうのは
よく考えたいなあと思うんですよね。もちろんその各、いろんな家族のあり方があって
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家族の過ごし方があるので、もともとのもともとはもちろんケースバイケースなんですけど
過ごし方がいろいろ分かれてしまっている。
私は小さい時は昭和生まれで、幼少期も昭和の人間なので
夜の家の過ごし方っていうのは、テレビを見るっていうのが一番の娯楽だし
家族みんながもうそうなんだったんですね。
だからテレビってその頃は一家に一台だったので、うちはね。
世の中多分大体のところは当時は一家に一台だったので
一つのテレビ番組をみんなで見るっていうのが娯楽というか
晩御飯の後とかの過ごし方だったんですね。
それからあの頃はテレビゲームが出るちょっと前ぐらいですね。
ちょうど私が途中で中学校ぐらいから
任天堂でファミコンというのが出てきたんですけど
その前だったので本当にテレビゲーム以外のゲーム
トランプとかボードゲームをみんなでするか
テレビを見るかですね。
あとは個別でそれぞれ本読むとか
勉強宿題するとかね、そんなのありましたけど
リビングでみんなで過ごすのはそういうことが多かったんですね。
だからやることがみんな一つだから
一つの場所に集まってやるっていうことだったんですけど
今はそうじゃないのがいっぱいあるじゃないですか。
こういう過ごし方いっぱいある。
特にスマホとかここで動くことが多くなったので
その時のリビングどうする、このままの形なんか
っていう話はしたような気がするんですけど
その時に次の場所が廊下とか階段っていうのを
もっと拡張してみてはどうかなと思うんですよね。
っていうのも個室があった場合ね
そこに入ってしまったら
あんまり、もちろんその仕掛け
例えば壁をね、その廊下とか部屋の中で
違う部屋からその個室、例えば子供部屋とかが
なんかちょっとこのかすかに音が聞こえるとか
ちょっとシルエットというかね
人の動きがちょっと感じれるような
仕組みを作って家族のつながりっていうこともあるし
あるしとかことができるので
個室だから完全に遮断されるわけじゃないんですけど
やっぱりどうしてもその個室に入ってしまうと
家族との過ごす深さが浅くなってしまうと思うんですね。
例えばスマホ触るんだったら
別にリビングじゃなくてもいいってなったら
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ちょっと自分の部屋でみたいなことにも
ならないことはないですよね。
前がリビングで成立してたのは
テレビは1台しかなかったから
だからみんなリビングに行くしかない
家で各自分の部屋で過ごせるならっていう風になる
それはそれでちょっと寂しいなっていうところがあるので
もちろん必要な時もありますけどね
こもりたいっていう時もね
ただそれがちょっと多くなるっていうのも
ちょっと良くない時もあるので
そういった時に
じゃあ完全に顔を合わせないけど
完全に遮断されない
あれうまく言えてましたかね
リビングのところでバッチリ顔を合わせることもないし
個室に入って
全く何してるかよくわからない状態にならない
その中間が移動する場所に
何かたまり
だから人が座ってね
1人とか2人とかで過ごせる
たまる場所を作ってあげると
その人が
別の家族が移動する時に
都度顔を合わせるみたいな
でも移動なんで
すれ違う
例えば
階段のところが普通の幅じゃなくて
もっとちょっと広い幅で
ちょっと凹んでるとこがあってね
例えば階段のところに
椅子と机みたいなのが
こじんまりしたものがあって
そこで宿題できるなり
スマホを触ったりする場所があったとしたら
誰か子供がそこで過ごしてたら
お父さんとかがね
廊下移動する時に
階段移動する時に
ちょっとすれ違うじゃないですか
なんかそういう
使い方とか
廊下でもいいんですけど
そういうスペースを作ってみては
どうかなというのは
よく思います
実際に事例も
あるので
全く新しいものじゃないんですけどね
それができたら
それを作って
リビングをコンパクトにするとか
個室とかを
同じようにコンパクトにする
個室のできることを
もうちょっと外に出す
でもリビングに出すよりも
もうちょっと
それぞれで過ごせるような
長さを
そういう小さいたまり場みたいな
ものを
作ってみてはどうかなという風に
思ってます
ただこれ
一回ちょっとやったこともあるんですけど
思った以上に
スペースは
必要になってくるんですよね
例えば半錠
1錠の半分
半錠を
そういうスペース
階段につけようと思ったら
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リビングが10錠あったけど
9.5錠にして
廊下の一部をたまりにして
半錠足して
合計の面積は変わらないみたいな
計算上はそうなるんですけど
いろいろ
立体的に組んでいくと
そこがうまいこといかないので
結局は
結構余裕が必要になってくるんですよね
スペースの
もしくはもちろんそういうのを
作ると
思ったより別の場所が
いじめられるっていうんですけど
小さくなる
いじめられやすいかなと
いうところはありますね
ただいろいろ
白い空間ができて
いろんな過ごし方ができるので
そういう
階段とか
廊下って
設計でも提案すると
あまり
意識されて
意識されにくいというか
部屋のいろんなものを
提案してみる中では
廊下と階段が一番
あまり見られない部分なので
お客さんの方からも
住む人側からも
そういう提案してみてください
っていうのも
どうかなと思っています
今日は階段とか
廊下の使い方について
お話ししました
今日も聞いてくださり
ありがとうございました
また次回もよろしくお願いします