1. XCrossing
  2. ep27 デジタルとアナログの情..
2023-05-10 33:40

ep27 デジタルとアナログの情報それぞれが生む価値と体験、半導体メーカーの熾烈な争い

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デジタル地図とアナログ(紙)の時刻表、人が持つ知見それぞれがもたらす価値があり、それにより体験も左右されます。今ではGPUメーカーの域を超えたNVIDIAを例に、半導体業界の熾烈な技術革新と勢力争いについて話しました。

  •  鉄道の旅で桜前線とともに日本縦断した親子
  •  デジタルの時刻検索ではダメで、紙の時刻表のほうが出来ること
  •  Googleマップで表示される移動所要時間は厳しめ(のことがある)
  •  Googleマップで思いもよらない抜け道が見つかることもある
  •  Uber Eats配達員のインタビュー:人の知見は技術をこえる
  •  どのカーナビが採用されているかで(クルマ自体がよくても)運転体験が変わってしまう
  •  カリブの街中で走っていたクルマが日本の中古車でカーナビも日本製だった
  •  ”ChatGPT”の検索量は”NHK”の検索量の半分あり、もはやIT界隈だけの盛り上がりではない
  •  NVIDIAの2023年度売上は、グラフィックス分野よりもComputer & Networking分野での売上のほうが大きくなった
  •  半導体業界で生き残り、強者となったNVIDIA。それはAMD/ATI連合とIntelとの競合でやむなく始めた戦略があった
  •  NVIDIAのCUDAがもともと想定していたユースケースは汎用的な並列コンピューティングプラットフォーム
  •  MicrosoftがAIチップ作っているという噂
  •  日本の半導体産業への投資
  •  ”絶対日本には負けない”と言うTSMCと日本の総合電機メーカー

リンク:トーク中で取り上げた記事や情報へのリンクです。


プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりを専門とする及川卓也。アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資する関信浩。マーケティング・広報・プロダクトマネジメントを幅広く手掛ける上野美香。テクノロジー業界で働く3人が、気になる話題を毎回、異なった視点で語り合います。

XCrossing website https://x-crossing.com/

XCrossing Official Twitter @x_crossing_

及川卓也 @takoratta

関信浩 @NobuhiroSeki

上野美香 @mikamika59

00:02
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた街も違う3人がスクランブル交差点で出会うように、
様々な話題を聞かせるおしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
こんにちは、植田美香です。
マーケティングの支援とプロダクトマネジメントをやっています。
Takuya Oikawa
いろんな企業のデジタル事業の支援をしている植田美香です。
最近は再建投資を勉強しています。
Nobuhiro Seki
かなり暖かくなってきました。ニューヨークでスタートアップ関連の仕事をしている関根美香です。
Mika Ueno
暖かくなってきたんですね。
Nobuhiro Seki
暑かったです。先日30度超えが3日もありまして。
Mika Ueno
30度?
Nobuhiro Seki
31度、31度、31度、31度、30度でありまして。
今日でも12度だったんで。
Mika Ueno
最中おかしくなりそう。
Takuya Oikawa
3度とかありましたよね?
Nobuhiro Seki
4月8日3度。
4月11日31度とかそんな感じですよ。
もうなんかね、おかしくなりましたね。
暖房をつけて、次の日に冷房をつけて、また暖房をつけるみたいな。
Mika Ueno
気候変動とかそういうのをダイレクトに感じますね。
そんなに極端なんだ。
Nobuhiro Seki
雪も全く降らなくなるね。
この3年くらいあまり雪を見ないですね。雪積もらないですもんね、ニューヨークはね。
Mika Ueno
そうですか。
Nobuhiro Seki
長靴とか買って、子供の親とかがスノーブースとか子供に買うんですけど。
買ったのに今年一回も使わなかった。
スノーブース買ったら足が大きくなって入らなくなるじゃないですか。
だからスノーブース買ったのに雪が積もらなかったので一回も使わない。
これはもう使えませんみたいな、そういう嘆きの声を聞きました。
Mika Ueno
日本とかだと雨の降り方がすごいことになってて。
ゲイラ豪雨どころかすごい量がドーンと降ったりとか。
変な感じですよね。雪は降らないけど水はいっぱい。
Takuya Oikawa
この間日曜日がすごい降ってましたよね。僕は車に乗ってたんだけど。
Nobuhiro Seki
この時期にそんなに降るものなんですかって感じですよね。
Mika Ueno
そう。週末1日だけ雨っていうのはなかなか凹みますよ。
平日は降ってもらっていいんですけど、週末に雨かーみたいなのはちょっとね。
Nobuhiro Seki
でも桜の時期は週末に降って桜が散るってよくあるじゃないですか。
だからそれ自身はよくあるんですよけど。
そんな雪が降るみたいなやつで本当に全てが洗い流されるみたいな感じっていうのは今まではなかったですかね。
Mika Ueno
そうですね。今年ちょっと長かったけど確かに雨で花散らしの雨だったのはありますね。
Nobuhiro Seki
だからこっちも普通はブルックリンとかってゴールデンウィークぐらいに来ると花見ができるって言って。
03:01
Nobuhiro Seki
日本で花見した人がゴールデンウィークにニューヨークに遊びに来るとまた花見ができるみたいなと言われてたんですけど。
全然そちらの入学式ぐらいの時にこっちも狂い咲きまして。
4月の10日ぐらいには30度とか25度とかも1日あってそこでバーって咲いて。
30度の頃にはもう散ってましたみたいな感じですよね。
全然ゴールデンウィーク前にもう葉桜になっちゃうって感じで、そういう意味でも2,3週間ずれちゃってますよね。
Mika Ueno
知り合いが息子さんと一緒に日本の鹿児島から、息子さんが鉄なんですよ。
乗り鉄で。鉄道で日本を縦断したいという夢があって、それを叶えるためのすごいいい旅だったんですけど。
鹿児島からずっと鉄を乗って北上していくんですよね。
桜全線と共に北上していくみたいなすごいいい旅をしてましたね。
Nobuhiro Seki
その方日本在住じゃないんでしょ?
Mika Ueno
そう、ロンドン在住なんです。
Nobuhiro Seki
だからわざわざ満を持ちしてタイミングを合わせて来て。
Takuya Oikawa
それでやりたいことが日本縦断っていうのはやっぱりすごいですね。さすが。
それどのくらい時間かかったんですか?
2週間。
Mika Ueno
頑張れ2週間に進めますもんね。
2週間の中に収めるような感じでグーッと出て。
紙の分厚い時刻記あるじゃないですか、JRが出してる。
あの紙を見てプランするのがすごい好きらしくて、2週間に出る前にすんごいやってたみたいですよ。
楽しそうだなと思って。
Nobuhiro Seki
筋金入りの鉄ですね。
Mika Ueno
そうそう。
Takuya Oikawa
紙の時刻表なんて何年も前だったよ。
Mika Ueno
何年も前に緑の窓口とか置いてあるじゃないですか。今はないけど。
あれ思い出しますね。紙ですか?って聞いちゃったのを思い出しました。
Takuya Oikawa
まだ売ってるのがすごいですね。
Nobuhiro Seki
見かけないですよね、少なくともそういうところでね。
知らないうちに発売中止とかになっててもおかしくないですよね。
紙のものって最近知らないうちに売ってなくなったりするじゃないですか。
Mika Ueno
検索の方が早そうだけどって確か聞いた覚えがあって、検索じゃダメだそうなんですよ。
この時間でこことここの駅を乗り換えるのにどれがベストかって横に並んでるじゃないですか。
あれが一番見やすいんだとか。
紙の一覧性っていうのはあるんだなというのを思いましたね。
検索だとかピンポイントでやらなきゃいけないけど、それが求めてるんじゃないかと。
Nobuhiro Seki
そういう目的で使ったことないかわからないけど。
Mika Ueno
どうしようもない。
Nobuhiro Seki
でも確かにそう言われていると横に並んでた方が見やすいですよね。
やっぱり東京の地下鉄とかでも乗り換えるときに、何線から何線で乗り換えるときに
06:03
Nobuhiro Seki
全部で3つぐらい乗り換えられる駅があるけども、駅によって目の前に停まるときと
一回プラットフォームに出て違うプラットフォームに行かなきゃいけないとかっていう。
そういうのによってどの駅の方が早く行けるかとかどの駅の方が楽なのかとか。
そういうのはきっとあって。
Google Mapsを扱ってやってるとフューワートランスファーとかディーストウォークとか
そういうのをやってできますけど、それをやっぱり自分でこれですってやるのがやっぱり
神を使うっていうのがやっぱりベストなんですよね。
Mika Ueno
こないだ日本人ですけど、アメリカに住んでて日本に一時帰国してるって友達がいて
千葉の方から渋谷とかそっちの方に移動することがあってマーチャースターしてたんですけど
Googleだったかナビタイムか忘れちゃいましたけど
アプリで検索するとちょっと遅れると10分で55分遅れてしまうかもしれないって言ってたんですけど
結局時間通りに着いたんですよ。
中央線のここの駅でこれに乗り換えるといいっていう博画って
それを思い出して乗り換えたとかアプリに買ったぞとか言ってました。
日本の鉄道だったらそれは大いにあり得るなと思いました。
Nobuhiro Seki
複雑回帰ですからね。
あんまり走らせたりしないように乗り換えアプリとかになってそうですからね。
Takuya Oikawa
前Googleマップが大江戸線の六本木駅から当時Googleのオフィスがあった六本木ヒルズまでを
10分だっけな何分だっけなで歩けるって言ってるんですよ。
絶対歩けないんですよ。大江戸線って地下深くじゃないですか。
絶対歩けないんですけど当時私愛車精神あふれる社員だったので
バグと認めちゃいけないから走って10分で間に合うようにして
確かにGoogleマップと言ってる正しいと。
合わせにいったんですね。
Mika Ueno
普通あれなんですよね。やや余裕を持った方を出すのに
Takuya Oikawa
なんでいきなりストレッチのゴール設定してんだこいつらって感じで。
Nobuhiro Seki
さすがにあの駅の出る前の時間のかかり方はちょっと異常ですもんね。
地上に出るまで5分以上かかりますよね。
Takuya Oikawa
5分で行けないですよ。
朝とかだったら5分で行けないですよ。
Nobuhiro Seki
朝とかだと特に混んでるから本当にもっと時間かかりますね。
Takuya Oikawa
深いですもんね。
Nobuhiro Seki
アスコハックは本当にエレベーターを使うとかいろんなハックありますよね。
でも最近のルート案内頭良くなってきてるんですよね。
こないだ清井町の昔ヤフーが言って今デジタル町が入ってるビルがあるじゃないですか。
清井町タワーでしたっけ。
もっとプリンスホテル。
Nobuhiro Seki
長田町から行くんですよ。
Takuya Oikawa
Googleマップは出口はこっちだって言ってるんだけど、
普通に駅の案内番を見ると逆なんですよ。
こっちだと思って移動したら長田町って地味無料なあれじゃないですか。
09:03
Takuya Oikawa
別の地下鉄の方のホームをぐっと行ってその先にある出口だったんですね。
そっちの方が明らかに時間がかかってとっとと地上出ちゃって地上から歩いた方が早かったから
おそらくGoogleマップはそっちを案内したんですよね。
なんだこの頭の良さはってその時は思いましたね。
似たようなやつは僕も赤坂にオフィス行った時に
Nobuhiro Seki
赤坂に力園さんが住んでいて力ハウスって言うんですけど
力ハウスってたぶん敷地としか思えないようなすごい細い建物があって
そこを抜けると実はすごいショートカットできるんですけど
普通に行くとここから敷地の中に入って
駐車場とか通っていいの?みたいなところなんですね。
東京ってそういうとこあるじゃないですか。
植え込みみたいなの抜けていくとすごいショートカットになるみたいな。
それがGoogleマップで普通に表示されて
それを使うと普通にショートカットできるんですよ。
Googleマップって普通に表示されて
それを使うとすごい途中で住民の人に見られるみたいな
そういう中を抜けていくルートがあるんですけど
確かにそれはすごい早くて
やっぱりそういうことさえ無視すれば
このショートカットは使えるんだってことを気づかせてくれたっていう
Googleマップさすがだと思ったんですよね。
多分に挑戦みたいな。
Mika Ueno
知らない道を案内して
撮ったら面白かったみたいな道がたくさんありますよね。
Nobuhiro Seki
あとうち今住んでるところって
ショートカットで来るとうちの前に付けようと思うと
実は左折禁止
こっち右側ってことか
左折禁止が結構多いんですけど
左折禁止だからわざわざすごい遠回りするように
必ずマップが指定するんですけど
誰もその左折禁止禁止しないし
もっと言うと別に
対角線止めればいいじゃないですかみたいなところもあって
だから必ずみんな運転手でこの辺のこと知ってる人は
なんかUberのマッピングおかしいんだよねとか
いつも言ってて
分かんない人がいると
ここ左曲がっていいですよ
こっちから行くと早いですよって言うんですけど
でもなんかなんでこっちって言ってるんだろうなって
僕も気になってずっと見たら
ちっちゃーく指せず禁止のマークがあって
それをちゃんと律儀に入力してるんだなって
思ってちょっとびっくりしました
一方で
Mika Ueno
コロナになった頃にちょっと話題になった記事を思い出したんですけど
Uber配達をされてる方のインタビュー記事だったんですけど
技術は自分
知見は技術を超えるみたいなタイトルだったんですけど
月に100万以上稼がれる方だったんですよね
UberEatsで
それをどうやって達成してるのか
って入るインタビューだったんですけど
12:01
Mika Ueno
結局一番効率よくとか
自分が一番時間をよく使って配達するには
突き詰めてる人で
もちろんUberEatsのアプリには
地図とかも入ってるしルートも入ってると思うんですけど
その方ずっとメッセンジャーの仕事をされてたんですって
企業の書類を届けるっていうメッセンジャーの仕事をされてて
その時に上司の方から
地図を見すぎる
地図をちゃんと見ろだったかなっていう
アドバイスをされていて
ここの横断歩道を渡るのか
こっちを回った方がいいのか
とにかく最適なルートを自分で選んで
体にインストールしてくださいみたいなことを
ずっと実践されていて
その時にUberEatsのアプリで
こういうルートが出てるんだけど
自分の経験とかによるとこっちの方がいいよ
一見長く見えるけどスムーズにいけるっていうのが
いろいろあったそうで
そういうのをきちんと駆使していて
次100万とかね
いろいろな一番効率いい届け方をされてるっていう記事が
出てたんですけど
それがすごい印象的だなっていうのを思い出しました
その人の中にある知見ですよね
Takuya Oikawa
カーナビとかもそうですからね
カーナビも地元の本当に詳しいところで言うと
カーナビが示してくるルートっていうのは最適じゃなくて
むしろ時間かかることとかあったり
あとは多分
どこまでカーナビ各社がやっていくかどうか
わかんないんですけれども
住宅地の道路を避ける傾向はあるんじゃないかな
と思うんですよね
そういうのを入れて
住宅地の道路を走っていいのかどうかっていう
倫理的な問題はありますけれども
そういうところはあるかなと
なので
特に今自動運転とか
あとはエーダスって言われる
先進
ドライビングアシスタントシステムかな
とかってあるけれども
Nobuhiro Seki
海外の
Takuya Oikawa
外国社の
カーナビって
日本のどこに
何かを頼んでるかで
クオリティが全然違うんですよ
だからいくら
ジャーマン3って言われてるところの車を
日本で買ったとしても
カーナビが今一つだと
自転車もエーダスも
自動運転もエーダスも
宝の持ち腐る状態になるんですよ
これね今後差が出てくる可能性
十分あると思いますね
だからこれ逆も言えると思うんですよ
日本車が海外に行ったときに
どこの地図を使って
どういうカーナビのエンジンというか
ソフトを使ってるか
自社開発しててもいいけれども
それによって全然体験は変わってきますね
Nobuhiro Seki
ネットフォロワー型アスコートのこと
思い出しちゃいましたね
笑っちゃいましたけど
昔の配信を聞いたことある人だったら
覚えてるかもしれないですけどね
NPSね
Takuya Oikawa
でもあの会社じゃないです
あの会社じゃないです
15:01
Takuya Oikawa
僕が今あれを言ったのは
今僕が乗ってる別の
別の車だった
Nobuhiro Seki
海外の車だし
3宅から自宅になりましたみたいな話です
Mika Ueno
寄り狭まったみたいな
そうですよ
Takuya Oikawa
さっきジャーマン3って言ったし
ジャーマン言っちゃってたし
Nobuhiro Seki
わかりやすいぞ
僕は自分で運転しなくなっちゃったから
その実家なくなったんですけど
この前カリブ海の島に
年末にちょっと行ったんですけど
そこに行ったら
車がみんな日本車なんですよ
中古車です
全部じゃないですけどすごく多くて
なんでかと
カリブの島って
イギリス領とフランス領は結構多い
両方多い
イギリスって左側通行じゃないですか
だから
左側通行の国ってすごく少ないじゃないですか
イギリス
イギリスとかオーストラリアとか
Takuya Oikawa
香港とか
Nobuhiro Seki
あと日本くらいしかないから
その中でやっぱり
中古車がいっぱいあって
すごい日本車が走っていて
タクシーとかも
いきなり車を動かすと
カーナビが立ち上がって
そこから立ち上がらないんですね
当たり前だけど
古い車だから
乗ってるカーナビとかも
何の地図情報もないところの
ナビになっちゃうんで
ある意味
よく日本の車中古車として
新潟から海を越えて向こう側に行く
みたいな話はよくしてますけど
カリブ海にもこんなにいっぱい
中古車あったよと思って
Takuya Oikawa
すごいびっくりしました
Nobuhiro Seki
左側通行だっていうのが
多分大きいと思うんですけどね
今ね
みんなAIとか
デジネレティブAIの話が
むちゃくちゃ多いんで
ニュース見ても
ソーシャルメディア見ても
僕の周りの人が多いんだと思うんですけど
いつもAIの
プロンプトの話とかも
すごく多くて
ちょっと前まで
画像系のデジネレティブAIの話が
結構多かった
ステーブルディフュージョンの話とか
ちょっと面白いから
Googleトレンド調べてみたんですよ
デジネレティブAIがどのくらい検索されてて
チャットGPTは
調べてたら
なんと日本
最近の最新の数字で
チャットGPTって
NHKっていうのの半分ぐらい検索されてるんです
Takuya Oikawa
NHKの半分?
Mika Ueno
NHKって
Nobuhiro Seki
ローマ字って
日本の大多数の人が
あんまり普通使わないじゃないですか
だから
例えば僕最初に
Sonyとかって調べたんですけど
Sonyって
英語のSonyとかカタカナのSonyとか
いろいろあるじゃないですか
分かれてないのかもしれないけど
分かれてたりすると
18:01
Nobuhiro Seki
ちょっとあれだと思って
Sonyで調べたら
ローマ字のSonyの検索数字は
チャットGPTがガーンと抜いてるんですね
でもカタカナ入れると分かんないなと思って
トヨタとかは多分もう
ローマ字でやる人が少ないだろうなと思って
じゃあみんなが知っているローマ字
数文字のものってなんだろう
ずっと探してて
NHKだと思って
NHKで調べてみたら
NHKって多分誰でも調べますよね
番組なんとかしたいとか
その半分
本当に直近で言うと
3分の2ぐらいの検索ボリュームなんですね
チャットGPTって
だからそういう意味で言うと
きっと
僕らの周りの
新しいのが好きな人たちが
お手盛りで盛り上がってる
っていう状態は完全に超えてるってことですね
それって
だからこれはちょっとね
すごい
確かにこれは
そこら中で見てもおかしくないなっていう
水準には来てるなっていう
感じがして
確かにね
GPTが出てきた時とか
Stable Diffusion系の
画像生成とかっていうんで
あの辺の時はまだ
やっぱ僕らの周りの人だけ
っていう感じだったと思うんですね
でもなんかやっぱり
チャットプロンプトで
やると返ってくるっていう
あのインタラクティブっていうのが
すごいのか
やっぱり
一気に普通の人でも
知ってる言葉になってて
すごいなっていうのはちょっと
Mika Ueno
まず思って
Nobuhiro Seki
なんでかってさっき言った
いちのめりーにも3年経ちなんですけど
やっぱり
GPTとかもずっと
どんどんボリュームを大きくしていくと
そのうちパフォーマンスが
幸るじゃないかみたいな
ことを言ってたら
あるところからね
逆にすごい性能が上がったみたいな
話があるじゃないですか
だからそれ見てて
あの数回前の時に
リスキリングの話とか
してた時に
その分野の第一人者になるには
どうしたらいいですかって
質問されたみたいな話を
したと思うんですけど
それってやっぱり
同じものをずっとやり続けてると
ある時突然やっぱり
悟ったみたいになって
結構その分野にすごい
詳しくなるみたいなのがある
みたいなことを話して
そこまで3年ぐらいやれば
なんかそれはなんか
AIでも同じことが起きてるのかな
みたいなことをちょっと
その図を見て思ったっていうのを
ちょっとふっと思い出して
それでなんかすごいなと思って
その後ずっと調べてて
でも誰が儲かるんだろうな
と思って調べててちょっと
これはやっぱり
NVIDIAが儲かるんじゃないかと思って
NVIDIAの売り上げを調べたらですね
フィスカリーエアが
2月かなんかに閉まるのかな
21:01
Nobuhiro Seki
だから既に23年が閉まってるんですけど
2023年って実は
AIケースの
コンピューター&ネットワーキングっていう
輸生時のGPUの売り上げの方が
グラフィックスより大きくなったんですね
抜いちゃったんです去年
だからある意味
もうあの会社は
グラフィックGPUの会社じゃなくて
AIプロセスの会社に
もう売り上げベースになっちゃった
みたいなことがあって
あまりそういう話って調べても
載ってなくて結局
調べて数字を手で打って
グラフ作ったんですけど
そういう状況になってるのもあって
これやっぱり産業的に言うと
すごい変わるなとか
今事業年度というか
Mika Ueno
2023年2月期で
初めて逆転したんですか
確かに確かに
Nobuhiro Seki
そうですね
グラフィックスの売り上げ下がったんですよ
そう?そうなんですか
Mika Ueno
これはもしかしたら
Nobuhiro Seki
GPU活性のね
多分去年とかに
コロナの影響で
在宅ですごいパソコンが
大量に出たじゃないですか
そういうのでも
Takuya Oikawa
伸びたのかなとかって
今パソコンメーカーみんなね
減収減給みたいになってますからね
Nobuhiro Seki
だから21年から23年見ると
それでも20%ぐらい伸びてるんですけど
22年度というか
21年ですね
ここでだって一気に
60%ぐらい伸びたんで
ちょっと戻してると
それに対して
現在のチップの融通は
毎年70%増ですよ
すごいですね
Takuya Oikawa
NVIDIAちょっと調べたんですよ
関さんとはちょっと別の観点で
半導体産業を調べたくて
その時に
NVIDIA気になって調べたら
NVIDIAって結構やっぱり
何だろう
ディスラプトされたから
ディスラプトする側に回る
っていうような感じのところがあったんですね
もともとNVIDIAって
1993年に創業していて
海農家的な感じではあったんですよ
でやっぱり
ゲームだとかCGだとか
っていうところに活路を見出して
極めてパフォーマンスの高いものを
提供していったんですけれども
昔ってパソコン自作してた時とか
いわゆるグラフィックボードを作るメーカーって
たくさんあったと思うんですね
でもそれって今ほとんど淘汰されて
もしくはNVIDIAか
そのライバルであるATIに
買収されたりした形になっていて
このNVIDIAとATIっていうのは
二強な状態だったんですよ
でもGPUってそれだけじゃ
コンピューターに搭載しても
役に立たなくて
CPUがいた上でGPUが必要なんですよね
でこのATIが
AMDに買収されちゃったわけですよ
そうすると
NVIDIAってどうなったかっていうと
AMDとNVIDIAの組み合わせのPCって
あまり出なくなってきたんですね
当然AMDは
ATIとの組み合わせで売るっていうところに
最適化したものを出していくようになるわけですよ
Nobuhiro Seki
でじゃあインテルはどうしたかっていうと
Takuya Oikawa
インテルも同じく
24:00
Takuya Oikawa
オンボードグラフィックっていう形で
マザーボードとかにも
グラフィックボードっていう機能
入れちゃってるんですよ
そうすると廉価版のPCは
インテルのボード入れればOKでしょ
っていう風に流れていき
ハイエンドはAMDとATIの組み合わせ中ってなったから
市場から追い出された形に
NVIDIAってなっちゃったんですね
最初はそれでも
専用のゲームコンソールのところに
採用されてたんですよ
XBOXの初代機もそうだし
PlayStation3もそうだし
今だとSwitchもそうなんですね
でもXBOXも
PlayStationも
今ATI使ってるんですよ
という形でグラフィックだけの需要って
どんどんやっぱり減ってっちゃったところがあって
なので彼ら仕方ないから
さっき関さんが言った
もう一つの事業であるGPGPU
General Purpose GPUって
GPUを汎用処理しましょうっていう方向に行き
でCUDAっていうライブラリを作って
GPUを普通に並列処理しましょうと
ここでハイパフォーマンスコンピュータが
できますよと
単純な作業は全部
100以上あるコアのところに
分割するようにしましょうっていう事業を
立ち上げていったら
これが機械学習に使われるようになって
みんなCUDAを使って
学習させるということで
Nobuhiro Seki
もう大部分だったと
Takuya Oikawa
だから結構経由的には一時ヤバかったっていうか
そんないきなりヤバくはないけれども
ダウントレンドっていうか
そういうのが見えてた時に
それが2006、7年か7、8年かな
で、その後に
2012年にトロント大学が
そのGPGPUを使った
ディープラーニングを発表して
一気にAIで使われるようになったっていう
流れなんで
いや、NVIDIAの歴史調べると
めちゃくちゃ面白いですよ
Mika Ueno
そのCUDAを出した時っていうのは
AIに使われるっていうのは
前提としてはなかったんですよね
元々どういうユースケースで
Takuya Oikawa
まあ、汎用的な
ハイパフォーマンスコンピューティングに
リードしている
ある学者っていうか
リサーチをやるんですけれど
スタンフォード大学で
その研究をしてたのを
彼がスタンフォード大学を辞めた後に
NVIDIAで就職して
そのプロジェクトを立ち上げて
っていう流れみたいですね
だからちょっと調べたら
Nobuhiro Seki
ベンチャービートって
Takuya Oikawa
アメリカのメディアあるじゃないですか
そこでその流れが全部書いてあって
で、やっぱり当初は
まさかディープラーニングAIで
クーダをそのAI用に
作ったってわけじゃなくて
あくまでも汎用的な並列コンピューティング
プラットフォームとして作った
っていうところから
たまたまそのディープラーニングに
使えるっていうことで伸びたし
逆に言うと
トロント大学の人たちが
アレックスなんとかっていう人と
ジェフリーなんとかって人だったと思うんですけど
彼らがそれを使わなかったら
今のそのジェネラティブAIとか
も含めてなかったかもしれない
っていうのがあるので
そういう記事だと思いますね
Nobuhiro Seki
なんかMSがAIシップ作ってるみたいな
ニュース流れてて
27:00
Nobuhiro Seki
なんかまだこれ
インフォメーションしか
確か出してないから
あんまり裏取りできないまま
今日にちょっと至ってるんですけど
確か昨日がなんか
このニュースが出てたんですけど
で、記事によると
結構前から
ほらもう既に
他のテック系の会社自社で
結構プロセッサー
デザインしてると思うんですけど
MSもAI用のシップを
作ってますっていうのが
ちょっと流れてましたね
そうですね
Takuya Oikawa
みんな作ろうとして作ったりしてますよね
実際
テツラとかもNVIDIAも使ってないですし
GoogleもTPUを出したり
っていう形で
でもまだNVIDIAの
優位性っていうのがあるみたいで
NVIDIAってなんかもう
単なるチップメーカーじゃなくて
例えば自動運転のためのソフトウェアも
スタックを持っているし
あとオムニバースっていう
デジタルツインのための
そのプラットフォームも
この間GTCで結構大々的に
それの説明もしてました
GTCってあのNVIDIAの
デベロッパー向けカンファレンスですね
それで説明してたりするので
なんかやっぱりもうGPUメーカーとは
ちょっと一線を隠してるっていうか
Nobuhiro Seki
違う会社になりつつあるようには思いますね
それがだから売り上げの
確かに発表の仕方も変わってて
分類も変わったんですよ
確かに
4、5年前から部門別で売り上げのやつが
確かに
5年ぐらい前までは
違ったんだけど
4年ぐらい前に
ネットワーキング側のコンピューティングと
グラフィックスっていう
なんか2つに変わって
それは前は確かに違う区分けだったと思うんです
確かにビジネスユニットが
そのプロダクト経営の経営列で
出したと思うんですけど
やっぱりそういう意味では
本当に会社としても
トランスフォームしてますよね
明らかに
Takuya Oikawa
だから本当に数年
どのぐらい前だろう
記事にも確か書いてあるんですけれど
何年か前までは
AIの人材なんてほとんどいなかったけれど
今もすごい左右してて
ソフトウェアの会社になりつつある
っていうふうに記事図は書いてますね
Nobuhiro Seki
やっぱりソフトウェアが
これだけあるからこそ
これだけ使われてるっていうのは
もう明らかですよね
この辺は
半導体無足で
各国が自在に囲い込もうとかって
この2年ぐらいしてるじゃないですか
自分自分
だからこういうのの動きと
連動したりとか
一方で
NVIDIAの
一番高いパフォーマンスの製品は
中国に輸出できないとか
すごいもう本当に
いろいろ単純なビジネスとは
違う様相になってきてる
業界でもあるんで
僕もハードウェアだから
当然その半導体系とかって
投資してるんですね
でもだからもうなんか
単純に投資するだけじゃなくて
30:01
Nobuhiro Seki
国の政策とか
いろんなものがあるんで
もちろんテクノロジーだけで
成功するわけじゃないって言っても
もう本当に
急に
ここに実質したらダメよって言われた瞬間に
裏切りがガーンと落ちるみたいな
そういうのが普通に起きる状況だから
ちょっと怖いですよね
Takuya Oikawa
日本もちょっと桁がまだ
一桁以上違うけれど
国がかなり
半導体産業に投資して
っていうのを頑張ってやり始めていますけどね
うまくいくといいんですけどね
Nobuhiro Seki
スタートアップにあんまり投資する
っていう印象はないんですけどね
Takuya Oikawa
今はまだあれなんですよね
やっぱりどっちかっていうと
生産の方で
今北海道に作るのも
大規模に生産したんで
そこはやっぱり
スタートアップっていうよりも
大規模に資産を投入してっていう
そっちだと思いますね
資金を投入してってことだと思います
でもやろうとしてるのは
ロジック半導体なんで
やっぱりロジック設計の方っていうのは
重要だから
そこにはスタートアップとかも
入ってきてしかるべきだなとは思いますけどね
エルピーダメモリーの元社長だった坂本さんが
今日経なんだっけな
日経なんとかで
日経のことを
短いコラムを出されてるんですけれど
すごい参考になるんですよね
それとこの間あるトヨタの記事で
日経が書いてたところとも重なって
坂本さんが昔
TSMCの社長と話したときに
絶対負けないっていう風に
TSMCに言われたらしいんですね
日本は敵とは思ってないと
で、なんでかって言ったら
日本は専業じゃないと
いわゆる他にもいろいろ
言われてるんですけど
日本は専業じゃないと
いわゆる他にもいろいろ
事業やってる中で
半導体っていうのをやってるから
それに対してリスクを取って
投資することができないと
日経のトヨタの記事も
トヨタの話がずっと書いてあった後の
最後は別にトヨタ関係ない話になっていて
総合電気メーカーっていうような
ちょっと言葉違ったんですけど
それの問題点を書いてたんですね
要は成長スピードも
必要となる投資額も
何もかも違うような
もう何個持ってるわけですよ
総合電気メーカーって
そうなると例えば半導体1つにとっても
十分にやはり
投資できないし
人材配置できないっていう話があって
いわゆる投資家から見ると
コングロマルットディスカウントっていう状態で
事業を分割してくれて
成長するべきところには
それなりにしっかりとした
出資をするなりしたいんだと
他のとこは興味ないんだみたいなことを
そういったことが起きちゃってるなって
で、坂本さん
昔のゲームの中では
ヒタチはHシリーズとかSHシリーズっていう
めちゃくちゃ強いマイコンがあったのに
今もやっぱり競合力なくなっちゃってるとか
Nobuhiro Seki
80年代とか
Takuya Oikawa
もう今から40年以上前の時に
NECってCPU作ってたわけですよ
インテル互換も
めちゃくちゃ性能良かったのに
33:01
Takuya Oikawa
訴訟問題があって
それに嫌気をさせたのが
辞めちゃったっていう話とかあって
いずれにしても専業じゃないから
選択肢の一つで
投資を減らすってことができちゃうことが
逆に言うと半導体産業っていうのを
日本で大きく育てられなかった
理由だろうみたいなこと書かれていて
確かになって思ったんですよね
Nobuhiro Seki
こっちだとそういう場合は
スピンオフとかして
別会社にしちゃいますもんね
Takuya Oikawa
そうですよね
33:40

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