カメラのある暮らし、ハタモトです。
このエピソードは、ジャケギキというポッドキャストイベントの企画でお届けしています。
このジャケギキ、ただのコラボ企画ではなくて、実はものすごいイベントです。
なんとクラウドファンディングで、多くのリスナーや配信者からの支援で開催が決定し、
収録している今、2025年8月22日時点で、すでに330万円以上の支援金が集まっています。
そして今年の11月28日から5日間ですね、秋ですね。
東京原宿のハラカドというところで、J-WAVEの後援のもと、大規模な展示イベントが開催されます。
そこでは私のこの番組、カメラのある暮らしのアートワークも、レコードジャケットのようなスタイルで展示されることになっています。
そんな熱いイベントの企画の一つとして、今回はアートワークについてお話ししていきます。
今回のテーマは「静と動」。私の番組アートワークが持つ静かな時間と、もう一つこれからご紹介するアートワークが放つ喜びの爆発。
そんな対照的な2つの世界を一緒に旅していただけたら嬉しいです。
まずは私自身の番組のアートワークに込めた思いからですが、
私の番組カメラのある暮らしのアートワークは実は最近5回目のリニューアルをしたばかりです。
今回はカメラの番組であることが一目でわかるように、カメラそのものをシンプルなイラストにしました。
描かれているのは私がずっと愛用している富士フイルムのX-Eシリーズのようなレンジファインダースタイルのカメラです。
これはこれからもこのカメラと暮らしを共にしていきたいという私の意思表示でもあります。
そしてこの落ち着いたブルーグリーンの色合い。
これも実は数種類の候補の中からね、一番しっくりくる居場所を感じられる色を時間をかけて選びました。
この番組がリスナーの皆さんにとってほっと一息つけるような場所であれたらという思いを込めています。
通勤の途中やコーヒーを飲みながら聞いて、次の週末はカメラを持ってどこかに出かけたくなる、
そんな風に皆さんの日常にそっと寄り添うような番組でありたいという思いをこの1枚に託しました。
そんな風に日常に寄り添う静かな時間を表現した私のアートワークとは、
ちょっと対照的に今回拝見したアートワークね、まるで喜びの爆発そのものでした。
生命力に満ちた動のエネルギーを感じる素晴らしい作品です。
ここからはそのアートワーク、ジャケット写真についてお話ししたいと思います。
番組の内容や、どなたが話されているかといった情報は一切なしで、
純粋にこの1枚の絵が持つ力について、
カメラのある暮らしという番組をやっている私ならではの視点で、
このアートワークを1枚の作品としてじっくりと眺めていきたいと思います。
まずこのアートワークを最初に見た時の印象は、音が聞こえてくるようでした。
楽しそうな笑い声や、賑やかな話し声、そんな暖かいざわめきが、
この小さな正方形の中から溢れ出してくるような感覚です。
使われている色彩がとにかく生命力に満ちています。
まるでカラフルなキャンディがたくさん詰まった宝箱をパッと開けた時のような、
心躍る鮮やかさ。
それぞれの色が互いを引き立て合って、画面全体で一つのハーモニーを奏でています。
このカラーパレットの選択だけで、これから始まる体験が、
きっと明るくポジティブなものであることを予感させてくれますね。
そして特に心惹かれるのが、その構図の見事さです。
これはまるで腕利きのフォトグラファーが、
最高の瞬間にシャッターを切った集合写真のような感じに見えます。
おそらくですね。へー。
想定としては、広角レンズを使って、
少し低い位置から煽るように撮ったのではないでしょうか。
そうすることでフレームいっぱいに人物たちのエネルギーが満ちて、
こちらに迫ってくるような躍動感が生まれています。
誰一人としてカメラのためにポーズを撮っている人はいません。
隣の人と顔を合わせて笑い合ったり、
何かに夢中になって身振り手振りを交えていたり、
その一人一人の表情や仕草が驚くほど生き生きと描かれている、そんな感じです。
きっとね、このアートワークを手がけたアーティストさん、
描かれている人物たちのことを深く理解して、
愛情を持って見つめているんじゃないかなと思います。
その温かい視線が絵の隅々にまで行き届いているのを感じました。
ではこの一枚の絵に収められているのは、
どんな決定的瞬間なのでしょうか。
それはきっとね、計算されていない純粋な喜びが爆発した瞬間、
仲間内だけで通じる冗談に全員が一斉に吹き出してしまった、
そんなかけがえのない一瞬が確かにここに描かれています。
このアートワークは単なる番組の看板ではありません。
それはこれから始まる素敵な時間への招待状であり、
そしてここには温かくて楽しいコミュニティがあるよという
一つの約束のようにも感じられます。
ただ眺めているだけでなんだか少し幸せな気持ちになれる、
そんな素晴らしい力を持ったアートワークとの出会いでした。
というわけで今回は私の番組アートワークが持つ静かな時間と、
ゲイで茶を沸かすさんのアートワークが放つ喜びの爆発、
そんな静と動、2つの対照的なアートワークについてお話しさせていただきました。
1枚の絵からこれだけの物語が感じられるのは本当に面白いなと思います。
今回お話しした素晴らしいエネルギーに満ちたアートワークの番組、
ぜひ実際にアートワーク、11月ですか、
ハラカドの方に見に行っていただけると楽しいんじゃないかなと思います。
そしてカメラのある暮らしのアートワークのような静かで穏やかな時間に興味を持ってくださった方は、
ぜひ他のエピソードも聞いてみてください。
それと最後に少しだけ今回お話ししたこの新しいアートワークなんですが、
実はジャケギキの企画に合わせて変えたわけではなくて、
私の番組のYouTubeチャンネルがあるんですけれども、
その登録者数が1000人を超えたのをきっかけに、
番組のセカンドシーズンとしてリニューアルしたものです。
いつも聞いてくださり本当にありがとうございます。
これからの番組も配信する内容はこれまで通り、
富士フイルムXシリーズに関する話題のままですので、
どうぞご安心ください。
ただね、新しい試みとしてメンバーシップも始めましてね、
そちらの限定配信の方ではね、もう少し広くカメラ全般、
そして私が主に撮影している植物とかね、
街のスナップといった、
そういった少し広げたテーマでもお話ししていく予定ですので、
ご興味のある方は番組の概要欄を覗いてみていただけると嬉しいです。
ここまでお聴きくださりありがとうございます。
カメラのある暮らし ハタモトでした。
それではまた。
開催期間は11月28日からの5日間。
どうぞお楽しみに。
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詳しくは概要欄をチェック。