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神経質やせ男です。今日は、アド街では映らない川崎区の解像度についてお話します。 少し前に出没、アドマチック天国で川崎駅が特集されていました。
地元グルメ、話題のスポット、再開発エリア、テレビを見ながら、「おお、川崎盛り上がってるなあ!」と嬉しくなる反面、実は少し複雑な気持ちもありました。
なぜなら、私は川崎区についての本を書いているからです。 正直一瞬こう思いました。ここまでテレビで紹介されたら、自分の本の出番もうないのでは?と。
でも、録画を見返して自分の本も読み返してみたんです。 そこで気づきました。テレビが映しているのは街の点なんですよね。
人気点、有名スポット、映える景色。 もちろんそれは楽しい。でも、私が本で書きたかったのは、街の線や地層なんだと思いました。
例えば京急川崎駅から海側へ向かうとき。 駅前の賑やかさから少しずつ空気が変わっていく感覚。
古い運河の痕跡を感じる微妙な肯定さ。 工場地帯へ近づくにつれて混ざってくる独特の匂いや風。
そういう歩かないと見えない情報が川崎区にはたくさんあるんです。 私はエンジニアなので、街を見るときもついログ解析みたいな目線になります。
この道はなぜここで曲がっているのか。 なぜこの場所だけ地形が違うのか。
街の風景から過去の履歴を読み解いていく。 これって短いテレビ番組ではなかなか伝えきれない解像度なんですよね。
だから今はテレビと被ったとは思っていません。 むしろアドマチを見て、川崎って面白そうと思った人に自分の本を複読本として読んでもらえたら嬉しい。
テレビが入り口なら本は寄り道。 そんな役割ができたらいいなと思っています。
最近は介護の関係で母の家に長時間いることが増えました。 ヘルパーさん待ち、訪問看護待ち、そして届かない認証メール待ち、動けない時間が本当に多い。
そんな中、自分の書いた川崎の本を読み返すと頭の中だけは自由に街を歩けるんです。 介護という現実と街歩きという自由、この両方があるから今の自分はギリギリバランスをとれている気がします。
もし最近どこかへ行きたいけど行けてないと感じている人がいたら、街の本というのは意外と小さな避難所になるのかもしれません。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。