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2023-03-17 28:58

#123 ライターになって生じた変化|記事の向こうに「ヒト」を感じる

■目次

【雑談】今年の花粉症対策

【本題】ライターになって生じた変化


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00:05
フリーライターのよりどころラジオ、第123回始まります。編集者の宇人健三です。
ライターの斎藤芳子です。
はい、この番組では、ライティング業界に魅惑う私たちが、仕事やライフスターにまたあるトークをお届けします。
執筆の合間に聞きたくなるラジオコンセプトに、毎週金曜日、YouTube、Spotify、各種ポッドキャストアプリで配信中、前半はフリートーク、後半はテーマトークという構成でお送りします。
斎藤さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、あの、ちょっと最近流行りのネタを出していいですか?
流行り?なんだなんだ?
巷で話題の。
おー、なんですか?
あの、花粉症っす。
ハハハハ、毎年流行るやつね。
そう、うん、毎年今、今、つい、今ブームになってる花粉症。
はい。
はい、まあまあ、礼に漏れず僕も花粉症ですよ、もう。
はい、私も花粉症だからね。
あ、ほんとですか?一緒ですね。
もう、彼これ、20年くらいなんすかね、花粉症歴を出したら。
あ、そうか。結構、じゃあ子供の頃から?
そうですね、小学校、低学年くらいからなんかもう、ずっとズルズル言ってて。
で、家族もみんなズルズル言ってたんで、もう、あ、これは花粉症なんだなってもう、当時から薄々気づいてまして。
まあもう、そういうものだとして生きてるんですけど。
まあなんか、やっぱ年々ハードになってるような気がしますね、なんかね。
あ、そう。
そう。あ、まあなんか、そう、なんか去年とかそうでもなかった気がするんですけど。
あ、今年は確かにちょっとね、何倍とかってよくニュースとかでもね、言われてますよね。
そうそう。まあでも、しんどいとはいえね、まあいつも通りだなって感じですね、もはやね、しんどいからね。
うん。で、なんか、どんな対策してるのかなっていうのが気になりましてね。
まあ斎藤さんも花粉症だということなんですけど。
なんか意外とこう、みんなね、人によってね、こう、対策違うし、どの程度対策するかって、その熱の入れようもね、かなり差があるなと思って。
うん。
どこまでやってるのかなっていうところをね、ちょっと、まあぜひ斎藤さんに聞いてみようかなと思って。
またじゃあ、まず、僕からっすね、じゃあ。
あ、そうだそうだ、聞きたい聞きたい。何してます?
今年は、とりあえず、えっとね、年明けてから1月ぐらいから、えっと、ジビカでもらってる薬を、毎年もらってる薬を、まあもらいに行って、2種類かな、飲んでますと、朝晩、1錠1錠、2錠かな。
朝晩か。
うん。だからもう今これで、ほぼほぼ2ヶ月ちょいか、2ヶ月半分ぐらいは飲みまして、でもね、まあおかげでちょっと楽なのかな、それで。
っていうのがまずベースとしてありまして、あとは、まあ目薬、点微薬か、点眼薬、点微薬、その、抗アレルギー系の、まあこれもジビカでもらったやつですね。
うんうん。
で、あとは、えーとりあえず、さと、で、でたら、あの、あれですね、えっと、保育園の送り迎えで、自転車で送り迎えしてるんですけど、えっと、あの、メガネかけてますね、あの。
専門やつ?
花粉用の、あのメガネすれば、ゴーグルみたいな。なんか、ゾフかなんかで、その、花粉用のがあるんですよ。
へー。
普通のメガネね、ちょ、両サイドなんか埋まってるみたいな、ちょっとダサいんですけど、まあ、仕方なくね。
仕方ないね。
03:00
これつけて、まあ移動して、まあちょっと、歩きながらつけるのがおかしいので、まあ自転車の時だけにしてまして。
うんうん。
で、かえ、家帰った時は、えーと、なんか鼻うがいと、あの、目、目を洗うやつ。
はいはいはいはい。
これぐらいかな?
かなりして、これぐらいかな?ってなにそれ。
やだ。
漫画のさ、すごい強キャラみたいじゃない?これぐらいかな?みたいな。
いや、これだけだが、みたいな。
あ、そう。
何言って。
うん。
これだけだが。
いやでもまあ、なんだろう、結果ここに行き着いたって感じで、その、何かこう、これが正解だとも思ってるわけでもなく、なんかむしろみなさんどうしてんのかなっていうね、なんか気になって。
ちょっとさ、サイドさん聞いてみましょうかね。
はい。え、私もね、でもけんぞうさんとほぼ変わりないですね。
あの、私も、てかね、私は地美科なんですよ、結論から言うと。
私も地美科なんですけど、もうね、あの、年中、ほぼ毎、年中地美科通ってるんです、もう。
あー、そうなんですね。
そう、あのー、例えば、この花粉症のシーズンが一旦終わっても、なんか夏もちょっと飛ぶんだよね。
よもぎとか菊とか飛ぶし。
はいはいはいはいはい。
で、秋になったら秋花粉飛ぶし、冬は冬でハウスダストがひどいんで。
そう、すでに鼻血出るんですよ、ほんとに。
へー、大変。
そう、ていうのがさっきね、けんぞうさんも子供の頃から花粉症なんですね、みたいな話を言ったんですけど、
私はほんと、たぶん物心ついた頃からアレルギーだったので。
そう、そうなんですよ。
もっと上ですね、じゃあ。
マウント、なんのマウント。
そう、でも、だからこそ、その、当たり前すぎて、
むしろね、この1、2年くらいまではそんなに病院とかも行かなかったし、
そうそう、もう当たり前すぎて対策してなかったんですよ。
で、それが、ある、いつだったかな、2、3年、コロナのちょい前くらいに、
あの、すごいひどいふくびくえになったんですね。
もうほんと頭痛くて、もう何回もCT取られるみたいな感じで、
すごくこじらせちゃったので、ちゃんと通ったほうがいいなと思って、
で、まあそういうふうに年中通い始めたっていうのと、
あとは、そうですね、プラスアルファで、花うがいは夜に1回やるようにしてます。
なるほどね。
アレですね、たぶん僕はもうほんとこの季節限定の対策なのでアレですけど、
斎藤さんはもう年中やってるという意味で、なんか別に今特別何かしてるって感じでもないんですね。
そうですね、でもたださ、やっぱりずっとなんか薬付けっていうのもアレなので、
なんていうんですかね、ちょっと夏の間とか、あと冬のハウスダストとかの時期とかは、
多少切れてもちょっとしばらく放置しておくみたいなので、
あ、やばい、やばいと思ったら行くみたいな感じなんですけど、
まあやっぱりこの時期は集中的にも切らさないようにはしてますね。
そうですよね、ここはね、あれですよね、僕もたぶんね、杉と日の木っぽいんですよね、確かね。
06:01
杉と日の木でだいたいね、5月ぐらいに落ち着くかなっていう。
なんか梅雨入った時にはもう何もないっていうのがいつもの記憶で。
なんか終わり時ってわかんなくないですか、毎年。
気づいたら、あれもう平気かみたいなのがだいたい5月か6月ぐらいに来るんですよ。
4月ぐらいにはもう着いてるのかな、もしかしたら。
そうですね、日の木だったら4月終わりぐらいまではね。
だいたい5月ぐらいに、あ、もういいのかなみたいな。
そうか、じゃあ斎藤さん守備範囲が広いんですね、守備範囲というか。
よくないけどね。
逆に言うと僕多分ピンポイントですごいハードというか、
なんか僕あの花粉症由来でなんかね、フルーツアレルギー出ちゃったんですよ。
なんか聞いたことあります?
聞いたことある、それ。
航空アレルギー症候群っていうらしくて、
なんかね、割と最近よく、ここ10年ぐらいで言われるようになったらしいんですけど、
なんかその花粉症のアレルギー、アレルギーかな、花粉とかと似たものに反応するって言って、
なんかね、リンゴとか桃とかサクランボとかビワとか、
あの辺を食べると口の中痒くなったり、
その粘膜がちょっと腫れるみたいなのがあって、
もう諸僕それで。
結構ひどいんですね、それもね。
そうそう。
で、僕もなんか昔からなんかを食べるとすごい喉とか痒くなるし、耳も痒くなるし、
なんなんだこれと思ったら、ある時にね、ふとテレビか何かに見て、
最近こういう人が増えてますよみたいな。
あ、俺じゃんそれと思って。
関連性が言われ始めるようになったのがきっとここ最近だよね、ほんとにね。
豆乳とかもアウトポイントですね。
あ、そう。結構ほんと敏感なんだね。
でもこれもね、結構あるあるらしいっす、花粉症由来の。
なんかね、名前があるんだよね、航空アレルギー症候群とか、
なんとか、ラテックスフルーツ症候群、ちょっと忘れちゃったんですけど。
あるある、ゴムとかがなる人もいるんだよね、だからね。
そうそうそうそう。結構まちまちらしいんですけど、どこに反応するか。
僕はもうフルーツ系と豆乳。
あとね、昔俺豆腐とかもやばかった気がするんですよね。
あ、じゃあ大事なんですね、やっぱね。
でもね、最近平気なんですよ、なんかしないけど。
最近豆乳、じゃなかった、豆腐セーフ。食ってみたら。
なんかね、フルーツもね、正直僕すごい好きなんですけど、
いつからか食べられなくなっちゃったんで、食べられない、食べない方がいいかなって思ったんで、
食べてないんですけど、今食べたら平気だったりすんのかな、そしたら。
あんま食べてないんですよ。
あとそういうの、波とかね、体調の波とかあるかもしれないですよね、そういうのってね。
今のこのシーズン食べちゃったらまずいとかあるかもしれないですね、なんかね、反応出やすいとか。
あー多分今はちょっとそう、やめといた方がいいかもね。
もはやもう、いいよじゃあ食べなくちゃって感じなんですよ。
あー、いやいや、あるある。
私はだから、そう、あの、そうそう、それも私も最近知ったんですよ、食べ物の分と花粉症の関連性っていうのを気づいてて。
確かに私ちっちゃい頃から、何食べても、あのフルーツは、何食べても全体的に痒かったので。
09:04
へー。
そうで、こん、そんなもんだと思ってたもん。
え、普通に痒くなるでしょとか言って、あのうちのパートナーとかに言ったけど、え、そうなの?みたいな。
あっ、一緒だ、一緒だじゃん、俺と。
そうそうそう。
あ、やっぱね、たまに、ほんとね、ごく稀にいるんですよ、僕の知人にも。
で、その本人は気づいてなくて、え、それなんとかだよって教えたら、あっ、そうなんだみたいな感じで。
だから多分自覚あんましてない人いるんだろうなってね、これね。
なんか、しかも軽めのね、やつだったらそう思いますよね、そんなもんかなってね。
そうそう、別にね、なんかアナフィラキシーとかそういうやつでもないので。
あー。
うん、あんま気にとめてないんですけど。
ねー。
いやー、でもね、そう、花粉、あの、アレルギーは、だから私はそうやって花粉とかハウスダストとか、どちらか呼吸器系のアレルギーなんですよね。
うちの家、あの実家とかもそうなんですけど、あのパートナーの方の実家はね、どっちかっていうとほんとに、ほんとによくある食べ物系のアレルギーの家系だったりして、
そうそうそう、あの小麦とかね、あのそういうのがダメみたいな、卵、牛乳ダメみたいな、今はちょっとパートナーは食べられるんだけど、
メイクたちはやっぱり食べられないものがあったりっていうので、
パートナーもね、全然ね、お米も食べられなかった時期があったらしい。
へー、たまに聞きますね、でもそれね。
そうそうそうそう、ひどかったみたいで、
まあちょっとね、あの私ら、私とパートナーまだ結婚してすぐなんてあれなんですけども、
もし子供ができたらどんなアレルギー対策ができるんだとはね、ちょっとねビクビクしてんだよね。
確かに確かに。
もうだってね、一昔前と違ってすごいアレルギーに対して敏感だなと、保育園とかでもねすごい思いまして、
あの1歳の頃とかもう食材も逐一全部チェックしたから保育園に行くみたいな、食べさせて家で、大丈夫だったら保育園でも食べるみたいな。
うーん。
僕がちっちゃい頃なんてそのフルーツで口かゆいって言っても、何言ってんの?みたいな感じでね。
全然ね、相手されなかったなと思って。
ねー、どうですよね。
好き嫌いせず食べなさいぐらいのこと言われて。
好きなんだけどねって思い。
時代だね、なんか。
というね、今日は花粉症の話をしました。
そうですね。
大変な人いっぱいいると思うんで、一緒に頑張りましょう。
二人とも結局病院に走っちゃったけどね、他の対策してる人がいたらね、ぜひコメントとかお寄せいただけると嬉しい。
どっちかというと民間療法の方が知りたいですからね。
残念ながら二人とも病院だったっていう。
なんかハーブティーとかそういうの知りたいですからね。
ペンチャーみたいなやつでしょ。
ちょっと知りたい。
もしね、知ってたら教えてくださいと。
はい。
そんな感じでございます。
はい。
はい、じゃあそれでは後半に行きましょう。
本題です、テーマ持ってまいりました。
題しまして、ライターになって生じた変化。
こんなテーマで話しましょう。
はい、どんなお話でしょう。
はい、まぁちょっとタイトル通りというか文字通りなんですけど、
私も、あとけんぞうさんもですかね、
12:00
そのライターというか今の業界入って、
例えば文章に対する言い方とかさ、
自分の文章そのものとかさ、
結構変わったところってあると思うんですよ。
なんかそのあたりって意外とまだこのラジオで話してなかったかもなと思って、
ちょっとお互いの話してみたいなっていうのもあるし、
なんかそれもさ、いい変化だけじゃなくて、
きっとちょっとネガティブ寄りの変化もあるんじゃないかなと思ってて、
だからそのあたりもね、私けんぞうさんのそういうの気になるのでと思って。
いやー、いいですね。僕も斎藤さんの変化は気になるところでしたからね。
話しましょう、こんなんで。
じゃあね、まず僕からいこうかなと。
はいはい。
僕はライターというよりも編集者ではあるんですけど、
こういうライティング業界に携わり始めてから変わったことってなんだろうなと思った時に、
いくつかある中で、よくあるものとしてはやっぱりその、
ここの業界に入って数年経った頃に、
例えば大学生の頃のレポートとか論文とかを読んだら、
めちゃめちゃ下手じゃんっていうね。
当時はすごい上手いと思ってたんですよ、自分でね。
なんなら周りからも上手って言われること多かったんで、
ちょっと気取った書き方もしつつ。
あー、なるほどね。
いやゴリゴリ下手やん、急にね。
マジで思いましたね。うわ、ちょっと恥ずかしいって思っちゃいましたもんね。
いや思うよ。文章がそれだけ上手になっていることですもんね。
そうそうそうそう、きっと。
当時なんて別に何も考えてなかったんで、
なんかそれっぽく書いてるというかね。
一部の長さとかを何も意識してないし、
そういういろんなセオリーとかも全く気にせず書いてたんで、
まあ読みにくくはないんだろうけどね。
とはいえ、もっと改善できる点あったなっていうのがあって。
だいぶじゃあここの業界にいるだけで、
何かノウハウって蓄積されたんだなっていう気づきがありましたね。
確かにね。なんかちょっとその似たようなところで、
今思い出したんですけど、その文章が上手くなるっていうのも、
多分ね感覚的に上手くなるんじゃなくて、
それこそさっきセオリーみたいな話けんどうさんおっしゃったと思うんだけど、
なんかこういう風にすれば、こういうメリットがあるからこういう表現にするとかさ、
このぐらいの長さにするとか、
全部こう理論立ててさ文章の、いい文章にブラッシュアップできるようになってきてる感じはないですか?
そうですね。
てかもうね、あとそう、もう加えてですけど、
当時見直したことなかった気がするんですよね、文章を。
嘘?ほんと?意外だなけんどうさんが。
ある程度あると思うんですけど、学生時代とかですね。
たとえば五字脱字で厳点されるってケースあんまないんですよ。
論文、厳点とかじゃないじゃないですか。中身が良ければっていうのもありますし。
レポートとかも、ちょっとした五字脱字はそんなになんか、それで点数減るとかあんまないと思うんですよ。
論述の内容だと思うので、評価すると。
そうですね、中身とかね。
だからその、見直してね、してたと思うんですけど、今ほど絶対してないなっていうのがありますね。
確かに、なんとなくかもね、しててもね、さらーっと。
15:00
別に五字脱字とか多少ミスあったって別にええやろって感じだったんで。
それはもうだいぶ意識が変わりましたね。今はもうダメでしょっていう。見直せよっていう感じですもん、今は。
なるほど、意識面の変化ね。
そう、これだいぶ変わりましたね。
いいですね。
なんかあります?変わったことって言ったら。
そうですね、意識面の変化?自分の意識面の変化で一番大きいのは、これいきなりちょっとネガティブっぽい話になるかもしれないんですけど、
良くも悪くもね、文章を書くのがそんな楽しくなくなりました。
あー、それはありそうですね。それはプロになったという点でね、たぶんね。
なんかいい意味もあるんですよ。やっぱり今まではもう書いてるだけで楽しいから、興奮しちゃって、上からバーっと思いついたままに書いて、
あー、スッキリしたみたいなのってすごく多かったんです。
私も、けんぞうさんもだと思うけどさ、ミクシー世代なわけですよ、このミクシーのさ。
日記とかダーッと書いて、それでさ、なんかちょっといいねとか、いいねかな?なんかもらったらさ、嬉しいみたいなさ、そのぐらいのやつだったんですけど。
あんな無限に書けたよな。
そうそうそうそう。
なのでそういうのはなくなって、ちょっと冷静になれたというか、なんかいつも文章を書くときには冷静でいようみたいな気持ちができたのはちょっといいことでもあるし、
一方でやっぱりね、例えば私小説を趣味で書いてるんですけど、趣味なんで、それは勢いで楽しくワーッと書いてもいいと思うんですけど、なんか仕事がちらつくんですよ。
仕事のこういうあれがちらついて、勢いがつかなくって、書けなくなっちゃったりっていうのも悩ましいところではあるかな。
はいはいはい。それはマジでありますね。なんかリスクを感じ始めますよね、やっぱね。
こういうとこでやり始めたら。もうそれは別に、その趣味でやってるものでさえね、もう人に読んでもらう以上、何かこうね、トラブルは起きるぞみたいなね。
自分がこうね、手元のノートに書くのとはわけが違うんだとっていうところでね、なんかちょっとパリッとしますよね。緊張感ありますよね。
そうそう。ただね、これって楽しい方が当たり前だけど、仕事のモチベーションも上がるわけなので、なんかもしかしたら私の仕事の仕方に問題がある可能性もちょっとあるなって思ってるので。
あ、なるほどね。
そうそう、みんながみんな楽しくなくなるわけではないとは思うのでね、そこは私自身の反省点でもあるかなっていうような感じが1個目かな。
まあでも大きな変化ですよね、それは。
じゃあね、僕の今思いついた変化としては、なんだろうな、当時、この業界に入るまではメディア、例えばテレビでもいいし雑誌でも本でもいいし、
なんかそういう媒体とか本とかウェブの記事とかもそうですけど、そこに書かれてる情報って、なんかもうすごい一流の人が書いてるというか、専門家が書いてるくらいの気分でいたので、そこの情報は結構鵜呑みにしていいものだと思ってたわけですね。
18:11
鵜呑みにするかわかんないですけど、すごい信憑性高いものって思ったんですけど、実際そんなことないんだなっていうね。
仮に本として出されたとしても、その信憑性はまちまちというかね、鵜呑みにしていいとは限らないよねっていうのをね、すごい慎重になりましたね、情報の扱いはね。
わかるな、その情報の扱い慎重になるみたいな、ソースは?みたいな話だと思うんですけど、それは本当にやっぱりね、感覚研ぎ澄まされるように私もなったと思います。
そうそうそう、なりますよね。ちょっとポロって言いましたけど、書いてる人が専門家だとなんとなく思っちゃってたわけですよ。
世に出してるってことはもうその専門なんだと。意外とそうでもないんだなっていうね。
それもわかる。人間が書いてるんだなって思いますよね、なんかね。
天上人が書いてるような気分だったんですよ、今まで。
わかるわかるわかる。
自分の知らない世界の人たちが。哲学者みたいな人が書いてるような。
選ばれし文豪みたいなさ。
そう、だったんですけど、実はそうでもないというかね。色々いるんだなっていうね。
わかるわかる。
意外と身近な存在なんだなっていうね、ライターという職業も含めてね。
人が書いてるってことですね、つまりはね。
めっちゃわかる。それでちょっと私も一個手元でメモしてたのがあるんだけど、
だからさ、そういう、例えば新聞とかの文章でもね、なんかこれ上手くないなみたいなのも普通に感じられるようになってくるわけですよ。
なんか、それこそライターになる前なんてその、なんていうの、一般市朝日新聞とかね、
ユメミ新聞とか東京新聞とかいっぱいあるじゃないですか、毎日新聞とか。
そういうので書いてる人ってもう選ばれし天上人みたいなふうに思ってたから、
間違いは絶対ないと思い込んでるところがやっぱりあったけど、
けんぞうさんのおっしゃる通りはそうでもないじゃないですか、やっぱり。
あのね、ベテランの方もいらっしゃれば、
なんかあのちょっと評論家で、普段別にそんなめちゃくちゃ文章を書いてるわけでもないというか、
文章力に振り切ってないような方も書いてるし、
もちろん掛け出しの記者さんもいらっしゃるわけです。
そうですね。
そうそう。だからやっぱりいろんな人が文章を書いてるんだなって、その人が考えられるようになったし、
なんならあんまりちょっと微妙だなっていう文章を見たときに、
この人きっとこういう気持ちでは書いてるんじゃないかなとか、
焦ったのかなとか、
はいはいはい。
なんかそうやってね、背景がね、思いを馳せるようになってしまう。
人が書いてるならってね、思いますよね。
だから新聞とかも当時は、もう事実をありのまま機械的に発信してるものだと思ったんですけど、
そんなことはなくて、新聞社の解釈、スタンスがあっての発信だし、
記者さんのね、考え方とかも解釈も含まれて発信されてるわけで、
全新聞社が同じこと言ってるわけじゃないというかね。
やっぱり人が書いてる以上、いろんなバレつけはあって、
21:03
信憑性ももはやね、いろいろあるんだなと。
やっぱり人がね、人が書いてるんだって知りましたよね。
それは確かにより実感を、よく言うけどさ、学校でもさ、
切り取られた情報ですよ、メディアの情報はうなみにしちゃいけませんよとか、
なんとなく教育されるけどさ、それを実感してるよね、今。
そう、実感してますね。
すごいだからもう、慎重に、情報を本当に慎重に扱うようになったなっていうね。
そうですね、読むときとか扱う、自分書くときもそうですけどね。
たまにだから、なんか、実家帰って父親が、
なんとからしいよ、なんか言ってきて、
誰が言ってんのそれって言ったら、なんかネットに書いてあったって言って、
いやそれは、多分親父的には、
ウェブメディアに書かれてることだから、そこそこね、
信頼できるものって意味で言ったんだと思うんですけど、
いやいやいやっていうね、なんかね、ネットでみたいなね。
気になっちゃうんだよね、そこで水をさすのもなと思うんだけど、
すごく気になって言っちゃうんだよね、それ本当正しいの?って言っちゃうんだよね。
ネットで、ちょっと鼻で笑う。
そうなんですよ。
あとはね、続けて僕の話ししようかな。
この業界に入ってから、やっぱこう、
日本語表現の正しさみたいなところに触れることがね、かなり多くなったなと。
練習だからかもね、特に。
ベタなところで言うと、敷居が高いとかか。
敷居が高いってことは、本来はちょっと不義があって、
そこに行きづらいみたいな意味なんですけど、
今はもう、ちょっとハードルが高い的な。
ハードルが高いみたいな意味で使われてますね。
そういう知識が増えていってしまったがゆえに、
別にもう、敷居が高いって正直伝わってるんで、世の中浸透してるんで、
ハードルが高いの意味で使ってもいいと思うんですけど、
なんかこう、使っちゃいけない気がしちゃうんですよ、僕の中で。
分かる、もうめっちゃ分かる。
プロとしてではないですけど、こういうのに携わってる以上、
そういう部分で、正しくない表現を使ってはいけないよ、
みたいなことを思っちゃって、
フッて敷居がやめとこうみたいな。
ギリギリで止まるみたいな。
とか、独断状って言葉も、独占状かな、本来は。
っていうのが展示で独断状になってますよ、と。
勝てて、日常会話で独占状って言うのかって言われたら、
それはちょっとキモいじゃないですか。
何言ってんだってなりますよね。
だから独占状、独断状って言葉を使わないようなルートを探しちゃうなと。
間違ったものを使いづらくなっちゃいましたね。
めっちゃ分かる。
特に、けんぞうさんもそうだし、私もそうなんですけど、
語用にすごく敏感なんだよ、たぶん私たち2人って時に。
そうかも、そうかも。
めっちゃ分かる。
24:01
煮詰まるとか言いたくない。
あー、そうそうそうそう。
煮詰まるね。
本来は議論が白熱してるみたいな感じでしたっけ?
なんかいい意味なんだよね、確かに煮詰まるってね。
いっぱいいろんな意見が出て、すごいいい状態になってるみたいな。
そうそうそうそう。
それがちょっとネガティブな、行き詰まるみたいな感じの意味になってて。
いいじゃん、それでって思うんだけど、使えばさ。
でもなんかね、使えないんだよね。
なんか分かるよ。
触りの部分だけとかそういうやつも。
あー、触りね。
そう、触り。
本来、あれクライマックスでしたっけ?触り。
そうそうそう、一番大事な部分だよね、触り。
大事な部分か。
だけど今はなんかちょっと導入的な感じでしたっけ?
ね。
こんなのね、だってちょっとこの話どやってるじゃないですか。
だから本当は出しちゃいけないんですよね、このネタをね。
そう、気持ち悪いからね、これ本当にさ。
でも知っちゃったからさ。
そうね、もう知らない状況にもね、不協議役だから。
軽々しく使いたくはないからね。
まあこれは結構大きな変化ですね。
もう常日頃から影響出てるなと思ってますね。
なるほど。
あとそうだな、私もう一個あれですかね。
えーと、何かな、これ変化、変化かな。
これ変化なんて言うけど、あれなんですけど。
文章の、文章を書いてお金をもらう仕事っていろいろあると思うんですよ。
今私がやってるライターもそうだし、小説家もそうだし、新聞記者みたいなところもそうだと思うんですけど。
なんかそういう人たちがお金をもらうお金って、どこでどう発生してるんだろうみたいな。
はいはいはい。
バリューチェーンみたいな話なのかな。
そういうことをすごく考えるようになったんですよ。
要は、なんでかというと、私小説家にもともとなりたかった時期があって、
ライターになってみたら、全然ちょっとお金の発生の経路が違うというか、業界が違ったみたいな話をよくラジオとかでもしてるんですけど。
そういうところから、一体誰が私にお金を払ってくれてるんだみたいなことをめっちゃ考えるように。
私のパートナーも一応執筆の仕事、記者かな。記者編集者なんですけど。
どう違うのかなとか、私はなんでウェブ記事をただで見られてるのかっていうのをもう冷静になって考えるとか。
いやーすごいわかりますわ、それ。
本当?
うん、すごい思います。
何にお金が発生してるのとかね。
よってしまえば文字って、物ではないじゃないですか。実体がないというかね。
ここにどうしてお金が生じるのみたいなね。
そうそうそう、価値みたいなね。
27:01
そうそうそう、価値ですよね。
それ思います思います。
なんかそれが、すごいふわっと伝えたけど、伝わってよかったし。
何よりやっぱり最後に言った、ウェブ記事なんでただで見られてるのかっていうのはね、すごい本当に感じるようになった。
要は広告費出してんだよねみたいな話だと思うんですよ。
こんなにお金もらって書いて、無料で出しちゃうの?みたいなね、思ったことありますね。
ねーねーねー、そうですよね。
そのあたりは結構考えるようになった。業界の仕組みがちょっとわかってきたみたいな変化でもあるかもしれないですね。
今後も我々はいろんな変化が起きると思うんですよね。
まだまだ知らないことがいっぱいある。
確かにね、年数によってまた感じることとかもあるだろうからね。
だから僕も斎藤さんみたいにどんどん嫌いになっていくかもしれないし。
嫌いというか、前のようなね。
もともと別にそんな僕、超好きって感じの人種でもないんで、あんま変わってないですけど、
なんかね、良くも悪くもいろんな変化が起きそうだなって思うんですね。
うんうん、私もそれはそうですね。
今はちょっと楽しくないなって言ってるけど、いつか楽しく思える。
何かきっかけがきっとあるといいなって思いながらね、ちょっと模索していこうかなと思いますね。
いいですね。面白い話です。ありがとうございます。
はい。そろそろ。
締めますかね。
はい、今回もお聞きいただきありがとうございます。
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はい、ありがとうございます。それでは来週の金曜日またお会いしましょう。さようなら。
さようなら。
28:58

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