00:05
大河ドラマという話です。5回に1回、シミポタとは離れた話をさせていただいてますが、
大河ドラマ、今年ハマって見てるんですよね。
《鎌倉殿の十三人》という大河ドラマで、ご覧になられている方も多いと思いますが、
私、ここでも何回か喋ってますが、三谷幸喜さん大好きなんで、三谷幸喜さんの作品はほぼ全て見ているんですが、
今年は三谷幸喜さんが大河ドラマを描かれるということで、
もう3年前から発表の時から楽しみに、今年1年間は見るぞという腹を決めて臨んでいるわけですが、
今までちょうど30数回過ぎたところですかね。
1週間に1回放送がありますから、30数回過ぎたところなんですが、
ご覧になっていらっしゃる方は分かっていただけると思いますが、なかなか鬼脚本でございまして、
そもそもがですね、宝城の第二大執権宝城を吉時を主人公にするということで、
最初に発表された時に、誰やねんそれっていうね、あんまり有名じゃないというか、
メジャーじゃない人が主人公になっているというところから、数年前話が始まって、その方が主人公になり、
それがまさに大河ドラマの1年間の主人公ですから、
お茶の間でずっとそうやって見られ続けるのに値する主人公なのかみたいなところから、
それは知らないが故にね、知らないが故にそういうお話が出てくるんですけど、
始まってみたら、やっぱり大河ドラマって1年間かけてそうやって放送するものですから、
長いですよね、スパンがね。
普通のドラマってワンクールとかって言いますからね、短いですよね。
どんなに長くても十数回で終わるのが普通ですから、
大体大河ドラマって45回から50回弱ぐらいのスパンがあるわけですから長いんですけど、
そういうことで言うと、本当に子供時代、よく子役が出てきてね、子役が最初の数回演じて、
何回目からか主人公が、メインのキャストが出てくるっていう、今回は大栗俊さんですけど、
大栗俊さんは子役を使わずに子供時代から、十何歳の時代から演技をやってはったわけですけども、
成長を超えて描けるっていうことで言うと、歴史的にそんなに有名じゃない主人公でも、
その周りの有名な人たち、今回で言うと水本よりと思うんですけどね、
暗黒幕府を作った人に影響を受けてどういうふうに変わっていって、
03:00
どういうふうにその後つながっていくかっていうのが描けるということで、
大河ドラマで1年間長さでやるメリットかと思いますが、
鬼脚本って言い続けてるんですけど、ご覧になられてない方はぜひまとめてでも結構なので、
見ていただけたらと思いますが、何が言いたいかというと、
1年間そうやって長いスパンでやれることの、この面白さですかね。
私たちの事業も1年間というスパンでやってるわけなんですけど、
1年間こういうふうにやりきるぞっていうのを全て想像しきってやるということはすごく難しいわけですけど、
1年後にこうなっておきたいという目標を立ててやるというのはもちろんなんですが、
それってなかなか1年後のことを完全に読み切るのは難しいんですけど、
これはドラマですから、大河ドラマはドラマですから、
事実に基づいているとはいえ、結論がある程度わかっているとはいえ、
そこを1年間かけてどこに向かって進んでいくかというのを、
いかに毎週毎週劇的に、いかに毎週毎週ドラマにしていくか。
それは嘘のドラマではなくて、事実に基づいているところだけど、
その人間模様を上手に描いているという意味では立派な大河ドラマだなというふうに思っている次第でございます。
1年間見据えてこうやってやれるということの仕事の面白さを、
大河ドラマの中で感じているということでございます。
皆さん1年間かけて、大河ドラマを作っていただいて、
皆さん1年間かけてやっていることとかありますか。
もしくは2年3年5年、ライフワークと呼ばれるものっていうのはありますか。
そういうものがあるとすごく豊かかなというふうに思っているというお話でした。
今日も聞いていただいてありがとうございます。またねー。