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2022-06-05 03:12

#66 「なりわい」について

カオスマップの「なりわい」と言う言葉について
00:08
なりわいについてお話しします。
シミポタのサイトのカオスマップというのをリリースしておりますが、
そこで連携協同の事例をマッピングするのに、
その軸を考えるのをずっとですね、チームの中で話し合いをしてきたわけなんですけれども、
ボランタリーという言葉と、なりわいという言葉をあえて選ばせていただきました。
市民活動はボランタリーによって成り立っている。
これはね、確かに一つの形だというふうに思います。
地域やそれぞれのミッションで、ボランティアの人たちが、
社会のために、この課題を解決するために良かれと思って、
無償で奉仕をしていくというか、従事をしていくというので、
多くの市民活動が成り立っているというのは事実であります。
かたや、それに対抗するというわけではないんですけど、対する言葉というわけではないんですが、
軸の片方に、なりわいという言葉をつけてみました。
なりわいを辞書で調べてみますと、
生活を営むための仕事というふうになります。
市民活動でなりわいというのは、ちょっとおかしいんじゃないかということをね、
言われることもあるかもしれないんですけれども、
ボランティアによってね、市民活動というのは成り立っているんじゃないかな、
というふうに言われる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
じゃあ例えば、NPOで法人でミッションを果たすためにお仕事をされて、
それを生活の糧として、それをお仕事としてされている方はどうなるのか。
ボランタリーの世界の中でも、それを維持していくために、
最近は有償ボランティアみたいな言葉も出てきているわけですけれども、
いわゆるお金というのはやっぱりとっても大切なことで、
大切ながゆえにタブーになっているところはあるかもしれないですけど、
生活の糧として市民活動をするというイコールではなく、
そういうことではなく、生活の糧となっていることが、
社会課題を解決することにつながっているという、
そういう形もあるのではないかと。
ただ単に仕事という意味でのなりわいということではなく、
市民活動で社会課題を解決していくための、
なりわいも存在するであろうということを考えています。
シムポタでカオスマップ、ぜひ検索してみていただいて、
03:04
ご覧いただきたいと思っています。
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