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異和共生の話、です。
区の区の区長に就任されました、辻原区長にお話を伺う機会がございました。
辻原区長はですね、この4月から区の区の区長に就任されておられるんですけれども、
その前は港区で5年、そしてそのさらに前には大正区で7年、
区長をされていて、3区目ということでね、大変ベテランの区長さん、
でもね、お若いまだ60前の区長さんなんですけれども、お話を伺うことができました。
大正区、それから港区でのその取り組みも含めてですね、
特に大正区で最初に7年されている時の取り組みは、
「異和共生のまちづくり」という本になっておりまして、
その本も私を載せていただき、お話を伺いました。
異和共生というのは、異なるという字に平和の和で、
共に生きると書いて異和共生と読みます。
これね、辻原区長に代わって少し説明させていただくと、
どういう考え方かというと、
よくですね、まちづくりだと、
違う団体とか違う者同士が、
力合わせやっていきましょうってね、やっていくんですけど、
それは大変素晴らしいことなんですが、
その時にですね、もともとやっぱりその考え方が違ったり、
ルールが違ったりするような団体が、
壁があるのをですね、無理に壊してその手をつないでいくと、
やっぱりお互いの正義同士がぶつかったりして、
なかなかうまくいかなかったり、
強い方が弱い方を飲み込んでしまう、
吸収になってしまったりするんですね。
力合わせやっていこうよって言ってるんですけど、
結局強い方が弱い方を飲み込んでしまうみたいなことになってしまう。
少数の意見はどんどん消えていってしまう、
みたいなことも起こってしまう。
一方、今強制というのはどういう考え方かというと、
壁はあって良いと、それぞれ存在して良いと、
その壁をあったまま、壁は作ったまま、
その隙間隙間で協力できることをやっていきましょうという考え方。
すごく柔軟な考え方です。
これを大正区等でも実践してこられて、
この4月からイクノク来られてるんですが、
イクノクにもぴったり合う考え方やなというふうに思いますし、
私たちの連携・共同を目指す事業においても、
このいわ強制の考え方、大事やなというふうに思います。
できるところから、それぞれの特性を生かしながら連携していこうという、
いわ強制を学んでいきたいというふうに思います。
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辻原区長、ありがとうございます。
お聞きいただいてありがとうございます。
では、