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  2. #630 一陽来復
2023-12-21 03:50

#630 一陽来復

5回に1回別の話。最強寒波の冬至を前に。歳時記です♪
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いやー寒い。5回、2回、シンポタとは離れた話もさせていただいているんですが、この録音をちょうどしているのが、明日が12月22日ということで、陶磁になります。
陶磁のことをですね、一陽来復という風に、中国の疫境の中に出てくる言葉としてあるんですが、一陽、数字の一に太陽の陽、来るという字に復、繰り返すという意味での一陽来復なんですが、
これはどういうことかというとですね、10月とか11月は陰の期で覆われて、11月になるとちょっとずつ陽の期が復活して、この陶磁を境に、要は昼の時間が一番短いのが陶磁ですから、そこから衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるということで、また元気が取り戻されるというかね、戻ってくるということで、
新しい年が来るという意味、プラス悪いことが続いた後にですね、幸運に向かっていくよという意味も込められているので、一陽来復という風に言います。
良くないことが続いている人はね、陶磁が来たらさ、これからはいいことがどんどんやってくるぞと、気持ちを切り替えていきましょうという、そういうきっかけを与えてくれる日でもあるということで、一番寒いこの時期、一陽来復陶磁と言います。
そして、なんでこの話をしているかというとですね、私はライフワークで街歩きをやっているんですが、やっぱり季節感というのを大切にしてね、生きていきたいなと思っておりまして、最時期に関わる街歩きをね、最近はずっとやっておりまして、この一陽来復陶磁の話もこの間したところでございます。
陶磁と言えば、運のつく食べ物を食べるね。カボチャの似たタイタンとかね、食べますね。カボチャは運つけへんやん系という話ですけど、南京ですね。
南京で運が2回重なるということで、運が重なる良い食べ物というふうに言われます。はい、運を食べましょうということで、また柚子のお風呂に入ったりと、そういう風習がね、残っているわけでございます。
陶磁を迎えますと、もう間もなくね、1週間ほどクリスマス過ぎて1週間ほどしますと元旦、大晦日で元旦を迎えるわけですが、本能の数だけ108つのね、除夜の金を打つというふうに言いますけど、108つもまあいろいろこう説がございまして、例えば1年12ヶ月、12プラス24節気、プラス24ですね。
で、72個ですから、12プラス24プラス72、これで108という説もありますし、人間には6つの感覚器官があるんですね。目、耳、鼻、舌、体、そして心、これを6根と言います。6根症状と言いますけどね、6根です。6つの根と書きます。
で、その6根で6ですね。それぞれに好き嫌いどっちでもないという3種があるということで、6×3で18。で、その6根に対して綺麗と汚いの2種類があると。ですから18×2で36。で、さらに過去、現在、未来という3つの時間が加わって36×3で108と。まあいろいろ説があるようですね。皆さんどれが好きですかと。
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こんな早口でいろいろペラペラ言うていると、早いものでしわすと言われる12月も終わり、新年を迎えます。さっきも言ったように日曜、来福ですから、この当時を境にですね、また変わっていくという、そういう風に捉えていくのもいいことなんちゃうかなと思っております。新ポタとは全然関係のない最時期の話でした。寒さを乗り切って頑張りましょう。
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