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中間支援って何、というお話ですね。
仕事からですね、区役所の中にいることが多いんですけれども、
区役所の職員の方がですね、こんな名言を言っていました。
区役所に来るのは困った人たちです、ということです。
どういうことかというと、困った人ってね、やばい人っていう意味じゃないですよ。
例えば、いろんな活動をされていて、頑張っていらっしゃる方っていうのはね、
逆に区役所に用事なかったりするんですよね。
どういうことかというと、活動を進めていて、
ここはどうしたらいいのかな、困ったな、
ここはどう解決していったらいいのかな、
どこに聞いたらいいのかな、というふうな時に、皆さんは役所に行く。
そして、担当のところにね、紹介してもらって、そこに相談に行くみたいなことになるので、
区役所にいらっしゃる方はおおむね困っている方。
何かこういうことをしてほしいなとか、こういうことどうなっているのかな、
というふうに疑問を抱えた方が多いというお話なんですが、
市民活動も全く同じで、誰に聞いたらええねん、にないておれへんねん、
みたいなことになった時に、相談に行く場所が、
皆さんもしかしたら区役所、役所をイメージされるかもしれません。
もちろんそこでも、それを担っていらっしゃる方がいらっしゃいますし、
例えば社会福祉協議会さんですとか、いわゆるボランティアの活動を束ねているというか、
受け付けていらっしゃるところもありますし、
一般でもNPOを支援している団体さんなんかも、
そういった市民相談窓口を開いておられますし、
行けば、こういうふうなことをやろうと思っているんだけど、
基本的に気軽に相談に乗ってくださるところばかりじゃないかなと思います。
つまり、皆さんが市民活動を進めていこうという時に、
ぶち当たった悩みや解決しなければいけない事項を、
相談できる場所が実はたくさんあるということです。
そういった仕事になっていらっしゃる方を、
ひとまとめにちょっと言うのは難しいんですけど、
中間支援と言ったりします。
つまり、その地域の活動とそれ以外の活動をしっかりつないで、
活性化していこうという、そういう人たちです。
その中間支援の人たち、さらにしっかり掘り起こしていって、
中間支援を充実させていこうというのが、
このシミポタの目的のひとつでもあるんです。
ぜひシミポタのサイトをご覧ください。またお会いしましょう。